2010/12/31

2010年の愛馬達の成績を振り返る

有馬記念も東京大賞典も終わり2010年もうすぐ終わります。本ブログでも愛馬達の1年の成績を振り返ってみたいと思います。

 

マイネルクラッチ 6歳牡

[0-0-3-0-2-5] 1,105万円

特にトラブルもなく走り続けて1000万下で10戦を消化。内5戦で掲示板に載り堅実に賞金を稼いでくれました。この無事是名馬ぶりには頭が下がります。ただこの秋シーズンは春に比べ成績が下降気味なのは少し心配です。最近はもっと重賞戦線でもクラッチより高齢馬が活躍する時代。クラッチもまだまだやれると思っています。

 

マイネルシェモード 3歳牡 引退

[0-0-0-0-0-2] 0万円

トラブルが続き夏にようやくデビューするもわずか2戦で引退。とても残念な結果になってしまいました。。。引退後は佐賀競馬へ移籍。初戦2着の後4連勝。現在65万円稼いでいます。私の手は離れてしまっていますが地方での活躍を見守っています。

 

マイネルメガロス 2歳牡

[0-0-0-0-1-1] 70万円

当初は夏にデビュー予定も鞍傷などトラブルが続き秋にようやくデビュー。初戦は1番人気も5着。ダート替りの2戦目は残念ながらシンガリ負け。まだまだ体が緩いようで本領を発揮するにはもう少し時間がかかりそうです。でも本格化できたらポンポン進んでいけそうな気もします。

 

マイネショコラーデ 2歳牝

[1-2-0-0-0-0] 2,659万円

デビュー前から評判が良く期待通りに今年最初の新馬戦を快勝!その後のラベンダー賞と函館2歳Sはハナ差の2着続き・・・。とても悔しい思い出となりました。しかし秋に向けて期待が高まりましたが残念ながら骨折が判明。長い休養後、最近乗り運動を再開したようです。

 

さて、わずか4頭の愛馬達ですが、最優秀愛馬は文句なしでショコラーデでしょう。(少し悲しいことですが)唯一の勝利を上げ、賞金も一番稼いでくれました。また初めての新馬勝ち、口取り、(有力馬として)重賞出走を体験させてくれました。春の復帰を心待ちにしています。敢闘賞は10戦も消化したクラッチでしょうか。メガロスも来年のリベンジに期待です。

 

残念ながら今年は1勝でしたが昨年は0勝だったので一応前進はしました。来年は全ての愛馬達がまず1勝できることを目標にしたいです。これは毎年思う目標でもありますが。

 

さて、今年の年度代表馬は2着が続きましたが一年を通じてトップで頑張ったことでブエナビスタだと思います。私としては一番印象に残った馬はナカヤマフェスタですね。宝塚も驚きましたが、フランスでのフォワ賞と凱旋門賞での活躍はさらにびっくりでした。そしてこのワールドクラスになった馬はウチのクラッチの弟というのも不思議な感じです。

 

この一年で一番印象に残ったレースは断然でスノーフェアリーのエリザベス女王杯です。3歳牝馬のここまでの鮮やかな勝ちっぷりは見たことがありません。来年はドバイWCに出走予定でブエナビスタとぶつかるかもしれませんね。どちらが強いか楽しみです。この2頭だったら超良血のブエナビスタよりも目立たぬ血統で主取りにもなったスノーフェアリーの方に夢は感じますけどね。ウチの女の子達もスーフェアリーを目指して頑張れ。(夢の夢くらいの話ですが)

 

2010/12/22

ショコラーデ いよいよ乗り運動再開へ

 (ラフィアン近況)
12/21 水

マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧を継続しています。先日のレントゲン検査の結果、骨折した左ヒザが順調に回復していることがわかりました。コスモヴューファームの馬房の都合がつき次第、移動して乗り出す予定です。腹周りにかなりの余裕があり、絞り込みには少し時間がかかるかもしれません。扱いには困ることがなかった馬ですが、虫下し(経口投与)の際は嫌がって馬房の中を逃げ回っていました。

* * *

祝!骨折回復。そして乗り込み再開。骨折から4ヶ月、長かった。とても嬉しいです。

↓は最近の画像。確かに腹がボテっとなってしまっています。クラシックに間に合うことも大事ですけど、無理せずに、母のコスモヴァレンチのように再びトラブルが起きないように慎重に進めてほしいと思っています。もし間に合わなかった時はしょうがない。

先日の雲仙特別(1200m 1000万下)で兄のドリームバレンチノが3勝目を挙げました。強い競馬でした。母も兄も勝ち星は全て短距離ですし、ショコラーデもやっぱり最適な距離は1200~1400mくらいとも思えます。・・・でも桜花賞はなんとか頑張ってほしいですけどね。


 

2010/12/21

メガロス 2戦目はシンガリ負け・・・

メガロスの2戦目。芝1200mの新馬戦(5着)から代わり今回はダート1400m。阪神競馬場で現地観戦しました。

しかし結果は、・・・なんとシンガリ負け。

* * *

和田騎手「砂を被った分もあると思うが、スタートの芝の部分は楽に行けたのに、ダートに入るとスピードが鈍った。ラストは苦しくなってもたれていた。乗り味は良く、軽くていい走りをするのだが…」

* * *

パドックでラフィアンのスタッフの方と会い、メガロスについてお話しました。やはりメガロスはまだ身体が緩いので芝の瞬発力勝負では分が悪いのでダートを試すことになったもよう。必ずしもダートに適正があると思ってのことではないのです。

メガロスの返し馬を見ると、随分と重心の高い浮いたような走り。この時点でなんだか嫌な予感がしていました。レースでは和田騎手の言うように芝のスタートは悪くないも、4コーナーでは追っ付けぱなし。ゴール前では歩いてしまっていました。

思えば私の一口ライフで殿負けって記憶にない、、初体験かもしれません。しかしここまで負ければ逆にすっきりすると言うもの。おそらく少なくともしばらくはダートはないでしょう。芝で走りながら力を付けていってくれればと思います。

 

2010/12/19

メガロス 2戦目はダート1400m

 (ラフィアン近況)
11/26

マイネルメガロスは、京都競馬場からトレセンへ。現在は厩舎周りのなみあしを中心に行っています。あす27日(土)に坂路入りを再開する予定。芝ではなく、阪神2週目のダート1400mを目標に進めています。
 

12/3

マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路や逍遥馬道でのなみ脚中心のトレーニングを行っています。中間から右肩に痛みを生じました。ダクのフットワークも硬めです。この症状について吉田調教師は「マイクロレーダーをあててケアすれば問題ないレベル。来週1本追えば出走の態勢は整うと見ている」という見解です。11日(土)、阪神のダート1400mに幸騎手での出走を視野に入れていますが、来週の追い切りの感触次第では1週延期することも検討します。
 

12/10

マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路や逍遥馬道でのなみ脚中心のトレーニングを行っています。右肩の痛みに配慮して、大事を取って今週は回避。ただし、休ませる必要はない程度で、8日(水)には坂路で追い切られました。全体のタイムはエラー表示になっていますが、推定で55.5秒くらい。吉田調教師は「もう右肩の痛みは気にならない。デビュー前の感じに戻ってきた。今週の追い切りは、併せ馬の相手を待ったので、予定よりもタイムが遅くなってしまった。その分は週末に負荷をかける」と語っています。19日(日)、阪神のダート1400mに和田騎手騎乗で出走する予定です。
 

12/17

マイネルメガロスは、19日(日)、阪神2Rのダート1400mに和田騎手で出走します。この中間は追い切りを織りまぜながら、坂路に入れない日は厩舎周りを曳き馬で長時間かけて歩かせた後、プールに連れていって心肺機能の強化に取り組みました。その追い切りはウッドコースで長めから70−40程度にとどめていますが、ラストでしっかり伸びたように良い動きを見せました。吉田師は「感じは凄く良いし、力を出せるデキにはある」とコメント。初めてのダートさえこなしてくれれば、能力からも勝ち負けできるはずです。


 

* * *

 

メガロスの2戦目はダートとなりました。中間に右肩を痛めるトラブルがあったけど出走が1週延ばしただけで済みました。

 

メガロスの出資を検討してた頃は母父がフォーティナイナーであることから、ダートもこなせるかもと考えていましたが、ツアーで社長と専務に芝馬とほぼ断言されてから、私も芝馬と決めつけていましたから2戦目のダートは意外でした。

 

アドマイヤマックス産駒の成績は今のところ芝16勝、ダート4勝と芝優勢。あとメガロスの緩いと言われる体質もダートに合うかどうか少し疑問に思っていますが、ダートの挑戦はそれはそれで楽しみでもあります。できれば将来的に芝ダート両方こなせる馬になってほしいです。

 

さて、当日は朝日杯FSもあります。残念ながらメガロスはデビューが遅れ間に合いませんでしたが、次はNHKマイルCを目標に頑張って欲しいです。

 

↓入厩直後のメガロス。典型的なダート馬には見えないかな。

2010/12/16

クラッチ 1000万下で5着

 (ラフィアン近況より)
11/26
マイネルクラッチは、前走後も目立ったダメージはなく、すでに騎乗を再開。26日(金)には坂路を69秒台で登坂させています。吉田調教師は「傷みもないしレース後も順調。ズブくなってきているように見えるが、今のところブリンカーやチークなどは必要ないと思う」とコメントしていました。次走は阪神1週目の芝1400mか翌週の芝1600mが有力です。
12/3
マイネルクラッチは、栗東で調整中。坂路や逍遥馬道でのなみ脚中心のトレーニングを行っています。今週の追い切りは、競馬ブック社提供のデータでは単走扱いになっていますが、実際にはMイサベルのリードホースを務めました。当初のイメージでは追いついてきた相手と併せてびっしり追う予定でしたが、鋭く加速したパートナーに突き放される内容です。吉田調教師は「こちらは即座に反応できるタイプではないのでこの遅れは問題ない。この馬なりに動いており状態は良い」と述べていました。来週、1本追ったうえで12日(日)の阪神、芝1600mに出走予定。現段階で有力騎手を確保できないことから、減量騎手を起用する案が出ています。
12/10
マイネルクラッチは、12日(日)、阪神7Rの芝1600mに3キロの減量がある川須騎手で出走します。水曜日の追い切りは馬場が荒れた時間帯だったこともあり、指示していた時計よりも遅くなったのは気にしていません。ラストも『一杯』というほど促しておらず、レースへ向けて余力を残しています。吉田師は「久々のマイル戦だが、少しずぶくなっているから良い方向へ出てくれると思う。今回は3キロの減量騎手でうまく粘り込みたい」と話していました。

* * *

クラッチは休み明け4戦目。疲れが溜まってないか心配ですが元気に走ってくれています。

中間、2歳G1出走のマイネイサベルのパートナーも努めました。調教とはいえ2歳馬に突き放されたのは、古馬として少し悔しいですが。。。

さて平場の1000万下に出走。騎手は初騎乗となる川須騎手。ルーキーですが既に16勝していてなかなか期待できそうです。3キロ減というのも非常に大きい。11頭立てで特に目立った相手もいないしスムーズなレースさえできれば久々に勝ち負けにもなるかと期待していました。

* * *

(From RaceCourse)

川須騎手「スタートして外から被されていたときは嫌そうにしていたが、抜け出したらすんなり。リズム良く走っていた。マイルも良い感じだと思う。直線入り口は、手前を替えようとした際に寄れて外に膨らんだもので、もっと注意すべきだった」

* * *

川須騎手はスムーズに逃げに持ち込みクラッチの持ち味を出してくれたと思いますが、結果は5着。

掲示板に載り賞金を稼いで了と考えることもできるのですが、3kg減でスムーズな競馬でこの着順は私は不満でした。勝てないまでも馬券には絡んで欲しかった。

今後は放牧せずに続戦でしょうか。そろそろ少し休ませてあげたい気もします。

2010/12/05

パツィエンザ スピードタイプ?切れないタイプ?

(BRFレポート)
11/8
パツィエンザの09はCVF本場3厩舎に在厩しています。坂路での調教をしながら昼夜放牧を行っています。馴 到の初期からとても落ち着いていて穏やかな性格で、人の指示に素直に従ってくれるのでうるさい馬や挙動不審な馬の帯同馬として大活躍です。一見、華奢な体 をしているので頼りなく感じますが、実際に坂路で乗ってみるとブレのないしっかりとした動きをします。まだ適正云々はむずかしいですが個人的にはスピード タイプになるのではと予想しています。

(ラフィアン近況)
11/26 金
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに 滞在中。1日19時間の放牧を行いながら、空いた時間に坂路でキャンター800m1本の運動をしています。走りに慣れてきたようで、ラストまでしっかり動 けるようになりました。ただ父がスピード馬の割に促すと意外に動けず、ギアを上げたいところでもたつくような場面が見受けられます。切れるタイプではない のかもしれません。それでも馬体のバランスは良く、成長過程で変わってきてくれるでしょう。脚元も丈夫そうです。

* * *

いつもながらコスモキララとは対照的に非常に穏やかな性格。ぜひコスモキララと同じ育成上になってキララのリードホースも努めて欲しかった。

BRF レポートとラフィアン近況の調教に対するトーンが違います。11/8以降の調教でもたついたのでしょう。でもこの時期の評判はまだ分かりません。ウチの場 合はショコラーデのように終始優等生もいれば、メガロスやクラッチのようにこのい時期はまだ目立たなくても入厩間近になって動きが良くなったこともありま す。シェモードのように結局トーンが上がらなかったりしたこともありますが・・・。パツィエンザもまだまだこれから。

↓11月の近況の画像。目がとてもかわいい。10月の画像では思わなかったけど、たしかに馬体がまだ幼いかも。


コスモキララ 坂路で順調

(BRFレポート)
11/11
コスモキララの09は現在明和にて坂路調教を行っています。昼夜放牧から歩様も良くなったので、調教を開始 しました。馴到をしてからしばらく経っていたので、最初は少し暴れたりしてましたが、だいぶ調教に慣れてきました。もともと気が少し悪い馬なので、ストレ スが溜まらないように気を付けて乗っています。今後のじっくり調教を進めていきます。

(ラフィアン近況)

11/26 金
コ スモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。トラックコースでの調教も織りまぜていて、 集中して安定した走りが見られるようになりました。気難しさは相変わらずで調教中は終始テンションが高めですが、現時点ではその気性が良い方向に出て、動 きの良さに繋がっている印象を受けています。稽古で体が引き締まり、背も伸びました。馬体重は454キロ。来週中に昼夜放牧へ移行する予定です。

* * *

すっかり砂のぼりの影響もなくなり、順調に乗り込めています。先月の体重が464kgでした。背が伸びてかつ馬体重は減ったので乗り込んで絞れてきているみたいです。

キララは近況報告で必ずと言っていいほど気性のことが書かれます。どちらかと言えば悪い意味で。でも今のところはそれが良い方向にも作用していうようです。将来的には馬群の間からでも平気で抜けだしてくるような男勝りな競走馬になるでしょうか。


2010/12/02

赤毛のショコラーデ 放牧継続

(BRFレポート)
11/11
ショコラーデは現在浦和で昼夜放牧を行っています。CVFから移動してきた後も引き続き昼夜放牧を行っていますが、移動当初からとても落ち着いた態度で、環境の変化なども感じさせないくらいいつも堂々としています。性格が良くて能力もある、というのが理想で、なかなかそういう馬はいないものですが、ショコラーデを見ているとその理想的な条件を満たしているように思えます。

(ラフィアン近況)
11/30 火
マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。昼夜放牧を行っています。中間に行った左ヒザのレントゲンの結果は、回復しているもののまだ完全に化骨できてはいない、というものでした。もうしばらくこのままの管理で様子を見ていきます。

* * *

いろいろあってブログの更新ができていませんでした。これから徐々にペースを取り戻していこうと思います。

さて、放牧中もいつも落ついているらしいショコラーデ。先月の写真では茶髪だった毛がさらに進化?して可愛く赤毛になっています。

しかし、まだ骨折は完治はせず放牧が継続になりました。今年いっぱいは放牧でしょうか。超音波の治療装置は元々人間用なのであまり効かなかったかな?目標は春の桜花賞なのですが、無理に間に合わせても意味はないと思うので、じっくり直してから乗り込んでほしいと思います。



2010/11/22

メガロス 新馬戦1番人気も残念5着

待ちに待ったメガロスの新馬戦。淀まで応援に行きました。とても暖かく絶好の競馬日和になりました。この日の京都はマイルCSがあるのですが、5R前では人はそれほど多くなく、パドックの最前列も余裕で陣取れました。特に普通の開催と変わらない感じ。観戦には快適もむしろJRA大丈夫?と少し心配になったり。

昨年の夏以来の再会。以前のメガロスは胴が詰まったイメージでしたがこの日はなかなかスマートな好馬体に見えました。馬体は当然見違えるように変わっていますが、額の星には見覚えがありました。少し残念だったのが馬体重は454kg。鉾田を出た時が468kgでだいぶ成長したなと思いましたが、絞れたんでしょうが数値的には減ってしまっていました。


松岡騎手が騎乗したメガロス。メガロスは動じることはありません。吉田先生が自らメガロスを引いてくれています。クラッチでもよく引いてくれるんですよ。真面目な先生です。


調教がよかったみたいなので3番人気くらいにはなるかな、と思っていたらなんと1番人気。1番人気だと入場シーンなどで重点的にカメラに映してもらえるからいいですね。

ですが、結果は残念ながら5着。人気に応えることができませんでした。スタートは普通も追っ付け通りでペースが上がったときに追走に苦労しているように見えました。

(fromRaceCourceより)
松岡騎手「まだ筋肉が緩くてこれからという感触。追い切りのようなハロン12秒くらいなら大丈夫だが、11秒やそれを切ってくると苦しいのだと思う。それで最後の直線でもたれていたのだろう。マックスの産駒にありがちな緩さで、これから徐々にしっかりしてくると思う。乗り味が良い馬で走ってくる」

そして勝岡騎手のコメント。まだまだ未完成なようです。負けてもこうやって課題がわかっているのはいいです。メガロスの場合もっと乗り込んで緩さが取れればもっとよくなるのだから。

ロージズインメイは硬い産駒が多く、逆にアドマイヤマックスはメガロスのように緩さがある。やっぱり種牡馬は難しいものです。

ちなみにマイルCSは見ずにメガロスのレースが終わってすぐ競馬場を後にしました。紅葉の季節、伏見の方でプチ観光、息抜きです。

クラッチ 宝ヶ池特別はブービー

この日は用事があり競馬場へは行くことができず、外出先から結果を確認することになりました。Twitterでクラッチは直線ズルズル下がったと聞いて、何かトラブルがあったのではと心配していました。競走中止などはなく結果は13頭中12着。

勝ったのは3歳牝馬テイラーバートン、2着は3歳牡馬マイネルカリバーン。3歳馬のワンツー、若い世代の台頭を実感する結果となりました。

(fromRaceCourceより)
幸騎手「ペースもそれほどでもなかったのでギリギリの感じで行ききったのだが、3~4コーナーの芝の根付きが悪くてのめってしまって。特に4コーナーではガクンと大きくのめって、それで嫌気をさしたような感じもある。もっとパンパンの馬場の方が良い」

帰ってからレース映像を確認。けっこう追っつけてハナを切る形になったので、結果的にペースが速くなってバテた面もあるかもしれません。とりあえず故障などはなくてホッとしました。

今回はダメでしたが、また次に期待しますよ。長く走れればまたいいことあると思います。

2010/11/20

メガロス いよいよ日曜京都で新馬戦

11/14     助 手     栗東坂     良     54.5     39.8     25.9     12.9    馬ナリ余力
プントバンコ(二未勝)一杯を0.3秒追走0.1秒先着
11/18     助 手     栗東CW     良     65.8     51.9     39.0     12.8     追って一杯
プントバンコ(二未勝)一杯の外を0.5秒先行4F付同入

(ラフィアン近況)
11/19 金
マイネルメガロスは、21日(日)、京都5Rの芝1200mに松岡騎手でデビューします。週末に坂路で負荷をかけ、最終追い切りはウッドコースで行いました。パートナーを追い掛けて外からゴールで併入。その後もスピードを落とさず1ハロンは流していて、その際パートナーに多少遅れたようです。吉田師は「ゴール板までは手応えがよかったが、その後が思ったほど弾けなかったかな。でも水準以上の時計が出ているし、デビューが楽しみ。癖もなく、初めて跨がっても操作しやすいと思う」と話していました。夏のデビュー予定がここまで延びてしまいましたが、緒戦から内容のある競馬を見せてくれるはずです。

* * *

メガロスもとうとうデビュー戦!当初は夏デビューの予定だっただけにここまでとても長く感じました。でも鉾田での放牧の間に馬体重は大幅に増え成長して帰ってきたようなので、これが結果的に吉となることを期待します。

先週の調教はとてもよかったようですが、今週は逆にパートナーに遅れたみたいです。でもタイムは悪くないしそれまでの調教はいいので気にしないでおきます。

レースは13頭立て。いわゆる評判馬は特にいないようです。どの馬が人気になるか今はさっぱり分かりません。もちろんメガロスもチャンスあると思っています。

日曜日に淀へ応援に行く予定です。メガロスとは昨年夏のツアー以来の再会です。あのときはまだまだ小さかったです。とにかく無事にデビューできることに関係者の方々には感謝しています。もちろんいい結果があればいいですが、レース後に何事もなくて、また次のレースに出られることを祈っています。

クラッチ 宝ヶ池特別出走へ

(ラフィアン近況)
11/5 金
マイネルクラッチは、目立ったレースのダメージもなく、トレセンに戻ったあとも順調。なみ脚やプール調整中心の期間を経て、5日(金)には坂路をキャンターで登坂させています。次走は京都3週目の宝ヶ池特別・芝1400mの予定です。

11/12 金
マイネルクラッチは、栗東で調整中。角馬場でのハッキングや逍遥馬道で登り下りをさせるなどしてから、1日おきに坂路で15−15前後を駆け上がるメニューで乗り込まれています。あす土曜日にウッドコースでの追い切りを予定。来週水曜日にも追って、20日(土)、京都の宝ヶ池特別・芝1400mに幸騎手で出走します。吉田師は「今週使っても良いくらいの元気があるし、具合もよい。休み明け2戦して調子が上がっていると思う。使っている馬なので脚元には十分注意を払って調教を進めて行きたい」と話していました。

11/19 金
マイネルクラッチは、20日(土)、京都10Rの宝ヶ池特別・芝1400mに幸騎手で出走します。最終追い切りは5ハロンから66秒程度のタイムでしたが、ゴールしてから350m先までハロン13秒前後のまま行かせています。かなりの負荷がかけられる内容でした。吉田師は「相手は攻め駆けする馬。この馬の動きとしては合格点だった。さらに良くなっているわけじゃないけど、調子が良いのは確かですよ」とコメントしています。

* * *

休み明け3戦目、吉田先生も脚元の状態には気を使ってくれているのが嬉しいです。状態はいい意味で平行線のようですね。

前2走は条件としては3歳上1000万下だったのですが、3歳の参戦はありませんでした。今回は13頭中5頭が3歳馬。なんだか若い世代の波を感じます。一番の強敵は同じラフィアンの3歳馬マイネルカリバーンでしょうね。和田騎手はこちらの方に騎乗しています。クラッチも負けじとベテランの力を見せて欲しいところ。

残念ながら今回も淀へレース観戦へは行けそうにありません・・・。でも前回も私が行かなかったら成績がアップしたので、今回はさらに上がって勝てるかも?

2010/11/18

ショコラーデが休んでいる外では

(ラフィアン近況)
11/16 火
マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。昼夜放牧を行っています。一緒に過ごしていたMアロマが調教を開始するために移動し、コスモヴューファームから移動してきたベリーフが新たな相棒になりました。特に動じる様子もなく、落ち着いた態度は変わりません。手術から3ヶ月が経つため、今週末か来週にもレントゲン撮影を行って患部の経過観察を行う予定。左ヒザは引き続き安定しているので、良い結果が出てくれるように祈っています。

* * *

特に問題もなく放牧中です。来週に検査ですか。順調に良くなってくれているような気がします。超音波治療もしていましたしね。

ショコラーデは今はお休み中ですが、競馬は毎週行われ2歳牝馬戦線でも次から次に強い馬が現れてきています。先週の赤松賞を勝ったダンスファンタジアはかなりのものですね。

また、ショコラーデと同じレースで走ったライバルたちのその後も気になります。先々週にはファンタジーSがありました。ショコラーデも怪我をしていなければ出ていた可能性の高いレースです。ここには函館2歳Sで3着のルリニガナがいました。また、同級生で新潟2歳Sを勝ったマイネイサベルも出走。この2頭は共に残念ながら大きく外々を回るハメになり10着と9着。でも着順ほど勝ち馬との差はありませんでしたね。次走もまた注目です。

そしてラベンダー賞と函館2歳Sでショコラーデが惜しくも負けてしまったロビンフットとマジカルポケットが出走予定でしたがマジカルポケットは回避。ロビンフットのみの出走。ロビンフットはラベンダー賞の後、オープン戦を走り続け常に上位争い、前走のいちょうSは快勝しています。すごいタフな馬ですね。そしてかなり強い馬でもありました。この京王杯2歳Sもロビンフットに注目していましたが結果は6着。しかし道中は最後方に近い位置取りで進み、最速の上がりを使いましたので展開が向かなかった印象です。ロビンフットはクラシック戦線でも穴を開けるかもしれません。

2010/11/13

メガロス 来週デビュー予定

11/7     助 手     栗東CW     良     72.0     57.5     41.5     13.2     8     馬ナリ余力
コスモウィッシュ(二未勝)馬ナリの内同入
11/10     助 手     栗東CW     良     66.9     52.5     38.9     12.1     7     末一杯追う
プントバンコ(二未勝)稍一杯の外0.1秒先着

(ラフィアン近況)
11/12 金
マイネルメガロスは、栗東で調整中。10日(水)の併せ馬でいきなり上々の動きを披露しました。相手よりも手応えに余裕があり、ラスト1ハロンを12.1秒でフィニッシュ。一部始終を確認した吉田師は「能力がありそう。フラットの走りも上手。手前の替え方も問題なかったですよ」と期待を膨らませていました。あすはゲートの確認を行い、あさっては坂路で追い切りをかける予定。京都3週目の芝1200mでデビューする予定です。松岡騎手に騎乗を依頼しました。

* * *

再入厩後は順調に行ってくれています。状態も良さそうでデビューが楽しみです。

来週の京都芝の新馬戦は1200と1800があるのですが、予想通り1200ですね。アドマイヤマックス産駒の多くは短距離馬なので妥当ですが。また吉田先生にはマックスの代表産駒で同厩舎のドリームフォワードのイメージがあるのかもしれません。

騎手はショコラーデや最近のクラッチと同じで和田騎手と思っていましたが意外にも松岡騎手になりました。マイルCS開催の日ですから関東の騎手も多数来ているのでしょうが。

今年の2歳のアドマイヤマックス産駒は勝ち上がったのはまだ2頭だけでイマイチです。ラフィアンのマックス産駒はまだ勝てていません。なんとかメガロスが勝ち上がって突破口になってほしいと思いますが。



2010/11/06

メガロス とうとう入厩

(ラフィアン近況)
11/3 水
マイネルメガロスは、先日の追い切りも5ハロンから70秒のタイム。現地の坂路では、入厩前の2歳馬としては水準級の数字です。馬体重は468キロ。ビッグレッドファーム鉾田を出発し、きょう3日(水)に栗東の吉田直弘厩舎に入厩しました。

11/5 金
マイネルメガロスは、栗東で調整中。無事に入厩し、4日(木)と5日(金)はトレセンの環境に慣れさせながらひき運動とプール調整を行いました。週末には坂路でさっと流してみる予定です。京都開催3週目くらいが目標になりそうです。

* * *

正確には再入厩ですけどね。4ヶ月の鉾田生活を経て再び栗東に戻ってくることができました!長かった・・・。メガロスは今年の暑い暑い夏と短い秋をまるまる鉾田で過ごしましたね。

具体的なデビューの目標もでました。京都の3週目ということで、21日(日)の芝1200mが有力になりそうです。もう2週間ちょっとですね。まだ早い時計は出していないので少し急な出走と思えますが、まずは使って様子をみようって手かもしれません。

でも・・・、メガロスはまだ何が起こるか分からないので、実際にレースに出走するまではあまり安心はできません・・・。無事にいっておくれ。

2010/11/05

補償制度がなくなったら

お上の介入により、来年から補償制度がなくなることが波紋を呼んでいますね。これはラフィアンに限らず全ての一口クラブが関わることですが。

例えば出資馬が未勝利で引退してしまった場合、ラフィアンの場合は出資金額の6割から稼いだ賞金などを引いた金額が補償として出資者に戻って来ます。これは現金ではなく次回の出資時にお金の代わりに使えるものです。

この補償制度は出資馬が残念ながら活躍できなくて未勝利で終わったときなどには大変ありがたいものですが、逆に出資馬が勝ち上がった場合は、募集価格にはあらかじめ補償を支払うための金額も上乗せされているわけで、この場合は本来払わなくてよい分も払っているので損をしていると言えるわけです。

つまり、この補償制度がなくなる問題は、これまで補償を見越して上乗せしていた金額を、募集価格から引いてもらえれば基本的には解決すると考えています。

どれくらい割り引けば適当なのかと言うと、あくまで私の経験に基づく感覚ですが、25~30%くらいだと思います。

補償あり   補償なし
2000万 → 1500万
1600万 → 1200万 
1200万 → 900万
800万  → 600万

牝馬は800万前後、牡馬は1200万前後が中心価格になる感じでしょうか。最安値はこれまでの800万から600万に。2000万を超えるとかなり高額になりますね。高額馬に関してはみんなこれまで以上に躊躇するでしょうから、2000万以上は以前のように200口にしてもよいと思います。

また、一番リスクが大きく感じるのが、デビュー前にケガ等で未出走引退してしまう場合です。現在は2歳の3月末までの引退は全額戻ってくることになっています。この分も上の募集価格に引き下げに含めてもいいですが、2歳3月末まではファンドのリザーブ期間にして4月からファンド開始にすることはできるでしょうか。

しかし、補償制度がなくなって本当に困るのは会員よりもクラブの方だと思います。募集価格は上記のように引き下げられたと前提ですが。これまで出資馬が勝てなくてもクラブは会員に補償を渡して次の募集馬に出資してもらうことができていました。会員の方も補償は馬以外に使えないので勿体無くてなかなか出資を止められないことも多かったと思います。補償がなくなると会員は、出資馬が未勝利で終わったり募集価格に見合わない活躍と判断したりすると、補償での繋ぎ止めがないので未練なくすぐに会員を辞めることができてしまいます。クラブにとってはこれまで以上に募集価格の適正な値付けと、募集馬の質が求められると思います。

2010/11/03

ショコラーデ 浦和で放牧中

(BRFレポート)
マイネショコラーデは10月3日にコスモヴューファーム並木分場へ移動し、現在、昼夜放牧を行っています。骨折した膝も順調に回復したので、放牧もスムーズに行えています。放牧後も膝は問題ありませんので、焦らずしっかりと休養させてあげようと思います。

(ラフィアン近況)
11/2 火
マイネショコラーデは、コスモヴューファームからビッグレッドファーム浦和へ移動しました。Mアロマと一緒に昼夜放牧を行っています。患部の左ヒザは自由に走り回れる生活に切り替えてからもすっきりした状態。歩様もスムーズです。調教や実戦ではスイッチが入るとガツンと掛かる馬ですが、いまはそういった面をみじんも感じさせない落ち着きぶりです。カロリー制限により細くなっていた馬体が、ここにきてふっくらしてきました。

* * *

ショコラーデは10/20にCVFから浦和へ移動しました。浦和は休養馬専門の牧場で、自分の愛馬がお世話になるのは初めてかもしれません。

いつも大人しく過ごしているとのことですが、もしかしたら気性が成長してレースでもあまり引っかからなくなっているかも。。でも、引っかかりは闘争心と紙一重なので難しいところですが。

放牧を始めてふっくらしてきたらしいですが、最新の画像ではまだまだ細いという感じ。ふっくらするのはこの画像の後なのでしょう。


前髪が赤茶色っぽくなってきています。なんだか可愛いです。


2010/11/01

パツィエンザ 坂路調教開始

(BRFレポートより)
10/10
パツィエンザの09は現在CVF本場にて、昼夜放牧を行いながら坂路調教を行なっております。馴致は全くと言っていいほど手が掛からず、口向きも問題なくとても優等生でした。まだ体つきが幼く、体ができてくるのがだいぶ先になりそうな感じです。とはいえ、すでに坂路調教へ移行しており、体力の毎日積み重ねていきたいと思います。彼女の成長力はどれほどのものか。見守っていきたいと思います。

(ラフィアン近況より)
10/22 金
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。9月下旬にオーク分場から本場へ移り、トラックコースでの教育を経て、10月上旬に坂路入りを開始しました。筋力が強かった父の影響か、鞍上の重みや傾斜をさほど苦にしていない様子。物怖じしない性格も手伝ってすいすいと駆け上がっています。厳しく指摘すれば、推進力が斜め上に向いた走りでしょうが、乗り出して間もない現段階においては及第点でしょう。ゲートを通過させる練習も難なくクリアしています。

* * *

パツィエンザの方も、無事に坂路調教を始めることができました。まだまだ幼い馬体ながら特に問題なくすいすい登っていけるというのは頼もしいですね。

馬体が幼いというのは、≒馬体が小さいということでしょうか。パツィエンザの馬体重は7/30の373kg以来、記載がないので現在は不明なのです。

画像を見てもどの辺が幼いのか私にはよくはわかりません。コスモキララのギラギラした目とは対照的に、とても穏やかな目をしています。これまでの近況を見ているとパツィエンザは気性はとても素直で賢そうな感じです。

本馬の申し込み数もジワジワと伸びていて現在39口です。注目している人は多いということなので、これからの速い調教で動きが良ければ一気に伸びるかもしれないです。



コスモキララ 砂のぼりが治まり調教再開

(BRFレポートより)
10/11
コスモキララの09は、現在明和にて昼夜放牧されています。ある程度手のかかることが予想されていましたが、驚くほどあっさりと馴致を終え順調に坂路調教をこなしていました。ところが9月半ばに砂のぼりを発症し、しばらくはパドックの管理となっていました。現在は蹄冠部から排膿し、歩様も良くなっていますので昼夜放牧となっています。そろそろ調教を再開する予定です。

(ラフィアン近況より)
10/22 金
コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。右前肢の砂のぼりが回復に向かい、昼夜放牧でしばらく様子をうかがった後、12日(火)に坂路 での騎乗馴致を再開しました。コースに不慣れで当初は周りを警戒していましたが、この頃は走りに集中できています。集牧の際にスタッフから逃げ回るなど、 以前からの気難しい面が解消したわけではなく、今後も接し方にはそれなりの注意が必要でしょう。先日の計量では1ヶ月前から34キロ増の464キロでし た。

* * *

2度目の砂のぼり発症も休養して回復。再び乗り込みを始めたようです。キララのその激しい気性のことはよく話題になるのですが、肝心の走りがどのようなものなのかは、まだあまり触れられていませんので気になります。

来月の近況には少し速い調教も行って能力の一旦が見えてくるでしょうか。馬体が順調に、、というか一気に増えましたね。発育の遅れとかが問題になることはなさそうな仔でその点は安心です。

キララの画像を見るといつも眼の白目が目立ちます。やっぱり警戒心があるのか気性が激しいせいなのでしょうかね。



クラッチ 1000万下で3着

クラッチの復帰2戦目。前回と同じく淀の1400m。最終レースでした。口取りの申し込みはしていたのですが、色々と忙しくなり競馬場へは行くことができず。クラッチはこれまで3勝していますが、いずれも私が現地観戦でない時ばかり。今回も私が応援に行かない方がむしろ勝ってしまわないかな、と思ってしまったり。

結局レースも映像で見ることが出来ていなのですが、結果は勝ち馬から僅差の3着!逃げ粘ったみたいですね。最近は掲示板に乗れないレースが続いたのでようやくらしさを見せてくれた感じです。とても嬉しいです。

それでもfromRaceCourseを見ると、

和田騎手「脚質を考えてハナに行った。まだどこか頼りない走りだし、反応も一息。良化の余地がありそう」

とまだ全開ではなくて良くなる余地がありそうとのこと。クラッチも6歳で来年はもう7歳ですが、まだまだやってくれそうですね。

2010/10/30

クラッチ 復帰2戦目の1000万下

(ラフィアン近況より)
10/15 金
マイネルクラッチは、栗東で調整中。京都競馬場からの帰厩後も目立った反動は見せておらず、水曜日からハッキングを主体とした調整を再開しました。坂路脇の逍遥馬道を往復するなどしてなみあしでしっかり運動を行うとともに、プールも使用して心肺機能を高めるようにしています。週末からは坂路でのキャンターも取り入れる予定で、中2週で京都最終週の芝1400m出走を視野に入れています。

10/22 金
マイネルクラッチは、栗東で調整中。坂路や逍遥馬道でのなみ脚中心のトレーニングを行っています。今週から追い切りを開始。21日(木)にはCWコースで追い切られました。速いタイムは出ていませんが、ゴール板を過ぎても300mくらいはスピードを落とさずに流しています。吉田調教師は「坂路に入れると掛かるようになってきた。掛かるのは調子が上がってきた証拠。使って確実に良化している」と笑顔でした。30日(土)、京都12R・芝1400mに出走する予定で、引き続き和田騎手に依頼しています。

10/29 金
マイネルクラッチは、30日(土)、京都12Rの芝1400mに和田騎手で出走します。アディアフォーン、ワイドサファイヤ、メイショウジェイとの再戦。3週前の前走ではいずれの馬にも先着を許しましたが、ここでは巻き返したいもの。吉田師は「今回は追い切りのパターンを替え、ゴールした後、そのままウッドコースを1周させるやり方にした。道中は掛かるくらいの勢い。動きは良かったですよ。叩いて上向いている」とコメントしていました。

* * *

休み明け初戦の前走は残念ながら9着。それから中2週での参戦です。条件は前回と同じ京都の1400mです。騎手も前回と同じ和田騎手。ショコラーデといい関西の愛馬は和田騎手しか乗っていません。さすがラフィアンの関西主戦騎手。前回の騎乗は良かったので今回も期待しています。

動きは良くなってきているようだし、今回は11頭と頭数も手頃。掲示板に載るくらいの前進を見たいところ。もちろんできれば勝って欲しいですが。

ただ、台風の影響もあってここ数日雨が続いています。明日もおそらく道悪でしょう。クラッチは道悪はあまり得意でないので気がかりですね。

2010/10/29

年末にマル外の特別募集

先日のオータムパーティーで年末に特別募集(3次募集)の発表があったらしいです。7頭?いる買ってきた外国産の1歳馬の中から選抜して募集馬にするとか。おそらく3頭ほどだと思われます。

昨年はマル外の募集はなかったので2年ぶりとなります。マル外とは言えば国内ではなかなかお目にかかれないその血統が何よりの魅力。2次募集ですぐに申し込まず、しばらく待っていて正解でした。

さて、最近のラフィアンのマル外の成績はどんなものでしょうか。少し調べてみたのでリストにしてみます。

生年   名            父            募集価格  勝数  総賞金
07 マイネルジョイフル   Stephen Got Even      2400万  0勝   110万
07 マイネサザンクロス   Southern Image       2400万  0勝   70万
05 マイネルファウヌス   High Chaparral        3000万  0勝   225万
05 マイネルコルベット   Green Desert          3000万  1勝  3412万
04 マイネルクルーガー  モンジュー              3000万  3勝  6551万
03 マイネルウェルス    Unbridled's Song      5000万  1勝   700万
03 マイネルシュピール   シングスピール        5200万  5勝  8318万 現
03 マイネルガッチャ    Machiavellian        3600万  3勝  2993万
02 マイネルオーバード  Sky Classic             2200万  0勝   310万
02 マイネルブリーズ       デインヒル              5000万  0勝     0万
00 マイネルプラウド      Out of Place             2400万  0勝   868万
00 マイネルエクソン      Skip Away              14000万 0勝     0万
99 マイネルハイウェイ  Farma Way              2200万  1勝   510万
99 マイネルプレジール  Sword Dance           2200万  1勝   690万
99 マイネルワイルド   Captain Bodgit         2200万  0勝     0万

勝ち上がったのは15頭中7頭。募集を価格を超える総賞金を稼いだのは3頭です。上のリストを見るとマル外だからといって、とりたてて勝ち上がりがいいわけではないですね。むしろ募集価格が高めのために元を取るのはなかなか難しそうです。金銭だけを考えるのならマル外は手を出さない方が正解かもしれません。

国内のセリ馬だったら落札価格に1000万ほど上乗せされたのが募集価格になるのですが、海外だと輸送費もかかるので上乗せが2000万近くになっている感じです。以前は高くても200口や400口の募集もあったので私でも手が届いたのですが・・・。

これ以前にG1を勝ったマイネルラヴも出たのですが、もう随分前の話しとなってしまいますね。コスモでなら、今年の3歳に今週の天皇賞に出走するコスモファントムもいます。もしかしたらラフィアンにきてたかもしれない馬です。

やっぱりマル外はラヴのように大きく夢を持って種牡馬になれそうな血統を狙っていくのがいいのかもしれないですね。伝説のエクソンはもちろん、ブリーズやシュピールも高いけど夢のある血統でした(シュピールは現役ですが)。

または将来マイネプリテンダーのような名繁殖になることも視野に入れて牝馬にいくか。今年は父Teofiloの牝馬がいるみたいです。Teofiloは父ガリレオの2歳チャンピオンです。面白そうな種なのでぜひ募集馬に入って欲しいところです。

2010/10/28

メガロス 入厩へ向けて

(ラフィアン近況より)
10/27 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間も順調です。先週木曜日に行った追い切りでは、3歳馬のコスモセレクトと併せ馬を行って併入。5ハロン70秒は平凡な時計ながらも、最後まで手応え良く、しっかりした動きを見せていました。来週、栗東の吉田厩舎へ移動する予定。ゲート試験にも合格しており、11月中のデビューを目標に体を仕上げていきます。馬体重は464キロ。

* * *

とうとう入厩予定まであと1週。無事入厩して再び鉾田へ戻ってこないでデビューできることを祈っています。

12月末のデビューも思っていただけに、11月を目指すというのは嬉しいです。それでも当初の予定からは何回も遅れてしまったのですが。

ところで、先日のラフィアンのオータムパーティ、私は残念ながら参加できなかったのですが、吉田先生もいらしていたみたいです。やっぱりとてもいい人だそうです。行ってお話してみたかった。メガロス達(ショコラーデ、クラッチ)のことも直接聞いてみたかったです。それはまた来年に・・・。

2010/10/27

1歳馬の競走馬名募集

今年もやってきました。09年度産の1歳馬達の競走馬名募集が公式サイトで始まりました。

私は一昨年のシェモード、昨年のショコラーデと採用されました。これまで4頭応募して2頭採用と相性は良いかもしれません。たまたまでしょうけど。ショコラーデで体験しましたが、命名した名前がPOG本で取り上げられてたり、レースに勝って記事になったりすると喜びもひとしお。とりあえずダメ元でも出資馬には全部応募することにします。

さて、現在の1歳馬の出資はコスモキララの09とパツィエンザの09の牝馬2頭。女の子なので可愛い系の名前を考えようと思います。おそらく各々に2~3通応募することになるでしょう。実は既に一つずつは考えていました。共にオーソドックスに母名からの連想ですが。ショコラーデのように誕生日からは今回は難しそうです。

コスモキララの09の方ですが、母の名前のキララがそのまま可愛いのでぶっちゃけマイネキララでも良いような気はしています。でもおそらく、この名前は他の方も応募されるだろうし、私はなんとかマイネキララを超えるような名前を考えて出したいと思っています。

パツィエンザの09は父がザールとマイナーなので父名からの連想もいいかもしれません。シェモードも父バゴからの連想でした。ただXaarって人名で意味はないみたいなのですが。

今年もなんとか採用を狙っていきたいところですが・・・、さてどうなるでしょうか。

2010/10/22

コスモラピュタ ロージズインメイ産駒初のG1出走へ

今週は菊花賞ですが、注目はやっぱりビッグレッドファーム生産のロージズ産駒のコスモラピュタです。ロージズ産駒で初めてのG1出走、もちろん初のクラシック出走になります。以前にロージズとトニービンの相性を検討したときにはまだ1勝馬、菊花賞に出走できるとは思ってませんでしたね。

1000万下を勝ったばかりで準オープンの本場は当初は7/8の確率で出走できる抽選対象だったのですが、エイシンフラッシュが回避したために抽選なしで出走できることになりました。重賞での実績はないので人気馬にはならないでしょうが、ネットでの反応を見ていると、穴人気にはなりそうな感じです。これまでスタートから4コーナーまで一度もハナを譲ったことのない個性的なレーススタイルと、母系のトニービン×サドラーズウェルズという長距離向きの血統が評価されているみたいです。

ラフィアン的には11番人気でマンハッタンカフェの2着に逃げ粘ったマイネルデスポットが思い浮かぶのですが、1000万下を勝って3勝馬の身で菊花賞を勝った馬も最近では、ヒシミラクル(10番人気)、デルタブルース(8番人気)、スリーロールス(8番人気)とけっこういるのです。いずれも人気薄。なのでコスモラピュタもデータ的には勝っても全々おかしくないのです。おそらく人気も8番くらいだろうし。

ちょうど菊花賞の日の晩には東京でラフィアンのオータムパーティーが催されます。残念ながら私は参加することができませんが・・・。夏のツアーで失敗宣言されたロージズの仔がクラシック勝ちすれば、パーティーはかなりの騒ぎになるはず・・・と期待しています。

2010/10/21

メガロス 入厩までもう少し

(ラフィアン近況より)
10/6 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週は降雨による馬場の悪化もあり、無理に15−15を課すことはしませんでした。それでも乗り込まれて動きが着実に良化しており、17−17ペースなら促さなくてもついていけるように。課題は集中力の持続で、普段からふわっとしがちなので調教では縦列で前に馬を置いて乗っています。馬場が回復した今週から15−15ペースを織りまぜていきます。馬体重は463キロ。

10/13 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。1本目を17秒で流し、2本目を15秒で駆け上がる乗り込みにペースアップ。鞍傷から始まり、思わぬアクシデントが続きましたが、最近はすべてが順調です。調教がすっかり軌道に乗り、スタッフは「だいぶしっかりしてきた」と感触を述べていました。馬体重は1週前と同じ463キロでした。

10/20 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週末、先行するMマグノリアを追いかけるかたちで4ハロン55秒の追い切りを消化。テンにもたつきましたが、行き脚がついてからの伸びは良く、馬体を併せてゴールラインに飛び込みました。もう2週間もあれば入厩可能な態勢に整うでしょう。先日の計量でも463キロでした。ここ1ヶ月半、ほぼ同じ数字で推移しています。

* * *

軌道に乗り始めてから早くも3週間。15-15や合わせる調教もこなして入厩まであと一息ってところ。あとは再度トラブルが起きないことを祈るのみです・・・。

調教を開始しているのに馬体重が463kgで安定しています。メガロスは昨年の冬には馬体重がなかなか増えなくて少し心配していた時期もありましたが、460kgもあれば十分標準といえる数字。とてもいいです。

現在、鉾田では坂路の工事を行っています。スタッフの方々も十分気をつけていると思うのですが、やはりすぐ側での重機を使った土木作業は馬にも少なからずストレスになっているように思います。この点からもメガロスもなるべく早く入厩してほしいところです。

2010/10/20

ショコラーデ 昼夜放牧開始

(ラフィアン近況より)
10/19 火
マイネショコラーデは、コスモヴューファームに滞在中。骨折した左ヒザが順調な回復を見せ、この中間から並木分場で昼夜放牧を開始しました。集牧の際に歩様に痛みを見せるようなこともありません。放牧地で歩き回ったり、走ったりすることで適度な刺激が患部にあり、治癒を促していると思われます。スタッフは「基本的に無駄な動きを見せない馬。大人しくて手が掛からない」と述べていました。

* * *

パドック放牧から次の段階の昼夜放牧へ移行することができました。食事と運動制限があったこれまでと違って、自由に歩きまわれて青草も食べられるのだから(まだ生えているのか?)ショコラーデも随分とストレスを感じなくなったのではないでしょうか。

でも昼夜放牧の段階と言っても、まだ骨折は完治しているわけではないのですね。治るまでは放牧もしないものと思っていました。

このまま無事に調教開始できますように。

2010/10/17

2006年のアスコット競馬場

先日ハーツクライの記事に少し書きましたが、私はキングジョージ出走時にイギリスのアスコット競馬場へ行きました。レース内容もさることながら、その競馬場の美しさに感動し、また日本人とイギリス人の競馬に対する考え方とういうか競馬場での振る舞いの方の違いに興味を覚えました。もう4年も前のことですが最近のハーツクライ産駒の活躍で記憶が蒸し返されましたので、たくさんの画像を交えて4年前のアスコット競馬場を振り返りたいと思います。なお競馬場にはキングジョージ開催の日とその前日の一般開催の日にも行きました。写真は両日のものが混じっていますが、人がガラガラな方が前日のものと思ってください。

アスコットはロンドンから鉄道で1時間弱くらいです。その前年に大規模な改装を行ったということで、私が行ったときは建物は出来立てホヤホヤの現代的な競馬場っぽくなっていました。

ブリティシュな感じの立派な門です。キングジョージの日でも日本のG1でない普通の開催以下の込み具合でした。非常に快適に過ごすことができました。


スタンドから。周りには森が広がっています。ロンドンから鉄道でアスコットから向かう途中も森や草原の非常に綺麗な緑が広がっていました。競馬場から乱雑した住宅やビルが見える日本とはえらい違いです。おにぎり型の三角形が特徴的なコース。直線マイルのコースもあります。写真では直線コースのスタート地点は霞んで見えませんね。


人が増えてきました。それでも日本のようにシートを敷いて場所取りをする人は皆無です。この辺りは日本の競馬場も見習いたいところです。スタンド側も芝生というのがいいですね。


競馬場内も木々が多く自然を意識した造りになっていますが、建物内はとても現代的な感じです。当日は日本人の姿をチラホラ見かけましたが多いってほどでもなかったですね。この後のディープインパクトの凱旋門賞時は日本人の数が凄かったようですが・・・。


とある一般競争の写真。4000mのレースでスタンド一週目のものです。イギリスでは日本よりもステイヤーの出番は多そうですよ。


競馬場のチケットはネットで予め買っておきました。ランクが2種類あってランクが高い方は競馬場で行ける範囲が広がりますがスーツが必須となります。暑い中、多くの人がスーツやドレスの正装でいらしてましたね。しかし、高い方のチケットでも競馬場では入場制限されたエリアがいくつかありました。真のプレミアチケットはネットでは買えないということでしょう。

日本との大きな違いは、多くの人が家族や友人達の飲食や雑談がメインであり、競馬を見ている人は半数もいないということでしょうか。キングジョージ時でも多くの人はレースを見ていないで飲み食いしていました。イギリス人にとって競馬場はまず社交場であり、レースは二の次みたいですね。


日本と比べ人に対してテーブルと椅子の数に随分余裕がありゆったりしています。日本の競馬場が人が多すぎるだけなのでしょうが。


パドックには2種類あります。こちらは日本と同じ、鞍取り付け後に周回するパドック。円形型のとても大きいものでした。


もう一つが鞍を付ける前に周回するパドック。こちらの方が馬をすぐ間近でみることができます。パドックを見ていると若い女性の厩務員さんがとても多いことがわかります。この辺りも日本とイギリスの馬文化の違いが分かります。


この年のキングジョージの出走馬はわずか6頭ながらも、ハーツクライ、エレクトロキューショニスト、ハリケーンランの3強対決が大きな話題となりましたね。

さて、キングジョージの鞍付け前パドック。前走のドバイシーマクラシックを快勝しワールドクラスとなったハーツクライです。


ドバイワールドカップ馬エレクトロキューショニスト。4歳までイギリスの馬でしたがこの年の5歳時はトレードされゴドルフィン軍団入り。


そして昨年の凱旋門賞馬ハリケーンラン。父モンジューに続く凱旋門賞→キングジョージ制覇を期待される一番人気に。


ご存知の通り、至高の3強対決を制したのはハリケーンラン。2着エレクトロキューショニスト。ハーツクライは3着。私はスタンドで観戦しようとしていたら、なぜかすぐ近くに橋口調教師や吉田照哉さんの一団がやってきました。レース中は絶叫していましたが、レース後しばらく無言でしばらくたたずんでおられました・・・。


出走馬の豪華さといい競馬場の美しさといい、まさに「夢の舞台」と言うことがピッタリの体験となりました。自分の愛馬でキングジョージ参戦は・・・、夢のそのまた夢くらいかな?

そうそう、もう一つ。レース後に日本人の方々がおられましたので話しかけたら、その方はなんと岡部玲子さん!と番組スタッフの方のようでした。普段グリーンチャンネルは見ていないので、実はその時点では岡部玲子さんの事はよく知らず、グリーンチャンネルでキャスターをしている方と教えてもらいました。レースをネタに会話して一緒に写真も撮ってもらいました。これもまた良い思い出です。

2010/10/15

クラブ馬の鑑 ローレルゲレイロが引退

本日、ローレルゲレイロの引退が発表されました。2着続きで最強の一勝馬と言われたクラシック戦線、古馬になっての重賞連勝、骨折を乗り越えてのスプリントG1連覇、フェブラリーSの挑戦、香港とドバイへの海外遠征など山あり谷ありの、まさに挑戦し続けた競争生活でしたね。

引退後は父キングヘイローと同じ優駿SSで種牡馬入りとのこと。父の良い後継になれるとよいですね。

ローレルゲレイロはローレルクラブで一口5万で200口の総額1000万で募集された馬でした。安価な募集価格ですがG1を2勝し総額5億円近く賞金を稼ぎました。この回収率(総賞金/募集価格)はクラブ馬として歴代1位だということです。

ブエナビスタやローズキングダムのように超良血馬としてデビュー前から注目されて、その血統通りに活躍するのも良いですが、ローレルゲレイロのようにどこにでもいるような日高の血統で大出世を果たすのも素晴らしいことです。まさに「オレが通った跡に良血はできる!」って感じでした。

私もラフィアンで良血といえない馬に安く出資することが多いので、ローレルゲレイロはまさに理想のクラブ馬に限りなく近い存在です。G1勝ち、海外遠征、種牡馬入りと一口馬主の夢のほとんどを叶えてくれた馬です。

ウチの2歳馬マイネルメガロスも募集価格は1000万、実はローレルゲレイロをイメージして出資した馬でした。メガロスに限りませんが、ウチの出資馬からも少しでもローレルゲレイロに近づく馬が出て欲しいものです。

2010/10/14

パークアピール牝系の種牡馬達

私がいつも楽しく拝見させてもらっている牧童さんのブログが最近、種牡馬のイフラージディクタットザールについて記事にしてくれました。これらの名前を聞いてピンときたラフィアンの会員さんは細かくカタログの血統表を見て出資馬の検討をされた方かもしれません。そうです、全てパツィエンザの09の牝系図と血統表に表れる名前です。ご存知ザールはパツィエンザの09の父となります。

イフラージは現役時代はG2勝ちまででしたが、初年度産駒がデビューした今年に英仏で30頭以上が勝ち上がりG1馬も出しました。

安田記念でも2着になったディクタットは、最初はイギリスで種牡馬になりました。ダーレーによって日本に導入されましたが、なぜかすぐにスペインに放出。ところがイギリスに残した遺児ドリームアヘッドが今年の2歳G1で2着に9馬身差をつける圧勝。

上には名前が挙がっていませんが、昨年にシーザスターズを出したケープクロスが、今年もパリ大賞を勝ち先日の凱旋門賞でも4着のベカバッドを出しました。

今年大活躍のこれら3頭は全てパークアピールの牝系の種牡馬で、牝系図は

パークアピール(牝 1982 Ahonoora)
| - Pastorale(牝 1988 Nureyev)
|   | - イフラージ(牡 2001 ザフォニック)
| - アルヴォラ(牝 1990 Sadler's Wells)
|  | - ディクタット(牡 1995 ウォーニング)
| - ケープクロス(牡 1994 Green Desert)
| - パツィエンザ(牝 1996 アラジ)
|  | - パツィエンザの09(牝 2009 ザール(父ザフォニック))

このように書くとパツィエンザの09がイフラージ、ディクタット、ケープクロスらと不思議と同格に見えてしまいますね。それにしても子と孫からこれら3頭の種牡馬を出したパークアピールは本当に大したもの。ここまでの牝系はラフィアンはもちろん社台でもなかなかいないと思います。

でも肝心のパツィエンザの子供達は・・・、日本でデビューした6頭は中央では全て未出走か未勝利。今年デビューしたパツィエンザの孫にあたるキングペガサス(父キングヘイロー)も今のところ地方で未勝利。上で挙げた種牡馬達とのギャップが凄すぎますね。パツィエンザの父アラジが良くなかったのでしょうか?

華やかな種牡馬達ばかり目が行きがちですが、牝系図をよく見るとこの血統は当たり外れが大きいことが分かります。例えばディクタットの兄弟も日本で走っていますが未勝利馬がゴロゴロいます。ケープクロスも当たればでかいけどハズレも多い種牡馬と言われています。だからパツィエンザだって子が未勝利続きですが、いきなり大物だしてもおかしくありません。

そしてイフラージの血統を見ると父はザフォニックです。これはパツィエンザの09の父ザールの父で、この牝系とザフォニックの血統は相性が良いかもしれません。

パツィエンザの09もようやく調教が始まったばかり、デビューまでまだまだ時間があります。一口10万ですが華やかさと地味さを兼ね備え、夢とスリルが詰まって他の馬と一味違った楽しみ方ができますよ。

2010/10/12

現在の2歳リーディング ハーツクライ

2歳の種牡馬戦線でハーツクライが凄いらしいです。10/10の時点では出走40回で1着14回、2着9回、3着4回。勝率35.0%、連対率57.5%、複勝率67.5%にもなる。2勝馬も既に2頭もいる。ちなみに勝ち星は全て芝。

これはサンデーサイレンスの初年度に最も近づいた数字らしい。現在はサンデー系同士の星の奪い合いの状況なのでサンデー単独の時代よりも厳しい。種牡馬のポテンシャルを見れば数字以上に近いかもしれない。しかし2歳戦線はまだまだ長いので2位のディープインパクトは産駒数がハーツクライの倍近くいることを考えると最終的はどうなるかは分からないですが。それにしてもサンデーは次から次へとリーディング級の種牡馬を出してきますね。ただただ脱帽するばかりです。ハーツクライの今年の種付け数はなんと210頭だとか。まだ産駒がデビューする前での数字なので育成の段階で既に高評価となっていたのでしょう。

ハーツクライのレースはかつて競馬場で何度か見ました。ラフィアン以外の馬の中では思い出深い一頭です。実はキングジョージも観に行きました。前々からイギリスという国、そして競馬発祥の地での最高峰のレース、キングジョージにはとても興味がありました。そこにドバイシーマクラシックを勝ち内外からワールドクラスと認められたハーツクライの参戦となって、これはいい機会と思いイギリスまで行くことにしました。この年はディープインパクトも凱旋門賞参戦を表明しており、そちらの方が話題沸騰でハーツクライのイギリス遠征は少し影に隠れる形になっていました。私はフランスには目もくれずイギリスを選択、それは正解だったと思っています。この時の話はまた次にでも。

そんなハーツクライの種牡馬としての活躍、私としてはなかなか嬉しい話題です。ラフィアンでは2歳世代でマイネルシュライ(牡 一口30万)と1歳世代でオルターネイティヴの09 (牡 一口22万)が募集馬になりました。私も検討したのですが、どちらもなかなか高額で見送りに・・・。

今年のBRF生産の当歳にはハーツクライ産駒は1頭、マンバラの10がいます。母はイタリアのG3勝ち馬でビッグレッドが導入し、現2歳のマイネルフューラー(父ロージズインメイ)が初年度。マンバラの10は牝馬で母と同じ芦毛みたいです。牝馬なのでそれほどは高くならないと思うので募集馬に入ってくれば楽しみです。でも牝馬でも人気になってしまうかなぁ・・・。

↓はキングジョージで入場時のハーツクライ。このラフィアンブログで社台の勝負服の馬の画像をアップすることになるとは。



2010/10/11

クラッチ 1000万下で9着

(from RaceCourseより)
和田騎手「休み明けだけど、そんな感じはなかった。でも振り返ってみると着に来てたときはもう少しハミにグンと体が乗っていたかもしれない。着差もそれほどでもないし、叩いて変わってくれると思う」

* * *

金曜の予報では今日まで雨だったのですが、晴れて良馬場となってくれました。2ヶ月ぶりの愛馬の出走ということで淀まで応援に行ってまいりました。

抜群のスタートで2番手から進出、直線前で先頭で並びかけるクラッチらしいレースも13頭立てで9着…。パドックでは気合が乗っていないというかクラッチにしては大人しかったですが。正直、掲示板には載って欲しいと思ってましたが、8番人気で9着。世間一般の評価が正しかったということですね。夕暮れ時の京阪での帰り道は少し悲しかったです。

でも入厩してすぐのレースでしたし、今回の叩いての上昇に期待します。



2010/10/09

クラッチ 1000万下出走

(ラフィアン近況より)
10/1 金
マイネルクラッチは、29日(水)にビッグレッドファーム明和から栗東トレセンへ移動しました。熱発もなく無事に到着しており、木曜日は角馬場を中心に時間をかけてハッキングを行い、きょう金曜日から坂路でのキャンターも織りまぜて乗り込んでいます。吉田師は「なかなかの仕上がりだが、まだ少し余裕がある。土曜日からさっそく追い切っていきたい。プールも併用して体を引き締めていくことにしている」と話していました。状態次第ですが、京都開幕週の芝1400mへの出走を視野に入れています。

10/8 金
マイネルクラッチは、10日(日)、京都12Rの芝1400mに和田騎手で出走します。回転の速いフットワークを繰り出し、上がり3ハロン32秒台の脚を使ったこともあるダノンプログラマーあたりが強敵。先に抜け出す競馬で凌げればと期待しています。吉田師は「とくにかく元気一杯。引っ掛かるくらいの勢いがあるし、以前よりもトモの踏み込みが良い。追い切りはラストで気合いを乗せる程度。久々でも動ける態勢ですよ」とコメントしていました。

* * *

入厩後10日でのレース、3ヶ月半ぶりの実戦です。先週の段階ではまだ早いかなと思っていましたが、今週になって動きが良くなったみたいです。北海道でリフレッシュして元気いっぱいで頼もしいです。ただクラッチはこれまで休み明けの成績はあまりよくないのですよね。さらに苦手の道悪になりそうですし。

ですが、日曜日は淀に行って、ついでに京都大賞典を観戦後にクラッチの応援する予定です。平場のレースで相手関係も比較的楽な方なので勝ち負けしてもおかしくないとは思っています。

先日の弟ナカヤマフェスタの凱旋門賞2着だけでなく、妹ディアアレトゥーサも先月に紫苑Sを勝ち秋華賞へ駒を進めます。弟妹の勢いに乗ってクラッチも好勝負してほしいところです。

↓は入厩直前のBRFでのクラッチ。毛艶もよく元気そうです。



2010/10/06

ショコラーデ 静養中

(ラフィアン近況より)
9/7 火
マイネショコラーデは、コスモヴューファームで休養中。朝5時半にパドックへ放して14時半頃に馬房へ戻す管理で、運動制限を行っています。多少馬体が緩んだ感じこそありますが、いまでもレースに出ていたときとあまり変わらない立派な馬体が目立ちます。周りには同じくパドックに放牧されている仲間がいて、寂しそうな様子を見せることなくのんびりと日々を過ごしています。
9/21 火
マイネショコラーデは、コスモヴューファームで休養中。馬房と狭いパドックだけで過ごしています。骨片の摘出手術からもう間もなくで1ヶ月。そろそろ、いまよりも面積が広いパドックに移しても良い頃かもしれません。骨の形成に効果があるといわれている、治療器を使用しながら管理しています。
10/5 火
マイネショコラーデは、コスモヴューファームに滞在中。広めのパドックで日中を過ごし、夕方前から翌朝までは馬房で管理しています。そろそろ放牧を開始しても良い頃です。化骨を促す超音波治療は継続中。外見から判断する限り、患部の経過は良好といえます。馬体の筋肉が落ちてさみしく見えますが、これは調教から離れ、飼い葉も制限しているので仕方ありません。

(BRFレポートより)
9/12
マイネショコラーデは現在コスモヴューファーム本場でパドック放牧中です。膝の手術も無事終わり抜糸も終わっています。今は超音波治療を行い、少しでも早く完治できるように治療しています。無駄に暴れたりせず、パドックではじっと我慢して分かっているようです。状態しだいですが、運動できるようになるのも近いかもしれません。

* * *

骨折の発覚から2ヶ月。経過は順調なようです。パドックで暴れたりせずじっと我慢するあたり、ショコラーデはやっぱり賢く真面目な子だと思いました。

Shinpiさんの情報によると、治療に使っている超音波の機器は「オステオトロン」と言って、ショコラーデの治療のために導入したらしい。検索すると、人の骨折への適用がほとんどで馬への使用例は見つからなかった。まだ馬の世界ではマイナーなのだろうか。なんでも治療期間を40%も短縮するとか?ネットで画像を見ると、思ったよりもずっと小型の医療機器。酸素カプセルとの併用すると効果抜群!という記述もあるが、酸素カプセルはやっぱり馬には難しいかな・・・。

先日の土曜には札幌2歳Sがあり、牝馬のアヴェンチュラとアドマイヤセプターが2、3着。強さを見せつけました。ショコラーデも桜花賞を目標にするのだったら、必ず対戦する馬達。このまま順調に骨折を治して、なんとか万全な状態で挑ませてあげたいです。

↓は9月の画像。まだ左膝の毛が剃られたままです。運動してませんが馬体が増えるよりむしろ細くなったように映るのは食事制限のせいだったんですね。脚への負担を減らそうというなら当然でしょうが。



2010/10/05

来年のステイゴールドはどうなる

昨日の凱旋門賞、ナカヤマフェスタの2着は感動しました。ナカヤマフェスタは来年はドバイや凱旋門賞の再挑戦を視野に入れるとのこと。ナカヤマフェスタはクラブ馬ではないですが、こんなワールドクラスの一口馬主になるのも夢の一つですね。

ナカヤマフェスタの父は言うまでもなくステイゴールド。ビッグレッドも株を確か25%所有していてラフィアンでも比較的募集馬に多い種牡馬です。出世頭は重賞勝ちのマイネレーツェル、3歳ではマイネルゴルドらが活躍し、2歳でも既にマイネルメダリストが勝ち上がっていてクラブとの相性も悪くはなさそうです。

毎年ラフィアンのツアーは宝塚記念の週にあり、ここ2年はドリームジャーニー、ナカヤマフェスタとステゴ産駒が連覇し、ステゴ産駒の募集馬にとっては最高のタイミングでのアピールとなっています。しかし牡馬は売れるものの牝馬はけっこう売れ残るみたいです。今回の凱旋門賞2着で、ステイゴールド産駒はまた株を上げましたが、来年の募集時まで熱が続いているかどうかは分かりませんね。

ここ3年の自家生産の募集馬はロージズインメイ産駒が多数でしたが、現当歳からはロージズインメイの割合がぐっと減り、代わりにアドマイヤマックスとステイゴールドが大幅に増えています。来年に募集される可能性のあるステイゴールドの当歳達を、母の成績と母父と合わせてリストアップしてみると、

エリモプリティーの10   牝 0勝 フォーティナイナー
グレートキャティの10   牡 2勝 サクラユタカオー 
コウエイソフィアの10   牝 2勝 フォーティナイナー
コスモメルベーユの10  牝 1勝 Fasliyev
シャイニングムーンの10 牡 3勝 エリシオ
タニノダーリンの10    牡 5勝 アレミロード
パールバーリーの10   牝 1勝 ポリッシュポレセデント
パツィエンザの10     牝 0勝 アラジ
ブライトンビコーの10   牡 2勝 フォーティナイナー
マイネエストレヤの10   牡 2勝 スターオブコジーン
マイネシャーナの10    牡 2勝 スターオブコジーン
マイネシャリマーの10   牝 1勝 ムタファーウエク
マイネシャンゼリゼの10  牝 1勝 トウカイテイオー
マイネディアマンテの10  牡 1勝 マヤノトップガン
マイネディーバの10    牡 3勝 トウカイテイオー

牡馬8頭、牝馬7頭の計15頭。このうち半数程度が募集馬になるでしょうか。既に兄姉がこれまでの募集馬に入っていて馴染みのある名前が目立ちます。私はエリモプリティーとパツィエンザが上に出資馬を持っていますが、パツィエンザの仔は特に注目です。これから本格的な調教が始まる一つ上のパツィエンザの09の動きが良ければ募集に入れば出資候補になるかもしれません。エリモプリティーはステイゴールドと母父フォーティナイナーのイメージが合わなくて今のところピンときません。おそらく来年も牡馬はどれもそれなりに人気になりそうですね。私には牝馬が狙い目になりそうです。

↓は昨年の夏のツアー時のステイゴールドです。かなり激しい気性です。襲いかかってきますw



2010/10/01

2次募集馬検討 ~ その2

2次募集馬のパンフレットも届き、所属厩舎も半分程度は決まってきました。そろそろ申し込みをどうするか決断しなければならないのですが・・・。

先日の鉾田ツアーは行きたかったですが、なかなか大阪からでは行きづらいです。やっぱり実際に馬を見てスタッフの生の声を聞く、というのは非常に大きいのですよね。1次募集のパツィエンザの09もツアーで実際に見ていなかったら買わなかったかもしれないですし。それが走るかどうかはまた別問題なのですが・・・。まぁ選馬の過程での納得の度合いが大きく違うということですね。

さてさて、2次募集馬の中で一番走りそうだと感じるのはやっぱりレースの09です。セレクトセールで3200万、募集価格は4200万、高いだけのことはあると思います。しかも国枝厩舎。高くとも満口になるでしょうか?私はまず値段で手が出ませんが、ノーザンファーム生産というのも条件から外れます。やはりラフィアンの社台生産馬は社台系クラブの募集馬にはコストパフォーマンスで敵わないと思うからです。

これまでの検討で目をつけていたのはスギノセンヒメの09(一口20万 白井厩舎)とヘイアンリリーの09(一口15万 中村厩舎)。どちらもツアーで総帥が褒めていたようです。特にヘイアンリリーの方は価格も比較的お手頃なのでなかなか人気になりそうな感じ。スギノセンヒメの09はロージズインメイ産駒で1次募集の割安のロージズ産駒と比べればやはり割高な印象が強いのですぐには満口にはならないのでは思っています。

今のところ、すぐには申し込まないでしばらく様子をみようと考えています。買うとしたらスギノセンヒメの09の方かな。すぐに満口になってしまったら、それはそれでしょうがないということで。

あと、2次募集馬全体として思っていることですが、セリでの仕入れで割高になることの他に、当歳時から昼夜放牧で鍛えられている1次募集達と比べると全体的に丈夫さの面で劣る気がします。現に今年の2歳馬を見ると2次募集馬(特別募集馬)は順調さを欠きデビューが遅れる馬の割合が高い印象です。最近はツアーで直に見て選ぶという面もあるし、1次募集重視となっています。

パツィエンザ 賢そう

(北海道BRFレポートより)
9/14
パツィエンザの09は現在CVFオークス分場で昼夜放牧を行っています。9月に入り馴致を始めましたが、今のところ全く問題点がありません。馴致初日は毛布を体中にバフバフさせ、音や接触に馴れさせます。ほとんどの馬が驚き身体を硬くするのですが、本馬は全く動じませんでした。牝馬らしからぬ肝っ玉の持ち主で、頼もしい限りです。放牧地では気の強さから他馬を蹴散らしていますが、人間の前では大人しく、怒られる事はありません。ずる賢いところもあるようです。

* * *

まだ坂路調教前ですが何も問題がないのは頼もしいことです。坂路で乗り始める次回の近況が楽しみです。

ツアーで本馬を見たときは、書いてあるようにとても大人しくて可愛い馬でした。前にイジメられるパールバーリーの09を守ってあげると書かれていましたが、いじめっ子でもあったとはw

馬体はまだ小さい方みたいですね。写真からでは比較がないので分かりにくいですが。手足が長めの体型のようです。




コスモキララ 実は素直?

(北海道BRFレポートより)
9/10
コスモキララの09は現在、明和には馴致を終えて、坂路調教を行ないながら昼夜放牧をしています。見た目とは違い馴致では人の言うことを素直に従い、頭がいいので余り手がかかりませんでした。初めての坂路も動じることなくゆっくりとしたペースで上がって行きます。今後も、昼夜放牧しながら調教して行き、じっくりと体を作って行きます。

* * *

あれ?ついこないだまで気難しい面を見せていたと書いてあった気が・・・。でも実は素直だったのは良いことです。

↓は最近の写真。部分部分が長くもなく短くもなく、とてもバランスの良い馬体に見えます。適距離は1600~1800くらいの予感がしています。

2010/09/30

メガロス もうすぐ入厩できるか?

(ラフィアン近況)
9/15 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。順調に乗り込んでいたものの、木曜日になって熱発してしまい、夕方には39度近くまで上がってしまいました。アゴの下に膿がたまって腫れたり、鼻づまりなどの症状を見せており、『ナイラ』と呼ばれる馬特有の風邪だと思われます。現在は馬房で舎飼いされていて抗生物質の投与で平熱に戻り、症状自体も落ち着いてきています。調教を再開するまでにそれほど時間は掛からない見込みで、体調が回復次第、騎乗を再開します。

9/22 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。風邪が治り、体温も平熱に安定し、坂路でキャンター1300m1本の運動を再開しました。軽い打撲があった以外、この中間は順調。様子を見ながら乗り込み量を増やしつつ、ペースも上げていきます。復習のために行った先日のゲート練習は駐立、発馬とも合格点でした。馬体重は前回の計量と同じ462キロ。

9/29 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。ここまで色々と頓挫してしまった分、動きは若干重めで冴えないものの、それでも縦列調教で前の馬に頼らなくてもしっかり推進できるようにはなってきました。着実に良化している感触はあります。今週からは坂路の2本目に15−15を織りまぜるなどして、徐々に負荷を強めていく予定にしています。

* * *

鞍傷、歩様の違和感がよくなってきたと思ってきた矢先の発熱・・・、さすがにこれだけトラブルが続くと呪われているのでは、とガッカリしてましたが、すぐ治ってくれました。

たまたま悪いことが続いただけなのか、それともメガロスが不運の星の下に生まれたのかはわかりません。でも牧場を出るまでは怪我一つなかった優良児だっただけに前者だと思いたいところです。



2010/09/29

シェモード 佐賀競馬へ

シェモードは残念ながら中央競馬は引退となりましたが、引退後に売却され佐賀競馬へ移籍となりました。先日の25日に佐賀で初出走し、7頭立てで7番人気で2着になったようです。初ダートで2着、慣れてくればすぐに初勝利をあげられると思います。

シェモードはこれまでも満足に仕上げられたはなかったし、またレースも覚えてないうちに2戦で引退となっていました。どれくらいのポテンシャルがあったのかは分かりませんが、急に目覚めたりすれば地方の重賞に出ても不思議はないと思っています。

もうラフィアンの馬ではないし私の出資馬ではありません。しかし、やはり気になるもので時々は成績をチェックしつつ細々と見守ることとなると思います。出資馬でなくなっても、地方でできるだけ長くたくさんレースで走って、たくさん賞金を稼げる馬になってほしいと願っています。

クラッチ 3ヶ月ぶり入厩

(ラフィアン近況より)
8/24 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間に軽い追い切りを数回行ったところ坂路入りを多少拒むように。強く促せば諦めてスタート地点へ向かうので心配は要らないでしょう。逆に良い影響もあり、走ることへの前向きさがようやく出てきました。2週前から18キロ減の516キロと体も順調に絞れてきており、このままペースを上げて仕上げていきます。蹄が薄くなって砂利道を歩くのをかなり嫌がっていたため、両前肢に蹄鉄を打って対処しています。

8/31 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1〜2本の運動をしています。仕上げの段階に入り、追い切りを開始しました。

9/14 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1〜2本の運動をしています。4ハロン60秒前半での乗り込みに加 え、この中間からは週2度の追い切りを課しています。しかし思ったほど馬体が絞れず、520キロ前後で馬体重が推移しています。育成主任は「強いところを やると当然動くが、息遣いはもっと良くなってもいいはず。普段の稽古ではかなり行く気が出てきていて、制御が難しくなってきた」と話していました。

9/28 火
マイネルクラッチは、24日(金)の追い切りで53秒のタイムをマーク。欲をいえばもうワンランク上の軽さが欲しい感じもしますが、肩や臀部の筋肉が張り 出し、腹周りが引き締まり、息の戻りもずいぶん早くなりました。その後はウォーキングマシンによる運動のみ。栗東の吉田厩舎に向け、きのう27日(月)に ビッグレッドファーム明和を出発しました。

(北海道BRFレポートより)
9/9 
クラッチは、現在明和にて坂路調教されています。少し蹄を気にするようでしたので両前に蹄鉄を履かせました。調整の方はいたって順調で、抑えきれない勢いで坂路を駆け上がっていきます。いい年なんだから少しくらい気を抜くことを覚えてくれよ、とも思うのですが、これが彼の持ち味とも言えるので致し方たありません。オーバーワークにならないよう気をつけています。9月下旬に入厩の予定です。

* * *

クラッチが3ヶ月ぶりに入厩です。ウチの2歳馬が入厩出来ない状況のなかでクラッチが順調に来てくれたのは嬉しいです。放牧で530kgまで太ったようでしたが、調教を順調にこなして程良く絞れたようです。

クラッチも現在6歳。これまで短距離のレースでほとんど先行のスタイルを貫いてきたように、北海道の坂路でも走るようです。これまで1600m以下の芝しか走ったことがなくて、年もとって少しズブくなったかもしれないし一度は1800mも試してみてはと思っていましたが、この調子ならまだまだマイルで行きそうです。



2010/09/26

パツィエンザ 馴致中

(ラフィアン近況 9/24 金)
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。オーク分場で昼夜放牧を行っており、その合間に初期馴致を進めています。大人しい性格で、腹帯締めから始まってスムーズに進んでいる1頭です。先週木曜日に鞍を付けてドライビングを行い、その後初めて背中に跨がってみました。しつけができていて暴れることもなく、人の重さを苦にせずにスタスタと歩いていたとのこと。小柄な馬ですが頼もしい限りです。スタッフは「なかなか学習能力が高そうで度胸もある」とコメントしていました。

* * *

もう坂路入りを始めている馬もいますが、パツィエンザの09は順番が少し遅れて現在馴致中みたいです。

まだ近況報告が始まって間もないですが、怪我もなく気性も素直そうなので安心感はあります。小柄で仕上がりも早そうで、順調に行ってくれれば早期デビューできそうな予感がします。

コスモキララ 坂路入り開始

(ラフィアン近況 9/24 金)
コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。馴致を終えて坂路入りを開始。昼夜放牧を行いながら軽めのキャンターで駆け上がっていました。しかし、右前肢の砂のぼりが再発したのか歩様が良かったり悪かったりを繰り返していたため、パドック放牧だけにして休ませることにしました。歩様が安定するまではこのままの管理を続けます。育成主任は「少し硬めで父の産駒という感じ。でも小柄な割にガッチリしていてバランスの良い馬体をしている」と話していました。馬体重は430キロ。

* * *

砂のぼりというのも長引くものなのですね。同じように砂のぼりになったベリーリズミックの09も歩様が良かったり悪かったりして休んでいるみたいです。

この時期の硬めというのも調教が進むと変わったりするので、それほどは気にしません。今回は気性の強さのコメントは出ませんでした。少しは調教に慣れてスムーズになったってことでしょうか。

2010/09/11

ロージズインメイ 一年と一夏

ロージズインメイも今年で2世代目の産駒がデビュー。まだ重賞勝ち馬は出ていませんが、最近はなかなかコンスタントに勝ち星を上げるようになってきました。産駒達の傾向もだいぶ掴めてきました。

現在の総合リーディングでは32位。しかしまだ2世代しか産駒がいないので、以前のように各世代ごとのリーディングを見てみることにします。

____ 順位 出走頭数 勝馬頭数 勝利数 芝 ダート EI
3歳世代  12   91      30    35  19  16  0.96
2歳世代  6    27      3     3   3   0   1.17

3歳世代は12位。最近ではドリームバレンチノが2勝目をあげましたね。6月に調べたときは23勝で13位でしたので一つ上昇しました。これは非社台系の種牡馬の中でトップとなります。一頭でも重賞を勝つ馬が出てくれてベスト10に入れるのですけどね。勝ち星は芝とダートでほぼ半々です。これは産駒のレースの選択が広がるので、とても良い傾向です。

2歳世代は6位。優秀です。マイネショコラーデが新馬勝ちの後、ラベンダー賞と函館2歳Sで(悔しい)2着。全て1200mです。マイネジョンヌが芝1800で新馬勝ち。マイネソルシエールが新馬戦は惨敗も2戦目の鮮やかな変わり身で芝1800mで快勝。これは驚きました。マイネルゴラッソやマイネロサリラ、コスモフローラらもすぐに勝ち上がりそうです。今のところ活躍馬のほとんどはラフィアンで牝馬に勢いがありますね。勝利レースは1200と1800とで分かれています。これもまたいい傾向です。

芝ダート両方で走り、勝ち距離も偏っていません。勝ち馬の血統をよく見てみると母系の血統の特徴をそのまま引き出しているケースが多いことが分かります。マイネショコラーデはまさに典型的な例です。これは裏を返せばロージズインメイ自身には伝えるべき強い個性がないことでもあるのですが。母系を非常に重視して流行りの種牡馬や個性の強い種牡馬を避けるドイツの馬産に合いそうな種牡馬です。

私自身はこのタイプの種牡馬は悪くないとは思いますが、ビッグレッドが求めているのは強い個性がダイレクトに遺伝してほしい種牡馬ですので、ロージズインメイの種付け数が大幅に回復することは難しいでしょうね。

2次募集で私が注目しているスギノセンヒメの09は母父フォーティナイナーで兄ケイアイテンジンもダート馬なので、上のセオリー通りなら本馬もダート馬なのですがどうでしょうか。

ロージズインメイは今後のコンスタントに勝ち上がり2勝馬もそこそこ増えてくると思います。あと望まれるのは重賞戦線で活躍する大物ですね。その意味でも、ウチの愛馬ショコラーデの連続2着と骨折による戦線離脱は返す返すも残念・・・。ショコラーデには無事に復帰してほしいし、他のロージズ産駒達からも重賞で活躍する馬が出てきて欲しいところです。


2010/09/09

メガロス ペースアップ

(ラフィアン近況 9/8 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週から15−15を取り入れて2本目をハロン15〜17秒にペースアップ。ペースが遅いときのように楽に追走できるか注目していたところ、馬なりのまま無理なく前の馬についていけました。良化が確かに感じられる内容です。週末には終いを併せて追うメニューも消化できており、軌道に乗ってきました。これからさらに負荷を強めていきます。馬体重は462キロです。

* * *

先週から上昇して、今週もさらに上向いてきてくれたようです。あと2週間くらいで入厩できるでしょうか。

馬体重が先週の450㎏から12㎏増えました。運動しているなかでの増加なので成長分だといいのですけど。メガロスは標準より少し小さめの馬なので増えるのは歓迎です。

結局、夏の間はずっとトレセンでなく鉾田で過ごすことになりましたけど、今年の夏は非常に暑かったので、その時期に無理しなかったことがプラスになるかもしれないと前向きに考えています。

2010/09/06

イサベルとラクリマ、新潟2歳Sでワンツー

今日の新潟2歳Sでマイネイサベル(父テレグノシス)とマイネルラクリマ(父チーフべアハート)で決着。久々のラフィアンの馬で2歳重賞勝ちとワンツー、お見事でした。やはり今年の2歳勢はここ2年とは違い勢いがあります。

やはり重賞で活躍するような馬は、募集時に自分が出資を検討したか見直して、今後の出資にも活かさなくていけません。

価格はイサベルが13万、ラクリマが17万。やはりラフィアンは安い馬が走る、と決めつけないまでも、走る馬の出現頻度と価格の相関があまり見られないことは以前から感じています。つまり安い馬が多数いる中で敢えて高い馬に手を出すメリットは小さいと言えると思います。特に一年の出資頭数が2頭程度の私のような場合。

ラフィアンのチーフべアハート産駒は走る!ということで、ラクリマは募集時に1番人気となりました。ポイントもなく、抽選をなるべく避けたい私にとって、ラクリマは人気になりそうなことはわかっていたので、最初から出資は考えませんでした。2次募集にもチーフべアハート産駒のハニーテューズデイの09が出てきます。今回のラクリマの活躍で人気はあがりそうです。

イサベルは父テレグノシスは良さそうということで多少注目はしましたが、この年の牝馬は関西のロージズインメイにしようと決めたので、結果出資対象から消えました。イサベルに出資している方を知っていますが、その方は逆にロージズは買わないと最初から決めていたようですね。さらにその方は大阪在住だけど、出資は東西拘らないらしい、賢いです。

この2頭に共通しているのは、関東馬、母父サンデーサイレンス、1次募集馬ということでしょうか。私は大阪在住なので、関西馬優先の方針ですが、ラフィアンは2/3は関東馬。あまり関西馬ばかりに拘るのもよくないかもしれません。(今年の出資は東西1頭ずつとなりましたが)

そして母父サンデーサイレンス、やはり今は父がサンデー系でなかったら母父サンデーサイレンスの時代。社台も生産馬の9割はサンデーの血が入っていますし。私は父も母父も非主流血統の方が好みなので、できれば母父もサンデーでない方を優先してきましたが・・・。やはりサンデーは嫌わない方が利口でしょうか。

2010/09/04

2次募集馬検討 ~ その1

今年の2次募集馬は一口20万以上の馬が16頭中7頭もいて、まず全体的に高いという印象をどうしてももってしまいますが、馬の質は良さそうなのは確かです。

レースの09(一口42万 父ジャングルポケット)やマヤノメイビーの09(一口27万 父アグネスタキオン)は高いですが、クラシックでも通用しそうな血統です。特にレースの09は、母が17歳時の仔ですがなかなか魅力を感じます。しかし、私はラフィアンで社台生産馬は買わないという自分ルールがあるために、値段を抜きにしてもレースの09は買いません。

過去の経験からラフィアンの募集馬は値段に関係なく走る確率は同じだと思っているので、なるべく安い馬から選ぶことになります。

前にも取り上げたスギノセンヒメの09(20万 父ロージズインメイ)は価格は高めですが、捨てきれないでいます。母父フォーティナイナーで兄ケイアイテンジンがダート馬であるから本馬もダート馬でしょうか?社長の見立てもダート馬なら買うことはなくなると思います。基本的に芝馬優先の方針なので。私はなんとなく芝馬の予感がしていますが。

16頭の血統表と価格を見渡して、その字面のみですが新たに魅力を感じたのが、ヘイアンリリーの09(15万 父マイネルラヴ)です。兄に重賞2勝のブルーイレヴン(父サッカーボーイ)がいます。京成杯の暴走で有名な馬です。母父シンボリルドルフはマイネルハーティと同じ。今年は1次2次合わせて、そのハーティの全弟を含め4頭のラヴ産駒がいますが、本馬が一番血統的に好みです。

兄ブルーイレヴンの暴走した気性は母父シンボリルドルフから来ているものだと思いますが、本馬はさらに父が気性のきついマイネルラヴに変わってどれくらい気性がイッちゃっているか少し心配ではあります。

本馬は今年の八戸市場(75頭上場 20頭落札)で650万と2番目の高額で落札されました。ツアーで社長は、八戸市場は上場頭数が手頃なので、一頭一頭ある程度じっくり観察する時間があると自信あり気なことを言っておられましたが・・・、かつてレーツェルもこのセリに落札しましたし、その言葉も信じてみたいと思います。

本格的な検討は、カタログ見て厩舎が決まってになりますが。できれば鉾田ツアーで実物をみたいですね。でもおそらく行けないのです。。。

2010/09/02

2次募集馬ラインナップ決定

64 オールマイティの09 牡 キングカメハメハ フジキセキ 32万円
セレクションセール 2,300万

65 シャフィガの09 牡 デュランダル Woodman 13万円
セレクションセール 500万

66 スカーレットオハラの09 牡 オレハマッテルゼ ブライアンズタイム 13万円
八戸市場 510万

67 スギノセンヒメの09 牡 ロージズインメイ フォーティナイナー 20万円
セレクションセール 1,100万

68 スプラッシュクインの09 牡 シンボリクリスエス トニービン 22万円
セレクトセール 1,200万

69 ハニーテューズデイの09 牡 チーフベアハート サクラバクシンオー 15万円
サマーセール 600万

70 ハートオブマインの09 牡 スズカマンボ アフリート 14万円
サマーセール 510万

71 ブラッシンググルームの09 牡 リンカーン Broad Brush 24万円
セレクトセール 1,500万

72 ブルーフェリシアの09 牡 ホワイトマズル マーベラスサンデー 14万円
サマーセール 620万

73 ヘイアンリリーの09 牡 マイネルラヴ シンボリルドルフ 15万円
八戸市場 650万

74 マザーラドクリフの09 牡 アグネスデジタル サンデーサイレンス 16万円
セレクションセール 800万

75 レースの09 牡 ジャングルポケット Gulch 42万円
セレクトセール 3,200万

76 スターアルファの09 牝 サクラバクシンオー サンデーサイレンス 25万円
セレクトセール 1,700万

77 ボディラブの09 牝 マイネルラヴ キャロルハウス 10万円
サマーセール 200万

78 マヤノメイビーの09 牝 アグネスタキオン Miswaki 27万円
セレクションセール 1,800万

79 リキサンフラッシュの09 牝 アグネスデジタル フラッシュオブスティール 13万円
セレクションセール 400万

* * *

2次募集は16頭、1次と合わせて79頭で昨年より若干少なめです。この夏の間に国内のセリで買われた馬達となります。公式サイトの情報に加えて、セリでの価格(税抜)とセリ時の情報へのリンクを加えて貼りつけてみました。

募集価格はおおむねセリでの落札価格に800~1,000万上乗せされたものになっています。それにしても1次募集の価格に比べると、かなり割高に感じてしまいます。

前に本ブログでも取り上げましたスギノセンヒメの09は、一口20万。1次募集のロージズインメイ産駒が皆お買い得価格で最高でも15万だったたけに、なおさら高く感じます。18万くらいまでだったらまだ買いやすく感じましたが。

今のところ、買い足すとしたら1次募集の残りの方を優先したい気持ちが強く、もし2次募集を買うにしても10万円台のものにするでしょうね。20万のスギノセンヒメも、まだ完全に諦めたわけではないですが・・・。

メガロス 軌道に乗ったか

(ラフィアン近況 9/1 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。軽めの乗り込みを継続することで徐々に動きが良くなってきました。現在は坂路2本目をハロン17秒ペースに強めていて、まだ多少気合いをつけていく必要があるものの1度勢いに乗ってしまえば、それほど無理せずに前の馬に遅れずついていっています。主任は「この1週間で着実に進歩しているのは確か。このまま乗り込んで態勢を整えていきたい」と話していました。馬体重は450キロ。

* * *

ようやく上昇気流に乗ってきました。かなり久々の前向きな近況という感じがします。この調子で早く再入厩できればいいですが。

同級生で同厩舎のショコラーデはしばらくレースに出ることができないので、秋冬の間はぜひともメガロスに頑張ってもらいたいところです。

2010/09/01

ショコラーデ 無事に手術完了

(ラフィアン近況 8/31 火)
マイネショコラーデは、コスモヴューファームで休養中。診療所に輸送して骨片の摘出を無事に済ませています。今回の手術で関節鏡を患部に入れて内部を確認したところ、剥離骨折の他、軟骨が損傷している部分も見つかりました。3ヶ月は休ませることになる見込み。いずれにしても運動制限の解除や坂路入りの開始時期は、レントゲン検査を行いながら判断していきます。

* * *

剥離骨折の骨片摘出は無事完了したようですが、軟骨も痛めていたんですね・・・。

3ヶ月の休養。やっぱり長く感じます。予定通りなら、乗り込み再開は12月。この後さらなるトラブルがなく無事に治りますように。

↓はCVFでの写真。時期的に手術直前だと思います。左膝の所の毛が剃られているようです。レントゲンなどの検査をする際にそうする必要があったのでしょう。



パツィエンザはCVFで育成

(ラフィアン近況 8/27 金)
パツィエンザの09は、7月31日(土)にビッグレッドファーム明和からコスモヴューファームへ移動しました。オーク分場にて昼夜放牧を行っています。集団の中で大人しく青草を食んでいるのが常。自己主張もほとんどなく、どちらかといえば目立たない存在です。肩関節が柔らかそうな歩様。身体を上手に使えそうな特徴もあり、本気を出して走ったら伸びのある動きを見せるのではないかと想像しています。そろそろ馴致を開始する予定。

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パツィエンザは昨年のショコラーデと同じCVFの育成となりました。仲の良かったパールバーリーは明和なので残念ながら離れ離れになってしまいましたね・・・。CVFはもう10年近くも前に行ったことがあります。その頃は屋根付きの坂路もありませんでした。CVFはツアーにも組み込まれないのでなかなか行く機会がありません。そのうちまた訪問したいと思っていますが。

ツアーでの印象の通り、パツィエンザはコスモキララとは対照的に大人しい性格。坂路で乗り始めて、どのような動きを見せるか楽しみです。

キララ やっぱりお転婆

(ラフィアン近況 8/27 金)
コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。今月に入って馴致をスタートしました。初期段階から気難しい面を見せていましたが、徹底的に拒まれたことは一度もなく、すでに坂路でのハッキングを経験済みです。ただ、何かを気にして膠着したり、後退したりする面がちらほら。走っている最中に時折、急に頭を高くするシーンも見かけます。けさになって右前肢を気にする素振りを見せました。砂のぼりの再発かもしれません。馬体重は421キロでした。

* * *

育成の振り分けは明和になりました。愛馬の中では3歳のシェモード(引退)と同じです。

ツアーでも見た激しい性格から、馴致は苦労すると思っていましたが予想通りでしたね。「徹底的に」拒まれてたことはないということは、普通の拒みは日常的なんでしょうねw、おもしろい記述だと思いました。でも、競走馬は大人しすぎるよりはこれくらい強い気性の方がよいですよ、おそらく。。

ツアー時の体重は392kgなので30kgほど増加。パンフレットの推定馬体重通り、470㎏にはなりそうです。


2010/08/27

マイネルキッツ 海外遠征が白紙に

(ラフィアン近況 8/26 木)
マイネルキッツは、25日(水)札幌競馬場から美浦に到着しましたが、右前肢に跛行が見られるため、オーストラリア遠征は白紙となりました。レントゲン検査を行いましたが、今のところ異状は見つかっていません。原因ははっきりしませんが、肩の筋肉を痛めている可能性があります。しばらく在厩のまま経過を観察し、今後を検討することになります。国枝調教師は「レースの直後はダメージはなかったが、美浦に移動してから症状が顕著になってきた。遠征を楽しみにしていた会員の方には大変申し訳ありません」と述べていました。

* * *

マイネルキッツはもちろん私の出資馬ではありません。しかしキッツの海外遠征は一会員としてとても注目していたし、楽しみにしていました。この文章のニュアンスでは遠征しない確率の方が高そうな感じですが、まだ回避が決定したわけではないので出走できることを祈っています。
(27日記 白紙でなく、はっきりと断念と情報が出ましたね。残念ですね。)

私の一口馬主の夢の一つに、海外の大レースに出走してできれば勝つことももちろん含まれています。やはり同じクラブのキッツの遠征は、いつかは自分の愛馬もという希望を与えてくれる面もあります。

キッツのコックスプレートとメルボルンカップは海外遠征としては稀なケースで、もし私の出資馬の海外遠征が将来実現するなら、可能性が高いのは、招待レースで毎年、日本馬も多数出走しているドバイミーティングと香港国際競走でしょうね。私はマイラー血統によく出資するし、キッツは例外ですがラフィアンは強い馬はマイラーが多いので、いつかは香港マイルやドバイデューティーフリーあたりに出走を夢見ていますが・・・。

メガロス 良化待ち

(ラフィアン近況 8/25 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路の1本目をハッキングで流し、2本目をハロン20秒のキャンターで駆け上がるのが現在の調教メニューです。休養が長引いたためか、全体的にしっかりしていない印象を受けます。スタッフは「トモの状態があまり良くない。スムーズに推進していない」と感触を述べていました。当面はペースアップを控え、軽めに乗って良化を待った方が良さそうな状況です。馬体重は451キロでした。

* * *

メガロスもなかなか軌道にのってくれません。でも、骨折のショコラーデ、競走中止で2戦で引退のシェモードに比べたら、まだまだ「軽症」。少し気長に待ってみることにします。

鉾田も以前と比べたら、様々な面で良くはなってきていると思いますが、私の馬は鉾田で現状維持はできてもなかなか良化してくれない気がします。

鉾田には北海道の広い放牧地、栗東の逍遥馬道のような馬がリラックスできる空間がありません。また慢性的に人手不足のために、調教以外は馬は馬房に閉じこもりです。(おそらく)トレセンにように引き運動をしてもらえるわけでもありません。短期ならいいにしても、期間が長くなると馬もストレスが溜まってきそうです。(この節は私の想像がかなり入っています。事実と異なるかもしれません。)

2010/08/25

シェモード 引退が決定

マイネルシェモードは、前走で競走を中止し、今のところ馬体に異状は見つかっていませんが、未勝利戦が編成されている間に立て直すことは難しいため引退が決定しました。わずかキャリア2戦での引退となり、大変残念です。長い間ご声援ありがとうございました。

* * *

7/31にデビューしてから、1ヶ月も経たずに引退となってしまいました。シェモードは調教をしては身体のどこかを痛め休むことを繰り返しデビューがこの時期までずれ込んでいた時点で勝ち上がりの可能性は決して高くはないと正直思っていましたが、まだ未勝利戦が残っているこの時期の突然の引退は想定していませんでした。

レースで走ったのはわずか2戦、そのうち一戦は競走中止。一度も全力で走ることはなく、実のところのポテンシャルはわからぬままの引退。しかし調教ができる体質の強さや、レースでの走る気持ちも能力のうち。

牧場で実際にシェモードと触れ合ったことがあるし、こういう形の引退はやはり気持ちが沈みます。おそらくは引退後は地方競馬へ行くことになるでしょうか。そのときは出資馬ではなくなりますが、陰ながらシェモードを見守っていきます。

2010/08/24

シェモード 競走中止…

マイネルシェモードは、22日(日)、新潟7Rに出走しましたが、最後の直線で競走を中止しました。レース後の競馬場での診察では馬体に異状は見つからず、今後については相談中です。

From RaceCourseのコメント
武士沢騎手「途中から前肢に全然力が入らず、ガクガクしはじめて危ないと思って止めた。何ともなければいいのですが」
直線で競走を中止してジョッキーが下馬。診療所に運ばれましたが、馬体に異状は見あたりません。


* * *

今回もライブでレースを見ることができませんでしたが、レース結果を知って驚き最悪の事態も覚悟していました。

まずは馬自身は無事みたいだったようで一安心・・・、と思ったら「相談中」というワードが出てしまいました。長い紆余屈折の末にようやくデビューし、まだ2戦しか走っていないのに。

とりあえずは続報を持つことにします。馬が無事なのだからチャンスがある限り試してみてほしいのですが。

2010/08/22

シェモード 2戦目

8/18      武士沢      美南P      良      64.4      50.8      38.4      13.4      G前仕掛け
コスモオルバース(新馬)一杯の内0.1秒先着

マイネルシェモードは、22日(日)、新潟7R・芝2000mに出走します。今週のコスモオルバース、ペコリーノという2頭の2歳新馬との併せ馬で最先着。終いは13秒台でしたが、テンからある程度跳ばしています。助手は「まだ体がついて来ない感じがあるが、以前よりも気持ちは前向きになってきた。追い切りの際、5ハロン標識から自らハミを取りだした。使ったことでそれほど変わった感じはないが、精神面での上積みが結果に出て欲しい」と語っていました。

* * *

まずは除外を免れ出走確定したことを喜びましょう。なるべく1戦でも多くチャンスが欲しいですから。

まだレースを全々理解していなかったデビュー戦の前走。例え中身は同じでも真面目に走ることができれば着順はあがるはず。勝ち上がるためには少なくとも8着には入らなくては。

2010/08/19

メガロス 今度こそ乗り込み再開か

(ラフィアン近況 8/18 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。曳き運動でのチェックで右後肢の歩様に回復が認められ、予定通り土曜日に試し乗りを行いました。違和感はなく、歩様にも問題がなかったため、現在は角馬場でダクとハッキングを乗って様子を見ています。いまのところは再発の兆候はありません。育成主任は「どのタイミングで右後肢を痛めてしまったのか判らないだけに、少し慎重に進めていきたい」と話していました。様子を見て坂路入りを開始するなどペースを上げていきます。

* * *

ようやく乗り込み再開ですが、まだ坂路で走るまでは行っていません。今度こそ大丈夫だとは思うのですが。東京も大阪はもちろん、鉾田もかなり暑いみたいですが、メガロス達も頑張って(嫌々?)走ってくれています。

うまくいけば10月にはデビューできるかもしれません。朝日杯FSの目標もまだ持っています。デビューから2連勝でG1出走の夢もまだあり得るか・・・。


ショコラーデ バレンタインデイには復帰できるか

(ラフィアン近況 8/17 火)
マイネショコラーデは、コスモヴューファームで休養中。到着後に改めて行ったレントゲン検査の結果、骨片を摘出することになりました。診療所の都合がつき次第、手術を行うことになりますが、1〜2週間先になるかもしれません。患部には若干の熱感があります。歩様はじっくり見れば「わずかに気にしているかな」という程度。現在は馬房とパドックだけの管理にして運動を制限しています。

POGブログ
函館2歳Sで2着のマイネショコラーデ(牝、父ロージズインメイ、母コスモヴァレンチ)は報道の通り、左前脚に剥離骨折を発症して全治6か月以上の診断を受けました。現在は休養中です。担当の村井助手に久しぶりに会ったのですが、「残念です」と悲しそうな表情でした。それでも、陣営は前向きです。「賞金を加算できたのは収穫。今の時期でよかった、と思うしかない。成長して帰ってくることに期待したいです」と高島助手。順調に回復すれば桜花賞には間に合いそうな感じです。例年は賞金900万の馬が抽選になっていますから、1050万円を持っていれば出られそうな感じ。来年のバレンタインデーぐらいには栗東で元気な姿を見たいです。

* * *

骨片を取り除くのは、骨片をそのまま残すよりも取り除いて再生させる方が回復が良いからそうするわけですが、1,2週間待たされるのはかわいそう。診療所が混んでるなら仕方ないのですが。

若駒で剥離骨折はよくあります。昨年の2歳ではリルダヴァルが思い浮かびます。リルダヴァルは右膝で、左右の違いはありますが同じ膝の剥離骨折です。9月23日に骨折が判明し休養、3月27日の毎日杯が復帰戦となりました。ちょうど半年ですね。ショコラーデは時期が早かったので、順調に行けば↑に書いてあるようにバレンタインの頃に復帰できるかもしれません。

阪神JFに出れないのも残念なのですが、阪神JFは桜花賞どっちかって言ったらやっぱり桜花賞の方に出たいわけで、そう思うなら今の時期でよかったと思うしかないのかなぁ。。。

ネットを色々見ていると、ショコラーデの名前を由来をバレンタインデイ生まれと知っている人がけっこういるんですよね。会員の方かもしれませんけど。見るたびになんだか嬉しくなりますが。

2010/08/14

シェモード 2走目も新潟予定

8/11      武士沢      美南D      良      81.4      66.7      53.3      40.1      13.3      強目に追う
サマーリガード(三未勝)強目の内を0.4秒先行4F付0.2秒遅れ

(ラフィアン近況 8/13 金)
マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダート外回りのDコースを主体に乗り込まれています。思ったほどレースの反動もなく、この中間も順調です。水曜日には早くも追い切りを消化できました。3頭併せの真ん中で、ラストは軽く追う程度で2番手でゴールしています。調教助手は「レースを使った後の方が馬が良くなっている感触。以前よりも落ち着きが出てきたように思う」とコメントしていました。想定などを検討した結果、次も新潟で続戦することに。使えるところで芝2000m前後のレースに出走させたいと考えています。

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すごい遅まきながら、シェモードも軌道の乗ってきたかもしれません。前回、わけが分からず走っていたらしいので距離は伸びた方がいいでしょうね。一度はシェモードのレースも見ておきたいのだが、関東馬なのでなかなか。。ぜひとも勝ち上がって、できればそのうち関西の方のレースにも来てほしい。

2010/08/12

ショコラーデの剥離骨折

ショコラーデの骨折、やっぱり心配なので、Twitterでクラブに直接聞いてみることにしました。







ショコラーデの骨折は、負けはしたけど良いレースをした直後だけにとても残念でした…。全治6ヶ月ということですので、剥離骨折としては重いものだったのでしょうか?


それでクラブから回答をいただきました。私宛だけのものだけでなくラフィアンのフォロワー全体へのツイートもまとめて載せます。







競走馬にケガはつきものとはいえ、マイネショコラーデの骨折はショックでした。それでも、全治6ヶ月の剥離骨折ですから来春には間に合うはず。休んでいる間に成長もあるでしょうし、前向きに待ちたいと思います。皆様の応援に感謝いたします。

ショコラーデの骨折は残念でしたが、不幸中の幸いで重篤なものではありません。この場合の「全治」は見舞金規定によるものなので、3ヶ月の次は6ヶ月と期間の区切りが大きいのです。実際に治るまでの期間とはやや異なります。早く治りますように…。

トレセンや競馬場で競走馬が怪我をすると「全治3ヶ月」「全治6ヶ月」等と表現されますが、これは見舞金規定に従ったものです。「全治★ヶ月」は「出走可能となるまでに★ヶ月」という意味。なので、全治3ヶ月の軽微な骨折なら1ヶ月後には乗り運動再開という場合もあります

「全治★ヶ月」と診断されて見舞金をもらった競走馬が、★ヶ月を過ぎる前に出走した場合には、月割りで見舞金を返還することになっています。ケガの回復にも個体差がありますから、当初の見込みより回復が早い馬もいるのです。



クラブの回答によると、重症ではないようですね。一安心です。順調に回復すれば今年中に調教を再開できるかもしれません。

不安があるとすれば、母と同じように調教中に再度骨折してしまったり、または他の怪我をしてしまうことですね。さすがにここまでは似ないでほしいです・・・。

クラッチ かなり太って少し痩せる

(ラフィアン近況)
7/27 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。放牧地を積極的に歩き回らず、馬体も太くなりやすい特徴も踏まえ、予定を早めて坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しました。休養期間中に541キロまで増えています。その数字通り、動きが重々しく、まだまだこれからといった印象。主任は「腹周りがけっこう大きくなっている。まずは絞り込みに努めたい」と話していました。

8/10 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路1本を半マイル60秒を目安に駆け上がり、午後からウォーキングマシンを使用して1時間ほど歩かせるのが現在の運動メニューです。まだ太め感は残っていますが、腹周りは少しずつ絞れてきている印象。中間の計量では2週前から7キロ減の534キロでした。体力が向上していることから、今週からは追い切りも取り入れていく予定です。

* * *

ウチの2歳の2頭が順調さを欠くなかクラッチは順調なようです。これまで33戦走って大きな怪我は一度もないので安心感があります。まさに無事是名馬を実感します。

弟のナカヤマフェスタが凱旋門賞挑戦のためにフランスへ旅立ちました。もはやここまでくれば、兄として・・・とか言う気はまったく起こりません。クラッチはクラッチでマイペースで出来るだけ長く走ってください。

メガロス まだ回復できず

(ラフィアン近況 8/11 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。曳き運動の歩様チェックで回復が認められ、これを受けて坂路入りを開始しましたが、実際に跨がると右後肢の運びがしっくりこない感じです。悪化する可能性も考慮して、もう少し騎乗を休止して様子をうかがうことになりました。今週末にもう一度試し乗りをしてみます。馬体重は先週から2キロ増の447キロでした。

* * *

最近の猛暑で鉾田の馬はみんな夏バテ気味だとか。メガロスも猛暑の影響はあるでしょうか?

骨折のショコラーデに比べればマシな状況とは言えますが、現在私の所有馬全体が悪い流れにある気がします・・・。とにかくこれ以上は悪くならないことを祈るのみ。

メガロス、早くトレセンに戻っておいで。

2010/08/11

ショコラーデ 函館2歳S後に骨折…

(ラフィアン近況)
8/9 月
マイネショコラーデは、8日(日)に函館9R函館2歳ステークスG3に出走し、ハナ差の2着でした。この後はビッグレッドファームに移動し、リフレッシュします。

From RaceCourseのコメント
和田騎手「無理に先行するつもりがなく、テンの1ハロンは良い感じだったが、途中で掛かってしまった。前に入られ、それで外に出したら隣の馬と接触してむきになってしまった。そこがちょうど前がクリアなポジション。一気に進出する感じになってしまった。一生懸命な性格だから行きだすとペースの調節が難しい。でも、途中からは流れが落ち着いていたから引っ張るのもどうかと思った。馬は前走を使ってずいぶん良くなっていたし、もたれる癖も見せなかった。もう少しだったのだが」

8/10 火
マイネショコラーデは、レースの翌日から左前肢に違和感を生じ、レントゲン検査を行ったところ、ヒザに剥離骨折が見つかりました。全治6ヶ月以上の見舞金の対象になるとの診断です。近々、ビッグレッドファームに移動し、骨片を取り除いたほうがいいかどうかを判断します。

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函館遠征のためにレース後の更新が少し遅れていましたが、まさかこんな形で記事を書くことになるとは。。。

今回は愛馬初の重賞挑戦、しかも勝算ありということで函館競馬場までショコラーデの応援に行っていました。
この日の函館はとても暑く、馬達は皆お腹から汗をポタポタ。パドックでのショコラーデはキビキビと歩きつつ落ち着いており、なかなかよい状態に見えました。

前日はショコラーデと、マジカルポケット、ルリニガナの3頭の人気がほぼ横一列。わずかにマジカルポケットが1番人気で、ショコラーデは2番人気となっていました。当日になると、ショコラーデが僅差で1番人気となり、パドックが始まるとさらに人気があがり、最終的に2.8倍の少し抜けた1番人気に。

レースは惜しくも前走に続き2戦連続のハナ差の2着・・・。スタートは普通も、3コーナーで一気に進出し4コーナーで先頭に並びそのまま直線へ。早めに抜け出すもゴールすれすれでマジカルポケットに差されてしまいました。

二戦続けてのハナ差負けはとても悔しい。しかし和田騎手にコメントにあるように、まだまだ若さを見せての競馬で力のあることは示しての2着。最低限の賞金は加算して、続くファンタジーSや暮れの2歳G1、そして翌年の桜花賞へ繋がると思っていた矢先のこの骨折・・・。

ショコラーデは馬体やレースっぷりだけでなく、新馬勝ちやレコード駆け、そして重賞後の骨折まで母と似てしまいました。(残念ながら2歳S制覇は同じとなることはできなかったけど) 奇しくも骨折箇所と全治までの期間の診断も同じらしい。実は反り膝であるところまで同じで、このことは社長がツアーの解説で言っていました。これまでトラブルはほとんどなくきていただけに、この事に関しては楽観視していましたが、実現してしまうとは・・・。

まだ怪我の詳細は分かりませんが、恐らく一回叩いて桜花賞という路線にギリギリ間に合うかどうかというところでしょうか。こうなってしまうのなら、函館2歳Sはなおさら勝ちたかったし、勝たせてあげたかった。

とりあえずショコラーデにはゆっくり休んでもらって、また回復したら競馬場で元気な姿を見せてほしいです。できれば、この間の休養が成長を促すものになってくれたと思います。



2010/08/07

ショコラーデ 函館2歳S出走前

8/4      助 手      函館ダ      良      69.4      53.9      39.7      12.8      直強目追う
ファイブスター(古500万)馬ナリの外を0.4秒先行0.1秒遅れ

(ラフィアン近況 8/6 金)
マイネショコラーデは、8日(日)、9Rの函館2歳S・芝1200mに和田騎手で出走します。4日(水)の追い切りは終盤の3ハロンだけを伸ばす内容です。「反応が良い。状態は確実に上向いている」と調教助手。相手に分があったとはいえ、加速する際のアクションが良く、以前よりストライドに伸びがあるようにも見えました。のめるような馬場なら別ですが、雨が降ってもある程度までなら対応できるでしょう。勝ち負けを期待しています。

* * *

ラフィアンの近況では、村井助手の強気な発言は見られませんでした。楽しみにしていたのですが。なぜ雨のことが書いてあるのかと思ったら・・・、天気予報では函館は今日の午後から明日の午前中まで50%の雨予報なんですね。

枠が1枠1番、前走と同じ内側からです。前走の敗因の一つに逃げて目標にされたことが挙げられますが、私は今回も他にハナに行く馬がいなかったら行っても構わない。リズムを崩さない方が大事だと思っています。一番の大きな敗因はやっぱり余裕残しだったことなので。でも、距離が伸びる今後のことも考えるなら少し控える競馬の方がベターでしょうね。

雨が降った時の重馬場やレース展開など未知な部分が多いのはどの馬も一緒。ショコラーデはこれくらいの不確定要素はなんとかしてくれると思います。

この函館2歳Sは愛馬初の重賞出走となります。それも有力馬の一頭という立場で!というわけで函館へ行って現地応援してきます。こんな機会はめったにないし、そうでないと函館まで行こうとはなかなか思わないでしょうね。重賞に出れただけでもショコラーデと関係者の方々には感謝しています。なんとか良い結果を出して、今後も重賞戦線を突き進んでで欲しいですが。

シェモード 次走はどこになるのか

(ラフィアン近況 8/6 金)
マイネルシェモードは、トレセンに戻ってからも順調に乗り込まれています。追走に手一杯だったデビュー戦。他のことに気を取られていたのか、ストライドが十分に伸びず、推進力が斜め上に向いているような走りでした。この一戦で良い方へ変わるでしょう。次走は芝2000mの予定です。今週中にも出走しやすい函館競馬場へ移動するプランでしたが、4日(水)の想定の段階では新潟とほぼ変わらない混雑状況でした。今後については検討中です。

* * *

走っている時に(作業中に)他のことに気を取られるとかまるで私みたいですな・・・。書いてあるように次走はもっと集中力が出てくれることに期待しましょう。能力云々はそれからです。

やはりこれからの3歳未勝利戦は混雑してくるんですね。今までの出資馬は能力がない場合もこの時期には引退していたので、これからの未勝利戦ゾーンを走ったことはありませんでした。シェモードは何回くらい猶予があるのだろう。なんとか勝ち上がってほしいけど。

2010/08/05

ショコラーデ 函館2歳S追い切り

ソースはスポニチさんスポーツ報知さん

ダートコースで併せ馬
69.4 - 53.9-39.7-12.8
5ハロン標識でファイブスター(5歳500万下)に2馬身半先行。最後は半馬身ほど後れ。

福島助手
「しまい重点。中1週だしガリガリやる必要はない。予定通りの追い切りができた」
「ダート馬じゃないからね。ダートの追い切りで動かなくても気にならないし、前走時はもっと手応えが悪かった。きょうはちゃんと反応していたよ」
「反動やダメージはない。体もふっくらとして、プラス体重で出られそう」
「1回叩いた今回は、レコードを更新できるくらいの上積みがある」

* * *

レコードとなったラベンダー賞から中1週での出走なので軽めの調教とは思っていました。併せた相手はクロフネ産駒の5歳牝馬、もちろんダート馬。前回も3歳未勝利馬相手にかなり遅れていたので、タイムや遅れたのはそれほど気になりません。一番心配だったのは反応ですが、それは前回よりもよくなっているみたい。

ショコラーデは育成時代には牡馬にも負けないパワーが一番のセールスポイントでした。なのでダートもいけるかなと思っていましたが、最近は軽い走りと言われるしダート向きではないみたいです。母父マイネルラヴっぽいですね。それでも芝の重馬場や洋芝はこなせると思っていますが。

それにしても福島助手さんのコメントはかなり強気。この通りにレコード更新できて勝利できたら最高なんですけどね。でもラベンダー賞はコースが変わったばかりの開幕週でしたし、傷みやすい洋芝であれから2週間。タイムは前回ほど速くはならない気がしています。


メガロス 再びウォーキング…

(ラフィアン近況 8/4 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。先週から乗り始めたものの木曜日になって右後肢に違和感を生じてしまいました。ハロン20秒程度の軽いキャンターで進めていただけに原因がいまひとつ掴みきれませんが、久々の騎乗で馬自身のテンションが高くて行き帰りの馬道で暴れるなどしており、どこかで捻るなどして痛めたのかもしれません。現在はウォーキングマシンによる運動で様子を見ていて、歩様の回復を待って調教を再開する予定です。馬体重は445キロ。

* * *

先週、ようやく鞍傷が治ったと思ったら再びトラブルが・・・。正直、私は心のなかで、また何か良くないことが起きる予感はしていました。鉾田だからでしょうか。メガロスは北海道を出るまでは怪我とは無縁で健康に関しては優等生だと思っていましたが変わってしまいました。

幸い、それほどひどいものではなさそうなので、来週にはまた調教を再開していますように・・・。

2010/08/03

Gallopでのショコラーデ

ショコラーデが函館2歳Sに出走、それもおそらく人気サイトで・・・。ということで、普段は買わないGallopを買ってみました。昔は毎週のように買っていた時期もあったんですけどね。一口馬主に力を入れ始め、まずは自分の愛馬中心の競馬ライフになってくると自然と買わなくなってきました。

ラベンダー賞でショコラーデがハナ差敗れたロビンフット。そのロビンフットを新馬戦で2馬身半差つけたマジカルポケットが本命扱いか?と思っていましたが、ショコラーデが本誌本命!印は◎◯しかない。カラーでの紹介でもトップだし、「血ェックイン」と「データを斬る」でも本命。ここまで中心的に取り上げてくれるとは・・・。

愛馬が重賞に出るのも初めてだし、専門誌のカラー紹介のトップで取り上げられるのももちろん初めてのこと。これだけでも嬉しいものがあります。ありがとう、ショコラーデ。もちろん今回だけで終わらずに、続くファンタジーSや阪神JFでもカラーで取り上げられるのが目標なのですが。

掲載されている記事自体は特に新しい情報はありませんでした。やはり前回は帰厩して10日での競馬だったからそれほど体ができていたわけではなかったこと。レースの道中も外にもたれてまともに走っていなかったこと。初めて知ったのはショコラーデはレースでは前向きだけど、普段は手が掛からずカイバを食べた後はすぐ寝てしまうということでしょうか。

相手は恐らく人気になるだろうマジカルポケットにルリニガナ、他にもマイネルラヴ産駒のトラストワン、前回先着したといえ最速の上がりを使ってきたタイセイファントムなどなど・・・、みんな強敵です。

2010/08/01

シェモード デビュー戦は13着

マイネルシェモードは本日の新潟2Rの未勝利戦でデビュー!するも残念ながら結果は13着でした・・・。

まぁこの結果は想定の範囲内でした。今日は用事もあり、どのようなレース振りだったのか映像で観ることができていません。しかしfromRaceCourceの武士沢騎手のコメントを見ると、調教通りにまだ動きも重く、ただ回ってきただけという感じですね。

逆に考えれば、もっと仕上がって、競馬も覚えたら、いくらでも上昇する余地はあるということ。使いつつ良くなっていくことを期待したいですが、、現在は既に3歳の7月の終わり。未勝利戦の終了も遠くない先のことです。時間との戦いになるでしょうね。

* * *

(fromRaceCourse)
武士沢騎手「初戦だから仕方ないが、競馬を理解していない。何が何だかわからないまま走っているような感じだったし、動きに重さもあった」

畠山師「敏感な性格。装鞍の際には暴れそうな素振りを見せていた」

2010/07/31

シェモード 幾多のトラブルを乗り越えようやくデビューへ

7/28      武士沢      美南D      良      81.3      65.6      52.0      39.5      13.1      強目に追う
コスモテロメア(新馬)一杯の内0.1秒先着

(ラフィアン近況 7/30 金)
マイネルシェモードは、31日(日)、新潟2Rの芝1600mでデビューします。水曜日の最終追い切りは長距離輸送もあるので、オーバーワークに気をつけて2歳馬をパートナーにしたもの。ラストは手応えで勝っていました。跨がった武士沢騎手は「いつもダートで追い切っているが、後肢の甘さのせいなのかダートだと力を地面へうまく伝えられていない感じがした。芝を使うのは良い方向へ出るのでは。まだ走ることにそれほど前向きではなく、稽古では促し続けないと止めるところがある。レースでは一生懸命追ってきます」と話していました。

* * *

先週動きに未劣ったコスモテロメアに今週は動きは勝ったらしい。状態は上がってきてますね。↓は今月の写真ですが、馬体はなかなかよく見えます。あとは実際のレースで走る気がでてくれば。例え今回はダメでも何回か使って闘志に火がついてくれれば、ってところですね。

これまで幾多ものトラブルに見舞われてきたシェモード。2歳馬達がぞくぞくデビューしている中で、3歳のシェモードですがようやくデビューすることができます。デビューだけでなかなか感慨深いものがあります。

血統的にも芝かダートか、短か長かすらよく分からないシェモードなので適正を掴むためにも芝マイルというのはいいと思います。




ショコラーデ 函館2歳S一週前

(ラフィアン近況 7/30 金)
マイネショコラーデは、函館競馬場で調整中。レース後も目立つ疲れはなく順調です。吉田師は「普段より長い写真判定。かなり際どかったのだと思う。同着にしてくれても良かったのに」と残念そうに語っていました。来週の函館2歳Sが本番で、このレースを叩いてさらに調子を上げてくれるでしょう。引き続き和田騎手が騎乗する予定です。

* * *

ラベンダー賞から一週間経つのに思い出すと未だに悔しいですね~。

順調そうなのは何よりです。後はレース前の追い切りがどうかですね。ショコラーデは新馬戦前みたいに状態が良ければ調教は良い動きをみせるタイプなはずです。

また和田騎手が函館まで来てくれます。和田騎手も前回のレースは悔しかったはず。きっとショコラーデの前回の課題を考えた騎乗をしてくれると思います。期待しています。

函館2歳Sはなかなかメンバーが揃いそうですね。函館の勝ち上がり馬のほとんど、さらに福島での勝ち上がり馬が出てきそうな感じです。15頭くらいかもしれません。ロビンフットはいなくてもラベンダー賞よりも手強い一戦になると思います。

新馬戦でロビンフットに2馬身半差をつけたマジカルポケットもいます。1,2回使って変わり身をみせる馬だっているだろうし、先のヤマノラヴみたいにダートから芝に変わって走るのも出るかもしれません。特定の相手を気にすることなく、ただショコラーデの力を信じるのみです。

メガロスの傷跡

ラフィアンのサイトに7月度の牧場での写真がアップされました。メガロスの写真も更新されました。鉾田での写真で、運動はウォーキングマシンでしか行っていないのですが、随分と競走馬らしい馬体になりました。馬体が引き締まったせいか以前よりも胴長に見えます。

お腹から前脚に掛けて黒い跡がありますが、これが鞍傷ということで間違いないでしょう。思ってたよりも大きい傷跡です。傷が塞がる前はかなり痛々しかったことでしょう。こういう怪我はもうしないでもらいたいですね。

ようやく調教再開。無事デビューできるのを楽しみにしています。




2010/07/29

メガロス怪我回復し乗り込み再開

(ラフィアン近況 7/28 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。左臀部の血腫が問題のないレベルまで落ち着き、鞍傷ももう大丈夫そうです。26日(月)に坂路でキャンター1300m2本の乗り込みを開始しました。午前と午後の2回に分け、ウォーキングマシンに入れてそれぞれ1時間ずつ歩かせる運動も並行しています。馬体重に変化はなく、先日の計量では450キロでした。

* * *

怪我の発表が2日なので24日後に乗り込み再開しました。最初の入厩前の真歌での馬体重が443なので若干太い程度かもしれません。メガロスはやや小柄な馬なので、もしこの増加が成長分であれば嬉しいのですが。

鞍傷は人災なので二度と起こらないでほしいものです。これから鉾田で2~3週間ほど乗り込んで入厩。順調ならそれから1ヶ月後にデビューできるでしょうか。

2010/07/27

セレクションセールで買ったロージズ産駒

今月は八戸市場、セレクトセール、セレクションセールと3週連続でセリが行われ、ビッグレッドファームも多くの1歳馬と当歳馬を落札しました。当歳馬は来年の募集に、1歳馬は今年の二次募集に入る可能性が高い馬達です。ビッグレッドが落札した1歳馬の中で私が一番注目しているのはこの馬です。

スギノセンヒメ2009
牡 鹿 2009/2/18生
父ロージズインメイ 母スギノセンヒメ(母父フォーティナイナー)
生産牧場:乾 皆雄

セレクションセールで1100万で落札されました。兄にフェブラリーSで4着のケイアイテンジン(父アグネスデジタル)がいるなど近親もなかなか活躍しています。リンク先に画像と動画もありますが、とても見栄えのする馬体で動きも柔らかそうです。

この馬で一番の注目する点はやっぱり・・・、父がロージズインメイということでしょう。セレクションセールではロージズインメイ産駒は全部で6頭上場していました。一昨年の初年度産駒はビッグレッドもセリで力を入れて購入してきたロージズでしたが、今年は最初の5頭は全てスルーしていました。セレクトセールでも買わなかったし、やっぱりツアーでもロージズ失敗宣言をするだけあって、もうロージズは買わないものだと思っていたら・・・、セリの最後の方で登場したら最後のロージズ産駒の本馬をなかなかの高値でビッグレッドが買ってしまいました!

社長達は現在のところ、ロージズ産駒全般に対してネガティブな印象を持っていることは間違いありません。3歳馬達は残念ながらイマイチでした。牧場の1歳にもこの年までは数多くのロージズ産駒がいます。ラフィアン募集馬はかなり絞ったのでこの年のコスモはロージズ産駒だらけになります。

そんな状況の中でわざわざ購入したロージズ産駒です。かなりの良駒でないと買わないはずです。それに社長たちは誰よりもロージズ産駒を見続けて、その特徴は相当分かっているはずなので、ロージズに対する相馬は他の種牡馬の産駒よりも洗練されていると思います。

さらに母父フォーティナイナーというのも好みなので私はかなり興味がある一頭です。だけど本馬が二次募集に入るかは疑問です。多くの人は、またか、今更ロージズ?と思ってしまうだろうし、セリで1100万では募集価格は2000万前後、最低でも1800万は行ってしまうでしょう。一次募集の時みたいにロージズ特価で安くしてくれてたらいいのですが。社長は売れそうにない馬はあまり募集馬に入れないのでコスモの方に回る可能性の方が高いと考えています。でもマイネルの方に来ないかな、、、必ず買うかどうかは分かりませんが、密かに期待しておきます。

2010/07/25

ショコラーデ ラベンダー賞惜しくも2着

今日はWINS梅田で応援していました。調教は遅れていたけど、前走の勝ちっぷりが評価されて単勝2.0倍の抜けた一番人気に。

10頭の少頭数でさらに中央馬はわずか4頭。内枠なのでスタートが良ければ逃げてしまうかも、と思っていたらその通りの逃げてしまう展開に。直線早めに抜けだすが、ロビンフットと地方のヤマノラヴが迫ってきて、結果惜しくもハナ差の2着・・・。長い写真判定だったのでほとんど同着のような差でした。

タイムが97年函館3歳Sのアグネスワールドの1:09.8を塗り替える1.09.5のレコード。逃げてレコードは負けて強しの内容。ここまでくれば勝ってほしかったしやっぱり悔しいけど、勝ったロビンフットも強かったです。2着もショコラーデ頑張りました。3着ヤマノラヴは少し驚きました。

次走予定の函館2歳Sまでわずか2週間。レコードの反動が心配でしたが、和田騎手のコメントによるとこれでも目一杯の競馬ではなさそうだったので多分大丈夫でしょう。今回出てきた課題を次に活かせれば重賞でも勝機はあると思います。次走も和田騎手で決まっているのでしょうか?

* * *

(from RaceCourceより)
和田騎手「番手で流れに乗るつもりだったが、気負っていてハミを強く取り出したから逃げの競馬に。直線ではもたれていてスムーズな走りじゃなかった。まだ余力があったほど。こんなものじゃないですよ」

(ラジオNIKKEIより)
2着 マイネショコラーデ 和田竜二騎手
「外にモタれていました。真っ直ぐ走れば最後は抜けていたと思います。まだ若さがありますが、能力のある馬です」

2010/07/24

ショコラーデ ラベンダー賞出走へ

7/18     助 手     函館W  良           54.9     39.9     12.5     G前仕掛け
7/21     助 手     函館ダ   良     68.6     53.2     39.4     12.7     強目に追う
シルクデイブレイク(三未勝)強目の外を0.4秒先行4F付0.4秒遅れ

(ラフィアン近況 7/23 金)
マイネショコラーデは、24日(土)函館8Rのラベンダー賞・芝1200mに和田騎手で出走します。最終追い切りはゴールした後も2コーナーまで速いペースのまま行かせるもの。新聞社の調教タイムでは5ハロンから68秒程度のタイムとなっていますが、実際はその数字以上の強い負荷がかかっています。吉田師は「デビュー戦のときと比べると少し物足りない感じもするが、函館2歳Sが本番と考えるとむしろこれくらいでちょうど良いかもしれない」とコメントしていました。

* * *

デビューから1ヶ月。ショコラーデの2戦目、早くもOP戦です。直前の調教で3歳未勝利馬に遅れてしまったので少し心配していました。実際の調教は3頭合わせで、上記のシルクデイブレイクは最内でショコラーデは外側、だいぶ距離の差があったとのことですが。でも、ダートの時計としては標準はあるし、18日の調教も悪くないので多分大丈夫でしょう。

吉田先生はショコラーデの成長を促すため当面は強い追い切りはかけない方針みたいで、今回も軽めだとは思ってはいました。確信犯か、それとも直前入厩の結果的にかは分かりませんが、今回も余裕残しの仕上げ。これであっさり勝てるならこれから先々が非常に楽しみになりますね。今回はそう思って応援します。

わざわざ函館まで乗りに来てくれる和田騎手のためにも結果を出してほしいとは思っています。和田騎手は函館は6年ぶりで、明日はラベンダー賞を含め4鞍しか騎乗しないのですから。

相手はサンデーRの地方馬もいますが、今年は他の中央勢の方が手強いと思います。ロビンフットとタイセイファントムが強敵です。ショコラーデは内枠だし、スタートが良ければ逃げる展開もあるかもしれません。

パツィエンザとパールバーリー

(ラフィアン近況 7/23 金)
パツィエンザの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。健康状態が良好で、毎日の昼夜放牧で順調に管理されています。人へのあたりは柔らかくて従順ですが、馬に対しては強気。仲の良いパールバーリーの09がいじめられていると守ってあげる優しい性格の持ち主です。父が小柄な馬で同馬もそれほど体が大きくないものの、父の良い面である運動神経の良さを受け継いでいて、歩様もスムーズでブレません。割と早い時期からスピードを活かして活躍できるものと見ています。母系も良血で2歳だけで終わる感じはありません。

パールバーリーの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。6月初旬に左前脚に砂のぼりを発症しましたが、4日間ほどパドックで療養しただけですぐに昼夜放牧を再開しています。物静かで大人しく、争いを好まない性格。後肢の動きが柔らかく、クッションのある歩様が目を惹きます。肩の出も父の仔にしては良く、四肢を使ってうまく歩けている印象です。遅生まれなのでまだまだ体も大きくなりそう。パツィエンザの09と仲良しで、いじめられると力が強いパツィエンザが守ってくれます。

* * *

突然ですが、二頭の近況を並べました。実際にラフィアンのサイトではこの2頭は番号が並んでいるので近況も並んで表示されています。どうやらパツィエンザとパールバーリーはとても仲良しみたいですね。ツアーで会ったパツィエンザはとても大人しい仔でしたが、馬に対しては気が強かったんですね。しかも力が強いとは。。。意外だ。スピードもパワーもあれば言う事なしですが。

パールバーリーのいじめっ子を他の馬の近況読んで探してみました。特定はできないけど、放牧地での立場も強く、周囲の馬を蹴散らして歩いているというコスモフォーチュンか、放牧地でも威張っていて、集牧の際の生傷が絶えないタカラカンナあたりかな~、と。

こういう和み話を聞くと、仲良しのパールバーリーの方にもなんだか出資したくなっちゃいますね。実際、私は兄のパールバーリーの06(父ファルブラヴ)には出資していました。残念ながら骨折で2歳の名前が決まる前に引退してしまいましたが。

これからはパツィエンザだけでなく、並んでいるパールバーリーも注目していきたいと思います。

キララ 砂のぼり

(ラフィアン近況 7/23 金)


コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。BRFツアー前に左前肢に砂のぼりを発症。すぐに良化して昼夜放牧を再開しましたが、7月上旬に今度は右前肢が砂のぼりになってしまいました。現在もパドックで管理しており、ようやく歩様が良化してきました。ここまでくれば放牧再開までに時間は掛からないはずです。ひじょうに気が強く、気に入らないとお尻を向けてなかなか捕まえさせません。そのような性格のため、日々の四肢への触診や検温に慣らすことにも苦労しました。バランスが良い体型は父にそっくりで、気の強さも競馬で良い方へ出てくれるでしょう。


 


* * *


 


いよいよ1歳馬の近況更新も始まりました。当初は月一回ですが。この時期のコメントは特に目立つことは書いていなくて平凡がいいなー、目立つってことはトラブルであることが多いから、、、と思っていた矢先にちょっとしたトラブルが。。キララが「砂のぼり」になりました。今までの愛馬の中でなった馬はいなかったのでよく知らなかったのですが、検索してみると、、



砂のぼり ・・・ 蟻洞とも呼ばれていて、蹄にできた小さな割れめから砂がどんどん奥深くへと詰まっていって中で化膿する症状。神経を圧迫するのでかなり痛がる。

なるほど・・・。これは痛そうだ。でも今回の1歳馬の近況を一通り読んでみると、この砂のぼりが流行っているのか患っている馬がかなり多い。10頭はいたのでは。大衆病のようだし、良化してきたと書いてあるしそれほど心配はしなくて大丈夫でしょう。

書いてあるようにキララは本当に気が強いというか、少しイッちゃってるというか、お転婆娘でした。もう一頭の一歳出資馬のパツィエンザのおとなしさとは対照的です。それが将来、闘争心に結びついてくれると思っています。

シェモード デビュー間近

7/21    武士沢    美南D    良    68.2    54.0    41.3    14.0   馬ナリ余力
コスモテロメア(新馬)馬ナリの内を0.6秒先行4F付同入

(ラフィアン近況 7/23金)

マイネルシェモードは、美浦で調整中。1周2000mのダートコースを中心に乗り込まれています。21日(水)の追い切りは3頭併せの真ん中。行きっぷりの良いコスモテロメア(父アグネスデジタル)には手応えで見劣りましたが、もう1頭のペコリーノ(父ロージズインメイ)には先着しました。徐々に上向いている印象。跨がった武士沢騎手は「苦しくなるともたれる癖はあるが、今回はあまり気にならなかった。良くなっているからでしょうね」とコメントしていました。新潟3週目のいずれかのレースでデビューする予定です。


* * *


ようやく体勢が整ってきてデビューが確実に見えてきましたね。まだ本仕上がりには遠そうだけど、使いつつもっと良くなっていってもらえたら・・・。いきなりの好勝負は周りがほとんど経験馬だけに期待するのはさすがに酷でしょうね。レースは芝ダート、どれになるのか。デビューはやっぱり楽しみです。

2010/07/22

メガロス徐々に回復

(ラフィアン近況 7/16 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。引き続きウォーキングマシンによる運動で管理しています。鞍傷は治療を続けながら徐々に良くなっており、今週1週間様子を見て、患部の状況次第で来週からの騎乗開始を検討しています。また、左臀部にできた血腫も腫れが引いてきているので、切開などの処置をしなくても大丈夫でしょう。馬自身は元気にしていて、いつ調教を開始しても対応できそうです。

* * *

具体的に乗り込みの予定が出てくると安心できますね。たかが鞍傷と言っても1ヶ月近く乗ることができなくて、それからデビューまで少なくともまた1ヶ月以上はかかることになります。中央開催になるとデビューする馬のレベルも上がってくるのでこの時期の2ヶ月はやっぱり痛かった・・・。だけど一息いれたと思って本格的な復帰を待ちたいと思います。それよりもこれ以上アクシデントが起こらないことを祈りたいです。

2010/07/21

パツィエンザの09の血統

パツィエンザの09はラフィアン09産世代の中で牝系の良さではトップの馬かもしれません。祖母ParkAppealは英・愛2歳牝馬チャンピオン、叔父に種牡馬のCapeCross、従兄弟にディクタットを始めとして近親に重賞勝馬が多数。曽祖母のBalidaressからのBalidaress系は歴史的名牝PrettyPollyを祖先に持つ欧州名門牝系で、欧州のスプリント~マイル路線で多くの活躍馬を輩出しているそうです。ゴドルフィンが力を入れて買い集めこの牝系の多くがゴドルフィンの所有となっています。(参考 ゴドルフィンの強さの秘密に迫る その2 ~ゴドルフィンとBalidaress系~

母パツィエンザは未出走も、上記の2歳チャンピオンであるParkAppealと、欧州の2歳チャンピオンにして年度代表馬、さらにBCジュベナイルをも勝ってアメリカの2歳チャンピオンでもある史上最強の2歳チャンピオンとも言われるアラジとの子です。アラジは競走成績もさることながら、近親にイーグルカフェ、ダンスインザダークの一族、そしてラフィアンではお馴染みのヴリルなどがいる筋の通った血統。アラジは日本でも共用されましたが、その競争成績から期待されるほどの種牡馬としての活躍はできていませんでした。しかしG1を5勝のコンガリー、母父としてドバイWCを勝ったエレクトロキューショニストを出すなど最近は汚名を払拭しつつあるようです。

父ザールも2歳時に英と仏のG1を勝った欧州2歳チャンピオンです。2歳チャンピオンですが古馬になってもG1勝ちこそありませんが中距離路線で強敵相手に善戦し続けました。その母Monroeの代からでもザールを含め、重賞勝馬や種牡馬を多数輩出しているこれまた超名門の牝系です。その超良血な母と2歳チャンピオンであり2000ギニーを勝ったザフォニックとの子がザールです。2000年より種牡馬になり、重賞勝ち馬は多数輩出していますがまだG1馬は出ていません。

このようにパツィエンザの09は、祖母ParkAppeal、母父アラジ、父ザールと、全て良血の塊とも言える血統であり、全てスピード豊かな2歳チャンピオンから構成される非常に筋の通った魅力的な血統と言えます。(ついでに父、母父が種牡馬として大成功はしていないところも共通・・・)

そんな超良血な本馬であり、母のパツィエンザですが、これまで本馬の前に7頭の仔がおり、最初の牝馬は仏で2勝したようですが後の6頭は全て日本での生産されましたが中央での勝ち馬は一頭も出すことが出来ていません。

パツィエンザPazienza[愛](牝 1996 アラジ)
|--Pazzazz(牝 2001 GreenDesert) 仏2勝
|--パークウェイ(牝 2002 Pennekamp) サンデーRで1200万で募集 7戦0勝
|--パツィエンザの2003(牝 2003 ダンスインザダーク) タタソールズディセンバーセールに上場され26,000ギニー(約610万円)で落札されるも未出走?
|--ピツィカート(牡 2004 黒鹿毛 マリエンバード) 地方34戦0勝
|--ハヤテスプリンター(牡 2005 栗毛 ムーンバラッド) HBAオータムセールで600万で落札 未出走
|--タイキブルジュ(牝 2006 ワイルドラッシュ) セレクションセールで1000万で落札、大樹RCで1600万で募集されるも骨折で未出走引退
|--セイユウナイト(牡 2007 アルカセット)地方で6戦1勝
|--パツィエンザの2009(牝 2009 ザール) 本馬を受胎した状態でビッグレッドがジェイエス繁殖馬セールで220万で落札
|--パツィエンザの2010(牝 2010 ステイゴールド)
|--パツィエンザの2011(2011 ディープインパクト 出産予定)

ご覧の通り、一口クラブでの募集馬2頭含め中央では全て未出走、または未勝利。この繁殖成績ゆえにダーレー・ジャパンに放出され、ビッグレッドがわずか220万で落札しました。本馬パツィエンザの09はそのセリの時にお腹の中にいた仔になります。ちょうどダーレーで日本に導入したばかりのザールがつけられました。

この兄弟の成績の悪さゆえに、私も出資馬の検討時に躊躇したのは事実です。ですが本馬を実際に見て出資に踏み切りました。もしこの牝系で兄弟の1頭でもOP馬が出ていたり、2,3頭でも勝ち馬が出ていたら、恐らくは放出されることはなかったでしょう。例え放出されていても私がラフィアンで一口10万円で出資できるようなことはなかったはずです。逆に考えればこんな兄弟の成績だったからこそ、私が世界的な良血にお手軽に出資できる状態になったとも言えます。それにこのパツィエンザに今年ビッグレッドはディープインパクトをつけました。安価で落札した繁殖とは言え社長はこの牝系に期待を持っているのです。まだブレイクする可能性はあると思っているからこその種ディープインパクトです。

私は母パツィエンザに父ザールは相性が良さそうに思います。父、母父、母系が超良血のスピード血統で統一されるからです。もちろん早熟だけどそのまま2歳でそのまま終わるとも思っていません。この兄弟の成績と安価な値段だけに確実性は高くはないかもしれませんが、本馬にはぜひ勝ちあがってビッグレッドに繁殖として戻ってきてその血統を残してほしいです。

2010/07/20

とってもかわいいパツィエンザの09

パツィエンザの09はその血統の華やかさから出資馬検討の中で何回か取り上げてきましたが、兄弟の成績がひどいことと関東馬であることからもツアー前の段階では優先度は下がっていました。しかしツアーで実際に見て、評価を聞くとなかなか良さそう、ということで再度浮上。コスモフォーチュンの09が抽選で外れた後の第2希望でしたが、めでたく出資馬となりました。コスモキララ、コスモフォーチュンは例えツアーに行かなくとも申し込んだ可能性は高いですが、本馬はツアーで実際に見てなかったら申し込んでなかったかもしれません。

展示会での社長の説明はパンフレットのものとほぼ同じで、本馬の長所は血統通りのスピード。父ザール、母父アラジは共にスピードが売りの2歳チャンピオンです。本馬も早くからスピードを示すだろうけど2歳で終わりではないということを言っていました。




グループ展示で本馬を間近で見て、周りの牝馬はカリカリしているのが多い中で本馬は非常に落ち着いています。人に懐いている感じで、とてもかわいい仔でした。本馬を引いているスタッフの方も「かわいい、かわいい」と言っていました。本馬の毛色は鹿毛ということですが、実際には普通の鹿毛ではありません。写真でも分かりにくいですが、鹿毛をベースに赤毛や金毛など様々な色の毛が混じっている感じでしょうか、全体としてとても綺麗です。ちょっとレアな感じです。

ツアー時の馬体重は346㎏と牝馬の中でも小柄な部類。父ザール、母父アラジともに小柄な馬だったようで血統通りなのかもしれません。でも体高は149cmと標準サイズはあるのでそれほど心配していません。そのうち平均サイズに近い感じに成長してくれると思います。

本馬に関しては走りそう!というよりも、その可愛さに釣られて申し込んでしまった面もあります。元々その兄弟の成績から本馬が走るのは博打に近いと思っていたのですが、たまにはこういう出資理由もありでしょう。走ってくれれば結果オーライです。もちろん社長やスタッフがスピードがありそうと評価しているのも出資の下地にはなっていますよ。

* * *

6月23日測定の馬体重 346㎏ 体高 149cm

【スタッフ情報】
担当者による私見であり、将来を保証するものではありません。ご参考程度にお楽しみください。
☆距離適性: 中距離向き
☆ コース適性: 芝向き
☆デビュー時期: 早そう
☆スタッフから一言!: 常に他馬について回り、1頭で寂しいのは嫌いの様ですが、あっと言う間にスピードが出てしまいそうな馬体で、直線は独り旅になることでしょう。

2010/07/19

9割がサンデーの血を持つ社台の生産

先日のセレクトセールをウォッチして「やっぱり世の中不景気だな~」という月次な感想ももちろんありました。それの他に、上場馬の血統を見ていってものすごく今更ですが、父がサンデーサイレンス系の種牡馬が非常に多いのが目につきました。母父サンデーのアドマイヤムーンを含めて全体の7割は超えていそうです。そして驚くのが父が非サンデーのクロフネ、キングカメハメハやシンボリクリスエスの馬のほとんどは母父がサンデーかサンデーの子になっていること。つまり上場馬全体で約9割はサンデーの血を持っている状態!ここ数年、社台サンデーの募集馬一覧とか見ていてサンデーばっかりだな~と思っていたのですが、改めてじっくり見てみるとやっぱり多かった!セレクトセールには社台グループ以外の生産馬ももちろんいるのですが、それを含めサンデーの血が多いのだからサンデーの血が業界でブランドなのはまだまだ変わらないのでしょう。しかし、私はむしろこの状況だと逆にサンデーの血を持たない方が逆ブランドで希少になると思うのですが、特に牝馬は。

そこで社台グループ生産の現1歳世代(09産)でサンデーの血を持つ馬の割合を真面目に調べてみました。ビッグレッド(コスモビューを含む)は比較のためのおまけ。

________    父方       母方      持たない    合計
社台ファーム     199(55.4%) 129(35.9%)  31(8.6%)   359
ノーザンファーム    206(57.8%) 123(34.6%)  27(7.6%)   356
白老ファーム      80(54.1%)   41(27.7%)  27(18.2%)  148
ビッグレッド       21(20.6%)  17(16.7%)   64(62.7%)  102

父方 ・・・ 父がサンデーの子である馬(ディープインパクトやアグネスタキオン)と母父サンデーのアドマイヤムーンである馬。なお父アドマイヤムーンで母方にサンデーのクロスが生じる馬がいるが、それはこちらでカウント
母方 ・・・ ほとんどが母父サンデーかサンデーの子、または母母父サンデー。2頭ほど母母父フジキセキを見かけた。

全部で850頭ほどいましたが、ほとんどがサンデーの血を持つことが一目で分かるので意外と?調査は楽でした。セレクトセールで受けた印象の通り、父方と母方のどちらかにサンデーを含む馬は9割を超えています。白老ファームは多少はマシですがそれでも8割超え。単なるサンデーサイレンス一頭だけならここまでの数字にはなることはないですが、社台がサンデー2世の有力種牡馬を放出せずに全て自分の所で抱え込んだ必然の結果と言えます。自分の感想を素直に言えばこの数字は血統飽和の末期症状にも見えます。本当に社台の生産、ひいてはそれが率いている日本の馬産は大丈夫なのか、と。

しかし社台もこういう数字になることは予測して種牡馬や繁殖の抱え込みをやっているはずです。恐らくサンデーサイレンスの血と心中する覚悟を決めているのではないでしょうか。もちろん社台は種牡馬もチチカステナンゴなど新しいものを導入してくるし、繁殖も毎年10頭単位で海外から購入して血の入れ替えを行っています。それにしても頭を捻らざるをえないのは、せっかく導入した新鮮な繁殖のほとんどにことごとくサンデー系の種牡馬を付けてしまって、次世代の非サンデーの繁殖のことを考えているとはあまり思えないことです。一応1割に満たないがサンデーを含まない配合も行っていますが、次世代用はこれで十分と考えているのでしょうか。これからもどんどん海外から繁殖を導入するから問題ないのでしょうか?

常に新しい血を外から導入し続けることは常に勝ち続けて資金が潤沢にないと出来ない手法です。しかし、もし導入した種牡馬が数頭連続でコケたり、日本経済がさらに悪化してインカムがさらに減ったときに同じことを続けられるでしょうか。競馬の歴史において優秀な血を放出できずに抱え込み結果衰退した大牧場はいくらでもあります。社台が同じ道を歩んでも、うまくこのサンデー飽和の状況を乗り越えたとしても、どちらでも興味があります。15年後くらいにどうなっているのか楽しみです。

ビッグレッドもペンタイアやロージズインメイを自家繁殖に大量に付けるなど非常にバランスの悪いことを行なってきたのですが、結果的にそれらは成功するこ とがなく、また導入したサンデー血統もそれほど走らなかったために、牧場内の繁殖は特定の血統に偏ることはなくバランスの良い構成になっていると思います。あくまで結果オーライですが。次のコンデュイットはどうなるでしょうか?

2010/07/17

ショコラーデ無事に函館入り

(ラフィアン近況)
7/14
マイネショコラーデは、14日(水)に函館競馬場の吉田厩舎に入厩しました。
7/16
マイネショコラーデは、函館競馬場で調整中。コスモビューファームでは7日(水)に強めの調教を1度行っただけでしたが、実際に跨がった育成主任は「緩んだ感じもないし、逆に硬さが取れて良い感じで一息入れられたように思う」と述べていました。入厩翌日の木曜日にはウッドコースをキャンターで流して、きょうは騎乗せずに長い時間ウォーキングを行っています。日曜日、水曜日と追って、来週のラベンダー賞・芝1200mへ向かう予定。引き続き和田騎手が手綱を取ります。

* * *

もしかしたら混雑で馬房が取れないかもという可能性も無きにしも非ずだったのですが無事に函館入りできました。この1ヶ月で栗東→鉾田→CVF→函館と3回も環境が変わってショコラーデにとってはなかなか大変でした。でも暑い小倉と比べたらやっぱり涼しい北海道の方が馬にとってもずっといい環境だとは思います。函館競馬場は平坦なコースしかないわけですが、10日とはいえCVFの坂路を使ったことは多少は他の馬と比べ有利に働いたでしょうか?

新馬戦が終わった直後に和田騎手が「どこでも乗りに行きます。」と言ってくれたことは聞いていたので、多分和田騎手だと思っていたのですが本当に函館まで来てくれましたね。嬉しいことです。

ラベンダー賞への出走情報のある中央馬は今のところショコラーデの他に、タイセイファントムとロビンフットの2頭。地方馬は栄冠賞を勝ったクラーベセクレタ他、優先出走権を取った4着までが出てくるのでしょうね。ラベンダー賞は05~07年と地方馬が3連覇しているだけに、芝で突然変わる馬もいるかもしれないわけでやっぱり地方馬も油断なりません。

走る気の足りないシェモード

(調教タイム)
7/14      武士沢      美南D      稍      71.8      55.6      40.8      13.5      馬ナリ余力
コスモテロメア(新馬)強目の内同入脚色良

(ラフィアン近況)
マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダートコースを主体に乗り込まれています。水曜日に2歳新馬を相手に追い切りを消化。手応えこそ勝っていたものの、それほど余裕が残っているという感じではありませんでした。跨がった武士沢騎手は「後肢が甘いのは確かだけど、馬自身に走る気を感じなかった。併せ馬なのに自らハミを取っていくところがなかった」と振り返っていました。この1本が良い刺激になればと考えています。週末、来週と追い切る予定にしており、その感触で来週か再来週にもデビューさせたいと考えています。

* * *

とりあえず順調に調教出来ているのは良いことだけど、相手が2歳新馬ではまだまだですな。まずは実際にレースに使われればもっと走る気が出てくることに期待しておきます。萩原厩舎ではダート馬の見込みだったけど、畠山先生はどのレースに使おうとしているのでしょうか。

2010/07/15

小さな不幸が続くメガロス

(ラフィアン近況)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。き甲に鞍傷があり、騎乗できない現在は、ウォーキングマシン1時間の運動だけにして回復を待っています。馬房とサンシャインパドックを行き来したときにぶつけてしまったのか、左臀部に血腫が認められました。痛みはないので心配なさそうですが、しょう液などもしみ出してきて患部の膨らみが大きくなってくるようであれば切開による治療も検討します。馬体重は452キロでした。

* * *

残念ながら先週とほぼ同じような状態。鞍傷とやらはどれくらいで回復するのだろう。すり傷だろうからそれほどかからないと思っていたけど。見通しが書いていないと不安になる。後半の血腫とやらは多分大丈夫でしょう・・・、痛みもないようだし。こちらはもし悪化したら本格的に心配することにします・・・。


2010/07/14

クラッチ1年ぶりの放牧

(ラフィアン近況)
7/6
マイネルクラッチは、3日(土)、ビッグレッドファーム鉾田からビッグレッドファーム明和に移動しました。
7/13
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。到着した翌日から昼夜放牧を行っています。体にガレた感じもなく元気もあり、放牧初日はずっと走り回っていたほど。現在は落ち着いて大人しくしており、他馬と比べても積極的に動き回る感じにはありません。7月末から8月上旬を目処に休養させて、様子を見て調教を始めたい考え。1年ぶりとなる完全休養なので、この機会にしっかり英気を養って欲しいと思います。

* * *

今年のツアー時はクラッチはまだ鉾田だったけど、昨年はツアー時にちょうど明和にいたので会うことができたのを思い出します。それ以来の放牧ですね。昨年の11月の平場の復帰戦から今年6月の小豆島特別までの9戦、勝ち星こそなかったけど掲示板5回とタフに頑張ってくれていました。今はゆっくり休んでください。

2010/07/13

牝馬優先主義

私もラフィアンで細々と一口馬主を続けて早10年余り。その間に選馬に対する考え方ないしスタンスも変化していきました。その変化の一つとして最初の頃は年に1頭か2頭の出資の中で牡馬ばっかりに出資していたのですが、4年前に初めての牝馬マイネカノンを持ってからは毎年牝馬には必ず申し込むようになり(抽選で外れて結果的に牡馬だけのことはあった)、ついに今年は二頭とも牝馬と、明らかに牝馬優先のスタンスになりました。

一口馬主とはいえ愛馬を持つことの醍醐味はレースで活躍することの他に、やはり愛馬の血が継ってその仔達もまた走ってくれること。自分の愛馬を通じて点ではなく線で競馬のタイムラインを実感したいと言うのが一番の理由です。もちろん牡馬でも種牡馬になってくれれば牝馬以上にその血を拡げることができるのですが・・・、言うまでもなく非常に狭き門。少なくともラフィアンの貧乏会員が狙ってやることではありません。

という訳で、将来の繁殖入りを期待して牝馬の出資を優先するのですが、他の理由としては
・牡馬よりも安い
このご時世安いのは助かります。私がラフィアンの過去の馬をぱっと調べてみるとやっぱり牡馬の方が平均獲得賞金は高そうです。だからこその低価格なのですが。
・申し込み時に牡馬よりも人気になりにくい
しっかり調べたわけではないですが、たとえ抽選になっても牝馬で人気上位で高倍率の馬は割合として少ないと思います。

牡馬と比べたら遥かにハードルの低い牝馬のビッグレッドでの繁殖入りですが、最近は牧場の繁殖のレベルが一昔前と比べ随分と上がってきているので容易ではなくなってきているようです。3勝がビッグレッドでの繁殖入りの目安と聞いています。もちろん血統次第ではこれより下でもクリアできるのでしょうが。3勝というのは楽な数字ではありません。ラフィアンの一世代で達成できるのは平均3、4頭くらいでは?

2歳のショコラーデと、先日出資が決まったコスモキララの09とパツィエンザの09もこの観点を含めて選馬しました。特に今年の二頭は一口8万と10万で安馬ですが走れば値段は関係ありません!これまでの3勝以上しているマイネの馬で安い馬はいくらでもいます。(むしろ逆に高い馬はいない?) 夢は今のタカラカンナみたいに仔が毎年高値で募集されるようなポジションですね。(自分自身は出資できなくなりますが・・・ )マイネ○○の牝系は~というふうに言われてみたい。

2010/07/11

パツィエンザの09に申し込み

今日はラフィアンの2歳馬ロガールが2戦目で勝ち上がり、ギブソンが新馬勝ちでこの世代は早くも4勝目。それに大きく負ける馬がほとんどいないので勝ち上がりが続きそう。ここ2年とは明らかに勢いが違います。ウチの2歳もショコラーデだけでなくメガロスも早くデビューして勝ち上がってほしいものです。

さて、コスモフォーチュンの09は落選したので、第2候補として考えていたパツィエンザの09の書類を投函しました。現在わずか19口なので出資は確定的。ハナノメガミの09とどちらにしようか迷ってハナノメガミの方が確実性では明らかに上なのですが、コストと世界的良血の爆発に期待してパツィエンザの方にしました。当分は様子見してから申し込む手もあったのですが、もう心が傾いてしまったので行ってしまいました。

ショコラーデですが、もしかしたら出張馬房が混雑で確保できずにラベンダー賞に出られないケースもあるみたいですね。最悪ラベンダー賞は出られなくても函館2歳Sの方は大丈夫なのでしょうか?

当初は函館はさすがに遠くて現地観戦はしないつもりでしたが、函館2歳Sの方に遠征する計画を進めています。なにせ出資馬初の重賞挑戦。もしも勝ってくれたときに自宅でテレビ観戦だと非常に後悔しそうです。

2010/07/10

ロージズインメイ産駒の理想型?コスモキララの09

コスモキララの09(牝 父ロージズインメイ 母父タマモクロス)は、母は3勝もしているのに総額800万という最低価格、そしてパンフレットの写真や DVDもなかなか良さげなことからもツアー前からネットの各所で評判になっていました。ツアーでの実際の馬っぷりもとても良く展示時も多くの人が囲んでいました。当初は厩舎未定でしたがツアー後に母と同じ中村厩舎に決まりさらに人気は上昇、もちろん抽選に。私は本馬とコスモフォーチュンの09の2頭に申し込み。コスモーフォチュンは落選してしまいましたが、なんとか本馬には出資が決定。抽選は42/27≒1.56倍の倍率でした。

社長のツアーでの解説はまずは「父と母の良いところが出ている。父の子にしては柔軟で運動神経がよい、小柄な母の初仔にしては体格が大きく出た」とパンフレットとほぼ同じコメント。社長の評価の言葉でとても印象的だったのが「ロージズインメイ産駒は最初はこういう馬が出てくると思っていた」というもの。社長のロージズインメイ産駒の幻の理想型とも言い換えることができるでしょうか。そして「800万円なのに夢を見ることができる」と社長にしてはかなり褒められた部類に入る馬でした。リップサービスもあるかもしれませんがロージズ産駒の理想型(私の言い換えですが)と褒め言葉は、「全くロージズらしくない」という本馬とある意味反対の褒め言葉のダイイチシガーの09とどちらを優先するか決めるときに、やっぱりロージズ産駒だからロージズらしい良さの方がいいかなと本馬を選ぶ決め手になったかもしれません。

ツアーの集団展示で本馬を間近で見たときは相当カリカリして猛獣のようでした。危ないから触るのはやめた方がいいと言われました。タマモクロスとその産駒達もかなりどう猛な気性だったようですからこれは母系の血がでているのでしょう。社長を含む何人もの人が競走馬はこれくらいの気性の方が走ると言っていますが。でも↓の写真は割とかわいく撮れていますね。額の大きい星がチャームポイントです。



↓ は牧場のスタッフが募集馬ごとに書いてくれるメッセージボードの写真です。音符付きでとても可愛く描いてくれていました。歌詞として書かれていたのはもちろんこの仔だけでした。



一口8万円の最安値だからと言って手堅い一勝くらいを期待して本馬を選んだわけではありません。特別2勝を含む3勝した母を超えて、理想のロージズインメイ産駒と言えるくらいの活躍を期待していますよ。(今の時期だからこそいくらでも夢を語れますよね)

* * *

6月23日測定の馬体重 392㎏ 体高 152cm

【スタッフ情報】
担当者による私見であり、将来を保証するものではありません。ご参考程度にお楽しみください。
☆距離適性: 短〜中距離 向き
☆コース適性: 芝向き
☆デビュー時期: 早そう
☆スタッフから一言!: まだ脚に水を掛けられるのに抵抗があるようです。 初仔でも馬格は他馬に劣りません。どうも気分屋のレッテルを貼られているようです。

2010/07/08

コスモキララの09出資確定

2頭申し込んでいたコスモキララの09とコスモフォーチュンの09ですが、予定通り抽選となりましたが、なんとかコスモキララの方は抽選を突破することができました。コスモキララは42/27≒1.56倍、コスモフォーチュンは46/25=1.84倍の倍率でした。思ってたよりは低い倍率で済みました。

この2頭は自分としてはどちらも甲乙つけ難い評価でした。コスモフォーチュンの落選は残念ですが、コスモキララの方に当選できたのでそれなりに満足はしています。

お星様キラキラの七夕の日にコスモキララの09に出資が決まってちょうどよかったのかもしれません。

今年は少なくともあと1頭は出資を考えています。関西馬に一頭確保できたのでもう一頭は関東馬でもよしとします。今のところパツィエンザが有力ですが、ハナノメガミ、マイネデセール、ダイイチコパン、ベリーリズミックも気になります。

人が乗れないメガロス

(ラフィアン近況)
マイネルメガロスは、3日(土)の夜に栗東トレセンから、ビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。とりあえず鞍傷が良化しないことには騎乗することがで きません。しばらく治療を行いながら、ウォーキングマシンによる運動だけで様子を見ていきます。

* * *

騎乗できないのではウォーキングマシンも仕方ないですね。私はウォーキングマシンが好きではありません。ウォーキングマシン内で馬を巡回させて運動させるわけですが、歩かないで停まると何と(微弱な)電流が流れて無理やり歩かせるそうです!あんなせまい所に閉じ込められて強制的に歩かせられるのは相当ストレスが溜まりそうです。しかし牧場はただでさえ人が足りないので一頭一頭引き運動をするわけにもいきません。ウォーキングマシンも仕方ないとは思っています。

さて、日曜日の福島1200mの新馬戦で同級生のマイネルスフィアがデビューしました。スフィアはメガロスと同じアドマイヤマックスの牡馬で同じ真歌組です。ツアーで聞いたところだと、二頭は同じくらいの能力でいつも一緒に併せて調教していたようです。スフィアの近況を見ていると緩いと指摘されるところまで同じです。というわけでスフィアの新馬戦は注目していたのですが結果は2番人気の8着。なかなかうまくいかないものです。しかしこのレースを勝ったのは同じマックス産駒でフロールジェナという牝馬。この日の2歳未勝利もマックス産駒のコスモマスタングが勝ってアドマイヤマックスは2勝しました。一体アドマイヤマックスは不調なのか好調なのか・・・、って言ったら好調になるのでしょうけど。

シェモード急遽、畠山厩舎へ転厩!

(ラフィアン近況)
マイネルシェモードは、3日(土)に美浦トレセンからビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。日曜日だけウォーキングマシンによる運動を行って、月曜日から坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。報告では後肢、特に左後肢の力が入らないということでしたが、以前のような緩さがあるにはあるものの、送り出したときと比べて悪化している感じにはありません。健康などに問題はないことから、美浦の畠山重則厩舎へ転厩して次の新潟開催デビューを目指すことになりました。早ければ9日(金)にも美浦トレセンへ再入厩する予定です。

* * *

シェモードはまだ一回もレースを走っていないのに色々とドラマのある馬です。このタイミングで転厩とは。畠山先生のところはマイネルの再生工場と言われているみたいなので、これでシェモードの悪い流れも変わってくれれば。それに萩原厩舎はロジユニヴァースでダービーを勝っているように悪い厩舎ではないのですが、ラフィアンとの相性はよくないのかもしれません。それに後脚の状態もそれほど悪くなかったの??1週間もしないで美浦へ再入厩となりました。今度こそデビューまで辿り着けますように。

2010/07/07

ショコラーデ、CVFに到着

(ラフィアン近況)
マイネショコラーデは、3日(土)にビッグレッドファーム鉾田から、コスモヴューファームに移動しました。熱発もなく無事に到着しており、さっそく日曜日から坂路でキャンター800m1本の運動をしています。あす水曜日には軽めの追い切りを行う予定。その状態を見て、24日(土)のラベンダー賞・芝1200mを目標にどのタイミングで函館競馬場へ入れるか検討することにしています。

* * *

他の愛馬達が順調さを欠くなかで、ショコラーデが問題なく来ていることは救われます。この子はなんとか無事に。牧場に戻ったと言っても放牧で一息入れるわけでなく、すぐの函館入りに備えなくてはならないから休む暇がないですね。

ラベンダー賞→函館2歳Sと現地観戦したいけど、やっぱり函館はなかなか遠い・・・。今のところ行けそうにありません。特に函館2歳Sは出資馬初の重賞挑戦となるので行きたいのはやまやまなのですが。

ところで、ショコラーデの愛称というか略し方ですが、ショコやショコタンは私も使いますしよく見かけます。最近ではツアーのときにショコラって呼ばれ方も複数聞きました。なんとなく新鮮でした。

2010/07/06

抽選への覚悟

土日を挟んで申し込みの締め切り前日の月曜日。毎年一気に伸びてくるのですが、今年の伸びも例年並かそれ以上のものでした。会員も辞める人が多いとか噂に流れ、ツアーもバスが一台減ったので申し込みも多少は減ることを計算してたのですが甘かったようです。私の注目の4頭だけ並べて見ると

_________   月 → 火 → 水 → 木 → 金 →  月 → 火(締切り)
コスモヴァレンチの09  75 → 83 →102 →141 →179 →295 →350? 1番人気
ダイイチシガーの09   30 → 34 → 44 → 58 → 74 →138 →180? 5番人気前後
コスモフォーチュンの09 21 → 23 → 29 → 32 → 42 → 90 →130? 10番人気前後
コスモキララの09     17 → 19 → 24 → 29 → 39 → 97 →130? 10番人気前後

このようになります。最後の火曜日は推定値です。私が抽選を嫌って諦めたダイイチシガーはもちろん、申し込んだコスモフォーチュンとコスモキララも倍率2倍かそれ以上の抽選になる見込みです。元から抽選は覚悟はしていたのですが、金曜の時点でそれほど伸びていなかったので少し楽観視していました。言うまでもなく私はポイントがないので満口になれば必ず抽選枠になります。

私はなるべく抽選になりそうな馬は避けるのですが、それでも過去3回の抽選で1回も当選したことがありません・・・。ちなみにその3頭はマイネルクルーガー、マイネルプリマス、マイネアロマです。私が抽選で外れた馬は活躍するジンクスは継続しています。

1頭外れた場合と両方とも外れた場合のそれぞれのケースに備え、次に申込む準備はしています。毎年抽選にならない馬の中でも必ずいい馬はいるものです。昨年のショコラーデも締切り時はたしか50口ちょっとでした。

でも、やっぱり最低でもどちらか一方は抽選通ってほしいな・・・。

2010/07/04

全くロージズらしくないダイイチシガーの09

今年の1次募集の締切りが迫ってきました。候補の3頭の申し込み状況は金曜日の時点で
ダイイチシガーの09    74
コスモフォーチュンの09  42
コスモキララの09      39
と、ロージズインメイ産駒の中でベスト3となり、ダイイチシガーの抽選は確実でコスモフォーチュンとコスモキララは抽選になるかならないかのボーダーって感じですね。経済的問題、3頭ともロージズではバラエティがない、抽選になる馬はできるだけ申し込みを避けたいなどの理由からこの3頭の中でコスモフォーチュンとコスモキララを申し込み、残念ながらダイイチシガーの申し込みは見送ることにしました・・・。

ダイイチシガーの09のツアーでの売り文句は全々ロージズインメイらしくない馬。社長曰く、ロージズ産駒に多く見られる硬さがなく非常に柔軟、かつ全体のバランスがとても良い。さらにロージズはサンデーよりもトニービンの方が相性が良いことも述べていましたね。現在の本馬の人気は実際に馬の出来が良いことと、華麗なる一族の後継の牡馬が1600万という安価ということもあるでしょう。上のユミドールやプロートスの約半額ですから。

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本馬が歩いているの実際に間近で見て、確かにとても柔らかい、バランスも良く見える好馬体!そして厩舎も現在愛馬が3頭お世話になっている吉田先生の所。迷いました・・・。

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結局、他の2頭の魅力が若干上回るという判断となりましたが、このギリギリでの選択が吉か凶か分かるのは1年以上先のこと・・・。

2010/07/03

メガロスも鉾田へ逆戻り…

(ラフィアン近況)
6/25(金)
マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路、ダート、調馬馬場で乗り込まれています。けさ25日(金)にゲート試験に合格しました。発馬はもう一頭の相手の出が遅かったために速く見えましたが、実際は水準程度といったところです。咳は投薬によって治まりました。来週から追い切りをかけていく予定です。師に「ちょっと緩い感じ」といわれていますが、父の産駒は往々にしてそういったところがあります。柔軟だから余計にそう感じてしまうのかもしれません。それでも動ける馬であり、完成度も高い方です。問題ないでしょう。
7/2(金)
マイネルメガロスは、栗東に滞在中。坂路を主体に乗り込まれていましたが、水曜日の追い切り前になって歩様が悪くなってしまいました。獣医に診てもらったところ背中にできた鞍傷が影響していると診断され、消炎剤などを使っての治療を行っています。その日の感じからは鞍傷に鞍が当たらないように工夫された馬具などを使えば進めていけるだろうとのことでしたが、翌日跨がったところさらに歩様が悪化してしまい、患部を気にするようになってしまいました。完治までに時間が掛かりそうなため、ビッグレッドファーム鉾田に移動して様子を見ることに。あす土曜日に出発する予定です。

* * *

シェモードと同時にメガロスまで・・・。メガロスはデビュー間近なだけに残念。メガロスはこれまでは怪我とは無縁で来ていてデビューに関しては安心しきっていたのですけど、こういう事が起こると無事に走ることの難しさを改めて痛感します。でもそれほど重い怪我ではないと思うので、早くまた栗東に戻ってきてほしい。

果たしてシェモードはデビューできるのか…

(ラフィアン近況)
6/25(金)
マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。ケアによって後肢の踏み込みに一定の回復が見られ、先週末にペースアップを再開しました。とはいえ、まだ軌道に乗り切れていません。福島開催中のデビューを目標にしていますが、現時点では流動的な状況です。萩原師は「先週に比べればずっと良いが、筋肉痛を起こす前と比べるといくらか物足りない。このまま厩舎において進めてみます」と話していました。
7/2(金)
マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。水曜日に半マイルから15−15指示での追い切りを行いましたが、普通キャンターと間違われたのか時計の計測がなされていなかったようです。萩原師は「後肢に力が入らない感じで、これ以上の負荷をかけるとまた痛めてしまいそうな感じがある。とはいえ、並行線のままで良化する気配がうかがえないのも事実。進めていって競馬に使える態勢を整えたいのはやまやまなのですが…」と話していました。これを受けて、再度ビッグレッドファーム鉾田で状態を確認することに。あす土曜日にも移動する予定にしています。

* * *

・・・。
もしかしてデビューすら危ういかもしれない・・・。これまでまだ強い調教ができていないのだから。鉾田へ行ったからといって体質が強くなるわけではないし、少し休んで回復して調教を始めてもまた同じことになる可能性が高い。困ったものだ。

2010/07/01

ツアー中のショコラーデ

(ラフィアン近況)
6/25
マイネショコラーデは、新馬戦を楽勝してトレセンへ。馬体と歩様のチェックが行われ、23日(水)にはビッグレッドファーム鉾田に移動しました。来週末あたりに明和へ移す予定です。今後のプランはラベンダー賞から函館2歳S。
6/30
マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路を駆け上がっているときに軽く捻ったのか、馬房で寝違えたのかもしれません。一時的に右前肢の球節が腫れぼったくなりました。歩様はずっとスムーズです。今後への影響はなく、念のために行ったレントゲン検査でも異状なしの診断。近々、コスモヴューファームに向けて出発する予定。ラベンダー賞を目指しています。

* * *

鉾田へ行った他の会員さんからTwitterで聞いていた脚の違和感というのはこれのことですね。運動できるのだから多分大丈夫でしょう。次のレースまでなんとか無事にいってほしいです。

ショコラーデは最初の新馬戦を快勝したということで、ツアー中よく話題にあがりました。ショコラーデのツアー直前の勝利、そしてツアー初日のラクリマの新馬勝ちはツアーの空気を少なからず良くしてくれたと思います。今年の2歳はいける、だから募集馬もいける!、と。

ツアーで聞いた今後のショコラーデの予定ですが、ラベンダー賞と函館2歳Sを勝って、阪神JFへ。そして翌年は桜花賞→オークスのクラシック路線ということです。まだ1勝馬の身ながらここまで言ってもらえるのは嬉しいですが怖くもあります。でも夢は見れるときに見ておいたほうがいいですね。距離適正的にオークスでなくNHKマイルCかと思うのですが、ショコラーデはかかることがないから距離はもつと思っているみたいですね。この夢がなんとか実現してくれますように。

クラッチの弟が宝塚記念制覇

(ラフィアン近況)
6/25
マイネルクラッチは、阪神競馬場から帰厩し、馬体や四肢のチェックを行った上で、23日(水)の夜にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。疲れた様子がなく、元気もあるのは嬉しいこと。現在はウォーキングマシンによる運動で楽をさせていて、来週金曜日に北海道へ出発する予定。リフレッシュ放牧を行って立て直しを図ります。
6/30
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。サンシャインパドック付きの馬房で管理しています。健康を保つためには運動が欠かせません。毎日、ウォーキングマシンを使用して長めに歩かせています。近々、北海道に向けて出発します。スタッフは「特に変わったところはないが、最近の成績から疲れはそれなりにたまっていそう。暑さに強いタイプでもないから、このタイミングで放牧に入るのはちょうど良いと思う」と話していました。

* * *
クラッチが連勝したのは夏の新潟だから暑い時に強い夏馬だと思っていたのですが・・・。
おそらくショコラーデと同じ馬運車で北海道に戻ることになるのでしょうね。

ところで、先日の宝塚記念はクラッチの弟のナカヤマフェスタが勝ってしまいました!ツアー中に観ていたのですがさすがにびっくりです。G3勝ちくらいまでなら、悔しいな、弟に負けるな!と言えたのですが、流石にG1では手に届かない所に行かれた気がします。クラッチは初仔だったのですがこの血統に目を付けてクラッチに出資した自分の目はよかったと、まぁ思うことにします。この後は凱旋門賞も予定しているとのことなので、ぜひ勝ってもらえればクラッチも凱旋門賞馬の兄として種牡馬に・・・これは無理かなぁ。

2010/06/30

ツアーでのコスモヴァレンチの09

今年の募集馬で一番の話題はやっぱりコスモヴァレンチの09でしょう。ツアーで話した会員さん達のほとんどが多かれ少なかれ気にはしていた馬だと思います。

先週の姉マイネショコラーデの新馬勝ちに続いて、このツアー中の土日にディープ産駒が福島の新馬戦を連勝。この馬の人気が上昇するまさに最高のタイミング となってしまいました。社長もディープの仔がこの価格(2600万)で募集されるのはもうないかもしれない、と言っていました。

私ももちろん気になります。愛馬ショコラーデの弟でもあるし。しかし、予想していたとはいえ申込状況を見ても圧倒的の一番人気。抽選もかなりの倍率でしょう。私は最初から諦めて他の馬達にいくことにしました。でも、出資はしなくても注目はし続けることにはなりますね。

社長はパンフレットでも実際に話しを聞いても、短距離馬で距離はマイルくらいまでだろうと言っています。ディープインパクトよりも母コスモヴァレンチが強く出ているらしいです。スタッフの方々は割れていました。「コスモヴァレンチの仔はみんな母に似る、やっぱり短距離馬」もあれば、「あまり母には似ていない。父似では。」というのも。結局どっちなんだ?でも良い馬とはみんな口を揃えて言う。


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私も実際に見て触れて、思っていたよりも大人しく賢そうな感じ。母父マイネルラヴの激しさはあまり感じませんでした。


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さてさて申し込みはどこまで伸びるのか。実際に走ってどうなのか。注目はしていて走らないとがっかりだし、走ってもやっぱり悔しくなるだろうし、、複雑ですねw。

ラフィアンツアー終了~申し込み候補決定

今年もラフィアンツアーに参加してきました。実際に募集馬を見て社長、専務(三男の義広さん)やスタッフと直接お話をして出資候補を絞り込むことができました。ツアー前から注目していてますます気に入った馬、あまり考えてなかったけどツアーで良いと思った馬、両方出てきました。まずは以下の3頭から2頭を申し込む予定です。この3頭はみんな前者です。

ダイイチシガーの09(父ロージズインメイ)
コスモキララの09(父ロージズインメイ)
コスモフォーチュンの09(父ロージズインメイ)

全馬とも父ロージズインメイです。もっとも当ブログでは募集馬が発表された段階からこのスタンスは変わっていなかったのですが。現段階の申し込み状況ではダイイチシガーはなかなかの人気で抽選はほぼ確実。後の2頭も微妙に抽選になりそうなライン上です。もう少し申し込み状況を見て2頭選んで応募しようと思います。抽選で落選を前提に3頭応募する手もありますが、もし全馬出資となったら予算を超えてしまうししなかなか悩ましいところです。最悪でもこの中から一頭は出資確定してくれたら。

恒例のツアーのパーティの席で前社長がはっきりとロージズインメイの失敗を表明し、次のコンデュイットへの乗り替えを宣言しました。自家繁殖への種付けも今年は数頭ということで1,2年前の大量種付けを思うと寂しい話です。今年の3歳のロージズ産駒の不振を考えれば、今年はロージズ産駒の募集頭数も価格も下げざるを得なかったのはわかります。しかし、ここでいう失敗とはロージズが牧場の命運を託すことができるほどの大種牡馬ではないという意味で、ビッグレッドの数ある種牡馬としての一頭としてならあり、ということです。社長も産駒が巻き返してきたらまた種付け数を増やしたいって言っています。

今年の募集馬の09産まで牧場にはまだ多数のロージズ産駒がいて、社長曰く、それをわずか11頭まで厳選してくれました。ロージズの欠点は硬い、そして運動神経が足りない仔が多いということですが、その欠点が見られない産駒が募集馬になっているということですが。それがお買い得価格なのだから私は行かない手はないと思うのです。また募集馬でのロージズの絞り込みのために、やはりコスモの方は逆にロージズ産駒だらけになるらしいです。

スタッフの中でのロージズの評価も二分でした。「今年のロージズどうですか?」と聞いて、「ロージズもいいけど他にいい馬はたくさんいるから・・・」と言う声や、「ロージズインメイはまだわからない。良血馬達のこの価格はあまりに安すぎでは?」という声もありました。会員の間で「申込む馬決めましたか?」って話になって、私のようにロージズ中心って方はいませんでしたが。


今年もビッグレッドの種牡馬たちと直に触れ合ってきました。ロージズインメイは種牡馬の中では人懐っこい方です。
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↓は種牡馬展示時のロージズ。やっぱりこのまま終わって欲しくないですね。愛馬のマイネショコラーデをはじめ今年の2歳の産駒達には期待しています。

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2010/06/25

明後日からラフィアンツアー

土日は北海道ビッグレッドファームのラフィアンツアーに参加します。昨年が初参加で今年で2回目です。今年は前後に休みを取って明日から出発です。その間ブログの更新はできませんが、Twitterではつぶやく予定なのでよかったらそちらもチェックしてみてください。ちなみにツアーの前後は旭山動物園や小樽にいく予定です。私は馬に限らず動物全般が好きです。

昨年はツアー時、牧場には愛馬のクラッチとシェモードがいたのですが、今年は1頭もいません。ショコラーデとクラッチは現在鉾田でツアー後に戻ってくるそうです。やっぱりツアー前後は牧場も忙しいですからね。少し寂しい。

今年は現段階で、候補はいますが必ず申し込むっていう1頭は決まっていません。ツアーで馬達を実際に見てスタッフの方々から直接お話を聞いて決めたいです。

2010/06/24

ロージズインメイをちょっと考察

ロージズインメイの07産(現3歳)の1年の成績はこの世代全体では

順位 出走頭数 勝馬 勝利  芝 ダート 勝馬率  EI
13    90   24  26   17  10  0.267 0.89

以前と同じ13位のまま。2勝馬は2頭。やや芝よりの成績もダートも悪くない。が、やはり当初の期待を考えると物足りないのは間違いない。しかし2歳世代はマイネショコラーデがスタートダッシュを決めてくれたし、3歳世代よりは全体の成績が上がる気がします。世代別リーディングでベスト10には入ってほしいですね。

栗山求さん
も書いていますが、私もロージズは母系の力を素直に出すタイプの種牡馬だと思います。これは自身には特に産駒に強く伝える特徴がないということでもあり、母系に強い特徴があればそれがそのまま出やすいのだと思います。ラフィアンの募集馬は素直に母の成績が優秀だったり兄弟が走っているのを買いたいです。

今年の募集馬には関西のロージズ牡馬の2頭、ダイイチコパンの09(母父サンデーサイレンス)とダイイチシガーの09(母父トニービン)がいます。どちらもそれなりの血統馬です。ダイイチコパンには社長が「特にサンデーサイレンス産駒の繁殖牝馬とは相性が良くないようにも感じていますが」と書いていますが本当でしょうか?

中央所属の3歳世代のロージズ産駒で
母父サンデーサイレンスは 7頭いて勝馬は0頭
母父トニービンは       7頭いて勝馬は4頭

サンプル数は非常に少ないですが一応本当のようです。逆に母父トニービンはなかなか優秀です。コスモラピュタ、マイネアロマ、アドマイヤツバサ、マイネルグートの4頭、今後も勝ち星を増やせそうな馬達です。このデータだけをあてにするならダイイチシガーの方が買いになるのですが、果たして・・・。