ロージズインメイも今年で2世代目の産駒がデビュー。まだ重賞勝ち馬は出ていませんが、最近はなかなかコンスタントに勝ち星を上げるようになってきました。産駒達の傾向もだいぶ掴めてきました。
現在の総合リーディングでは32位。しかしまだ2世代しか産駒がいないので、以前のように各世代ごとのリーディングを見てみることにします。
____ 順位 出走頭数 勝馬頭数 勝利数 芝 ダート EI
3歳世代 12 91 30 35 19 16 0.96
2歳世代 6 27 3 3 3 0 1.17
3歳世代は12位。最近ではドリームバレンチノが2勝目をあげましたね。6月に調べたときは23勝で13位でしたので一つ上昇しました。これは非社台系の種牡馬の中でトップとなります。一頭でも重賞を勝つ馬が出てくれてベスト10に入れるのですけどね。勝ち星は芝とダートでほぼ半々です。これは産駒のレースの選択が広がるので、とても良い傾向です。
2歳世代は6位。優秀です。マイネショコラーデが新馬勝ちの後、ラベンダー賞と函館2歳Sで(悔しい)2着。全て1200mです。マイネジョンヌが芝1800で新馬勝ち。マイネソルシエールが新馬戦は惨敗も2戦目の鮮やかな変わり身で芝1800mで快勝。これは驚きました。マイネルゴラッソやマイネロサリラ、コスモフローラらもすぐに勝ち上がりそうです。今のところ活躍馬のほとんどはラフィアンで牝馬に勢いがありますね。勝利レースは1200と1800とで分かれています。これもまたいい傾向です。
芝ダート両方で走り、勝ち距離も偏っていません。勝ち馬の血統をよく見てみると母系の血統の特徴をそのまま引き出しているケースが多いことが分かります。マイネショコラーデはまさに典型的な例です。これは裏を返せばロージズインメイ自身には伝えるべき強い個性がないことでもあるのですが。母系を非常に重視して流行りの種牡馬や個性の強い種牡馬を避けるドイツの馬産に合いそうな種牡馬です。
私自身はこのタイプの種牡馬は悪くないとは思いますが、ビッグレッドが求めているのは強い個性がダイレクトに遺伝してほしい種牡馬ですので、ロージズインメイの種付け数が大幅に回復することは難しいでしょうね。
2次募集で私が注目しているスギノセンヒメの09は母父フォーティナイナーで兄ケイアイテンジンもダート馬なので、上のセオリー通りなら本馬もダート馬なのですがどうでしょうか。
ロージズインメイは今後のコンスタントに勝ち上がり2勝馬もそこそこ増えてくると思います。あと望まれるのは重賞戦線で活躍する大物ですね。その意味でも、ウチの愛馬ショコラーデの連続2着と骨折による戦線離脱は返す返すも残念・・・。ショコラーデには無事に復帰してほしいし、他のロージズ産駒達からも重賞で活躍する馬が出てきて欲しいところです。
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