先日の鉾田訪問時にもオオゾラのことは話題になりました。菊花賞にぶっつけで大丈夫なのだろうとか、共同通信杯は本当に自信があったのだけど超スローにやられてしまったとか乗り役さんは言ってました。一番印象的だったのは、オオゾラは性格が素直で本当に乗りやすく、またレースでは一生懸命走ってくれる、まさに競走馬として理想的な気性の持ち主ということでした。長丁場の菊花賞はぴったりの舞台と言えるかもしれません。
ダービー後の骨折、そのせいで調整は遅れ、トライアルは使うことはできませんでしたが、なんとか乗り越えて菊花賞には間に合いました。BRFブログで牧場でのオオゾラの頑張りがよく分かります。
最終追い切り後の陣営のコメントをnetkeibaの記事から一部抜粋。
高橋義博調教師
「自分にとっても牡馬のクラシックに初めて参戦して、三冠全てに参加させてくれた馬ですからね。春には、秋が一番(良くなる)と思っていたのが、ダービーの後に骨折というアクシデントがあって、理想のステップではないですが、その中で頑張ってくれてここまで来ることができたので、馬にはどうもありがとう、という思いです。応援してくださる声も聞いていますし、我々もできるベストを尽くしました。馬も自分の力を出してくれると思います。京都で頑張りますので、応援をよろしくお願いします。」
柴田大知騎手
「毎回馬との折り合いも問題ないですし、最後まで一生懸命走ってくれるので、僕はそれを信じて乗るだけです。怪我をしてしまった中でよくここまで克服してくれて、間に合ってくれたので、何とか関係者の方々の気持ちや、馬の気持ちを考えて、しっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。」
なんだかオオゾラへの愛を感じさせるコメントだと思います。もちろん私も日曜日は精一杯応援いたします。
過去のデータから見てもぶっつけでの出走は厳しいです。しかし、有力馬の回避が相次ぎ、ダービーの1~4着馬がおらず、重賞勝馬がゴールドシップとオオゾラしかいないという、おそらく史上稀な事態。過去のデータはあてにならないかもしれません。ゴールドシップはもちろん、それでも他の馬たちも手強いと思いますが、頑張ってきてほしいです。
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10/19 追記
柴田大知騎手の川崎での落馬負傷のために急遽、岩田騎手に乗り替わりに。今回のオオゾラだけでなく、ラフィアンの主戦騎手である大知騎手の負傷は、ラフィアンへの影響は甚大ですね…。軽い怪我ではないようで心配です。早い回復を祈ります。
高橋義博調教師
「本人が一番残念がっているでしょうが“オオゾラと言えば大知”だから、非常に残念。ただ、初騎乗がどうこうという馬ではないので乗り代わりは問題ない。」
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