本日、募集馬の厩舎が発表になり自宅にカタログも届きました。厩舎の発表を受けて、注目馬の大きな変更は今のところありません。ただ、気になるのは私の所ではメガロスとショコラーデがお世話になっている吉田直弘厩舎が入っていないこと。いきなり縁が切れるとも思えないのですが。。。まだ、関西予定で厩舎未定が3頭残っていますので、どれかが吉田厩舎になるとは思いますが。
カタログを眺めていて、各募集馬の「血統と特徴」のコメントに対して大きな違和感を憶えました。明らかに昨年以前のものと書き方の傾向が違うのです。例を挙げると、
昨年の例
「父アグネスデジタルは、ミスタープロスペクター系の特長でもある卓越した筋肉が伝わっていたから、あれほどの強烈な決め手を発揮できました。筋肉を一瞬のうちに収縮させる能力に長けていたのです。柔軟だったのは、おそらく母父チーフズクラウンの影響も受けていたのでしょう。本馬は父の仔らしい、柔らかくて強い筋肉を持っています。芯力があり、体質に粘りも感じられ、遅生まれながら体格にも恵まれました。力の要る馬場で能力を発揮しそうです。」
今年の例
「父アグネスデジタルは、国内外、芝ダートを問わず、6つのG1を手中にしたオールマイティーな競走馬でした。種牡馬になっても、芝で活躍する馬、ダートで活躍する馬をまんべんなく出しています。当クラブでは本場の全姉マイネエスポワールが準オープンで好走しました。母マイネアモーレは、1勝馬ですが、半姉にフラワーカップ2着のマイネレーベン、全弟に小倉大賞典勝ちのマイネルブラウがいます。本馬は母が高齢になってからの産駒ですが、ひ弱さは感じられず、見どころがあることから募集馬に加えました。」
昨年のものは会員にはお馴染みである前社長から引き継いだ「体質」「芯力」「粘り」などのキーワードで埋め尽くされ、まず父の性質の説明をしてから、母系の説明はないか触れる程度、最後に産駒の説明をします。
今年のものは、父の説明は上記のキーワードはほとんどなくなり、主に競争成績や種牡馬成績が中心。次に母系も同様。肝心の産駒の説明は触れる程度。上記の例では「見どころがある」だけではどこがどういいのかさっぱり分かりません。また、父の成績はもちろん、母の競争成績と繁殖成績も母系図を見れば一目で分かるので、このコメント欄で再度述べてもらう必要はありません。
と、なぜだろうと思っていましたが、今年のものは社長ではなく東京事務所が書いたという情報が。言われてみれば、近況の文章の書き方と似ています。どうして社長は書かなくなったのでしょうね?毎年ツアーでの説明がカタログのものと重複して質問もほとんどなかったからでしょうか。このことはツアーで確認しておきたいです。
新たな注目馬などはまた次に書こうと思います。
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