コスモオオゾラが弥生賞を勝ったあたりからでしょうか。ラフィアン馬を含むロージズインメイ産駒の勝ちあがりがよく目につくようになった気がします。種付け数もV字回復で大きく伸びました。
好調ぶりは数字にはっきり現れています。今年はずっと(入着賞金の)リーディングで15位前後をキープしています。さらに今日の時点で勝馬率0.321、EI=1.41となかなか優秀です。これは例えばリーディング上位のシンボリクリスエス(3位、0.253、1.13)、クロフネ(4位、0.278、1.35)を共に上回る数値です。ダイワメジャー(7位、0.361、1.44)やハーツクライ(13位、0.320、1.42)とほぼ互角です。1,2位のディープインパクトとキングカメハメハにはさすがに負けますが。詳細はnetkeibaを御覧ください。
勝ち星も単なる未勝利戦ではなく、特別レースが多いことも目につきます。先週はコスモソーンパーク、マイネジャンヌ、ニシノオウガイで1000万下の特別戦を3勝しました。ロージズインメイがそうであったように古馬になってからの成長力もあるようです。
以前は産駒は重馬場専用で、速い時計の勝負には弱いのではと思われたこともありましたが、今週は空前の高速馬場でしたが、コスモソーンパークは高タイムで快勝しました。スピードの持久力はあるようです。しかし、総体的に終いの切れがいる展開はあまり得意でないかもしれません。
ロージズインメイが母系の特徴をうまく引き出し、距離も馬場も様々なタイプの産駒を出すのはもう有名なことですね。(これは抜けた特徴がないことの裏返しでもあるのですが)先日のツアーでのことですが、ラフィアン社長はロージズインメイに配合はだいぶわかってきた、母父サンデーサイレンスは柔らなくなりすぎて全然ダメで、母父サンデーの子ならまだいい、ようなことを言っていました。
産駒の賞金上位馬を見ると、配合の特徴は分かる気がします。母系にトニービンかミスタープロスペクターの血が入っている馬が非常に多いです。逆に母父サンデーサイレンスは一頭もおらず、サンデーサイレンス子も母父ジェニュインのコスモソーンパーク一頭のみです。そのコスモソーンパークも母母父はトニービンです。やはり切れ味のサンデー系よりも持続力のある血統の方がニックスとなるということでしょうか。
母父サンデーサイレンスは上位40頭まで見れば3頭ほど出てきますが割合としてはかなり少なく、やはりサンデー肌とはネガティブニックスなようです。
さて、この秋にはドリームバレンチノがスプリンターSに、コスモオオゾラが菊花賞とG1に挑戦する予定です。コスモオオゾラは骨折明けで調整が遅れぶっつけとなってしまいますが、頑張ってほしいです。
ウチの愛馬にもロージズインメイ産駒が3頭、ショコラーデ、アルナイルと1歳のマイネピュールの11がいます。現役馬の前2頭はまだ今年は勝利をあげられていませんので、なんとか好調ロージズの波に乗ってほしいと願います。
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