イセノトウショウの10は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ノドからかすれたような音がするのは相変わらずで、中間、診療所でノドに内視鏡を入れて弁の動きを見てみました。診断は「左の弁の動きが若干遅いが、現時点では正常といえる範囲内」との診断を受けています。現在は、道中は16秒ペースで屋根がかかっているラスト400mから徐々に速度を上げるのが通常メニューです。先日はハロン15秒を切る追い切りを実施。これだけの強い負荷をかけたのは初めてだったので、まだ体が対応できないということもあると思われますが、ラストに近づくと勢いが鈍っていました。調教自体は順調に進んでいます。(12月15日現在の近況)
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まずは喉について。「現時点では正常といえる範囲内」ということでこれ以上悪化しなければ問題はないし、これから成長と共に良くなってもくれるだろうと今のところ楽観的に考えるようにします。それにしてもこの馬以外にも1歳勢に喉についてコメントされている馬は何頭もいますね。どの馬も治って欲しいものですが。
15秒を切る調教を行なった馬も何頭か見受けられます。イセノトウショウも調教は進んでいるグループになっています。コスモオオゾラのように長めの距離適性の馬ならこの時期の調教でもまったく分からないものですが、スピード馬だったらこの時期には片鱗を見せているものです。イセノトウショウは後者だと思っているので、このままのペースでスピードを磨いていってほしいです。
聞いた話によるとこの馬は放牧地では、他の馬との喧嘩にかなり弱い馬らしいです。放牧地での力関係とレースとの関連はよくは分からないところですが、なんとなくは馬群に突っ込むのは苦手なタイプとかになるのでしょうか。
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