2011/06/30

牝馬の中の牝馬 ヴォヤージ

ツアー中、ヴォヤージに関してはまったく悪い話は聞きませんでした。とにかく推進力がすごいらしい。馬体の小ささが問題だったのですが、それも「小さくても走っているし、このままでもいいような気がしてきた」との声も。それでも厩舎に貼ってある最近の計測では休養中の値とはいえ437㎏まで増えていました。3月末に牧場を訪れたときは400kgを切っていましたし、順調に成長してくれているようです。「この馬はじっくり行きたい」ということで入厩予定は未だなしだとか。まだまだ成長してほしいのでしょう。


ツアー中、ヴォヤージは明和で柵の中にいました。二ヶ月ぶりの再会です。人懐っこいわけでもなく怖がりでもないマイペースなところは相変わらず。今回のツアーでは各馬の厩舎や放牧地のところにスタッフが馬の紹介文やイラストを描いてくれていました。ヴォヤージの紹介フレーズは「牝馬の中の牝馬」。女の子の中の女の子。やっぱり美人顔だしスタイルもとてもいいです。性格もお嬢様なのでしょうか?(この紹介文はヴォヤージとスタッフの会話調になっててとても面白かったのですが、写真に撮っておけばよかった。。。)


ヴォヤージとしばらく粘って遊んでいると、だんだん懐いてきてくれました。もしかしてツンデレタイプかも?

ヴォヤージの前で他の会員さんと出会いました。なんと本ブログを見ていて、私のヴォヤージの紹介記事が最後の一押しとなってヴォヤージに出資したとか。そんなこともあるんですねー。

デビューは秋以降になるでしょうか。それまで順調にいきますように。


メガロスと二年ぶりに面会

真歌にはメガロスもいました。2週間前まで浦和で放牧されていましたが、今回の公開調教に間にあってくれました。

↓公開調教の様子。3歳牡馬3頭で併せ馬。左からマーク、ブレス、メガロスになります。短距離馬のパワーが出たのでしょうか、この日のメガロスは突き抜けてくれました。


公開調教の後、厩舎でメガロスと面会。競馬場では何回か会っているのですが、直に会うのは2年前のツアー以来となりました。前回はまだメガロスがエリモプリティーの08と呼ばれていたときです。間近で見ると随分と逞しくなったものだと思います。2週間前の近況では510kgとふっくらしているとあったのですが、そんなふうには見えませんでした。それもそのはず、昨日更新の近況によるとこの2週間で43kgもシュルシュルと絞れて467㎏だったということです。結局は成長分ではなく休養前の体重と同じになってしまったのは少し残念。。。


メガロスとツーショット写真(の一部) この前にパティと撮っていたのですが、やはり2歳牝馬とは全々パワーが違いましたね。引っ張られそうになりました。


レース復帰は具体的にはまったく決まっていないとのことですが、夏の間には復帰したいそうです。メガロス君、それではまた今度競馬場で再会しよう。


パティ 公開調教でなかなかの動き

ツアーでCVFの方々にパティのことを尋ねるとどの方も、まず第一に「馬体が小さい」。だけど「動きはなかなかいい」という答えが返ってきます。乗り込んでいくとすぐに馬体が減ってしまうらしい。一時期は370kgまで減ってしまったとか。

そういうわけで放牧を挟みながらの調教となります。ツアーの公開調教後もまた放牧する予定らしい。一応は8月の入厩を目指しているのだけど、延びることもあると。

さて、ツアー二日目の真歌での公開調教でパティは同じ2歳牝馬のフラッシュ、カメリアと併せ馬。勢いよく坂路を登って行きました。(写真を取り損なってしまったのが残念。。。) 後で乗り役さんに聞いてみますと、終始持ったままで余裕で併せていたらしいです。これは頼もしい。

公開調教の前後にパティに会ってきました。3月末に牧場訪問したときは放牧中でドロンコでしたが、この日はピカピカの馬体です。

↓この日のパティ。やはり肉付きがまだよくないらしいです。でも、その点がしっかりしてくれたらかなり期待できるかもしれない。


↓パティと私のツーショット(の一部w) やっぱり人懐っこいのか、なんだか絡んできます。とっても可愛い女の子です。デビューまであと一息、頑張ってね。


2011/06/29

第2のクラブ構想

ツアー中のパーティで繁幸社長がコスモビューファームをベースにした第2のクラブの構想を話していたのですが、このこと自体は2年前のツアーの時からちょくちょく話を聞いていましたので、今更なことと思い先日のツアー雑記に含めていなかったのですが、初耳な方もいますので改めて記事にすることにしました。

社台とサンデーみたいに名義的には二つのクラブだけど実態は一つの形態にしたいそうです。ラフィアンは今の通り紘和社長が中心。もう一つのものはCVFベースということなので繁幸社長と義広専務が中心になるのでしょう。それぞれの担当の馬がより明確化されるということですね。現在でも明和、真歌、コスモビューは競い合っていますから、名義的には変わっても本質的には今と大きな変化は起きないと思っています。ちなみにセゾンのときはサンデーとキャロットみたいな関係にしたかったそうですね。


 

理由の一つにやはり入厩制限の問題があるみたいですね。トータルの募集等数はもちろん増えるのでしょうが、ラフィアン単体では減少することになりますね。また生産数も増えてきましたし、今でも毎年100頭以上仔馬を購入しているそうです。セゾンとも切れてしまいましたので代わりの受け皿がほしいのでしょう。

 

しかし、最近の売り上げの低迷を見るに、第2のクラブは必ずとも必要とは思えません。まして今年は馬を厳選するために1次の募集頭数を減らしたほどです。補償制度もなくなったし、このまま低迷が続いてしまうのなら実現はまだまだ先になるでしょうね。

 

もし第2のクラブが実現するなら要望を。口数はセゾンみたいに200口ではなくやはり100口ベースがいいです。マイネルやドリームみたいな冠はあってもなくてもいいですが、もし冠をつけるのならカッコいいものにしてくださいね。

 

出資候補決定 申し込みました

今年も色々迷わさせていただきました。この迷うことが一口馬主の大きな楽しみの一つであることは間違いありませんね。しかし、いつかはピリオドを打たねばならぬもの。私は本日、ポストに投函しました。書いたのは2頭。

一頭はツアー前から第一候補として考えていたイセノトウショウの10。ツアーで実際に見て色々な人の話を聞いて自分の期待通りの馬であると判断。迷うことなく決定しました。現在の申し込みはわずか4口。ほぼ間違いなく抽選なしでいけるとは思っています。この馬に関して書きたいことはたくさんあるのですが、出資が確定してからにすることにします。。。


もう一頭の候補ですが3頭の中から迷いました。まずはツアー前から考えていたコウエイソフィアの10。この馬は紘和社長も評価していたし、比較展示の人だかりも多かったです。


ツアー前はそれほどピンとはこなかったのですが、実物を見てとても良いと思ったのがコスモフォーチュンの10。しかし、この馬は総帥が比較展示で吹きまくったし、これもまた人気になるでしょう。


もう一頭、実物を見て感じたのがタカラカンナの10。馬体の良さだけでなく、その毛色の美しさに見惚れてしまいます。アグネスタキオンで200口の馬なんて行くことはないと思っていたのですが、その考えを改めるかもしれないことになるとは。


この3頭でしばし迷っていたのですが、タカラカンナはやはり価格からこの段階では見送り。あとはほぼ直感的なもので当初考えていたコウエイソフィアの10ではなく、コスモフォーチュンの10の方に申込むことにしました。

コスモフォーチュンは今日の段階で19口、コウエイソフィアは20口です。これらはツアーでの評価が高かったし、コスモマーベラスの取り消しによって回ってくる票もあると思うのでこれから大きく伸びて抽選になるとは思います。タカラカンナは200口ですぐの満口はないと思うので、コスモフォーチュンが抽選落ちしたときにまた候補として考えることにします。

ロージズインメイ 巻き返せるか

今年の2歳一番馬と言われているのはロージズインメイ産駒のマイネルエクレウス。コスモファントムらの古馬達と併せて五角以上の動きを見せているとか。総帥はダービーを勝ってぜひ種牡馬にしたいそうです。総帥も吹きまくりですが、紘和社長も間違いなくG1級と言っています。この日の公開調教では抑えていたのですが楽々とパートナーと並走して登って行きました。エクレウスだけでなく2歳のロージズインメイ産駒は動きがいいのが多いようです。

 

↓来年のダービー馬候補?エクレウス



昨年のツアーでは総帥はロージズインメイの失敗を明言していました。現に今年産まれた自家生産の当歳でロージズ産駒は0。どこかいい売り先が見つかればいつでも放出という話も聞いたことがあります。

 

それが、3,4歳馬でも活躍馬が出てきて、今年の2歳馬の評判のおかげで総帥も「見切りが早かった」とあっさりと切り替え。今年の種付けは15頭に付けたと言っていました、が、紘和社長によるとこの数字は間違いで実際は7頭だそうです。でも、0から挽回したことは大きいはずです。

 

↓柵を噛んで遊んでいるロージズインメイ。種牡馬の中では人懐っこい方です。種付けが増えてホントよかったね。



そうなってくると気になってくるのが今年のロージズ産駒の募集馬。エオルスハルフェの10はなかなか良く見えました。同じ母父トニービンのコスモラピュタとはあまり似ていないらしいですが。関東所属なのでなかなかこの仔までは手が回らないのですが、抽選が外れた後の候補の一頭として考えています。


2011/06/28

ツアー いろいろ雑記

ツアーから帰ってまいりました。北海道は涼しくてとても快適に過ごせました。私もツアーは3回目。他にも親睦会や牧場訪問もしまして、顔を覚えてくださっているスタッフの方や会員さんも増えてきました。そうなってくるとますます楽しくなってきますね。もちろん今回も新たな方々ともお知り合いになれました。本ブログを見ていてくださっているという方も複数いらっしゃいました。どうもありがとうございます。

 

やっぱりツアーあってのラフィアンライフだと実感します。ツアーはラフィアンの会員をやってよかったと毎回思えますね。

 

さて、ツアーで得た情報や所感を思うがままに書いていきますと、、

 

社長たちのおススメ馬

紘和社長…募集価格を考慮してという前置き付きですが、牡馬はコランディアクイン、牝馬はコウエイソフィアもいいけど一番はコスモフォーチュンだとか。

繁幸社長…展示会でロストインラヴの時に突如出てきて菊花賞を勝てるなど豪快なトークを披露していましたね。比較展示では特にコスモフォーチュンの解説に力が入っていました。

義広専務…今年も独自に募集馬解説して何頭か挙げていましたが、一押しはゲイングローリー。ヴォルピアやグレートハーベストよりも全々上らしいです。

 

マイネルセクレトが韓国へ

日本では残念ながら人気なくなってしまいましたからね。。。輸出先は韓国でも有数な牧場らしいので新天地での活躍を期待したいですね。しかし、韓国はよくフォーティナイナー産駒を輸入している気がするなあ。ビワシンセイキやフィールドアスカとか。

 

4頭の募集中止

これまでもツアーの展示会解説中の募集取り消しはあったのですが、今年は51頭中4頭とかなりの率。募集馬自体が少なかったことは補償制度がなくなったためにこれまで以上に募集馬を厳選しているためで、今回の中止は、募集馬決定からこの2ヶ月間で納得のいく成長を見せてくれなかったからということ。人気になっていたダイイチアピールとコスモマーベラスをあっさりと取消したあたり、本当に会員に損をさせないことを考えてくれていると思えるが、もし中止馬がコスモに行って活躍しちゃったりすると、また批判が出るだろうなあ。。。

 

2次募集と特別募集

4頭取り消しで一次募集馬は47頭。例年の通り募集馬は80頭にはしたいということなので2次募集で25頭ほど、特別募集でマル外をなんと10頭ほどやりたいらしいです。日高ではいい馬は少ないし、セレクトセールでの社台の馬は高いから、海外セリでの購入は不可欠だとか。もしこの通りなら、私は2次募集はスルーで特別募集まで待ちますね。1次募集で予算を使い切るわけにはいかなくなったなあ。

 

総帥

言うまでもなく繁幸前社長のこと。CVFの社長でもあるので普通に社長と呼ばれていますが。配合の決定や募集馬の選定は紘和社長がほぼ行っているようですが、仔馬や種牡馬の購入やその他諸々とまだまだ現役、影響力は大きいです。丹内騎手などの特定の騎手への偏りも色々言われていますが、これは繁幸社長の意向が大きいみたいですね。丹内騎手は真面目でよく牧場にも訪れ乗って行くみたいです。総帥は義理を大事にするみたいです。でも牧場スタッフの方々も騎手問題に関しては会員と同じ気持ちだとか。。。あと、「競馬の聖域」で話題になった某トシさんですが、あの本のように経営に関わっていることは聞いた限りなさそうです。

 

紘和社長

私は紘和社長に毎年色々と質問させてもらっていますが、親切に答えてくれます。トークも毎年スムーズになってきています。真面目なタイプで繁幸社長のように吹いて面白さを誘うことはほとんどないですが、なんでも思っていることを馬鹿正直に話したりと味は出していると思います。別に親を真似する必要なんてないし、私は紘和社長は今のスタンスで全々いいと思っています。馬さえ走ってくれれば。。。

 

パンフレットのコメント

今年はパンフレットの解説で従来の「体質」「芯力」などと個性的な解説がなくなり東京事務所の方による無難な血統解説になりました。これに関して聞いてみると、繁幸社長が前々からパンフレットから「筋肉」「体質」などの分かりにくい解説はやめろと言っていたそうです。でも、これは戻してほしいな。

ステイゴールドの後継
ブレイク中のステイゴールドももう17歳。後継としてドリームジャーニーの種牡馬導入は考えていないのか両社長に尋ねてみましたら評価は高くなく、まったく考えていないようです。(この時点ではまだドリジャの引退発表されていません。) オルフェーヴルは評価しているけど社台が手放さないだろうと。あと、ナカヤマフェスタも導入はなさそうです。だったらビッグレッドの自家生産から後継馬が出てきてほしいところですね。

 

ツアー中のスタッフの工夫

毎年、ツアーで会員のためを考えてくれていることがよく分かります。今年は現役馬の馬房や外の柵に担当スタッフが、それぞれに馬に対して微笑ましいコメントや可愛い絵などを一生懸命書いてくれていました。これはとても良かったな。代わりに二日目ランチ時のトレーに乗せるスタッフのコメントで埋まった敷紙が無くなってしまいましたが。

 

パーティと二次会

前2年はパーティは牧場内のケイバクラブと言う施設内で行っていたのですが、今年はウエリントンホテルに。ケイバクラブは冷房がなくて暑いという苦情が多かったらしいです。パーティ後の二次会は昨年から始まったのですが、昨年は2軒の店で行っていたものを好評だったので今年は3軒で。定員もすぐ埋まったので急遽定員を増やしたほどだったとか。来年はもっと増えるかもしれないですね。私も参加してもちろん楽しかったです。

 

とりあえず、今回はこんなところで。ツアーの記事はまだ続きます。


↓展示会でロストインラヴの10について熱く語っている繁幸社長。


2011/06/25

明日からラフィアンツアーに行ってきます

いよいよ明日明後日と北海道のビッグレッドファームでラフィアンツアーです。快晴でしかも北海道らしく涼しい気候ということで過ごしやすそうです。

出資候補は以前の記事にも書いたように何頭かに絞れてはきたのですが、まだ決定的ではありません。じっくりと悩んでこようと思います。

昨年のツアーでは愛馬4頭とも牧場にはいなかったのですが、今年は明和にヴォヤージ、真歌にパティとメガロスがいるので会ってきます。

ツアーは日曜日で終わりですが、月曜日にも札幌近郊をブラブラします。昨年も行ったのですがまた円山動物園にでも行こうかと思っています。帰ってきてからツアーのことをブログに書こうと思います。

もしツアーでお会いする方がいましたらよろしくお願いします。パーティ2次会にも参加しますし遠慮なく声をかけてくださいね。

2011/06/22

パティ 弟が産まれる

(ラフィアン近況)
6/21 火
マイネパティは、この中間から調教を再開し、坂路でキャンター800m2本の運動をしていました。馬体重は気持ちふっくらした程度の403キロ。BRFツアーの公開調教に参加する予定で、現地の環境に慣らすために14日(火)にコスモヴューファームから真歌トレーニングパークへ移動しました。現地の主任は「環境の変化にも戸惑わず落ち着いている。真歌の馬たちよりも大人しくて扱いやすいくらい」と話していました。

* * *

少しでも馬体が回復したのは良いことです。でも、デビューまでにはなんとかもう一回りは大きくなってほしいところですが。前回の近況では出ませんでしたが、パティもツアーの公開調教に参加。会えることになって嬉しいです。

先日、パティの弟が産まれました。父はディープインパクト。でも、随分と遅生まれですね。牧場で今年最後の出産ということでBRFブログに取り上げられています。額の星はパティにそっくりです。父がディープということで、馬体が小柄になることもあそらく似てくると思います。来年の募集馬に入ってくるでしょうか?パツィエンザの牝系にディープとはなかなか楽しみです。ちなみに1歳世代にステイゴールドの妹がいましたが残念ながら亡くなってしまったようです。。




2011/06/21

募集馬検討 ~ ツアー前

いよいよ新馬戦も始まりました。ラフィアンは4頭出走するも開幕ダッシュは決めることができず。特に前評判の高かったマイネルアトラクトの敗戦は、出資馬でなくても残念でした。アトラクトは馬体が緩くても調教が動いているってことで1番人気になって負けてしまいましたが、その過程は評判の差はあれ同じアドマイヤマックス産駒で私の出資馬のマイネルメガロスとまったく同じ。何戦かすれば締まってきて必ず走ってくるとは思っています。あとは、私が最後まで申し込もうか迷っていたマイネルコランダム、こちらの敗戦も複雑な感じです。

代わりにコスモルーシーとコスモメガトロンが2勝を挙げて、ビッグレッド全体としては面目を保ちました。コスモはラフィアンではないですが同じ牧場組織。例えマイネル馬が走らない時でも、コスモは走れるなら走ってくれたほうがいいと思っています。

さて、今年の募集馬。パンフレットをじっくりと眺めていって、、、

現在の一番候補は1.イセノトウショウの10です。母が高齢ということで馬格には特に注目していましたが、心配がないどころか3歳春の推定馬体重が510kgと募集馬の中で1,2を争うくらい大柄な馬なようです。父プリサイスエンドの馬格が上手く伝わったようです。馬体も伸びがあって、必ずしも短距離かダートに限らないかもしれません。様々な可能性が感じられる馬です。コスモバルクの弟ということで人気になってしまうのか心配がありますが、ネットを色々見ても本馬を出資候補に考えている人が今のところ私以外に見当たりません。父プリサイスエンドが地味系だからでしょうか。即満口まではいかないのではと思っていますが、、、果たして。

イセノトウショウの10に出資が決まる前提ですが、イセノトウショウが関東で20万と高めの馬なので、もう一頭は関西馬にして値段は抑えたいところです。その観点から今のところの2番手は牝馬の35.コウエイソフィアの10です。馬体を見るとフォーティナイナー産駒の母よりも父のステイゴールドの方が出ていそうな印象です。ただ、この馬は人気になりそうな予感もしています。

他の関西馬の候補として、前から取り上げている8.グレートハーベストの10の他に3.ヴォルピアの109.ゲイングローリーの1010.コランディアクインの1050.ラヴァリーフリッグの10も検討しています。関東でも気になる馬は何頭もいます。それらはイセノトウショウに行かなくなったときに再度考えることになりそうですね。

今年はパンフレットで社長の解説などの詳しい解説はありませんでしたので、ツアーで色々と聞いて、考えかわってしまうこともあるかもしれません。来週のツアー楽しみですね。

2011/06/20

アルナイル 7/2デビューが目標

(ラフィアン近況)

6/10 金

マイネアルナイルは、きょう10日(金)に函館競馬場の中村厩舎に入厩しました。

 

6/17 金

マイネアルナイルは、函館競馬場で調整中。ダートコースとウッドコースで乗り込まれています。水曜日、木曜日と通常メニューの調教に加えてゲート練習を行い、きょう金曜日に丹内騎手が跨がって試験を受検。ダッシュがそれほど速くなかったものの、「今後も練習に来るように」との試験官からの申し送り付きで合格しました。とはいえ、入厩して1週間で受かったのだから優秀です。中村師は「順調なので来週から追い切って仕上げていく。3週目(7月2日)の牝馬限定・芝1200mを目指したい」と話していました。

 

* * *

 

早くもゲート試験に合格し順調なようです。調教でも丹内騎手が乗っていることからレースでも騎乗するのでしょうね。今日の新馬戦で丹内騎手はコスモメガトロンで快勝しましたので、同じようにいってくれるといいですが。

7/2がデビュー予定とは想定していた中で最短です。もし予定通りなら母コスモキララの7/4函館デビューとほぼ同じ。もしも1戦目か2戦目で勝ちあがってくれれば、同じ函館でのラベンダー賞や函館2歳Sと夢は広がってきますね。
 

↓入厩直前のアルナイル。これまでは白目を見せている画像が多かったのですが、今回はいつになく穏やかな表情に見えます。


2011/06/16

募集馬の厩舎発表&カタログ到着

本日、募集馬の厩舎が発表になり自宅にカタログも届きました。厩舎の発表を受けて、注目馬の大きな変更は今のところありません。ただ、気になるのは私の所ではメガロスとショコラーデがお世話になっている吉田直弘厩舎が入っていないこと。いきなり縁が切れるとも思えないのですが。。。まだ、関西予定で厩舎未定が3頭残っていますので、どれかが吉田厩舎になるとは思いますが。

カタログを眺めていて、各募集馬の「血統と特徴」のコメントに対して大きな違和感を憶えました。明らかに昨年以前のものと書き方の傾向が違うのです。例を挙げると、

昨年の例
「父アグネスデジタルは、ミスタープロスペクター系の特長でもある卓越した筋肉が伝わっていたから、あれほどの強烈な決め手を発揮できました。筋肉を一瞬のうちに収縮させる能力に長けていたのです。柔軟だったのは、おそらく母父チーフズクラウンの影響も受けていたのでしょう。本馬は父の仔らしい、柔らかくて強い筋肉を持っています。芯力があり、体質に粘りも感じられ、遅生まれながら体格にも恵まれました。力の要る馬場で能力を発揮しそうです。」

今年の例
「父アグネスデジタルは、国内外、芝ダートを問わず、6つのG1を手中にしたオールマイティーな競走馬でした。種牡馬になっても、芝で活躍する馬、ダートで活躍する馬をまんべんなく出しています。当クラブでは本場の全姉マイネエスポワールが準オープンで好走しました。母マイネアモーレは、1勝馬ですが、半姉にフラワーカップ2着のマイネレーベン、全弟に小倉大賞典勝ちのマイネルブラウがいます。本馬は母が高齢になってからの産駒ですが、ひ弱さは感じられず、見どころがあることから募集馬に加えました。」

昨年のものは会員にはお馴染みである前社長から引き継いだ「体質」「芯力」「粘り」などのキーワードで埋め尽くされ、まず父の性質の説明をしてから、母系の説明はないか触れる程度、最後に産駒の説明をします。

今年のものは、父の説明は上記のキーワードはほとんどなくなり、主に競争成績や種牡馬成績が中心。次に母系も同様。肝心の産駒の説明は触れる程度。上記の例では「見どころがある」だけではどこがどういいのかさっぱり分かりません。また、父の成績はもちろん、母の競争成績と繁殖成績も母系図を見れば一目で分かるので、このコメント欄で再度述べてもらう必要はありません。

と、なぜだろうと思っていましたが、今年のものは社長ではなく東京事務所が書いたという情報が。言われてみれば、近況の文章の書き方と似ています。どうして社長は書かなくなったのでしょうね?毎年ツアーでの説明がカタログのものと重複して質問もほとんどなかったからでしょうか。このことはツアーで確認しておきたいです。

新たな注目馬などはまた次に書こうと思います。

2011/06/15

メガロス 放牧でふっくら

(ラフィアン近況)

5/10 火

マイネルメガロスは、きょう10日(火)に宇治田原優駿ステーブルから、ビッグレッドファーム浦和へ移動しました。状態を見て笹針を施すなどしてから、リフレッシュ放牧を行います。

 

5/24 火

マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム浦和で休養中。日中のみの放牧だけで様子をうかがい、健康状態に問題がないことを確認した上、19時間に及ぶ昼夜放牧に切り替えました。疲れが徐々に解消へ向かっているように見えます。馬体はもっとふっくらさせた方が良いでしょうが、活気が出てきました。なお、脚元を気にするのは久しぶりに蹄鉄を外したためです。

 

5/31 火

マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧を行っています。馬体には肉が戻りつつあり、良い状態です。

 

6/14 火

マイネルメガロスは、9日(木)にビッグレッドファーム浦和から真歌トレーニングパークへ。翌日から坂路でキャンター1500m1本の乗り込みに取りかかっています。現在はハロン18秒程度。じっくり乗って脚元や身体に適度な刺激を与えてペースアップに備えています。主任は「良い感じに馬体がふっくらしている(510キロ)。特に気になる点もない。コースの屋根が初めてだから慣らしながら進めている」と話していました。


* * *

浦和での放牧の間にたっぷり青草を食べて随分と身がついたようですね。前走が460kgだから50kgも増えています。一年ほど前は馬体が小さいのが悩みだったのが嘘のようです。このうちのいくらかは成長分だと思うので、メガロスはますますガチムチ系の馬体になりますかなあ。

ちょうどツアーの時にメガロスにも会えそうです。今日の近況更新で2歳馬だけでなく3歳以上でも何頭かはツアー中の公開調教に参加するとのアナウンスがありましたけどメガロスはありませんでした。少し残念。


↓浦和で放牧中のメガロス。


2011/06/08

アルナイル 10日に函館入厩予定

(BRFレポート)

5/10

アルナイルは明和にて坂路調教を行っています。入厩日が大体決まりまして、5月中に入厩することになりそうです。現在は入厩に備えて厩舎管理をして調教を進めています。放牧から調教を再開して2週間ぐらい経ちまして、今は坂路を2本上がったりして身体を作っていきます。だいぶ競走馬らしくなり、筋肉も付くべき所に付いてきました。もうしばらく、入厩に向けて調教を重ねます。

 

(ラフィアン近況)

5/31 火

マイネアルナイルは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1〜2本の運動をしています。スピードの面では物足りなさも感じますが、体力があります。強いところをやっても、普通キャンターを2本乗っても疲れを見せません。
 

6/7 火

マイネアルナイルは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1〜2本の運動をしています。終い重点だけでなく、テンから速いペースで行かせる追い切りを取り入れてきた効果があり、行き脚がつきやすくなり、手応えも良くなってきました。ふっくらした馬体を保つために放牧日を設けるなどして管理しています。10日(金)に函館競馬場の中村厩舎に入厩することになりました。

 

* * *

今年のラフィアンも既に多くに2歳馬が入厩しています。開幕週デビュー予定の馬も何頭かいます。ウチの2歳馬の中ではアルナイルが最初に入厩することになりそうです。

函館デビューは母コスモキララと同じ。母は7/4の新馬戦4着の後、7/18の2戦目で勝ち上がっています。共に1200m戦です。アルナイルもまずは母の通った道をなぞってほしいものです。7/2に1200mの牝馬限定戦があるのですが6/10入厩でそれには間に合うかなあ。。

ヴォヤージ 放牧で少し身が付いてきた

(BRFレポート)

5/10

ヴォヤージは現在、明和にて休養しています。休養に入ってから約1ヶ月経ちました。放牧地では、生え始めた青草をたくさん食べているようです。以前は寂しく映っていた馬体も、最近になって丸みを帯びてきました。近々、調教を再開する予定ですが、早めのデビューは意識していないので、焦らずに乗り込んでいこうと思います。

 

(ラフィアン近況)

5/31 火

マイネヴォヤージは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。細身の馬体ながらも、乗り込むにつれてしっかりしてきました。動きも良化しています。

 

6/7 火

マイネヴォヤージは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。前向きな姿が好印象。さらにペースを上げても難なく対応できそうな走りです。最近になって飼い葉の食いが良くなりました。馬体重は416キロですが、腰角が尖って見えた以前よりも丸みを帯びています。もっとどっしり感が欲しいとはいえ、ひ腹のあたりにも少々の余裕があり、この馬の肉付きとしては良い方です。

* * *

ヴォヤージの近況でいつも指摘されてしまうのが、その馬体が小さいこと。放牧前は400㎏を切っていた馬体は一応は416kgまで回復。おそらくデビュー予定の秋までももう一回りは増えてくれるでしょうかね。

今年の欧州のクラシック戦線は、フランケルをはじめ父ガリレオ、母父デインヒルの配合の馬が大活躍しています。その先駆け的存在であるテオフィロを父に持つヴォヤージ。このことからでも何となく期待が高まります。

ヴォヤージもパティ同様にツアーでの公開調教の予定は出ませんでした。でもヴォヤージは明和なのでツアー中に会えそうです。
 

パティ 再び放牧に

(BRFレポート)
5/8
パティは現在CVF本場にて調教を行っています。坂路を2本、縦列調教だと少々手応えが劣る感がありますが、併せ調教になると気合が入り良い手応えで、期待できそうな走りを見せます。ゲート練習では、まだスタートで扉にびびり戸惑っていますが、駐立を毎回5分間行ってから発進し、少しずつ馴れさせて最終的にドッシリとかまえるぐらいの余裕が身につくようにしたいです。

(ラフィアン近況)
5/31 火
マイネパティは、コスモヴューファームに滞在中。乗り込みが進むにつれて馬体重が減り、腹が巻き上がってきました。元気はありますが、馬体を回復させるためにここで休養を挟むことになりました。きょう31日(火)にエルフ分場に移動し、昼夜放牧に切り替えています。

6/7 火
マイネパティは、コスモヴューファームに滞在中。エルフ分場にて昼夜放牧を継続しています。広い場所で他の6頭と一緒に過ごす毎日。青草がきれいに生え揃い、暑くも寒くもない現在は、馬体をふっくらさせるにはちょうど良い季節です。今後の調教で疲弊しないよう、この時期にある程度の脂肪を蓄えさせたい考え。今後も休養馬として必要な運動量を確保しつつ、健康的に馬体を丸くさせていきます。

* * *

馬体がすぐ減ってしまうために再び放牧に。私の2歳の出資馬3頭の中では一番放牧の期間を取っている仔です。私が3月に牧場に行ったときは放牧地には草はほとんど生えておらずパティはドロンコでした。今の放牧は青草いっぱいでたくさん食べて身を付けてほしいところです。

これまで動きは平均的であまり褒められることはなかったのですが、併せ馬だと気合が乗って手応えがよくなるとか。これだけのことでも嬉しいです。デビューはいつごろになるでしょうね。

今週の近況で、2歳の何頭かはツアー時に(真歌で)公開調教を行うとでています。パティには出ていないのでおそらくCVFからの移動はなし。ツアーではCVFには行かないので、残念ながらツアー時にパティには会えなさそうですね。

2011/06/04

募集馬の厩舎東西振り分けが発表

本格的に絞って決定するのは、厩舎の決定とパンフレット、そしてツアーですけどね。ですが、東西振り分けだけでもある程度絞り込めます。関西在住で毎年の出資頭数は多くないのでできることなら関西馬を優先的に考えたいのですが、今年は関東36頭、関西15頭と昨年に比べたら関西馬の割合が少なくなった印象。でも一昔前までは関西馬の割合はこんなものだったかな。最近は関西馬も増えてきたと思って喜んでいたのですが。

関東馬の方が圧倒的に多いし、今年の3歳馬を見ると、賞金上位のイサベル、ラクリマ、メダリスト、ソルシエール(途中転厩)は皆、関東馬。関西馬優先ながらも関東馬も含め検討していきます。しかし、安い価格帯のロージズインメイ、アグネスデジタルはみな関東、アドマイヤマックスも4頭中3頭が関東、この辺は誤算でした。

今のところの主な注目馬を挙げると

1.イセノトウショウの10 父プリサイスエンド 20万 関東
コスモバルクの弟ということもあるのですが、Princely Gift 系が3代連なる母イセノトウショウの血統はやはり相当なスピードのポテンシャルを感じます。父プリサイスエンドも合うような気がします。ただ、母が17歳時と高齢出産なので、馬格や健康は注意したいですね。

8.グレートハーベストの10 父クロフネ 18万 関西
当初の注目馬の中で唯一の関西牡馬となりました。クロフネは好きな種牡馬。やはりスピードがあって芝ダート両方こなせて勝ち上がり率が高いというのは大きい。まさに一口向き。

30.モエレカトリーナの10 父ブライアンズタイム 22万 関東
ウエスタンシャープの方はやはり高すぎるので、同じBT産駒ならこちら。母モエレカトリーナは紫苑Sを勝つも屈腱炎で秋華賞には出走できずに引退。もしかしたらかなりの能力を秘めていた可能性もあります。母父ゴールドヘイローというのもおもしろそう。

35.コウエイソフィアの10 父ステイゴールド 15万 関西
ステゴ産駒ならこの馬。なぜなら私はフォーティナイナー好きだから。母父フォーティナイナーのマイネルメガロスも同じような理由で出資しました。しかし、芝中距離以上向きでダートがサッパリのステゴと、ダートの短距離で活躍した母とは個性が正反対。本馬がどのような適正を持つのかサッパリ分かりません。うまくお互いが融合してくれればいいですが、それぞれの長所を打ち消し合ってしまうことも。パンフ待ちですね。

41.ダイイチシガーの10 父アドマイヤマックス 14万 関東
関東になってしまったのが残念な一頭。兄弟はホーマンファラオが4勝、マイネルプロートスが2勝と走ってなくはないのですが、祖母ダイイチルビー、オークス4着の母を思うとやはり物足りない成績。母は中距離の実績馬で、これまでも中距離向きの種牡馬が付けられてきましたが、本来は最優秀短距離馬ダイイチルビーのようにこの血統の持ち味はスピード。ようやくスピード馬のアドマイヤマックスが付いて原点帰りをして、これまでの産駒とは違った面を見せてくれるのでは期待しています。

ショコラーデ 疲れが取れず一旦鉾田へ

(ラフィアン近況)

6/3 金

マイネショコラーデは、京都の宇治田原優駿ステーブルに滞在していましたが、前走からの回復が遅く感じられます。鼻水や咳も見られ、吉田師から「疲れが残っているようで、目標の船橋Sへの出走は厳しいかもしれない。鉾田でも1度状態を確認してもらって、改めて今後の予定を打ち合わせましょう」との連絡がありました。これを受け、きょう3日(金)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しています。

 

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あらら。。。でも今は焦る時期でもないので、長めにゆっくりして体の疲れではなく精神的にもリフレッシュしてくれればと思います。・・・でも、鉾田でリフレッシュはできるのかな?

 

ツアーの時にみんなでショコラーデの応援することができなくなったのは少し残念ですが、また出走してくれるのを楽しみに待ちます。