2011/01/31

ハムバイの09 少し小さいか

(ラフィアン近況)
1/28 金
ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。牡馬の特別募集馬とは反対に、同馬はバネがあってゆったりと落ち着いて走れるタイプ。馬体重も408キロと小柄ですが、跨がっていて操作がしやすく鞍上の指示通りに動ける賢さがあります。募集を決定する前から良い動きを見せていて、主任は「素軽い走りなので、芝の中距離あたりに適性がありそう」と述べていました。

* * *

今週から特別募集馬の近況が始まりました。注目のハムバイ、この時期に募集するだけに現段階の動きは良いようです。(これから売り込みなのだから下手な近況は出るはずないのですけど・・・)

この近況とは別に、少し前に体高156cm、馬体重420㎏と発表がありましたが、今回はそれよりさらに小さい408㎏、最近の調教で絞れてきたのでしょうかね。小柄な馬体は少し気になりますが、デビューする頃には440㎏ぐらいにはなってくれると思います。

もう出資の申し込みはしました。他の会員さんは割高で情報の少ない特別募集馬よりも、近況の良い残口のある1次2次募集馬を優先しているようなので、抽選はなさそうですね。それでは、なぜ私は特別募集馬の方にいくか?それは、直感だから、本馬にピーンときた、としか言えないですねw。社長はなかなか本馬に自信があるようなので、是非とも期待したいところ。

パツィエンザ まだまだ乗り込み必要

(BRFレポート)
1/10
パツィエンザの09はCVF本場3厩舎に滞在しています。12月後半までは放牧しながら調教も行っていましたが、現在は放牧のみの生活です。牝馬らしい性格で、調教始めは周りがバタバタすると一緒に暴れてみたり、調教後なかなかテンションが下がらなかったりでしたが、最終的には先導役を勤められるまでになりました。現在は仲間達と雪を掘って短い草を食べながら英気を養っています。


(ラフィアン近況)
1/28 金
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。坂路でキャンター800m2本の運動をしています。調教を再開してスローで駆け上がっていたときは問題ありませんでしたが、ハロン17秒程度にペースを上げたところ2本目のラストで脚色が鈍りがちに。体力が付ききってなく、まだまだ乗り込んで基礎を築く必要があります。気性は素直で、動けるようになれば長く脚を使えるようになりそうです。

* * *

パツィエンザはまだまだ体力不足の模様。少なくとも夏にデビューするようなことはなさそうです。焦らずにじっくり乗り込んでいってもらいたいです。また気性が良くて坂路をガンガン行くようなタイプでないので芝のマイル以上が適正かもしれません。

明日の月曜日で09産の申し込みは終了となります。パツィエンザは今のところ目立たない近況が続いていますが申し込みは少しづつ伸びて現在43口(クラブ保有分含む)ですね。

コスモキララ 気性がいい方に?

(BRFレポート)

1/7

コスモキララの09は現在、明和にて坂路調教を行っています。半月ほど放牧に出し、疲れとストレスが取れリフレッシュできたので調教を開始しました。放牧で少しふっくらしていた体も徐々に絞れて見栄えがするようになってきました。気性が少し荒い馬なので走ることに集中させるように気を付けながら調教を行っています。

 

(ラフィアン近況)

1/28 金

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。10日程度のリフレッシュ放牧を挟み、22日(土)から坂路調教を再開しています。以前から耳を触られるのを嫌がっていたのですが、休養明けから馬装の際に頭絡を着けるのを嫌がるように。洗い場に入ることや馬装中に隣の人が動いただけで暴れるなどかなり敏感でしたが、じっくり対処して何とか慣れてきました。跨がってしまえば多少チャカつく程度で調教に支障はありません。ワンペースながら、苦しくても最後まで頑張る競走馬向きの性格の持ち主です。


* * *

相変わらず気性のことに触れられないことのないコスモキララ。昨年の夏のツアーで危ないから触らないほうがいいと言われていたことを思い出します。調教では苦しくても最後まで頑張ってくれているので、気性がいい方に出ているでしょうか。レースの直線で抜かせない勝負根性を持つ競走馬になってくれそうです。
 

2011/01/24

10年度産はアドマイヤマックスの勝負の世代

ラフィアンの今年の10年度産の募集で一番注目のビッグレッドの種牡馬は言うと、、、それはアドマイヤマックスなんです。

はっきり言って産駒達は地味です。大物はまだいません。繁殖に恵まれない中で堅実に勝ち上がる面もありますが、、、やはり物足りない面は否めません。肝心のウチのマイネルメガロスもまだ勝っていませんが、そのうち勝ち上がってくれると思っています。

成績以外でアドマイヤマックスに対して期待はずれだった面もあります。それは産駒達が想像以上に距離が持たないこと。勝ち星の多くが1200~1400のスプリント戦を占めています。アドマイヤマックスはG1はスプリントの高松宮記念のみですが、1800mの東京スポーツ杯2歳Sを勝ったり、セントライト記念で2着など中距離の実績もあったので、マイラー寄りかと思っていましたが、予想以上にスプリンターでした。気性が燃えやすいわけでもないのですが。


そんなアドマイヤマックスだけど、今年の募集馬はまた見直して考えてみることにします。この世代が種付けされた2年前は、牧場でデビュー前のロージズインメイの初年度産駒達が調教で思ったほど良い動きを見せていなくて、アドマイヤマックス産駒達の調教が良い評価を受けました。そのためロージズ産駒が半減して、代わりにアドマイヤマックスと、あとステゴールドの繁殖が質量共に増加。この世代のビッグレッドの生産馬(コスモヴューを含む)はアドマイヤマックスが繁殖で一番恵まれたと思います。重賞勝ちほどの質はないですが、母達はビッグレッドの繁殖の中では良いものを集めた印象です。


性別  母名          母父       母の勝利数
牡 イシノミューズ      ラムタラ        6勝

牡 コスモカメリア      マイネルラヴ     1勝

牡 コスモキャンディス   シャンハイ       2勝

牡 コスモハナコ      Include        1勝

牡 シンコウカリビアン   Meadowlake    3勝

牡 スプリングダイアナ  メリーナイス       2勝

牡 タイグビジンソウ    パラダイスクリーク  4勝

牡 マイネアイル      Candy Stripes   6勝

牡 マイネシンデレラ    タマモクロス     1勝

牡 マイネメリアン     パントレセレブル   0勝

牡 マイネヴィーナス    スターオブコジーン 1勝

牝 ゲイリーピクシー    Rahy         3勝

牝 コスモエンドレス    スターオブコジーン  0勝

牝 コスモディアレスト   マイネルラヴ      0勝

牝 コスモミール      ヘクタープロテクター  3勝

牝 コスモルビー      ソヴィエトスター    1勝

牝 ダイイチシガー     トニービン       2勝

牝 プリマダンサー     グルームダンサー  3勝

牝 マイネジャーダ     ジェイドロバリー   3勝

牝 マイネルキナ      ブライアンズタイム 0勝

牝 マチカネレダ      デインヒル      3勝


一昨年のツアーでは、繁幸前社長がアドマイヤマックスに熱を入れていて、アドマイヤマックスでダービーを取ると意気込んでいました。配合次第で距離は持つと。しかし、その後すぐにコンデュイットを購入することになりアドマイヤマックス熱は冷めたようです。当然、繁殖に恵まれたのも一年限り。そういうわけでこの世代はアドマイヤマックスにとって勝負の世代となるのです。


恐らく、今年の募集は会員の人気を考えて好調に見えるステイゴールド産駒を目玉にしたラインナップになると予想しています。それで逆に地味なアドマイヤマックス産駒が厳選されて募集されることになったらさらに狙い目に見えます。イシノミューズ、マチカネレダあたりは血統的に好みなのでぜひ募集馬に入る出来であってほしいです。でも、上記の生産馬は母系が短距離系の馬が多いのでどの馬でもクラシックを狙うのは難しそうですけど。。。

↓は昨年のツアー時のアドマイヤマックス。近づくと襲いかかってくるステイゴールドと違い、アドマイヤマックスは甘えて近づいてくる穏やかな性格。産駒にもその気性の穏やかさはよく伝わっています。




メガロス 残念11着・・・

 メガロスの3戦目、今回も現地応援に行きました。先日はラフィアンの馬達が3勝。そして今日はラフィアンの会員仲間達と一緒にメガロスの前のマイネルティンランを応援。そして見事勝利!メガロスもその勢いに続いて欲しいところでしたが・・・。

メガロスは直前の調教も良かったし、パドックでも筋肉隆々のナイスボディに見えました。相手は揃っていたけど最終的には5番人気になりました。

和田騎手「スタートが速かったし、無理せず好位へ。控えたら折り合いもついたし、4コーナーでも手応えはあった。跨った感じも良かったし、これならと思って勝負したのだが。速い脚が一足しか使えない感じだし、距離も少し長いのかもしれない」

和田騎手の言うとおり、抜群のスタート、楽々好位に取り付き、直線入口で先頭に並ぶ理想的な展開でしたが、、、直線は意外と伸びず。

正直、掲示板には載ってほしかったですが、結果は11着。初戦の1200mが忙しく見えたので、マイルの伸びた今回は期待がありましたが、それを長いと言われるのは辛いところです・・・。なんにせよ現段階で力は足りないから負けてしまいました。また出直しですね。






2011/01/22

メガロス 3戦目はマイルに距離延長

(ラフィアン近況)
1/14
マイネルメガロスは、八日市市にあるアカデミーで乗り込まれ、12日(水)に栗東トレセンへ移動しました。ただ大雪が降った影響で予定していた15−15の追い切りを現地で課せなかったのが誤算です。きょう金曜日に坂路で併せ馬での追い切りを行ったところ、馬なりで53.0−39.2−26.4−13.5をマークしてパートナーと併入。吉田師は「思っていた以上にしっかりした動き。反応もまずまずで息遣いも大丈夫」とジャッジしていました。来週の水曜日に追い切った感触で最終判断しますが、節で出走できれば23日(日)、京都の芝1600mに出馬投票を行います。

1/21
マイネルメガロスは、23日(日)、京都5Rの芝1600mに和田騎手で出走します。ジャングルポケット産駒の2頭をはじめ、まずまずのメンバーが揃った印象。距離延長でどこまで前進できるか注目しています。吉田師は「今週の追い切りはゴルトブリッツに先行して振り切る内容。未勝利馬の動きではない。アカデミーでは雪が降って予定していた15−15が課せなかったが、その影響はなさそう」とコメントしていました。

* * *

愛馬の今年初出走はメガロスとなりました。

前走のダートでの大敗はなかったことにして、芝に戻っての巻き返しに期待したいところです。距離延長はどうでるでしょうか。アドマイヤマックス産駒はスプリンターが多い印象ですが、メガロスに関しては新馬戦のレースぶりから、もう少しゆったり流れるマイルの方が向いているかもしれません。

相変わらず調教の動きはいいようで何よりなのですが、今回は前走2,3着の馬が数頭出走するようです。メガロスはそれほど人気にはならないだろうから、私も期待はしつつも気楽に応援します。

2011/01/20

クラッチ 鉾田で順調

 (ラフィアン近況)
12/17 金
マイネルクラッチは、レースの疲れが感じられ、ここでいったんトレセンを離れることに。きのう16日(木)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。
12/22 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。レースと輸送の疲れがあって、到着直後は覇気に欠けました。週末まではウォーキングマシンによる運動にとどめ、月曜日から坂路でキャンター600m2〜3本の運動をしています。うまくリフレッシュさせながら、来るべき次走へ向けて調子を上げていきたいと思います。
1/5 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m2〜3本の運動をしています。冬毛がどんどん伸び、まるでぬいぐるみのような姿です。体調が悪いわけではなく、去年の2月も同様だったことを考えれば特徴と捉えて良いのかもしれません。動きはまずまず。馬体重は516キロでした。次走については今後の状態次第。ある程度のところまで上向いてから調教師と相談します。
1/12 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m4本の運動をしています。冬毛は伸び放題ですが、自らという気持ちが感じられ、体調も良好です。15−15を取り入れる調教メニューへ移行しました。動きもしっかりしていて好印象です。馬体重は1週前から4キロ増の520キロでした。もっと乗り進めてから今後の目標を調教師と相談します。
1/19 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m4〜5本の運動をしています。まだ後肢に多少くたくたした感触はあるものの、坂路に入れてしまえば問題なく走っている状況です。中間に17−17を2本乗ってから追い切りを2本課すメニューを2度ほど行っており、良い動きを見せました。これを受けて吉田師と打ち合わせ、2月上旬に栗東トレセンへ戻すことに。それまでしっかり乗り込んでいきます。馬体重は523キロ。


* * *


クラッチは昨年に鉾田入りし、そのまま現地で年越し。身体を休めながらスローで調整していました。

クラッチは明和でも鉾田でもトレセンでも、性格が真面目なのかいつも調教の動きはいいと言われます。なので、私もレースで期待しているのですが・・・、今年は4年ぶりの勝利をあげられるでしょうか。

クラッチは昨年は勝てないまでも、無事に10戦走って5回掲示板に載ってくれました。今年もまずは無事に走りぬいてほしいと思っています。

↓今月の近況の写真はぬいぐるみクラッチかと思いましたが、、少し残念ながら12月のパドックでの写真。いつもながらパドックでのクラッチは馬体も顔もグッドルッキングホースですよ。


2011/01/19

ショコラーデ 妊婦みたい

 (ラフィアン近況)
1/18

マイネショコラーデは、コスモヴューファームで調整中。乗り進めてきて体力に余裕が出てきたので、この中間からは坂路でのキャンターを2〜3本へ。短期間でこれだけのステップアップができるのは、オープン級の馬だからでしょう。それに伴い、12日(水)には軽めの追い切りを行いました。久々だけあって後半は肩にステッキを入れながらでしたが、まずまず想定内の動きでした。まだ体重も500キロ前後と余裕があるので、引き続き乗り込んで息と体をつくっていきます。

* * *

↓のショコラーデの最近の画像・・・、笑ってしまいました。お腹がボテッとしすぎw。まぁ笑いごとではないんですけどね。恐らく本格的に乗り込む前か、乗り込み始めた直後のものでしょう。今は少しは引き締まっているはず?

調教は順調なようです。復帰戦はいつになるでしょうか。関西の桜花賞トライアルはチューリップ賞(G3 3/5 1600m)とフィリーズレビュー(G2 3/13 1400m)があります。ショコラーデはまだ1200mまでの経験しかないし、少しでも乗り込む時間がほしいところなので、フィリーズレビューの方がベターだと思います。もう2ヶ月をきっています。どうなるでしょうか・・・。



 

2011/01/17

まだやれるはず!ブライアンズタイム

 一昔前はサンデーサイレンスと並び称され、毎年のようにクラシックにも有力馬を出していたブライアンズタイムですが、タニノギムレット以降はダート向きの種牡馬という印象になりここ2,3年は特に元気がありません。

ここ10年ほどの世代ごとの成績を見てみます。
年度 順位 出走頭数 勝馬数 勝馬率  EI
99  2     80     38   0.475  1.94
00  3     88     42   0.477  1.53
01  5     83     37   0.466  1.61
02  5     97     44   0.454  1.53
03  10   101     40   0.396  1.16
04  8     71     35   0.493  1.81
05  11   52     33   0.635   2.17
06  21   49     24   0.490   1.21
07  20   54     19   0.352   1.11

99年度はタニノギムレットの世代です。06、07年度産は明らかに勢いがありません。出走頭数とEI両方で落ち込みが見られるので、質量ともに下がっていることになります。今年26歳とかなり高齢なので種付け数を抑ええて産駒減少しているのかもしれませんが、05年に1000万だった種付け料が、10年には400万まで下がっているところを見ると、サンデー二世達をはじめとする社台ブランドに負けて人気が落ち、良質の繁殖牝馬を集められなくなったことも原因と考えられます。

繁殖牝馬と違って、種牡馬には精子の受胎力の劣化はありますが能力の劣化はありません。牡馬が伝えるのは遺伝子でその遺伝情報は歳をとっても変わりませんので。もしナリタブライアンやマヤノトップガンの今の競馬に現れても通用するなら、ブライアンズタイムもまだまだ通用するはずなのです。

社長はブライアンズタイムを非常に評価しているみたいで、09年度産の現2歳世代に3頭の自家生産のブライアンズタイムが募集馬に入りました。10年度産にも3頭の産駒がいます。これはとても良い方針だと思っています。クラブとの相性がいいのも有名です。

ラフィアンからも05年度産からマイネルチャールズがクラシックまであと一歩のところまで行きました。是非それに続く、いやそれを超えるタニノギムレットのような馬が現れて欲しいと思いますが・・・。もし現れるのならもちろん出資しておきたい。ブライアンズタイムも残せる世代をそう多くはないでしょう。ちなみに10年度産では個人的にコスモフォーチュンの牝馬が楽しみです。

2011/01/16

テオフィロ産駒 ハムバイの09

 本馬は10月に日本に到着しBRFブログで紹介されていました。(記事にはTeofilo(テオフィロ)産駒とないですがTwitterで言及されます。) テオフィロは私のツボにハマる馬で、そのときから本馬を気になり始め、ぜひ特別募集に入って欲しいと思っていました。
 

テオフィロは父ガリレオ~父父サドラーズウェルズのライン。今や欧州のスーパー種牡馬であるガリレオですが、同父のモンジューらと同様に日本の馬場にはやや重い印象。ですが、一世代挟んで欧州の2歳チャンピオン決定戦であるデューハーストS(1400m)を勝ったテオフィロなら、ガリレオの底力と日本の馬場にも合うスピードがある可能性は十分。母父デインヒルも日本向きです。

 

そして先日、私の期待通りに特別募集馬の一頭に入ってくれました。姉にG1馬マルベイユがおり、母系も思っていたよりも良いものでした。募集価格の2,400万は安くはないですが、その血統、8万ユーロの落札価格、外国産馬としての諸経費を考えると私としては納得できるものです。厩舎も関西の宮本厩舎に決まり関西在中の私には大歓迎。本馬への申し込みの決心が固まりました。

 

本当は実物を見てから応募したいのですが、それは叶いません。調教の動きなどの詳しい情報もまだありません。特別募集馬は乗り込み始めてからの動きを見て選別されているので、現状ではそこそこいい動きをしているはずですのでそれを信じましょう。

 

申し込み多数なら抽選になるので、申し込んでも出資が確定するわけではないです。でも、多分抽選まではいかないのではと思っていますがあまいでしょうか?

 

この世代は既に牝馬2頭(コスモキララの09とパツィエンザの09)に出資していて、もし本馬の出資が確定すれば牝馬が3頭になります。今年の大河ドラマも主役は3姉妹。ウチも女の子3頭でクラシックを目指して行ければと思います。




2011/01/15

パツィエンザ 馬体は着実に成長

 (ラフィアン近況)
1/14
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。12月下旬から20日間弱の放牧を行い、12日(水)に坂路入りを開始しました。調教量を増やしても何ら問題ない体力があり、現在は2本駆け上がるメニューを課しています。今週の計量では約半年前から45キロ増の418キロ。パワフルとはいえませんが、小さめの馬体ながらも動きはしっかりしています。

* * *

昨年最後の近況後に放牧して、身がついて戻ってきたのでしょうか。418㎏は他の2歳馬の数字と比べると小さい方ではあるけど、飛び抜けて小さいというわけでもありません。父ザール、母父アラジとも小柄な馬なので本馬もそうだと思っています。でもデビューする頃には440くらいにはなってほしいかな。

進捗の早い馬はスピード調教している中で、パツィエンザはマイペース調教。それでいいと思います。焦らずゆっくり、でも確実に成長していってください。でも↓の最近の写真は以前と比べるとたくましい身体になってきたと思います。


コスモキララ 随分と絞ってリフレッシュへ

 (ラフィアン近況)
1/14

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。年明けの追い切りで少しもたもたしていました。併せたエアリバティーの09とは瞬発力の差があり、終い重点だったために手応えで劣りましたが、この馬の動きには達していたように思えます。11日(火)からリフレッシュ放牧へ。馬体がずいぶん引き締まり、一息入れる前の計量では450キロでした。


* * *

併せたエアリバティーの09の近況も見てみると、「ハロン13〜14秒近くまでペースアップした年明けの追い切りで上々の動きを披露しました。センスを感じさせるフットワークです。併走相手のスピードに合わせる余裕があり、全体のタイムをさらに短縮できそうな走りでした。」とあります。エアリバティーすごいですね・・・。コスモキララもこれに近いスピード調教を行っているのでしょうか?

昨年12/24の近況では馬体重は482㎏だったので、3週間ほどで30kg以上も絞れたことになります。キララ頑張りましたね。また放牧で身を入れて、一段と逞しくなって戻ってきてください。


 

2011/01/12

特別募集馬ラインナップが決定


本日、公式に特別募集馬2頭が発表されました。本ブログも昨日、一昨日と特別募集馬の話題でしたが本日も引き続き・・・。

牡馬はいかにも会員ウケしそうな父Kingmamboかなと思ってましたが外れました。牝馬の方は本ブログでも前から話題に取り上げていた父Teofiloがラインナップに入ってくれました。

父Stevie Wonderboy (スティーヴィーワンダーボーイ)
母父ディアブロ
募集価格 2,000万円

父Teofilo(テオフィロ)
母父Distant Relative
募集価格 2,400万円

Stevie Wonderboyは米の2歳チャンピオンで、Teofiloは欧州の2歳チャンピオン。奇しくも共に3歳クラシックには出走することなく引退してしまった新種牡馬。募集馬2頭もスピードがあってデビューもそれなりに早いのではないでしょうか。

価格は想定していたよりは安かったです(それでも国産と比べると高い水準ですが)。最近のマル外募集馬の最低価格は2,200万でした。

私はこの2頭だったら、前々からブログで取り上げた縁もあってTeofiloの方に興味が行きます。私が米よりは欧州血統の方が好みというのもあります。牧場での写真を見ると可愛い女の子みたいです。Teofiloは2歳時に1400mしか出走していませんが、脚元が無事なら父がGalireoだしクラシックの長めの距離でも活躍できたはず。その産駒も同様だと思います。

さて、あとは厩舎がどうなるかですね。なんとか関西の方になってくれないだろうか。

2011/01/10

マル外特別募集馬候補 牝馬編

 昨日に続き、牝馬の2頭も紹介されました。

父Teofilo

母Hambye(母父Distant Relative)


8万ユーロ アイルランド産
 

父Cherokee Run

母Sugar Punch(母父K. O. Punch)


3万5千ドル アメリカ産


以前紹介のあったガリレオ産駒の2歳チャンプTeofilo。もう一頭のCherokee Runは米クラシック戦線でも活躍しBCスプリントを勝ったスプリントのチャンプ。母系は父Teofiloの方が高いだけあってよいです。母Hambyeの姉マルバイユは吉田照哉氏の所有馬で仏でG1を勝ちました。そしてその仔達は社台RHで高額で募集されています。昨日のシンザン記念3着のマルセリーナ(父ディープインパクト)もマルバイユの仔で実にタイムリーですね。

この2頭だったら価格は高くなってもTeofiloの方が興味ありますね。ラインナップの発表は明日。さてさてどちらになるでしょうかね。

マル外特別募集馬候補 牡馬編

BRFブログで牧場にいるマル外の1歳馬が紹介されました。今日は牡馬の4頭です。このうちの1頭がラフィアンの特別募集馬となります。火曜日にもうそのラインナップが発表予定で、妄想する期間は2,3日しかありません。しかし、ラフィアンに入らなくてもコスモの馬にはなり、いずれ競馬場で目にする馬達です。4頭全ての血統や落札価格を調べてみました。写真は上記のBRFブログを見てください。

結果的に買うかどうかは分からないのですが、募集候補馬の血統を調べてあれこれ妄想するのは私にとっては楽しい作業です。

父Stevie Wonderboy
母Amybdancing(母父ディアブロ)

4万ドル アメリカ産

父Pivotal

母Divina Mia(母父Dowsing)

[セリパンフ血統]
22万ユーロ イギリス産


父Kingmambo
母Exhibit One(母父Silver Hawk)

[セリパンフ血統]
17万ドル アメリカ産



父Birdstone
母Yes Dear(母父Allen's Prospect)


13万ドル アメリカ産


マル外募集馬は従来は落札価格に2000万近くが上乗せされて募集価格となります。父Stevie Wonderboy以外が募集されたら3000万以上になるでしょうか。やはりマル外は国内でお目にかかれないものばかりでどれも面白みを感じます。Stevie Wonderboyはコスモファントムと同じStephen Got Even産駒の2歳チャンプ。Secretariatの3重クロスなど如何にもアメリカンな血統。安いですが近親の活躍馬は多そうです。父Pivotalが高いだけあって近親に重賞馬が多い一番の良血です。父、母父ともに短距離血統なので自身も短距離馬でしょう。父Kingmamboは母父Silver Hawk、母母父Sadler's Wellとクラシックディスタンスもこなしそうな血統構成。もし3000万以下で募集されたらギリギリ検討できるのですが・・・。父Birdstoneはミスプロのクロスで如何にもダート血統みたいですね。

さて、今年はこの中にコスモファントムはいるでしょうか?そしてそれはコスモでなくラフィアンに入ってくれるでしょうか?

明日は女の子の方の紹介があるといいですね。こちらも楽しみですね。

2011/01/09

私的史上衝撃馬 クロフネ

競馬歴はそれなりに長い私ですが、これまで観た中で最も衝撃を受けたレースは?と聞かれたら迷わず即答できます。それはクロフネのJCダート!そのレースぶりはここで改めて語りません。もし知らない方は是非ご覧になってください。サイレンススズカやディープインパクトよりも衝撃度はクロフネの方が上です。
http://www.youtube.com/watch?v=yYSWV2NzD8I

そしてそのクロフネは自分の愛馬達は別にして、恐らく最も好きな競走馬かもしれません。ダートでは日本史上最強が揺るぎないクロフネですが、芝でも2000前後なら最強クラスだったと信じています。実際は何回か負けていますが、芝でもJCダートのように早めにぶっ飛ばせばほとんどの馬は敵わないと妄想しています。

↓はNHKマイルCでのパドック。当時は関東に住んでいたので、クロフネの関東でのレース(出走は府中のみ)は全て観に行けました。


さて、そんなクロフネもJCダート後に屈腱炎で無念の引退・・・、。種牡馬になります。当時から一口はやっていたので、当然クロフネ産駒が欲しくて堪りません。ラフィアンではしばらく募集されなかったので、クロフネ産駒を求めて一時期キャロットに入っていたことがありました。クロフネ産駒がメインでそれ以外も少しだけ出資しましたが、残念ながらクロフネ産駒で勝利をあげることができないまま脱会・・・。(クロフネ以外で一応勝利) 

ラフィアンではマイネルプリマスは抽選で外れ、マイネフロンティアは価格が高くて手を出せず・・・。

セゾンのドリームセーリング募集時に入会に心が揺らぎました。結局ギリギリのところで入会しませんでした。その後セゾンはラフィアンと袂を分かちましたので、入らなくて正解だったかなと思っています。

また、エアグルーヴの仔ポルトフィーノの募集時にサンデーに入会しようか考えたことがありました。全財産をはたく必要がありましたので、結果的にこちらも入会しませんでしたが…。(もし入っても人気間違いなしなので新人はまず買えなかったでしょうが)

そんなラフィアンではあまり募集されないクロフネ。社長は種牡馬としてそれなりに評価しているみたいです。ただ社台100%株の種なので自家生産の優先度が下がるらしいです。また専務もとても大好きな種牡馬と言っていましたね。ドリームセーリングはものすごい期待していたみたいです。

ですが、来年の募集馬にはセレクションセールで買ったクロフネ産駒が入る可能性があります。グレートハーベストの2010という馬です。落札価格が900万(税抜)なので従来なら募集価格は2000万弱、若干高めになりそうですね。また2011年度産として自家牝馬のサマーエタニティにクロフネを種付けしたみたいです。無事産まれるでしょうか?いずれも募集馬に入ってきたら楽しみです。

クロフネ産駒は今のところ超大物と言える馬は出ていませんが、その堅実ぶりは大した物。初年度産駒でフサイチリシャールの活躍を見て種付けされた07年度産の明け4歳勢の中央での勝ち上がり率は驚異の60%超え。やはり芝でのスピードとダートをこなせるパワーも兼備しているのは大きな強みですね。

いつかクロフネの仔で自身の強さに迫る馬は現れるでしょうか?私は期待はしながらも恐らくあそこまでの強さを持つ馬は現れないと思います。もし出るならそれはクロフネの仔よりもその父フレンチデピュティの方が可能性が高いような気がします。

DSC00062.JPG

2011/01/08

メガロス 東近江で一息入れる

 (ラフィアン近況)
12/24 金

マイネルメガロスは、阪神競馬場からトレセンに戻り、八日市市にあるアカデミーへ移動しました。年末年始を現地で過ごすことに。節の絡みもあり、次走に関しては検討中です。

 

1/7 金

マイネルメガロスは、八日市市にあるアカデミーに滞在中。こちらへの到着時はウォーキングマシンによる運動とダク程度でレースの疲れを取ることに専念。回復した現在はフラットコースに入って、ダクとキャンターを合わせて3000mほどを乗り込まれています。12日(水)か13日(木)の入厩を予定していて、週末あたりに15−15を課して移動する予定。吉田師は「先日牧場へ見に行ってきたが、体が緩んだ様子もなく順調ですよ」と述べていました。

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八日市市の牧場で調整中と書いていますが、調べてみると栗東と同じ滋賀県の八日市市は95年に市町村合併で東近江市と名称が変わっているようです。現地ではまだ八日市市と呼んでいるのかもしれません。

馬房の関係でしょうか、メガロスはトレセンの外で年を明かしました。順調に調整中のようです。まだ次のレースの予定は出ていませんが、今月中には出走しそうな感じです。この間に少しでも馬体が成長するといいですね。
 

ショコラーデ 久々に坂路を駆ける

 (BRFレポート)
12/7

ショコラーデは先月に引き続き浦和で昼夜放牧を行っています。12月に入り寒さも増してきましたが馬服を着用しながら引き続き夜間も放牧に出しています。11月に膝のレントゲンを撮りましたが、骨の生成が十分でないということで乗り運動開始のゴーサインは出ませんでした。ただ、休んでいる間にも背も伸びて体のたくましさも増しているので乗り出してからどのような走りを見せてくれるか楽しみです。

 

(ラフィアン近況)

1/4 火

マイネショコラーデは、22日(水)にビッグレッドファーム浦和からコスモヴューファームへ移動しました。さっそく木曜日から坂路でキャンター800m2本の調教を開始。放牧で筋肉が緩くなっていたにもかかわらず、ペースが遅いとはいえ楽々駆け上がっていたのには驚きました。現在はキャンター3本を乗って体をつくっています。まだ体重も500キロ以上あるように馬体には余裕があるので、しっかり乗り込んでいきたい考え。骨折したヒザも落ち着いています。


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最近の近況と会報の牧場レポートで1ヶ月のラグがあります。一月前はまだ放牧中。乗り運動はできませんが、背が伸びて成長した馬体から乗り運動を再開したときの走りへの大きな期待感がありました。

そして、坂路での乗り込みを開始。いきなりらくらく駆け上がるとはとても驚き!自分としては期待以上の出来事でした。基礎がしっかりしているとか、芯があるというのはショコラーデのようなことをいうのでしょう。

とは言え、骨折明けなのでまだ不安はあります。まずは同じ2歳の夏に骨折し、その後も骨折してクラシックに出られなかった母コスモヴァレンチの二の舞にはならないよう祈ります。。。

2011/01/07

パツィエンザ まだまだこれから

 (BRFレポート)
12/7
パツィエンザの09はCVF本場3厩舎に在厩しています。放牧をメインに週に数度、坂路での調教を行っています。だいぶ寒くなり冬毛が伸びてきました。少し足が伸び背も高くなってちゃんと成長しているなと思います。体高のせいか相変わらず華奢に見えますが調教でも元気いっぱいです。今はまだそれほど調教を課していないのでどれほど動けるかは未知数ですが、早く本格的な調教を見てみたいと思います。

(ラフィアン近況)
12/10 金
パツィエンザの09は、コスモヴューファームで調整中。放牧を行いながら、坂路でキャンター800m1本の運動をしています。将来のレースではまんべんなく脚を使いそうなタイプ。瞬間的なスピードレベルはそう高くないかもしれませんが、牝馬の水準を上回るパワーがあり、首を上手に使ってリズム良く走れています。鞍上の意のままに操れる、乗りやすい点も長所でしょう。
12/24 金
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。他の牝馬たち同様に、午前中に坂路でキャンター800m1本の運動をした後、夕方までの放牧を行っています。性格が良く、現時点では可もなく不可もなくというレベル。ペースが上がった際にギアチェンジができず、スパッという動きに欠けます。水準級のスピードはあり、体力がついて体がもっとしっかりすれば機敏に動けるようになるかもしれません。

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背は高くなっていますが、まだ身がついていないみたいですね。現段階では速い動きができないと言われてしまっていますが、まだまだこれからですよ。もっと身体ができてくれば反応もよくなって機敏になると思っています。

おそらく成長を促すために放牧を挟みながらの調教になっていくと思います。春ぐらいの動きがどうなるかですね。楽しみにしています。


コスモキララ 身体は大きく

(BRFレポート)

12/8

コスモキララの09は現在明和にて、普通放牧を行っています。坂路調教をしていましたが少し疲れとストレスが溜まってきたので、成長を促すため、放牧に出しました。放牧してから少し日が経ちまして、ストレスや疲れも徐々にとれてきました。放牧地では、のんびり他の馬と戯れて遊んでいます。今後もしばらく放牧を続けて身体も精神も成長させていきたいです。
 

(ラフィアン近況)

12/10 金

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。チャカチャカした仕草が目立ち、集中力も途切れやすい性格ですが、坂路での動きは良い方です。一定の乗り込み量に達した11月下旬、リフレッシュとして日中だけの放牧の管理に切り替えました。ここにきて体高が伸びています。また、絞れてすっきりしていた馬体が、一息入れたことで再びふっくらしてきました。
 

12/24 金

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。普通放牧を切り上げて、15日(水)から調教を再開。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。休養を挟んで体高が伸び、走りも以前より良くなってきました。まだ精神的に幼くて、ちょっとしたことで集中力が途切れがちも、折り合いがつき、スタッフは「体力がついてきて動きに余裕が出てきている」と話しています。馬体重は482キロ。

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さてさて、昨年の情報なので昨年に更新したかったのですが、帰省のために年末の会報の情報を得るのが年を明けてになってしまったので、このタイミングでの更新となってしまいました。

相変わらず気性のことを言われています。集中力が途切れがちなのは少し気がかりです。これからまだまだ成長してくれるでしょうが。馬体重がこの段階で480kgを超えて牝馬としても大柄な方でしょうか。とても逞しいですね。坂路での動きも良いということでこのまま順調にいってほしいです。


 

2011/01/06

2011年 競馬初め

 本日、東西で金杯があり今年の中央競馬も始まりました。とは言っても馬券は買っていないのですが。。。

私の愛馬たちと言えば、ショコラーデは乗り運動を始めたばかり。クラッチは鉾田で休養中。メガロスも立て直し中としばらくレースの出走はありそうにありません。

今日の競馬ではラフィアンの勝利はありませんでしたが、京都の万葉Sでコスモメドウ(父King's Best)が、中山金杯でコスモファントム(父Stephen Got Even)が勝利。ラフィアンとしては少し残念でしたがビッグレッドとしては上々のスタートとなりました。

さて上記2頭は共に明け4歳のマル外馬。マル外と言えばもうすぐ募集となるラフィアンの特別募集馬。これでますます特別募集が気になるものになります。(同世代のラフィアンのマル外募集馬は2頭とも未勝利で終わっているのですが。。。)

愛馬の出走の予定がないので、今はこの特別募集馬の発表が楽しみです。牡牝一頭ずつだそうで、牝馬の方は以前少し情報が出てきた父Teofiloの仏産馬かもしれません。問題は価格。以前のラインナップを見ると、安くとも2200万、平均は3000万の水準。でもこの募集から補償がなくなるとしたら2000万を切るかもしれません。今月末の会報に注目です。