2012/12/30

速く強い馬を求めて

今年の競馬もディープインパクト産駒もすごいですが、それ以上にオルフェーヴルの凱旋門賞、ゴールドシップの有馬記念とステイゴールド産駒(ステマ配合)のインパクトが強かったです。

来年のステイゴールドの種付け料は800万に上がりますが既にBookfullの状態です。一口馬としても各クラブで価格は上がっても、ますます人気がでるでしょうね。

そんなステイゴールドですが、来年度も私はおそらく出資はないだろうと思います。理由は、募集価格はさらに上がるだろうということもありますが、ステイゴールド産駒は私のメインターゲットの芝短距離(ここでは1400m以下)がほとんど走らないからです。今年の成績は1400m以下はわずか2勝、1200mはマイネヴァイザーの未勝利1勝のみでした。

代わりに、なんといってもロードカナロアを出したキングカメハメハ、カレンチャンのクロフネ、あとはアドマイヤムーン、ダイワメジャーあたりに大いに魅力を感じます。

例えばカレンチャンの血統を見るとクロフネ×トニービンなので、中距離以上に適性がありそうな構成です。キングカメハメハもマイルや中距離の方が活躍馬が多いです。他にはサンカルロもシンボリクリスエス産駒で短距離血統に見えません。これらから思うのは、スプリンターでもチャンピオンクラスになるにはスピードだけでなく潜在的にマイル以上の距離をこなせるスタミナが不可欠ということ。勝ち星がスプリントに集中するサクラバクシンオーやマイネルラヴはアベレージは良くても、産駒数の割に突き抜けた馬が少ないのは、その裏返しとも言えます。

私が短距離血統を好む理由として、ポジティブなものとネガティブなもの両方があります。ポジティブなものとしては、単純に駆け引きなしの純粋なスピードの競馬に美しさを感じること。陸上の100m競走のように。短距離では先行でも追い込みでも駆け引きは(ほとんど)不要です。本来、馬は草を食べていて敵が近づいたら逃げることで進化してきた動物。スタートで行き脚がつかない馬は自然界では淘汰される存在でした。スタートから飛ばす競馬に、生物としての馬本来の原点があります。(逆に、折り合いや駆け引きが求められる中長距離は人馬一体の人工的な美があると言えますが)

ネガティブな理由としては、サンデーサイレンス系、社台Gばかりとなった中距離路線とは異なり、多彩な血統が活躍できること。決して社台Gばかりで占められていないこと。

一口馬主的にも、スピード馬は勝ち上がりしやすいこと。血統馬でもクラシック向きのものに比べたらお求めやすいことなどもあります。

スプリント路線は、クラシックはないですが、強ければ香港、ドバイ、ロイヤルアスコットと世界中へと夢は広がります。今年のロードカナロアはまさにその体現です。

私も中長距離が嫌いなわけではないので、お金があれば様々なタイプの馬に出資したいと思いますが、資金が限られている中では、自分なりのテーマや目標を持って選馬することは大事です。芝短距離馬と思って出資して、結果的にダートや長距離で活躍してもそれはそれでOKですが、検討のときは、マイル以下で強そうなスピードを求めていきます。今年はウインの方にも入会したわけですが、先日の特別募集馬はその点からも魅力的です。

来年も、速くて強い馬を求めて、一口ライフは続きます。

2012/12/28

ラフィアン・ウインの特別募集馬検討


ラフィアン 100口
コミッティドアクトレスの11 牡 父Dixie Union       2400万 美浦・国枝
タラスコンの11       牡 父Holy Roman Emperor 3400万 栗東・西園

最初は血統的にコミッティドアクトレスの11の方が面白そうかと思っていたけど、実際に画像を見てみると、価格の高いタラスコンの11の方が良さそうに感じた。2歳マル外のエテルネルと同厩舎、同価格、同生産国でタイプも似ている印象。


ウイン 400口
アーチストの11        牡 父ネオユニヴァース  1800万 栗東・梅田
クワイアーミストレスの11  牡 父Pivotal         2400万 栗東・西園
ユーワジョイナーの11    牡 父ハーツクライ     2300万 栗東・中村

全馬、関西所属予定なのは嬉しい。
まずは、募集発表前から気になっていた◯外のクワイアーミストレスの11。
父Pivotalは日本では走っている産駒は少なく有名ではないが、欧米で多くのG1馬を輩出し、ピークの07年の種付け料は85,000ポンド、当時のレートで約2000万円にもなる。本馬が種付けされた10年は下がっているがそれでも55,000ポンド、約800万円。相当評価の高い種牡馬なのである。

本馬の全姉は2000mのG1勝ちでカタログコメントにも「短距離馬とは思えません」とあるし、画像を見ても短距離馬っぽくはない。しかし、Pivotal産駒はなぜか牡馬だとスプリント、牝馬だと中長距離に活躍馬が多い。本馬も短距離馬になりそうな予感がする。

母が21歳時での出産という点が気になっていたが馬格は並以上にあるので、あまり心配はなさそう。同厩舎のラフィアンのタラスコンの11は価格的に難しくても、400口のこちらなら。

ラインナップ発表の段階ではクワイアーミストレスの11のみ考えていたが、馬体を見るとユーワジョイナーの11に興味を持ち始めた。ハーツクライらしからぬかなりゴツい馬体をしている。マイネルセレクト産駒みたい。同父でスプリンターのツルマルレオンみたいになるだろうか。カタログのコメントでは総帥推しということだった。周りで出資検討している人多そうだし、申し込みは伸びるかもしれない。

2012/12/21

マイネピュールの11 手術は対象外

マイネピュールの11は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路で乗り込まれています。ノドからの異音が気になり、内視鏡検査を行ったところ弁に軽い麻痺が見つかりましたが、弁自体はきちんと機能していることがわかっています。程度としても軽く、手術の対象外でした。調教は順調で以前よりもハミをしっかり取って駆けています。(12月17日現在の近況)

馬体重:483kg ( 2012.12.13 )

* * *

「程度としては軽く、手術の対象外」

動きに支障はないようだし、とりあえずはよかった…。しかし、喉の麻痺は悪化していくケースもあるので、これ以上は悪くならず、良くなりますように。

調教は良さそうなので、順調にいってくれれば楽しみです。ウインのアルディーミルの11と合わせて、ウチのロージズインメイ2騎には来年期待しています。

2012/12/20

2012年の一口成績

今年の中央競馬は、有馬記念の一週を残していますが、私の愛馬達は先週のヴォヤージの出走が今年最後となりましたので、一年の成績をまとめてみたいと思います。

4歳
メガロス    4戦0勝 最高5着    6月に引退

ショコラーデ 10戦0勝 最高4着3回  11月に3度目の骨折

3歳
アルナイル  8戦0勝 最高3着    8月から休養

パティ     1戦0勝 8着       1月に1戦して引退

ヴォヤージ  5戦1勝          勝利は盛岡の交流競走

2歳
イルソーレ  2戦1勝          新馬勝ちするも、2戦目故障で引退

ハッピー    未出走          骨折でデビュー遅れ


勝利はイルソーレとヴォヤージの2勝。ヴォヤージは地方のものなので、自分の中では0.5勝の感覚です。毎年の目標として、全馬が最低1勝をあげているのですが、一度も達成したことはありません。達成率1.5/7なので、遠く及びませんでした。

今年一番の出来事は、イルソーレの新馬勝ちと2戦目で故障し引退してしまったことです。まさに天国から地獄。しばし競馬の事を考える気になりませんでした。…また戻ってきましたが。

メガロス、パティが成績不振で引退。残念でした。

ショコラーデは頑張って10戦も走ってくれましたが勝利には届かず。そして骨折。デビュー前のハッピーといい、今年は怪我が多い年でもありました。ハッピーのデビューはなんとか間に合いますように。

アルナイルはコンスタントに好走してくれるので、来年の一勝に一番近いかもしれません。ショコラーデとヴォヤージも何とか2勝目を。

2012/12/17

ヴォヤージ 復帰戦は15着


7/30の盛岡の交流戦で初勝利をあげた後、休養していたヴォヤージの復帰戦。鳳来寺山特別、中共の芝マイルです。前走の盛岡の中央ではペースが全く違うために、中央のペースに付いていけるかが今回の一番の懸念点でした。

レースでは、まずスタートで大きく出遅れ、中断で大外をマクって進出するも、その分直線に入ったらお釣りはなくてズルズルと後退…。なんともチグハグでした。16頭中16人気で、結果は15着でした。正直、厳しい結果。着順は悪いけど勝ち馬から0.8秒差なのはまだ救いでしょうか。

* * *

中井騎手「せめて中団あたりでは流れに乗りたいと思ってレースへ向かったのですが、いきなり出遅れてしまいました。前扉が開いても反応せず、ワンテンポおいてからダッシュするようなスタートとなってしまって。稽古から跨らせてもらって、その感触からあまりじっとしていては持ち味が活かせないと思って途中からポジションを上げていったのですが、直線に入って甘くなってしまったです。今回は久々の影響があったのかもしれません。もっと全身を使えるような走りに変われば、もっと良い競馬ができそうな感じを受けました」

宮本調教師「今後も芝を使っていく予定です。入れ替えの都合もあり、水曜日あたりに鉾田へ出させてください。節の絡みもあるので何ともいえなところはありますが、2月以降の競馬を考えています」

* * *

復帰したばかりなので、また鉾田行きでしばらくは出走できず。近いうちに関東の厩舎に転厩の予感がします。

ちなみに、このレースはラフィアン4頭出し。ナタリス5着、イディール11着、アルティマ16着でした。

2012/12/11

ダンスエンドレスの11


ウイン2次募集のキングカメハメハ産駒の牝馬。母父ダンスインザダーク
サマーセールで740万(税抜)落札で、募集価格は2000万。

先日の親睦会で、ウイン募集馬の方も話題にあがり薦められていた1頭。手塚師もセリで見ていて気に入ったらしく、預からせてほしいと言ったとか。

土曜に同じ父、母父のショウリュウムーンが朝日チャレンジCを勝ち、その夜に本馬の話を聞いて、翌日には父キンカメのロードカナロアが香港スプリントを制覇した。なんともタイムリーなので気になり始めた。

サイトの近況からは、皮膚病、挫跖やらで調教は遅れていて、今のところ動きのほどは何とも分からない。もう少し様子見してみたい。ショウリュウムーンのようにマイル前後で活躍しそうな気がする。



2012/12/10

テイエムオーカンの11は大丈夫みたい


前に出資検討していると書いて、結局は理由がうやむやのままで保留状態となっていて、もし??と思われた方がいるかもしれませんので、ちゃんと書いておくことにします。

実はパーティの時に社長が「喉が鳴っていて悪い可能性もあるので、出資は待ったほうがいい」とハッキリ言っていたので、考えなおすこととなっていました。ですが、最近では「一時的なものだったようで、出資を薦めても大丈夫」となっているようです。現に近況情報では喉のことは出ていませんし。

懸念点はなくなったのですが、この中間にウインに出資したこともあり、本馬に改めて出資するかはまだ未定です。やはり一口20万は勇気がいりますからね。


ロードカナロアの香港スプリント勝ち


昨年にカレンチャンが差のない5着に入り、今年のスプリンターズSのワンツー組ならもしかしたら、と思っていたら、本当にロードカナロアが勝ってしまいました。しかも圧勝。

短距離好きの私には、この快挙は特に喜ばしいです。香港馬は短距離主流のオーストラリア産馬が多いからスプリントで強いわけですが、マル外でなく日本産馬で(しかも社台系でない)、また多くの香港馬のようにセン馬でなくても、このスプリントの頂上決戦とも言えるこのレースを勝てた意義は相当大きいと思いますね。

これでサクラバクシンオーやタイキシャトルを超えて、最強スプリンターと呼ばれてもおかしくない実績馬となりました。ロードカナロアはロードの一口馬なわけですが、私もロードカナロアのような馬に出資したいと素直に思います。来年の春はぜひドバイゴールデンシャヒーンに行ってほしいです。クラブ馬なのでロイヤルアスコットやブリーダーズカップまでは難しいかな…。

今の日本の種牡馬リーディングを争いを見ると、ディープインパクトは確かに物凄いですが、短距離やダートをこなすパワーの面ではキングカメハメハの方は上です。私としてキングカメハメハの方が好みなので、そのうちロードカナロアのような短距離向きのキングカメハメハ産駒がラフィアン・ウインでも募集されないかと期待します。

今回の勝利は確かに快挙で、ネットを見てるとそれなりの反応はあるのですが、例えばオルフェーヴルの凱旋門賞時と比べると、全然大したことのない盛り上がりです。残念なことですが日本では短距離の地位はまだまだ低いですね。今年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬にロードカナロアがどれくらい入るか見ものです。

2012/12/09

ラフィアン大阪親睦会に参加

昨晩、梅田で行われたラフィアンの親睦会に参加してきました。年に一回はあるのですが、昨年は参加できなかったので二年ぶりの参加となりました。二人のスタッフの方と、ほぼ定員の20名の会員とその家族知り合いが参加されました。18時半から2時間の一次会と、その後に23時過ぎまで二次会が続き盛り上がりましたね。 ちょうどその日にマイネルディーンが昇級戦を連勝し、出資者の方が4人もいましたので祝勝会も兼ねました。

以前の親睦会でお会いした方、初対面でこのブログを見ている方と言ってくれる方もいました。お話してくれた方々どうもありがとうございました。

聞いたことをいくつか書いてみますと、
まずは愛馬のことで、
・マイネピュールの11の喉は現段階ではどの程度のものかわからない。冬で喉を痛めてるだけの場合もあるし。影響があるかはもっと速い時計を出す段階にならないと何とも言えない、と。何事もないことを祈りましょう…。
・ラフィアンの会だけど、ウインの方のアルディーミルの11について。高橋祥泰師は同厩舎で同父のコスモラピュラに似ていて、長いところで活躍しそうと言っているそうです。
・(出資馬でないけど)コスモオオゾラについて。金鯱賞の敗因はよくわからないが、まだ本調子ではないのだろう。次走は中山金杯の予定。やはり大知騎手はオオゾラをとても気に入っているらしい。(これは嬉しい)

最近話題となった一部の口取り廃止の件については、
・色々と意見をいただいたので再検討している。
・理由は純粋に小倉、函館の参加者が非常に少ないからで経費の問題ではない。
・他クラブへの委託は、必ずしもいつもできるとは限らない。
ような感じ。この会でも私含め何人もの会員さん達が廃止撤廃をお願いしてましたので期待しましょう。

ラフィアンでよく話題となる厩舎、騎手について、
・東西の偏りは、単にラフィアンの方針通り数使ってくれる厩舎が東に多いから。上位の人気厩舎は頭数が多いので出走機会の確保が難しい。鉾田は関係ない。
これはいつも聞いていることですね。

騎手についても、今までに何度も説明を聞きましたが、今回のお話は一番合理的に聞こえました。特に専属とも言える柴田大知騎手と丹内騎手についてですが。
・掲示板前後の着順争いの場合でも最後まで追って一つでも着順をあげるようにお願いできるのは上位騎手ではほとんどいない。
・大知騎手は今、美浦で会って話をするのが最も難しい騎手。なぜならいつも馬の調教をつけているから。すごい真面目。こんな騎手は他にいない。
・大知騎手や丹内騎手は調教だけでなくゲート練習にも乗ってくれる。調教助手よりも現役騎手の方がずっと上手い。とても貴重。また2人ともとても研究熱心で、馬の癖などもよく知ろうとする。
・丹内騎手は言われているほど下手ではない。上位人気に乗ることが少ない。
・全てのレースで丹内騎手の騎乗理由は全て説明することはできる。
・下級条件のレースは同じ週に同じような距離、条件のものがいくつかあるが、できるだけ相手関係の楽なところに出したい。しかし、登録の段階ではそれは分からないので、可能性のある全てのレースを睨んで騎手を抑えておきたい。上位騎手は普通は一つのレースしか抑えられず、最初から一つのレースに絞るしかない。ところが大知騎手や丹内騎手は数レース分を捨ててでも、ビッグレッドの都合に合わせてくれる。(なんと素晴らしい!)
・若手の時は数レース空けてくれても成績が上がってくると難しくなってくる。これは仕方のないこと。
・大知、丹内に続く若手騎手も考えている。
・クラシック前哨戦などで、そのレースに限れば良い騎手が空いている場合もあるが、後々乗り替わることが確定しているならば、最初から乗り続けられる騎手を選ぶ場合もある。

などなど。こう聞くと大知、丹内騎手のビッグレッドへの献身さは少し感動しましたね。


他にも色々お話してきましたが、それはまた追々と、

2012/12/07

マイネピュールの11 喉に異音…


マイネピュールの11は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路で乗り込まれています。併せ馬になると相手より前に出ようとすると負けじとがんばる性格です。呼吸に異音が混じりますが、他馬と同様、ゴールまできちんと走れています。(12月3日現在の近況)

* * *

この時期にもっとも恐れていることがきてしまった。「喉に異音」。

このコメントだけでは分からないですが、ヒューヒュー音の本格的なノド鳴りではなく、ゴロゴロ音の成長とともに収まる可能性のあるDDSPだとまだいいのですが。。

ウチの他の馬達の中では、一年前の同じ12月の近況でイルソーレが喉の異音をカミングアウトされました。軽度で手術をするほどではないものでしたが、常に心配が付きまといました。結果的には無事にデビューして新馬勝ちも果たし乗り越えてくれましたが。(骨折で2戦で引退となりましたが)

坂路での動き自体は良さそうなだけに、今の段階ではどの程度のものは分からないですが、イルソーレの時のように軽度であることを祈るばかりです。


2012/11/27

小倉・函館の重賞以外の口取り廃止


掲示板やTwitterでかなり反発のあった話題です。私としてもやはり残念な決定です。

個人的には、小倉、函館へ遠征はほとんどないので影響はほぼないと言えますが、かつてメガロスとショコラーデが同日の小倉に出走時に遠征したことはありますので皆無ではないです。実家が福岡でもありますし。

会報で小倉、函館の口取り写真を見てみると、確かに半数以上は会員さんはいない状態です。いても一人二人程度。ちなみに新潟と福島もほぼ同じような状況に見えました。

これならもし本当に資金ぶりが楽ではなく人出を増やせないのだとしたら、東京事務所から遠いこの2場は費用対効果を考えると仕分け対象になってしまうのでしょう。

ウインの方は今のところは従来と変わらない方針だということですが、ウインは3場開催のときは職員によるレクチャーはないときがあると聞いていますので、そのときは口取りもやっていないかもしれません(要確認)。

ラフィアンも重賞以外の小倉、函館を一斉に禁止するのではなく、例えば小倉、新潟同時開催のときに新潟に出走がなくて小倉に大挙出走っていう状況もあるかもしれないし、重賞のある日に一般レースは対応しないのもかなり不自然です。人出が足りないのは仕方ないけどもう少し柔軟性がほしいと思います。

クラブのサービスとクラブ馬の活躍は直接は関連なさそうですが、流れ的にもやはり繋がっている部分はあると思います。クラブ馬がもっと活躍すれば小倉、函館にももっと人が来るかもしれないし、またサービス低下で会員の不満が溜まって人が減ればクラブに入るお金も減りますし。

2012/11/19

ラフィアン特別募集馬のマル外2頭



コミッティドアクトレスの11   牡 黒鹿   米産   24万円  美浦・国枝栄

父Dixie Union 母Committed Actress(母父Theatrical)
Keeneland September Yearling Saleで$100,000(約800万円)

父は海外ではベルモントS勝ちのUnion Ragsを含む重賞勝ち馬をポツポツ出している。日本では17頭走って12頭勝ち上がり、率は高いが条件馬止まり。
祖母ComittedはスプリントG1のアベイドロンシャン賞連覇、スプリントCh勝ち、ジュライCで2,3着、キングズスタンドS3着などかなりの快速馬。母は未出走も、母の全姉にG1サンタアナH勝ちのPharma。他にも近親に米芝チャンプのEnglish Channelがいる。

タラスコンの11            牡 鹿     愛産   34万円  栗東・西園正都

父Holy Roman Emperor 母Tarascon(母父Tirol)
Goffs Orby Yearling Saleで€180,000(約1,900万円)

父は生殖能力に問題が出たジョージワシントンの後継として急遽2歳で引退したデインヒル産駒。今年の英1000ギニーで9馬身差で圧勝したHomecoming Queenを出した。
母は95年生まれで愛1000ギニー、モイグレアスタッドSとG1を2勝するも重賞を勝つような目立った産駒は出ていない。他に叔父に重賞勝ちのMister Monetがいる。


2頭ともなかなかの良血だし、好みのスピード血統っぽいし、厩舎もいいし、なかなかひかれます。

しかし、輸入経費もかかるし仕方ないが、一口価格が高い…。400口だったらいけるのだが。

ちなみに、ラフィアンの今年の2歳マル外4頭を見てみると、エテルネルは小倉2歳Sを勝って存在感を示したが、他では3頭が未勝利で1頭は未出走。3歳は2頭いてそれぞれ一勝(1頭は愛馬ヴォヤージ)、3歳のマル外コスモ5頭は4頭未勝利で1頭が1勝。もしエテルネルがいなかったら、かなり苦しい状態だった。

2012/11/13

最近は単勝オンリーの状態に

だいぶ前の記事で、一口ライフの馬券の買い方を書いたことがありましたが、あれから時間が経って買い方も少し変化してきました。

なるべく損をしないことを目的とするならば、控除率25%の馬連、3連単などには手を出さず、20%(正確には25%だが5%分は還元)の単勝・複勝のみに絞ることが第一です。以前は単複を同割合で勝っていました。

この単勝・複勝の組み合わせの割合はどうするかはマネージメント的にも奥が深い問題です。また、単純明快な単勝と比べれば、複勝単体の買い方も戦略の幅は広そうですが、私個人としては、複勝は自分がセレクトした一頭のみでは配当が決まらず、馬券圏内の他の2頭の人気にも左右されてしまい、計算がしにくいところがあまり好きではありません。

というわけで、最近の馬券戦術は単勝オンリーの状態となっています。オッズを見るときも一目瞭然。最高配当のWIN5も単勝の応用、やはり単勝、勝ち馬を当てること、馬主側から見ればレースに勝つことが競馬の原点であり、それのスタンスが美しいという思いを最近は強くしています。シンプルイズベストです。

私は大レースを除けば、ほとんど愛馬の出走レースしか買わない状態ですし、自信があるときは1000円、微妙なときは500円、ほとんどないときは0円(スルー)という買い方になっています。私の場合は1000円を超えて買って外れるとダメージを受けるので、どんなに自信があってもそれ以上は買わないことにしました。

2012/11/12

ウインに入会、アルディーミルの11に申し込むことに


テイエムオーカンの11への出資が不透明となり、他の馬への出資も検討し始めました。ラフィアンでは今年もマル外の特別募集馬が2頭あるそうですが、パーティーで聞いたところ、価格はやはり100口で一口20万は超えるそうです。今年は2歳マル外のエテルネルが小倉2歳S勝ちましたし、マル外は魅力あるのですが、輸入経費もかかり高くなってしまうもの。そこで目が行くのが400口のウインの方のマル外特別募集馬です。

まだ予定ですが、タタソールズ・オクトーバーセールで75,000ギニー(約975万円)で落札したChoir Mistressの11(父Pivotal)が募集馬に入るそうです。母が21歳時とかなりの高齢出産ですが、全姉にG1馬がいる良血。父Pivotalの好みのスピード血統でなかなか食指が動きます。おそらく総額2,400万くらいの募集でしょうか。

さて、ここまでが前置き…。通常、特別募集馬は会員限定ですので、まだウインの会員でない私は入会時に申し込むことができません。ですので特別募集馬に応募するには、他の馬に出資して入会しておく必要があるのですが、そうなってくると浮上してくるのが、2次募集のアルディーミルの11(父ロージズインメイ)です。

元々興味があった馬で、もしウインの2次募集でいくなら第一はこれと思っていた馬です。ちょうどパーティーでもウインでは唯一、義広社長に聞いたみていました。最近の近況にもあるように、かなりのパワーがあり坂路も楽々と登っていくようです。血統的にもダート馬の可能性もありますが、芝でも楽しみはあります。この馬はセレクションセールの上場馬で、最初はBRFで落札予定だったそうですが、義広社長がどうしてもCVFに欲しくてCVFで落札したそうです。両社長が評価して、落札価格も1050万(税抜)となかなかなので、やはり良い馬なのでしょう。確実性は高そうな印象です。

まだ特別募集の方は確定したわけではありませんが、これをきっかけにアルディーミルの11の方のためだけでもにウインの方に入会してもいいと思えるようになりました。今年はラフィアンのマイネピュールの11に続きロージズインメイ産駒の出資。この世代はロージズインメイは産駒数が少なく希少です。2頭でこの世代の代表産駒になってほしいと思います。(ちなみに申し込み数は一口です。)

現時点での申し込み数はわずか17口。ウイン2次募集で下から2番目の少なさです。何で人気がないのでしょうね。

* * *

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週3日(土)にメイン厩舎へ移動し、屋内運動場にてダク、キャンターを乗りながらハミ受けの練習を行い、今週5日(月)からはスクーリングも兼ねた坂路調教へ移行。現在は坂路をキャンターにて1本とパドック放牧を行っています。日ごろからテンションは割と高いですが、自分を見失うほどではありません。担当者は「馬体が大きいだけあって、パワーがあり、急坂もしっかりした脚取りで駆け上がっています。加えてスタミナもあり、いかにも距離が伸びて持ち味が生きてきそうなタイプです。まだ体を使いこなせていないところもあるので、全身を使った走りになればもっと良くなってきそうな感触があります」と話していました。

馬体重:470kg ( 2012.9.18 )
馬体高:161.4cm



ショコラーデ 3度目の骨折か…

マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。到着時より右ヒザに若干の腫れが認められ、レントゲン検査を行ったところ骨折らしきものが見つかりました。残念ですが、12月の入厩は取りやめとなります。レース中に発症したものと思われ、見舞金の対象となる可能性があり、近いうちに美浦トレセンへ移し、獣医に診てもらうことになりました。

* * *

ショコラーデは休み明けからの2戦は京都でしたが、残念ながら現地観戦には行けず。1000万下で着順は8、4着。2戦目は牝馬限定戦でしたが、内容もよくなり次こそは応援にと思った矢先の骨折(かも)の報…。まだ確定ではないだけに、それほど重度なものではなさそうですが、残念ながらしばらく休養です。早く良くなって戻ってきてくれることを祈ります。

それにしても、マイネルラヴはその遺伝力がとても強く、産駒の多くがパワー型の短距離馬になりますが、骨折などの故障しやすいという特徴も受け継いでしまっています。ラフィアンの多くのラヴ産駒もよく骨折しますし、母父ラヴのショコラーデも4歳にしてこれで3度目の骨折。2歳愛馬でショコラーデと同じ母父がマイネルラヴのハッピーも、既に2回も故障して手術を行いました。ハッピー、ショコラーデと続いて正直少し凹んでいます。これに懲りてラヴの血を引いた馬への出資をしばしの間控えるかもしれません。

2012/11/07

オータムパーティーに参加 その2

パーティでは、ラフィアン&ウインの社長の挨拶とお薦め募集馬の紹介、そして恒例の繁幸総帥のお話がありました。

ラフィアンの紘和社長のお薦めですが、基本的にはステイゴールド産駒全般を薦めて、個別にはアラームコールの11(父コンデュイット 25万)、ミメティコの11(父キングズベスト 36万)、ジャングルムーンの11(父ステイゴールド 21万)と高い馬ばかりです。これはいつものことで紘和社長にお薦めを聞くと20万以上の馬を挙げてきます。自信がある馬ほど高く値付けするという、まあ当然といえば当然のことなのですが…。

繁幸社長の話も、大体はこれまでに聞いたことのある内容でしたが、

・BRFは馬の丈夫さが特徴の一つだが、これを実現するのは大変なことで当たり前とは思わないでほしい
・最近は自家生産馬も増え、仕入れ価格も下がってきているが、牧場の強化にお金がかかるから募集価格は下げられない。
・社台に対抗するためには、種牡馬、繁殖、放牧地、施設などお金がいくらあっても足りないから。
・高い馬をドンドン買ってほしい。社台では高馬がいくらでも売れている。ラフィアンでは安馬中心に売れている。

というような感じでしたか。そういえば、夏のツアーであれほど言っていたディープインパクトについてはまったく触れず。

しかし、牧場の事情は分からなくはないのですが、会員側としても、一般的に懐事情は苦しくなる一方だし、致命的なことに補償制度はなくなるし、さらにラフィアンの場合は高馬は値段ほどの信頼性はないし、ということで、値下げなしで高馬ばかり薦められるのは、一般的な会員感覚から剥離しているのではないでしょうか。しかしながら社台では高馬がバンバン売れているのは事実なので、要は結果が伴うかどうかですけどね。

もっとも、最近は募集馬の売上が落ち、満口馬も減っているので、値下げせざるを得なくなるかもしれませんが。

2012/11/05

オータムパーティーに参加 その1

オータムパーティーに直後に引越し、ネットに繋がるのも先日でパーティーから一週間遅れの更新になってしまいました。まだまだ落ち着きませんね。

パーティ参加は昨年に続き2回目。私もお話してくださる知り合いの方が増えてきたのは嬉しいです。ありがたいことです。

今年は初のウインとの合同でしたが、大きな変化はありません。でも、そういえばツアーでもお馴染みの抽選会ですが、これまでは景品として、「出資の1割引きor優先出資券」「2割引き」「3割引き」がありました。当然割引が大きいほどの本数が少ないのですが。ツアーだと10本はあった気がする「出資の1割引きor優先出資券」ですが、なんとなくなってしまいました。満口がほとんどなくなって優先出資の意味が失われてしまったのか、それともパーティーの参加者が減っているのか。

まずは書こうか書くまいか迷ったのですが、パーティー前の記事でテイエムオーカンへの出資を考えていると書いていましたので、それについて少し触れます。まだ未確定なのですが、馬の出来はかなり良くて社長も自信はあると言っていましたが、もう少し出資は待ったほうがいいという話を聞いたので、今回のパーティーでの出資は残念ながら見送ることにしました。何事もなければ再度出資を検討するかもしれませんし、その間に他の馬に出資するかもしれません。

さて、今年は騎手や調教師の方々にも何人かお話することができました。昨年は不参加だった丹内騎手をつかまえてみましたが、シャイなのかすぐ逃げられてしまいました・・・。今年は福永騎手も参加し、会員さん達の人気の的でしたね。

調教師の先生達も色々と声をかけてみました。パティの天間師、イルソーレの上原師などなど。なかでも話して印象に残ったのはショコラーデの吉田師とコスモオオゾラの高橋義博師ですね。一会員の私ですが、とても丁寧に接していただきました。

吉田師はショコラーデの他にもクラッチ、メガロスもお世話になっていました。ショコラーデはあと1、2勝はしたい、メガロスは1勝しかできなくて本当に申し訳ありません、ようなことを。クラッチは吉田師の初勝利馬でもあり開業当初にお世話になった馬なのですが、もし当時に今の調教技術があったらもっと上まで行かせてあげられた、と言っていました。

オオゾラの高橋師にも色々とお話してもらいました。やはり菊花賞は万全の仕上がりではなかったようです。次は福島記念が目標とか。「大空と大知」というフレーズは気に入っているというようなことを言っていましたね。早くコンビが復活してほしいと。あとは師が預かる予定のオオゾラ妹、マイネシャローナの11やダボナアンビションの11のことなど聞いてきました。

続く…。

2012/10/27

今年もオータムパーティーに参加します

現在、引越しの準備の真っ最中で色々とバタバタしております。ブログの更新も滞りがちとなってしまっています・・・。

ですが、予定通り今年もラフィアンのオータムパーティーにはなんとか参加いたします。ついでに東京で友人たちと会う用事も作りましたし。

パーティでは馬も申し込む予定ですし、色々な方とお話して楽しんでこようと思います。少し遅れるかもしれませんが、必ずブログにも書きますので。

もし、これを読んでくださっている方でパーティーでお会いしましたらよろしくお願いします。

2012/10/18

コスモオオゾラ 菊花賞へ

先日の鉾田訪問時にもオオゾラのことは話題になりました。菊花賞にぶっつけで大丈夫なのだろうとか、共同通信杯は本当に自信があったのだけど超スローにやられてしまったとか乗り役さんは言ってました。一番印象的だったのは、オオゾラは性格が素直で本当に乗りやすく、またレースでは一生懸命走ってくれる、まさに競走馬として理想的な気性の持ち主ということでした。長丁場の菊花賞はぴったりの舞台と言えるかもしれません。

ダービー後の骨折、そのせいで調整は遅れ、トライアルは使うことはできませんでしたが、なんとか乗り越えて菊花賞には間に合いました。BRFブログで牧場でのオオゾラの頑張りがよく分かります。


最終追い切り後の陣営のコメントをnetkeibaの記事から一部抜粋。

高橋義博調教師
「自分にとっても牡馬のクラシックに初めて参戦して、三冠全てに参加させてくれた馬ですからね。春には、秋が一番(良くなる)と思っていたのが、ダービーの後に骨折というアクシデントがあって、理想のステップではないですが、その中で頑張ってくれてここまで来ることができたので、馬にはどうもありがとう、という思いです。応援してくださる声も聞いていますし、我々もできるベストを尽くしました。馬も自分の力を出してくれると思います。京都で頑張りますので、応援をよろしくお願いします。」

柴田大知騎手
「毎回馬との折り合いも問題ないですし、最後まで一生懸命走ってくれるので、僕はそれを信じて乗るだけです。怪我をしてしまった中でよくここまで克服してくれて、間に合ってくれたので、何とか関係者の方々の気持ちや、馬の気持ちを考えて、しっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。」

なんだかオオゾラへの愛を感じさせるコメントだと思います。もちろん私も日曜日は精一杯応援いたします。

過去のデータから見てもぶっつけでの出走は厳しいです。しかし、有力馬の回避が相次ぎ、ダービーの1~4着馬がおらず、重賞勝馬がゴールドシップとオオゾラしかいないという、おそらく史上稀な事態。過去のデータはあてにならないかもしれません。ゴールドシップはもちろん、それでも他の馬たちも手強いと思いますが、頑張ってきてほしいです。

* * *

10/19 追記
柴田大知騎手の川崎での落馬負傷のために急遽、岩田騎手に乗り替わりに。今回のオオゾラだけでなく、ラフィアンの主戦騎手である大知騎手の負傷は、ラフィアンへの影響は甚大ですね…。軽い怪我ではないようで心配です。早い回復を祈ります。

高橋義博調教師
「本人が一番残念がっているでしょうが“オオゾラと言えば大知”だから、非常に残念。ただ、初騎乗がどうこうという馬ではないので乗り代わりは問題ない。」

2012/10/13

テイエムオーカンの11

2次募集馬のテイエムオーカンの11(父アルデバランⅡ)への申し込みにだいぶ傾いています。今のところ、今月末のオータムパーティー時に申し込みをしようかと思っています。例年ですとパーティ時に申し込みますとパーティ代が半額になりますので。現在の申し込み数は12口、満口の心配はまずないでしょう。

サマーセールの落札価格に対して大幅な上乗せの募集価格ですが、鉾田ツアーに行かれた方の情報によると、やはり社長が自信があっての値付けのようですね。近親はあまり走っていませんし、正直高いとは思いますが、私も実馬を見た時にはっきりと良さを感じることができましたし。

また、私はアルデバランのようなスピード血統は好みです。昨年もマイネルブルズアイ(ラブアクチュアリーの10)は出資をかなり迷いました。ミスプロ系の父に、母父ブライアンズタイムということで、明らかに瞬発力よりは、スピードの持続力で勝負するタイプとなりそうですね。如何にもBRFの育成にマッチしそうな血統構成です。

本馬(上)と父アルデバラン(下)の画像を並べてみました。父に似ていて、良さを受け継いでいるように思えます。おそらく芝のマイル前後で活躍しそうです。個人的には、先日引退した父プリサイスエンドながら、同じようにスラっとした体型をしていたイルソーレと重なるものがあります。


2012/10/07

ハッピー 骨折で再度の休養に…

マイネハッピーは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。追い切り後に左前肢の跛行が見られたためレントゲン検査を行ったところヒザに骨折が見つかりました。以前とは逆の肢です。残念ですが改めて休養することになりました。手術するかどうかは今後の再検査を待って判断することになります。(10/5の近況)

* * *

4月の終わりに脚の手術をして一度休養、一時は515キロまで増えた馬体重も最近は465キロまで絞れ、軌道に乗ってきた矢先での骨折…。イルソーレに続き、ハッピーにも故障で、私のこの世代は不運が続きます。

順調に回復したとしても、復帰は春以降でしょうか。怖いのは2度あることは3度もあるのではということ。もう一度何かあれば期間内のデビューも危うくなってしまいますので、これ以上は何も起こりませんように、、と今から思います。

いよいよ凱旋門賞

いよいよ今晩がオルフェーヴル(とアヴェンティーノ)が出走する凱旋門賞。前哨戦フォワ賞を快勝しましたが、鬼門の大外枠ということで、3歳馬との斤量差に加え大きな試練となってしまいました。

一年前に、私はオルフェーヴルが凱旋門賞に挑戦するとしてもかなり厳しいという内容の記事を書いたのですが、出走するからにはオルフェーヴルを応援しています。なんとかこの記事を謝罪するような内容の記事が書くことになればと思っています。

かつて、エルコンドルパサーは仏愛ダービー馬のモンジューに2着で、ナカヤマフェスタは英ダービー馬の2着で、ともに3歳ダービー馬に敗れました。今年は英愛ダービー馬のキャメロット、仏ダービー馬のサオノアがいますが、私はサオノアの方が強敵の予感がしています。前走のニエル賞は少頭数ながらも、馬群をかい潜って伸びてきた脚は見事でした。

2012/09/27

鉾田の役割

先日の鉾田訪問時、午前中に募集馬見学をした後に、スタッフの方二人と昼食を一緒にさせてもらい、色々とお話できました。

鉾田開設当初は、人手も足りず全てが試行錯誤で、故障馬を多く出してしまったことを認めた上で、施設や調教の仕方など様々に改良を重ねていき、ここ最近でようやく軌道に乗ってきたことを喜んでいました。

一番印象に残っている話題は、以前は鉾田に限らないことかもしれませんが、若い乗り手さん達はある程度の経験を積むと、JRAの厩務員試験を受けて辞める人が多かったそうです。ところが最近は、まず調教師を定年前に辞めてしまうことが増えたこと、調教師一人あたりの厩務員の数も減ったこと、年寄り厩務員が辞めないことなどから、急激に厩務員余りの状態になり、試験に合格したからといって何年も働き口がない事もあるそうです。

そのせいもあるでしょうが、そのお二人のうちお一人は鉾田一番で若手の方でしたが、厩務員になる気はまったくないそうです。何より、鉾田での乗り手の仕事がとても楽しいと言っていました。ラフィアンの10日前入厩システムで、実質は自分たちが馬を仕上げる状態まで持って行かなければいけないことに、責任感とやり甲斐を感じておられるそうです。

そもそもラフィアンや社台Gの10日前入厩は、厩舎の預託料が高いため、ひいてはJRAの厩務員保護の規制が強いことが原因です。この規制がある限り、ラフィアンや社台の自前の外厩優先、JRAトレセン軽視の流れは変わらないし、例えもし規制がなくなって厩務員の給料が自由競争となって、大幅に下がったとしても、、いやそうなったら優秀な乗り手の流動化が進んで、ますます外厩重視の流れは止まることはないでしょう。すなわち鉾田の役割はこれからも大きくなることはあっても小さくなることはないのです。(鉾田重視のせいか、関西所属馬が減っているのは困っていますが…)

ラフィアンは今年は2歳勢も多数勝ち上がり、なかなか好調です。(ウインの方は不調ですが…)今回、お話を聞いたように、鉾田のスタッフの方々が自分の仕事にやり甲斐を感じて技術を磨いてくれたら、ラフィアンは好循環の流れに乗って、さらに上のレベルに上がっていける予感がしました。

2012/09/25

初の鉾田行き 一人募集馬見学ツアー

22日に東京に用事があったために、その足で翌23日に初めて鉾田へ行ってまいりました。本当は翌週のツアーに参加できたらよかったのですが。

出資馬は一頭も鉾田へはいなかったので、今回は募集馬見学がメインの目的でした。あと一度は鉾田へ行ってみたかったというのもありますね。

当日は終始雨であいにくの天気となってしまいましたが、スタッフの方々は優しく対応してくれて馬も出して見せてもらえました。ありがとうございます。

ちなみに新鉾田駅からトレセンまでは歩いていきました。片道35分ほど。事務のスタッフは駅から歩いてきた人は初めてと言われました。そんなに珍しい?

さて、2次募集馬の見学、まだ24頭中6頭到着していない馬もいましたが、気になっていた馬はほとんど到着済みでした。何頭か出して見せてもらいました。全て牡馬となります。


まずは、テイエムオーカンの11。セリの落札価格450万(税抜)に対して募集価格2000万と極端な上乗せで、色々な意味で気になっている馬です。

父アルデバランということで短距離馬という先入観を持っていましたが、カタログで中距離もこなしそうというコメントもあり、その点も面白そうと思っていました。実際に見てみると、カタログで見る以上にスラっとしており、本当に中距離馬のような体型に見えます。歩いてみると柔らかさもあるようです。強気の値付けの理由が少し分かった気がしました。今年の英ダービーで2着となった同父のMain Sequenceみたいなタイプとなるのでしょうか。

性格は非常に大人しく手が掛からない良い子らしい。人懐こかったです。




次に注目していたのは、ソーラートウショウの11。父スウェプトオーヴァーボードはフォーティナイナー系ながら芝での活躍馬が多いので、興味のある種牡馬です。本馬は母父ガルチでミスプロ系の掛け合わせ。繋ぎも立ち気味でダート色が強いかもしれませんが、スピードはなかなかありそうです。母は高齢で本馬の兄弟は中央での勝ちあがりはないですが、3代前の母がSex Appealの牝系は素晴らしいです。

白めの綺麗な芦毛の馬でした。ただ、馬体が少し小さめなのが気になりますね。テイエムオーカンと本馬は動画撮影していましたので貼っておきます。



サクラバクシンオー産駒のムヒバーの11。これもまた兄弟はさっぱりだけど優秀な牝系の出身となります。祖母は愛セントレジャー勝ちだし、3代母のIrish Birdは他にも仏ダービー馬を2頭も産んでいます。母系はスタミナはありますが、母父はDayjurで極端なスピード系同士の配合なので少し気にはなっています。

前に見た人から、馬体が小さいという話を聞いていましたが、あまりそのような印象はなく並以上の馬格に見えました。とても大人しい性格でした。


マンハッタンカフェ産駒のホシノピアスの11。一口28万円の2次募集馬で一番の高額馬となります。高くて手が出ないのですが、カタログのコメントにスピードタイプとあり、ぜひ見ておきたかった馬でした。ジョーカプチーノみたいなタイプということですかね。

本馬は見せてもらった馬の中では一目で分かるほど馬格がありました。特に胸前と首の肉付きがすごい。如何にもスピード馬という印象。正直、とても良く見えて少し欲しくなります。

性格はサンデー系らしく気が強いところがあるようです。


ラブリーテンシアの11。先日、新馬勝ちをしましたが、怪我で引退してしまったイルソーレと同じプリサイスエンドということで気になっていました。見せてもらった本馬は、なかなかゴツい肉付きに黒鹿毛の馬体で迫力がありました。かなりパワーはありそうな感じ。

父プリサイスエンドに母父アフリート。ダート馬の可能性が高そうですが、芝短距離で走るかもしれません。11万の価格を考えればコストパフォーマンスは良さそうな馬のように思えます。


馬房で近づくと人懐っこく寄ってきたのがダボナアンビションの11。ストーミングホーム産駒。中距離系の父ですが、本馬は肉づきがよく、ダートか短距離系の馬体に見えました。カタログには距離が持ちそうとありましたが。母は高齢ですが血統も良い方だし穴馬かもしれません。


今回の2次募集はスピード血統が多く、その血統が好きな私はなかなか楽しめています。すぐに売り切れる馬はいないだろうし、来月のパーティ時の申し込みを考えています。

鉾田の記事はもう一本書く予定です。

2012/09/21

女の子4頭 明和で調整中

8/4のレースを最後に出走がないウチの愛馬達。2次募集の発表などで退屈はしませんでしたが、出走に関しては少し寂しい日々が続いています。

今年は牡馬のメガロス、イルソーレと引退し、残っている2歳以上の馬は4頭みんな女の子。今は揃って明和で休養、または調整をしているようです。来年、現1歳がデビューするまでこの布陣で頑張ります。

近々、みんな揃って入厩状態となって出走ラッシュがきてほしいです。


最近の動画から。皆、単走で明和の坂路を登っている。
左上、アルナイル。 右上、ヴォヤージ
左下、ショコラーデ。右下、ハッピー。

2012/09/18

初の鉾田行き決定

今月の29日はラフィアンの鉾田ツアーがあり、二次募集馬の展示もあります。私はたまたまその一週前に東京の方に用事があり、ついでに一人鉾田の方へと行ってみることにしました。初の鉾田となりますのでとても楽しみです。用事が一週遅れであればツアーの方に参加できたのですか…。

私の現役愛馬達は一頭も鉾田へはいないのですが、一週間前の時点でも二次募集の多くが既に鉾田入りしているということですので、募集馬見学がメインとなります。事務所に尋ねてみると、私が注目している馬の何頭かは移動していることは確認しました。

今年もツアーの方に参加できないのは残念でしたが、一人で募集馬をゆっくり見てこようと思います。そしたらまた記事にする予定です。

一口ライフに立ちはだかる壁

今回はかなり私的な記事となりますが、実はもうすぐ結婚することになりました。次に住む所も決まり、現在は引越しの準備を進めているところです。現在は大阪市内に住んでおりまして、京都競馬場、阪神競馬場とも比較的お手軽に通うことができます。次住むとことは高槻市という大阪と京都のちょうど中間地点でして、京都競馬場がホームになります。反面、阪神競馬場は少し通いにくくなってしまいますね。

結婚というものは、私の(多分)長い人生の観点からは、(おそらく)良いことに違いないとは思うのですが、こと一口馬主という趣味に限れば、必ずしもそうとも言えなさそうです。色々とお金がかかってしまいますし、自分一人の裁量だけで予算の配分も出来なってしまいます。一口馬主は真っ先にその影響を受けてしまうのは間違いありません。

ちなみに相手の方はこれまで競馬にまったくの無縁で好きでも嫌いでもありませんでした。この趣味を即反対されないだけ良かったと思うことにしています。

今年の予算はなんとか確保していますが、来年からは未知数です。これからは今まで以上により真剣に損をしない選馬を心がけなくてはいけません。できるだけ長くこの趣味を続けていくために…。

2012/09/13

好調 ロージズインメイ産駒

コスモオオゾラが弥生賞を勝ったあたりからでしょうか。ラフィアン馬を含むロージズインメイ産駒の勝ちあがりがよく目につくようになった気がします。種付け数もV字回復で大きく伸びました

好調ぶりは数字にはっきり現れています。今年はずっと(入着賞金の)リーディングで15位前後をキープしています。さらに今日の時点で勝馬率0.321、EI=1.41となかなか優秀です。これは例えばリーディング上位のシンボリクリスエス(3位、0.253、1.13)、クロフネ(4位、0.278、1.35)を共に上回る数値です。ダイワメジャー(7位、0.361、1.44)やハーツクライ(13位、0.320、1.42)とほぼ互角です。1,2位のディープインパクトとキングカメハメハにはさすがに負けますが。詳細はnetkeibaを御覧ください。

勝ち星も単なる未勝利戦ではなく、特別レースが多いことも目につきます。先週はコスモソーンパーク、マイネジャンヌ、ニシノオウガイで1000万下の特別戦を3勝しました。ロージズインメイがそうであったように古馬になってからの成長力もあるようです。

以前は産駒は重馬場専用で、速い時計の勝負には弱いのではと思われたこともありましたが、今週は空前の高速馬場でしたが、コスモソーンパークは高タイムで快勝しました。スピードの持久力はあるようです。しかし、総体的に終いの切れがいる展開はあまり得意でないかもしれません。

ロージズインメイが母系の特徴をうまく引き出し、距離も馬場も様々なタイプの産駒を出すのはもう有名なことですね。(これは抜けた特徴がないことの裏返しでもあるのですが)先日のツアーでのことですが、ラフィアン社長はロージズインメイに配合はだいぶわかってきた、母父サンデーサイレンスは柔らなくなりすぎて全然ダメで、母父サンデーの子ならまだいい、ようなことを言っていました。

産駒の賞金上位馬を見ると、配合の特徴は分かる気がします。母系にトニービンかミスタープロスペクターの血が入っている馬が非常に多いです。逆に母父サンデーサイレンスは一頭もおらず、サンデーサイレンス子も母父ジェニュインのコスモソーンパーク一頭のみです。そのコスモソーンパークも母母父はトニービンです。やはり切れ味のサンデー系よりも持続力のある血統の方がニックスとなるということでしょうか。

母父サンデーサイレンスは上位40頭まで見れば3頭ほど出てきますが割合としてはかなり少なく、やはりサンデー肌とはネガティブニックスなようです。


さて、この秋にはドリームバレンチノがスプリンターSに、コスモオオゾラが菊花賞とG1に挑戦する予定です。コスモオオゾラは骨折明けで調整が遅れぶっつけとなってしまいますが、頑張ってほしいです。

ウチの愛馬にもロージズインメイ産駒が3頭、ショコラーデ、アルナイルと1歳のマイネピュールの11がいます。現役馬の前2頭はまだ今年は勝利をあげられていませんので、なんとか好調ロージズの波に乗ってほしいと願います。

2012/09/12

マイネルバルドル

出資馬ではないのですが、バルドルのことを少し。

バルドルは未勝利戦終了間際のこの時期に、なんと4連闘で出走を重ねてきました。しかも中間には札幌から美浦への輸送を挟みました。2,3,3着と来て、先週には一度しか出走できないいわゆるスーパー未勝利に出走しまたが無念の4着…。

このキツいローテでレースに臨み、頑張って走る姿には出資馬でなくても込み上げてくるものがありました。勝ち上がることができなくて本当に残念でした。この後は地方への移籍となると思います。

バルドルを含め、実力がありながら未勝利を勝てずに引退となってしまう馬を見ると、ウチのヴォヤージは地方とはいえ勝利できて運があったと思えます。

* * *


マイネルバルドルは、好走しましたが、1回しか出走できない特別未勝利戦で4着に敗れました。厳しいローテーションにもかかわらず、最後まで力を振り絞って頑張ってくれましたが、初勝利には手が届きませんでした。出走可能な未勝利戦がなくなり、宗像調教師と協議した結果、大変残念ですが引退が決定しました。長い間ご声援ありがとうございました。


柴田大知騎手「道中フワッといける馬だと思うのですが、きょうは行きたがってしまいました。ペースが一気に落ちたこともありますけれど、苦しがっていた分もあるのかもしれません。それでもラストまであきらめずに伸びてくれています。タイトなスケジュールの中、厩舎も力を出せるよう調整してくれましたし、なにより馬がよく頑張ってくれています。それだけになんとかしたかったのですが。残念です」

2012/09/04

ウイン 2次募集予定馬発表

ラフィアンに続いてウインの方も価格と厩舎東西が発表になりました。ウインは全馬400口のために一見、かなりお手軽価格に見えますが、全額表示にするとラフィアンとさほど変わりはないですね。ラフィアンはテイエムオーカンを除いてほど税込価格に700万の上乗せでしたが、ウインの方はもっと盛られているようですね。セリでの価格は税抜き価格で統一しています。


27 アリシーナの11      アドマイヤジャパン 牡 鹿  栗東
   1,500万  サマーセール 600万 blood image

28 アルディーミルの11    ロージズインメイ   牡 鹿  美浦
   1,800万  セレクションセール 1050万 blood image movie

29 エーシンブランディの11 プリサイスエンド   牡 芦  美浦
   1,100万  庭先?

30 スイートプラドの11    タイキシャトル    牡 芦  美浦
   1,300万  セレクションセール 730万 blood image

31 ニンナナンナの11    ネオユニヴァース  牡 黒鹿 美浦
   1,800万  セレクションセール 970万 blood image

32 バーンダンスの11    ゼンノロブロイ    牡 黒鹿 美浦
   1,600万  サマーセール 700万 blood image

33 レインボーシックスの11 アドマイヤマックス 牡 栗  美浦
   1,200万  サマーセール 300万 blood image

34 ダンスエンドレスの11  キングカメハメハ  牝 鹿  美浦
   2,000万  サマーセール 740万 blood image

35 フサイチオラクルの11  ステイゴールド   牝 黒鹿 美浦
   1,100万  セレクションセール 500万 blood image movie

36 ロージーズシスターの11 コンデュイット    牝 鹿  栗東
   1,300万  セレクションセール 530万 blood image movie


ラフィアンと同様に栗東所属馬の割合が非常に少ないのは残念なことです。

このラインナップで興味あるのは、アルディーミルの11(父ロージズインメイ)と、スイートプラドの11(父タイキシャトル)あたりでしょうか。スイートプラドはかなりの良血で値段もお手頃です。強いていうなら、生産がオーナーブリーダーでもあるシンボリ牧場なので、そこが放出したということは大物感はないのかもしれません。

同じ2次募集なら今のところラフィアンの方が気になる馬は多いですね。しかし、全馬400口でお買い物しやすいということで、ちょこっと行ってしまうかもしれません。

2012/08/31

ラフィアン2次募集予定馬発表

本日、ラフィアンとウインの2次募集の予定馬が発表に。ラフィアンは昨年よりも2週間は早いタイミング。ほとんどがセリ購入馬なので、いつものようにセリの血統表と画像を併せて記入しておきます。セリの落札価格は在抜き価格で統一です。ウインの方は別途記事にしようと思います。


55 アートブライアンの11   ゼンノロブロイ   サニーブライアン 
   牡 鹿 13万円 美浦  サマーセール 500万 blood image

56 アーネストデザイアの11 コンデュイット    サンデーサイレンス 
   牡 鹿 18万円 美浦  セレクトセール 1,000万 link

57 グッドポジションの11   コンデュイット    トニービン 
   牡 鹿 13万円 美浦  サマーセール  600万 blood image

58 ジェンハオサイマの11  ソングオブウインド コマンダーインチーフ 
   牡 黒鹿 10万円 美浦  サマーセール 250万 blood 

59 ジャングルムーンの11  ステイゴールド   Sadler's Wells 
   牡 鹿 21万円 美浦  セレクトセール 1,200万 link

60 ソーラートウショウの11  スウェプトオーヴァーボード Gulch 
   牡 芦 14万円 美浦  サマーセール 730万 blood image

61 ソルスティスの11      チチカステナンゴ クロフネ 
   牡 芦 18万円 栗東  セレクションセール 1,000万 blood image

62 ダボナアンビションの11  ストーミングホーム Seattle Slew 
   牡 鹿 15万円 美浦  サマーセール 700万 blood 

63 テイエムオーカンの11   アルデバランII    ブライアンズタイム 
   牡 鹿 20万円 栗東  サマーセール 450万 blood image

64 ホシノピアスの11      マンハッタンカフェ ジェイドロバリー 
   牡 黒鹿 28万円 栗東  サマーセール 2,000万 blood image

65 ホッカイショコラの11     チーフベアハート スペシャルウィーク 
   牡 栗 16万円 美浦  サマーセール 820万 blood image

66 マーベラスウーマンの11  スクリーンヒーロー Woodman 
   牡 栗 8万円 美浦  八戸市場 250万 blood

67 ミラキュラスの11       カンパニー      フジキセキ 
   牡 鹿 9万円 美浦  サマーセール 欠場 庭先? blood

68 ムービースクリーンの11  ナイキアディライト  トニービン 
   牡 青鹿 11万円 美浦 サマーセール 360万 blood image

69 ムヒバーの11        サクラバクシンオー Dayjur 
   牡 鹿 12万円 美浦  セレクションセール 500万 blood image

70 ヤングエブロスの11    ディープスカイ    エブロス 
   牡 栗 17万円 美浦  サマーセール  830万 blood image

71 ラブリーテンシアの11   プリサイスエンド   アフリート 
   牡 青鹿 11万円 美浦  庭先?        blood (netkeiba)

72 レースミストレスの11    サウスヴィグラス  サンデーサイレンス 
   牡 鹿 15万円 美浦  サマーセール 710万 blood 

73 レジュイールの11      フジキセキ      トニービン 
   牡 栗 13万円 美浦  サマーセール 500万 blood image

74 レモンハートの11      サウスヴィグラス   チーフベアハート 
   牡 鹿 11万円 美浦  サマーセール 390万 blood image

75 アインアインの11       ステイゴールド    パークリージェント
   牝 栗 17万円 美浦  サマーセール 810万 blood image

76 キーチェスターバーンの11 ネオユニヴァース  Broad Brush
   牝 黒鹿 18万円 美浦  セレクトセール 1,050万 link

77 バラファミーの11      ゼンノロブロイ     Barathea 
   牝 鹿 13万円 栗東  サマーセール 540万 blood image

78 レディアモーレの11     スペシャルウィーク フレンチデピュティ 
   牝 鹿 14万円 美浦  セレクションセール 610万 blood image


落札価格(+消費税)に約700万ほど上乗せで募集価格になっています。その中でテイエムオーカンの11(父アルデバラン)だけが特異で、なんと1500万の上乗せです。なんだか非常に気になりました。パーティなどで社長に尋ねてみたいです。

24頭中、関西予定馬がわずか4頭…。これはあまりに少なすぎると思うのです。最近は東西にあまり拘らないようにしてはいますが、、もう少しバランスをとってほしいところ。

牡馬は全体的に安めのスピード血統の多いラインナップなので私としては嬉しいです。安めの中から、真っ白な芦毛のソーラートウショウの11(父スウェプトオーヴァーボード)、他にはムヒバーの11(父サクラバクシンオー)、ミラキュラスの11(父カンパニー)、ラブリーテンシアの11(父プリサイスエンド)などが好みの配合でしょうか。ラフィアン的に人気の父チーフベアハートのホッカイショコラの11も面白そうです。母がマイネルレコルトの全姉のレモンハートの11(父サウスヴィグラス)もいいかもしれません。牝馬の方はサンデー系のクラシックに向きそうな馬が揃いましたね。

一次の方でも気になる馬はいましたので、それと合わせてしばらく考えていくことになりそうです。

2012/08/24

サマーセール落札馬 まとめ

今週の月から金の5日間にサマーセールが行われました。1歳馬のみで毎年ラフィアンの2次募集とコスモの最大の供給源となっています。BRF&CVFの落札馬は以下。CVFの落札馬は少数の5頭なので明記して、残りは全てBRF購入となります。金額は税抜表示で統一しています。


8/20
ファスリエフ × シルキージュエル          牡 芦  300万 blood image
ダンスインザダーク × オンワードパトラ      牡 鹿  200万 blood image
ソングオブウインド × ジェンハオサイマ      牡 黒鹿 250万 blood 
トーセンダンス × ケンコウランハート        牡 黒鹿 150万 blood 
アドマイヤジャパン × アリシーナ          牡 鹿  600万 blood image CVF
ヨハネスブルグ × グランバザール         牝 芦  400万 blood image
マイネルセレクト × シンカンキヨフジ        牡 栗  300万 blood 
スウェプトオーヴァーボード × ソーラートウショウ 牡 芦  730万 blood image
アルデバランⅡ × テイエムオーカン        牡 鹿  450万 blood image
ステイゴールド × ヒカルプリンセス         牝 鹿  1,110万 blood image
メイショウボーラー × ビンジンスキー        牡 鹿  370万 blood 
マイネルラヴ × フジアニバーサリー        牡 鹿  200万 blood 
ストラヴィンスキー × ラブアクチュアリー      牝 黒鹿 150万 blood image
ディープスカイ × ヤングエブロス          牡 栗  830万 blood image
スターリングローズ × ローレルピュアー      牡 栗  150万 blood 

8/21
サウスヴィグラス × レモンハート          牡 鹿  390万 blood image
マイネルセレクト × グレイスフルハート       牝 栗  200万 blood 
キングカメハメハ × ダンスエンドレス        牝 鹿  740万 blood image CVF
スウィフトカレント × フサイチヴィーナス      牝 栗  100万 blood 
チーフベアハート × ホッカイショコラ        牡 栗  820万 blood image
ルールオブロー × マイリリー            牝 栗  100万 blood 
サウスヴィグラス × ラピッドファイヤー       牡 栗  450万 blood image

8/22
マヤノトップガン × アポロヘルム          牡 鹿  300万 blood image
オンファイア × エリモリリパット           牡 栗  270万 blood image
ゼンノロブロイ × バラファミー            牝 鹿  540万 blood image
ニューイングランド × ベルグポルカ        牡 鹿  450万 blood 
アドマイヤマックス × レインボーシックス      牡 栗  300万 blood image CVF
サウスヴィグラス × レースミストレス        牡 栗  710万 blood 
ステイゴールド × アインアイン            牝 栗  810万 blood image
ブラックタイド × スイートウィリアム         牝 黒鹿 610万 blood image
ゼンノロブロイ × アートブライアン          牡 鹿  500万 blood image
ゼンノロブロイ × バーンダンス           牡 黒鹿 700万 blood image CVF
マンハッタンカフェ × ホシノピアス          牡 黒鹿 2,000万 blood image
プリサイスエンド × レッドロザリオ          牡 鹿  350万 blood image

8/23
サウスヴィグラス × ウィンブルーム         牡 鹿  250万 blood image
マイネルラヴ × フジノプログレス          牡 青鹿 300万 blood image
マツリダゴッホ × メアリーポート           牡 栗  640万 blood image
コンデュイット × メジロベツァーリ          牝 鹿  350万 blood image
バランスオブゲーム × シンハルカジョウ      牝 鹿  80万 blood 
スターリングローズ × ワンモアアリュール     牡 栗  300万 blood     CVF
ローエングリン × コールミーラヴ          牡 芦  220万 blood image
マイネルラヴ × スマイルビジョン          牝 黒鹿 150万 blood 
ナイキアディライト × ムービースクリーン      牡 青鹿 360万 blood image

8/24
ストーミングホーム × ダボナアンビション     牡 鹿  700万 blood 
フサイチリシャール × チャーミングタンゴ     牡 芦  230万 blood image
アルカセット × プラウドディクシー          牡 黒鹿 340万 blood image
ハイアーゲーム × レガシーオブアート       牝 黒鹿 80万 blood image
フジキセキ × レジュイール              牡 栗  500万 blood image
コンデュイット × グッドポジション          牡 鹿  600万 blood image


セレクトセールやセレクションセールと比べて価格帯の安い種牡馬の産駒が中心なので、必然的にクラシック系の馬よりは短距離・ダート系の血統が多くなっています。その方が私の好みなので嬉しいのですが。とはいっても、ステイゴールドやゼンノロブロイ産駒は多数います。一番高額なのはマンハッタンカフェで2000万、サマーセールでは破格ですね。

サウスヴィグラス、プリサイスエンド、スウェプトオーヴァーボード、マイネルセレクトなどのフォーティナイナー系が多いのはいいですね。マイネルラヴも嬉しいし、メイショウボーラー、フサイチリシャールも渋い。このあたりもぜひ募集馬にはいってほしいところ。(スウェプトオーヴァーボード産駒とフサイチリシャール産駒の芦毛はかなり真っ白で綺麗なので、ぜひ見てみてください。)

昨年のラフィアンの2次募集のラインナップ発表は9/13でした。このサマーセールと、セレクトセールとセレクションセール八戸市場の落札馬から選別されます。楽しみですね。

マイネピュールの11 砂のぼりに苦しむ


マイネピュールの11は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。12日(木)に砂のぼりを発症し、左前肢が軽く跛行してしまいました。そのため現在はパドック放牧で歩様が治まるのを待っています。スタッフは「以前にも同じ肢に砂のぼりを発症したことがありました。膿が排出しきれていなかったため、それ以降は蹄に負担がかかりにくい平坦な放牧地で管理していました。自然と排膿されるまで、もう少し時間が掛かるかもしれませんが競走能力に影響するものではありません。温和な性格で扱いやすいですね。兄のコスモソーンパークとは違って脚元がしっかりしていますし、柔らかくて全身を使った走りができそうです」とコメントしていました。(7月13日現在の近況)

マイネピュールの11は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。日中のみの普通放牧を行っています。中間、左前肢の跛行が解消したため昼夜放牧を再開していましたが、再度跛行するようになってきました。いったん、パドック放牧に切り替えていましたが、左前肢の蹄から膿が排出され歩様が回復してきたため18日(土)から放牧地に出しています。様子を見て、夜間の放牧を再開します。近々、馴致のため真歌トレーニングパークに移動する予定です。(8月19日現在の近況)

* * *

12月まで1歳馬の近況更新は月一度。まだ乗り始めてもいないので、出資検討の材料にはなりません。最新の馬体重と体高も更新してほしいと思いますが。この時期は無事に過ごせていて安心するための近況と言えます。

マイネピュールの11ですが、可哀想なことに毎年恒例で何頭かは必ずいる砂のぼりで苦しんでいるようです。ウチも2年前にアルナイルが育成中に砂のぼりに何度かなり苦労していました。今回ので収まってくれればいいのですが。

さて、7月の終わりに全兄のコスモソーンパークが復帰。ここ1ヶ月で新潟の1000万下の芝マイルで2戦して3,3着と堅実な走りを見せています。私はそのうちOPまでいく馬だと思っています。弟の本馬もそんな馬になってほしいですが。


2012/08/08

イルソーレ 無念の引退

マイネルイルソーレは、8月4日(土)札幌10R・クローバー賞・芝1500mに丹内祐次騎手で出走し、13着で入線しました。レース後に左前肢が跛行をしており、競馬場内の診療所でレントゲン検査を行ったところ左前肢種子骨の粉砕骨折が判明。自然治癒が望めず、また手術も不可能な箇所とのことで、『能力喪失』の診断が下りました。新馬戦を勝った期待の馬でしたが、このような結果になってしまい大変残念です。これまで暖かいご声援をいただき有り難うございました。

丹内騎手「道中でガクッとするところがあって無理をさせなかったのですが。こういう結果になりひじょうに残念に思います」

上原調教師「レースを終えて戻ってきた後、騎手から指摘をうけて四肢のチェックを行ったところ、左前に腫れがあり検査した結果、能力喪失との診断でした。ヒザなどの骨折とは違って、走っている際には比較的気づきにくい箇所ですが、騎手も違和感を覚えて無理はしなかったのですけれど。これから、というときにこういう結果。どうしてあげることもできず、本当に残念です。今後は乗馬として引き取り先を探させていただきます」

* * *

この日はレースを見ることはできず、出先で最下位の結果を知ったときには、途中で走る気を無くしたか、喉で問題が起こったか心配していましたが、まさかこのようなことになるとは…。残念でなりません。レースから数日経ちましたが、この間は競馬のことは考える気になりませんでした。クローバー賞のレース映像も未だに見ていません。

イルソーレは募集馬発表のときから気に入り、ツアーでも最重点的に見て迷うことなく出資を決めたかなり思い入れのある馬でした。育成段階で喉の問題がありましたが、それも解消してきて入厩前には動きも良くなってきました。そして札幌の新馬戦を一番人気で快勝して今後の期待が大きく膨らんだわずか2週間後のことでした。2歳戦もまだ始まったばかりの早すぎる引退となりました。

不幸中の幸いとして、粉砕骨折でしたが何とか一命はとりとめたこと。そしてわずか1戦でしたが、その秘めた能力の片鱗を見せて勝利を手にする機会があったことでしょうか。私もとても残念ですし、イルソーレも可哀想でした。なんとかより良い馬生をおくってほしいものです。

イルソーレ、とても短い間でしたが本当にありがとう。お疲れさまでした。イルソーレへの思いはしばらくはウチの4頭の女の子達に託すことになります。


↓最初で最後のクラブからの入厩中の写真となりました。一度も生でレースを見ることができませんでした。

2012/08/04

イルソーレ クローバー賞に出走

マイネルイルソーレは、8月4日(土)札幌10R・クローバー賞・芝1500mに丹内祐次騎手で出走します。中間も与えられたメニューをしっかりとこなしており、中1週を考慮して今週水曜日の追い切りは70-40で息を整える程度にとどめました。上原調教師は「現地から『前走を使ったダメージがなく、とても順調に調整できている』との報告を受けていますし、追い切りで跨がった丹内騎手も変わらず良い感触を得ていたようです。中1週でもまったく問題はなさそうですし、メンバーは強くなりますが好レースを期待しています」と話していました。

* * *

新馬戦から中一週で同コースのOP戦に出走のイルソーレ。同コース経験馬はイルソーレだけなので、その強みを生かせれば。今回も用事でライブ観戦はできませんが、単勝買って応援したいと思います。前回も観ないで勝ったのでその方がいいのかな…?

アットウィルが抜けた1番人気になりそうですね。イルソーレは3,4番手くらいでしょうか。地方5頭の中にも実は芝向きの馬がいたりして、決して軽視はできないと思います。

イルソーレは前走は486キロ。少し重いかなと思っていただけに、今回は一度使った上積みも十分あるはずです。喉も心配は残りますが、これは大丈夫だと信じましょう。

クローバー賞は昨年マイネルロブストが勝ったレース。ラフィアンの2連覇といきたいところです。もし今回も勝てればクラシック路線も見えてくるのですが。

アルナイル 仕切り直しの一戦

マイネアルナイルは、8月4日(土)札幌8R・3歳以上500万下・芝1800mに五十嵐冬樹騎手で出走します。今週の追い切りはウッドコースで半マイル56秒。中村調教師は「先週、ひじを腫らしてしまうアクシデントがあり出走を取りやめましたが、これはあくまで『(規定されている)消炎剤を投与すると当該週は出走できない』という規定に該当して見送ったもの。本馬自身は大きな熱発などを併発することはなく順調です。中間も騎乗は続けていましたし緩めてはいませんので良いパフォーマンスができると見て今週投票しました」と述べていました。そのうえで「芝2000mという番組も視野に入れていましたが、相手関係を吟味してこちらに投票したもの。今回はある程度積極的な競馬をさせたいと思います」と意気込みを語っていました。

* * *

今週はアルナイルとイルソーレが土曜の札幌に出走。2週連続の愛馬の勝利でノッているだけに、続いてほしいです。

アルナイルは先週取り消し後の仕切り直しの一戦、影響はないといいですが。五十嵐騎手とはレアですね、私は初めて当りました。期待したいと思います。

このレースはアルナイルの他に、アウストロ、アロマとラフィアン3頭だし。しかも全員アが付く。他にも強そうな馬がいるし、楽ではないですが頑張ってほしいです。

2012/08/01

八戸市場落札馬

昨日7/31に八戸市場が開催。昨年このセリで購入したマイネモントル(父マイネルラヴ 落札価格500万円)が先日の新馬戦を快勝したばかりです。

今年はBRF名義で2頭を落札。価格は税抜表示です。


サムライハート × ミニーチャン 牡 320万 blood

スクリーンヒーロー × マーベラスウーマン 牡 250万 blood


この2頭だったら、マーベラスウーマンの方が興味あるでしょうか。ウインには2頭募集に入っているスクリーンヒーロー産駒、ぜひラフィアンの方にもほしいところです。

ヴォヤージ 盛岡のエメラルド賞を勝利 未勝利脱出!

盛岡の交流競走のエメラルド賞(7/29 芝1700m 1着賞金100万円)に出走したヴォヤージが見事勝利!ほぼ崖っぷちのこの時期に嬉しい未勝利脱出となりました。

最近のヴォヤージは能力というよりも、気持ちの問題を抱えているようで、この日のレースも正直難しいかなと思っていました。現に、3コーナー手前でハミを抜いってしまったようですが、阿部騎手のナイス判断で馬群に突っ込んで、走る気を引き出してくれたみたいです。この日は阿部騎手で本当によかった。

ヴォヤージは昨年夏に初入厩して以来、厩舎と鉾田を行ったり来たりだったので、この後は牧場でゆっくり休んでほしいと思っています。リフレッシュしてもっと走る気持ちが戻ってくれば、上のクラスでも十分通用してくれるはずです。次はぜひ関西圏でのレースで勝利を。

* * *

阿部騎手「調教師より、他の馬を気にするところがあるのでクリアなポジションで進めてほしいと言われていました。内枠でしたので、なんとか包まれないよう1コーナーから進路を外へ。うまく外に切り返せた向正面で動いていって前を射程圏にいれました。しかし、3コーナー手前でふわっとしてハミが抜けてしまいます。却って刺激を与えた方がいいのでは、と判断してここであえて馬群の中に突っ込むことに。すると、狙いどおりハミをとり直してしっかり反応し、良い脚を使ってくれました。強かったですね。ありがとうございました」

宮本調教師「片道12時間かかった輸送にへこたれず、飼い葉も食べてくれました。他の馬を気にするため今回はシャドーロールを着用。それも良い結果につながったのだと思います。ありがとうございました」

2012/07/28

気になるビンゴハナコの11

今年のラフィアン募集馬で、牡馬の注目馬は以前にも書きましたが、牝馬の注目馬ももちろんいます。コスモヴァレンチの11もジワジワ申し込みが伸びてきて、しばらくは埋まらずにその間、どうしようかと葛藤に苦しんでいましたが、満口になりようやく楽に。マイネシャローナの11もとても良いと思うのですが、これも高馬なのでイマイチ踏ん切れない。そこでコストパフォーマンスも考え牝馬の中で一番気になっているがビンゴハナコの11

ツアーで見たこの女の子は、とても綺麗な馬で美人顔です。人間を怖がってませんでした。社長もコンデュイットにそっくりな体型と言っていたように馬体も良いです。ツアーで私が見たなかではかなり印象に残っている牝馬です。

現在で申し込みは15口、人気はないほうです。兄弟は重賞級のマイネルフォルケをはじめ、なかなか走っているのですが、母が21歳の仔ということが不人気の一番の要因でしょうか。でも、本馬は馬格は並以上はありますので、私は特に気にしなくて良いと思っています。

フォルケと同じくマイルかそれ以下の距離適性のような気がします。もう少し様子を見てから出資の判断をしたいと思っています。

* * *

ビンゴハナコの11は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧で管理しています。父の仔にしては後肢のつくりが大きくてしっかりしており、踏み込みも力強く、母の良い面も出ている印象。放牧地でもなかなか素軽い動きを見せていて、活躍した母の後継馬になれる素質を持っているものと思われます。普段からおっとりしていて、他馬と争っている姿を見たことがありません。どの馬とも仲良く付き合っていて、穏やかな性格の持ち主だと見ています。放牧を繰り返すことで体質も強化されてきています。(7月14日現在の近況)



出走馬のいない週末

最近は立て続けに愛馬達が週末走ってくれていましたので、出走馬がないと少し寂しい感じです。

■ 本来なら日曜日にアルナイルが出走予定だったのですが、
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マイネアルナイルは、函館競馬場で調整中。ダートとウッドで乗り込まれています。今週の出走を予定していましたが、ひじが腫れて消炎剤を投与したため、規定により今週は出走できなくなりました。中村調教師は「前回は右でしたが今度は左ひじが腫れました。自分の前肢の蹄鉄で傷つけてしまうのだと思います。腫れが当たるので動作がぎこちなく感じられますが、痛みはありません。追い切りもできましたし普段の調整に支障はないのですが、獣医から『この大きさの腫れだと出走診断をクリアできない』との指摘があり、消炎剤を投与したものです。状態はいいので出走できずに残念です。このまま調整を続け、来週以降の出走を目指します」と述べていました。
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と、急遽取り消しに。心配でしたが、それほど大したことはなさそうなので一安心。来週以降にまた期待したいです。

ところで、アルナイルの同期にマイネヒメルという牝馬がいます。アルナイルと同じ募集価格800万のロージズインメイ産駒ということで、募集時に両方を比較検討した人は多いと思います。長らくヒメルは未勝利でしたが、最近になって未勝利、500万下を連勝。昇級戦の1000万下は凡走しましたが、レース慣れしてくれば分かりません。アルナイルもまずはヒメルに追いついて。


■ 函館でコンスタントに走っていたショコラーデですが、
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マイネショコラーデは、レース後も目立った疲れはなく順調です。吉田調教師より「続戦の方向で検討していましたが、申し訳ありませんが、馬房の都合でいったん出させて欲しいと思います。8月11日、札幌のシンガポールターフ賞・芝1200mか8月25日のHBC賞・芝1200mあたりの出走を考えています」との連絡がありました。すでに函館競馬場から真歌トーレーニングパークに移動済みです。
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と真歌へ。馬房や厩舎の都合での移動は、毎度のことながら少しがっかりくるものです。なんとかこの夏の間に一勝をあげてほしい…。


■ 先週に新馬勝ちをしたイルソーレ、
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マイネルイルソーレは、レース後も引き続き札幌競馬場に滞在しています。上原調教師は「既に騎乗を始めていますが、目立った疲れはなく、いつものこの馬の動きができています。8月4日のクローバー賞・芝1500mを目標に調整を進めて行きたいと思います」と述べていました。
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来週のクローバー賞に早くも出走予定。函館2歳Sの上位馬達もくるでしょうが、なんとかいいレースをしてほしい。その次は札幌2歳S?


■ 一番気がかりな状態が続いているのは、未勝利馬でレースに出たくても出られない状態が続くヴォヤージ、、
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マイネヴォヤージは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。中間も順調に乗り込まれ、25日(水)には坂路で追い切られ55.5秒をマーク。残り2ハロンで軽く促すとしっかりと反応して、楽な手応えでそのままゴールしました。宮本調教師は「暑くなってきましたが、体調は維持できています。追い切りではきびきびした動きで、余力を残してフィニッシュする内容です。選抜された30日(月)、盛岡のエメラルド賞・芝1700mに出走する予定で、去年の盛岡のリーディング4位の阿部英俊騎手に依頼しています。未勝利馬にとって少ないチャンスですので、ぜひものにしたいですね」と述べていました。
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地方の交流レースに活路を求めることに。ただ、パワーがないタイプと言われているので、正直ダートはかなり不安。あと1、2戦が勝負でしょう。
(7/29記 エメラルド賞は芝でした…、確認不足。)



あと、今週は出資馬ではないですがラフィアン2歳で評判馬のクロフネ産駒のクロップと、マル外のエテルネルがデビュー。とても注目しています。

2012/07/22

イルソーレ 新馬勝ち!

イルソーレの札幌でのデビュー戦。もちろん現地へは行けず、用事もありWINSでのライブ観戦もできず。レース前に応援馬券だけ買っていました。レース後のTwitterでの多くの祝福のツイートで結果を知ることに。

調教はよかったようなのでそこそこ人気にはなるかな、と思っていましたが、単2.9倍の一番人気は驚きました。そして、それに応えてくれたイルソーレと関係者に本当に感謝します。

実は、私の馬達はこれでようやく今年の初勝利。勝てない期間が長かったので喜びも一塩です。新馬勝ちは2年前のショコラーデに続く2頭目です。この時期の勝ちあがりは夢、妄想が膨らむものです。次はクローバー賞かコスモス賞、札幌2歳Sへ続くでしょうか。

喉とは何事もなくとりあえずは一安心。距離はもっと伸びてもよさそうに見えました。募集時の紘和社長の見立ての通り、適性は芝の1800以上かもしれません。プリサイスエンド産駒としては異色ですね。

着差がクビ差とは言え、外からマクって直線も抜かせない強い勝ち方だったと言えますが、タイムは決して速くありませんし、次も通用するかは未知だと思っています。もちろん通用してほしいと大いに期待していますが。

* * *

丹内騎手「うまく折り合いがつきますね。3コーナーで外へ出して前がクリアになったら、自らハミをとって動いていってくれました。直線、先頭にたったところふわっとしてやめようとします。しかし、後ろから2着馬がきたらもう一度反応して押しきってくれました。ノドは調教のときはやや気になりましたけれど、きょうは特に気になりませんでしたね。レース中もレース後も問題ありません。今後が楽しみな良い馬に乗せてもらえました。ありがとうございました」

上原調教師「厩舎でも期待していた馬。良い馬を預からせてもらったので結果を出したかったですからよかったです。味のある勝ち方でしたし、今後に期待できます。皆様、おめでとうございました」

2012/07/20

イルソーレ 新馬戦

7/13 金
マイネルイルソーレは、函館競馬場で調整中。ダートコースとウッドコースで乗り込まれています。先週末にウッドコースで馬場を1周するかたちで外々を回って、3ハロンから15-15で流す“大きめ”を行い、水曜日の追い切りへ。丹内騎手を背に本馬場へ入れて併せ馬を行いました。新馬を追いかけて、5ハロン65.8秒、ラスト1ハロン11.7秒をマークしました。上原調教師は「レース1週前の追い切りで、しっかり負荷をかけるように指示していましたが、これだけ動ければ及第点は与えられます。このくらいのタイムになるとノドから擦れた音が聞こえますが、ラストもしっかり脚を伸ばしていたように支障はなさそうです。21日(土)の札幌の芝1500mへ向けて体調を整えていきます」と話していました。

7/20 金
マイネルイルソーレは、7月21日(土)札幌5R・2歳新馬・芝1500mに丹内祐次騎手で出走します。この中間もウッドコースで順調に乗り込まれ、先週末に半マイルから54秒で流したのに続き、今週水曜日には併せ馬で追い切りを消化。パートナーを1.0秒追走して4コーナーで内へ潜り込み、直線に入って右肩にステッキが一発入るとグンと伸びて先着しました。迫力のあるフットワークでラストは手綱を持ったままゴールする内容です。上原調教師は「最終追い切りで良い動きを見せてくれましたね。ここまで順調に乗り込めましたし、良い仕上がりでデビュー戦を迎えられると思います。現地の助手の話では、『センスのある走りを見せてくれそう』とのことでしたし、緒戦から楽しみです」と述べていました。

* * *

一月前のラフィアンツアー前にイルソーレは函館競馬場へ入厩。入れ替わりで会うことはできませんでしたが、真歌のスタッフの方々からイルソーレの話は色々聞くことができました。

入厩直前に良い動きを見せるようになってきていたようです。乗り味からたぶん芝馬だとも言われていました。ただ、心配はやはり喉のことで、もしかしたら影響がでるかもしれないが、それでも成長とともに収まると思う、大丈夫だと判断したから入厩させたとも。距離適正はよく分からないようです。

入厩してラフィアンにしては少し珍しく一ヶ月じっくりと調整。ウッド、芝の併せ馬でも良い走りで、今のところ喉の影響はなさそうです。

出走馬は10頭で8番枠。内外の差が大きいコースとは言え、この頭数ならさほど心配しなくてもよいでしょう。あとは苦手っぽいスタートダッシュでもたつかなければ…。POG的に血統馬のクライナーヘルツが人気になりそうですが、あきらかな抜けた馬はいなさそうなのでチャンスはあると思っています。

明日は応援馬券は買いますが用事があってウインズでもライブ観戦はできません。いつもながら新馬戦は楽しみではありますが、また不安も大きいです。イルソーレ、なんとか頑張って欲しいです。

2012/07/19

セレクトセール&セレクションセール落札馬

自分のメモがてらまとめます。セレクトセールは1歳馬と当歳、セレクションセールは1歳馬のみですね。1歳馬はラフィアンとウインの今年の2次募集馬の候補となります。価格は税抜価格に統一して表示しています。


セレクトセール
1歳馬
ステイゴールド × ジャングルムーン
牡 鹿 阿部 栄乃進 1200万 BRF link

コンデュイット × アーネストデザイア 
牡 鹿 (株)オリオンファーム 1000万 BRF link

ネオユニヴァース × キーチェスターバーン
牝 黒鹿 (有)パカパカファーム 1050万 BRF link

ジャングルポケット × リーサムフリーク
牡 栗 岡田スタッド 1200万 BRF link

当歳馬
Tapit × ブリーボーンズ
牡 栗 (有)畠山牧場 1800万 BRF link

クロフネ × フサイチエアデール
牡 鹿 (有)ノーザンレーシング 6800万 BRF link

ディープスカイ × シルクサファイア
牡 鹿 (有)ムラカミファーム 1200万 BRF link


セレクションセール
1歳馬
サクラバクシンオー × ムヒバー
牡 鹿 (有)キヨタケ牧場 500万 BRF blood image

コンデュイット × ロージーズシスター
牝 鹿 (株)松浦牧場 530万 CVF blood image movie

タイキシャトル × スイートプラド
牡 芦 シンボリ牧場 730万 CVF blood image

ステイゴールド × フサイチオラクル
牝 鹿 前川ファーム 500万 CVF blood image movie

クロフネ × ドントヒットオンミー
牡 芦 三木田牧場 750万 BRF blood image movie ←この動画は必見、いい試み。

ハーツクライ × トーワクリスタル
牝 芦 猿橋 義昭 700万 BRF blood image

ロージズインメイ × アルディーミル
牡 鹿 (株)松浦牧場 1050万 CVF blood image movie

スペシャルウィーク × レディアモーレ
牝 鹿 (有)嶋田牧場 610万 BRF blood image

ネオユニヴァース × ニンナナンナ
牡 黒鹿 (有)日の出牧場 970万 CVF blood image

チチカステナンゴ ×ソルスティス
牡 芦 ノーザンファーム 1000万 BRF blood image

ネオユニヴァース × アーチスト
牡 鹿 幌村牧場 700万 CVF blood image movie


昨年は落札価格にだいたい600~800万ほどの上乗せの募集価格となっていました。

個人的にはサクラバクシンオー、タイキシャトルのスピード血統、ロージズインメイ産駒あたりが気になります。あとはクロフネ、チチカステナンゴか。

昨年まではBRF、CVFの落札に関係なく、ラフィアン募集馬に入っていましたが、今年はBRFはラフィアン、CVFはウインとはっきり区別されることになるのでしょうか。

セレクトセール当歳のフサイチエアデールの12、フサイチリシャールの全弟になるわけですが、この価格では募集馬ではなく社長の個人所有になりそうですね。

2012/07/13

現在の様子見馬達

締切り直後は1頭だった満口馬も10日が過ぎ6頭になりました。マイネピュールの11ももう少しで埋まりそうですね。

さて、ラフィアンの次の出資候補として、以下の牡馬3頭が有力です。できれば2次募集馬も発表されてオータムパーティー時に申し込む時まで様子見できたらと考えています。


コスモディスティニの11 残口63
正直、ツアーではそれほど目立った馬ではありませんでした。悪くはないのですが他にもっと評価の高い馬がいっぱいいました。それは父カンパニーが未知数のため皆さん無難なことしか言えないというのがあったと思います。私としては父カンパニーという血統は魅力的、乗り出して乗り味が分かるまで様子を見たいと思います。今週デビュー予定の兄コスモデスタン(父ロージズインメイ)にも注目です。


スーパーマルトクの11 残口73
募集馬が発表されてまもなくは、この馬はかなりの有力候補でした。派手ではないですが母とその兄弟の優秀さにとても魅力を感じていました。あと母の馬名由来が「超+お金(マル)を得るように」であり、馬コードも「111111」と縁起の良さも何かひかれます。パンフレットでも馬格がある感じでしたが、体高が発表され145とかなり小さめと分かってから様子見せざるを得なくなりました。ツアーで実馬を見てもやはり小さめでした。社長の言うように短距離馬であることは間違いないと思いますので、スピード馬として出世するために、なんとか並以上の馬格にはなってほしいところです。


タイノーブルレディの11 残口34
本馬の兄姉達でまだ中央の勝ち上がりはありません。母も大柄な馬でしたが、産駒は皆、母に似ず小柄だったそうです。そこで母のように雄大な馬格に恵まれた本馬は、これまでとは違うのではないかと期待されています。社長も自信を持って言っているわけではなく、堅実ではないかもしれないが当たれば大きいタイプという言い方をしていました。スピードはかなりありそうとも。また性格がかなりのんびり屋っぽいのは競走馬としては少し気になりますね。この馬こそ一番様子見をしたいのですが、残口が多いとは言えません。猶予はあるでしょうか。

2012/07/06

マイネピュールの11 出資確定

マイネピュールの11に無事出資確定しました。申込状況発表の初日から上位人気で少しドキドキしていましたが、今年は全体的に伸びが緩やかかでした。締切り時に70口。コンデュイットとステイゴールドの陰に隠れると思っていましたが、予想以上の人気でした。

BRF&CVFこの世代唯一のロージズインメイ産駒の生産馬にして募集馬。今年になってコスモオオゾラとドリームバレンチノの重賞勝ち。他の産駒も堅実なのが多く、私同様にロージズをなかなか良い種牡馬と思っている人が多いのでしょう。ツアー中のラフィアンのロージズ産駒が3勝、2着2、3着1、4着1の爆発もこの流れを後押ししたかもしれません。

私自身もロージズインメイ産駒はマイネショコラーデとマイネアルナイルに出資。どちらも活躍してくれています。コスモオオゾラとの縁もあり、ロージズインメイとは相性が良いと思っています。


本馬の黒鹿毛の大きい馬体はなかなかの迫力でした。引くスタッフもかなりのパワーがあると言っていました。

紘和社長にも直接色々聞いてみましたが、「兄コスモソーンパークの1歳よりも馬格がある。兄よりも距離が持ちそうな馬体。2000mを超えても大丈夫かもしれない。脚も募集しやすい形に出た。夢を持てる。」と社長にしては結構褒められた部類に入ります。


決して見やすくないですが、比較展示での動画を撮りましたので一応貼っておきます。

本馬のことを聞いて必ずと言って出てくるのが3つ上の全兄コスモソーンパークのこと。CVFのスタッフは口を揃えてソーンパークにそっくりと言っていました。そんな兄のソーンパークですが、CVFで休養中でしたので見せてもらうことができました。

見た感想。とにかく大きい!顔も大きいけど首の太さもすごい。かなり迫力のある馬でした。

1/22の若潮賞で3勝目をあげて、特に悪いわけではないですがリフレッシュのためCVFに。もうすぐ復帰みたいです。これからもっと勝って必ずOPまであがる馬と言われていました。脚が曲がっていて募集馬からは外れたそうですが、これまで何の問題もなくやってこれているそうです。

兄弟の写真を並べてみます。確かに似てるかもしれない。


今だからこそ夢は最大限に見たいもの。兄だけではなく、コスモオオゾラにも負けないようなロージズインメイの代表産駒になれるくらいの活躍を期待したいです。

2012/07/04

ラフィアンの前期募集締切

昨日、ラフィアンの前期募集期間が締切となり、満口馬はコスモプラチナの11、54頭中1頭という結果でした。本日からは先着順でマイネヌーヴェルも満口になりましたが。

-                水  木  金 - 月  火
コスモプラチナの11     29  33  44   88  111
マイネヌーヴェルの11    18  22  33   62  95
ダイイチコパンの11     22  28  36   66  86
マイネメリアンの11      18  24  31   62  85
マイネシャンゼリゼの11   21  25  32   65  81
コスモヴァレンチの11    19  23  29   60  77
コウエイソフィアの11     15  20  25   56  76
マイネピュールの11     19  27  34   59  70
マイネルーチェの11     24  28  34   53  70
ゴールドインザグラスの11  14  15  21   41  57
マイネシャローナの11    22  25  27   44  56
マイネサマンサの11     23  25  28   44  54
スリースノーグラスの11   15  26  31   46  53
タイノーブルレディの11   18  25  30   44  53


まずは私の申し込んだマイネピュールの11が抽選なしで出資確定したことを素直に喜びたいと思います。次候補の馬達も様子を見ながら決められそうです。

しかしながら、一昨年の満口数は13/63、9/47だったことから、満口馬の大幅減となりました。今年は申し込みがかなりバラけて、パッと見の印象ほどは申し込み数は減っていないかもしれませんが、それでも売り上げが落ちたことは間違いないと思います。

今年はコンデュイットの良血馬やステイゴールド産駒の人気になりそうな馬が絶妙に高い値段に設定されたことにより人気が割れた面は大きいです。会員側からすれば心憎いですが、やはり社長はそのあたりの商売の才能はありそうです。

ウインの方にかなり流れるかと思っていましたが、ウインの方もそれほど売れてるわけではないです。ラフィアンもウインも一度様子見できそうな申し込みの伸びだと分かれば、締切り前の駆け込みはグッと減りますから、様子見に回った人は多いでしょうね。私もそうですが。

社台サンデーですら一次募集の段階で昨年に比べ埋まらない馬がだいぶ増えたみたいです。ラフィアンの価格のせいもあるかもしれませんが、補償制度の廃止、高い税制、経済の停滞など一口馬主を取り巻く環境が年々厳しくなっていることはやはり大きいです。特に補償制度がなくなったことはかなり効いてますね。

その意味で口数が多くて、ラフィアンよりお手軽に一口出資できるウインは今の時代の流れに合ってはいます。私もウインの選択肢はもちろんありますが、まずはラフィアンで安馬を中心に検討してコストパフォーマンスを上げることを徹底したいと思っています。

2012/07/02

種牡馬展示会

ツアーから一週間過ぎましたが、最後に種牡馬展示会の写真でも。

基本的に募集馬の父達のみの予定ですが、この日の新馬戦でマイネルパントルが快勝したこともあり、アドマイヤマックスも展示されることになったようです。この一年で2頭の重賞勝ち馬を出し、2歳戦でパントル以外にも2頭が新馬勝ち。ビッグレッドが種付けを減らして今年の募集馬は0になったのにこの活躍…。ロージズインメイ同様見限るタイミングが悪いですね…。来年からまた募集馬にも入ってくるでしょうか。




続いてスパイキュール。ウインの方に募集馬が一頭います。完全にダート種牡馬ですが、なかなか堅実タイプになっているようです。




アグネスデジタル。もうベテランで年取っているはずなのに、そのムキムキな馬体に驚かせられました。



ここから「ディープインパクトに対抗しうる3頭の種牡馬を紹介します」ということで、その最初に現れたステイゴールド。その活躍は今更言うまでもないですね。小さいですが、今でも動きは非常に機敏でした。



まさかロージズインメイがその3頭のうちの1頭として紹介されるとは…。感慨深いものがありますね。コスモオオゾラらの活躍によって今年の種付けは断らなければならないほど増加したらしいです。BRFでもそのオオゾラの母、マイネシャローナや、ドリームバレンチノ&マイネショコラーデの母、コスモヴァレンチに今年は付けたようです。私も今年唯一の募集馬となるマイネピュールの11に申し込んでいます。ぜひラフィアンからロージズインメイの後継馬が出て、その出資者でありたいと思っています。




トリはもちろんコンデュイット。さすがにまだ7歳と若くて現役馬のような馬体に見えます。繁幸社長が入り込んで、パーティーの時と同じように、飛節が凄いとかコンデュイットを語っていました。この解説に詳しく知りたい方は、クラブサイトから会報(Our Pleasure)7月号のpdfをご覧になってみて下さい。



来年は、この面子に米2冠馬I'll have anotherが加わります。ダートで活躍したけど、芝馬としか思えない馬体と動きだそうです。とても楽しみな馬だと思います。