2010/06/30

ツアーでのコスモヴァレンチの09

今年の募集馬で一番の話題はやっぱりコスモヴァレンチの09でしょう。ツアーで話した会員さん達のほとんどが多かれ少なかれ気にはしていた馬だと思います。

先週の姉マイネショコラーデの新馬勝ちに続いて、このツアー中の土日にディープ産駒が福島の新馬戦を連勝。この馬の人気が上昇するまさに最高のタイミング となってしまいました。社長もディープの仔がこの価格(2600万)で募集されるのはもうないかもしれない、と言っていました。

私ももちろん気になります。愛馬ショコラーデの弟でもあるし。しかし、予想していたとはいえ申込状況を見ても圧倒的の一番人気。抽選もかなりの倍率でしょう。私は最初から諦めて他の馬達にいくことにしました。でも、出資はしなくても注目はし続けることにはなりますね。

社長はパンフレットでも実際に話しを聞いても、短距離馬で距離はマイルくらいまでだろうと言っています。ディープインパクトよりも母コスモヴァレンチが強く出ているらしいです。スタッフの方々は割れていました。「コスモヴァレンチの仔はみんな母に似る、やっぱり短距離馬」もあれば、「あまり母には似ていない。父似では。」というのも。結局どっちなんだ?でも良い馬とはみんな口を揃えて言う。


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私も実際に見て触れて、思っていたよりも大人しく賢そうな感じ。母父マイネルラヴの激しさはあまり感じませんでした。


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さてさて申し込みはどこまで伸びるのか。実際に走ってどうなのか。注目はしていて走らないとがっかりだし、走ってもやっぱり悔しくなるだろうし、、複雑ですねw。

ラフィアンツアー終了~申し込み候補決定

今年もラフィアンツアーに参加してきました。実際に募集馬を見て社長、専務(三男の義広さん)やスタッフと直接お話をして出資候補を絞り込むことができました。ツアー前から注目していてますます気に入った馬、あまり考えてなかったけどツアーで良いと思った馬、両方出てきました。まずは以下の3頭から2頭を申し込む予定です。この3頭はみんな前者です。

ダイイチシガーの09(父ロージズインメイ)
コスモキララの09(父ロージズインメイ)
コスモフォーチュンの09(父ロージズインメイ)

全馬とも父ロージズインメイです。もっとも当ブログでは募集馬が発表された段階からこのスタンスは変わっていなかったのですが。現段階の申し込み状況ではダイイチシガーはなかなかの人気で抽選はほぼ確実。後の2頭も微妙に抽選になりそうなライン上です。もう少し申し込み状況を見て2頭選んで応募しようと思います。抽選で落選を前提に3頭応募する手もありますが、もし全馬出資となったら予算を超えてしまうししなかなか悩ましいところです。最悪でもこの中から一頭は出資確定してくれたら。

恒例のツアーのパーティの席で前社長がはっきりとロージズインメイの失敗を表明し、次のコンデュイットへの乗り替えを宣言しました。自家繁殖への種付けも今年は数頭ということで1,2年前の大量種付けを思うと寂しい話です。今年の3歳のロージズ産駒の不振を考えれば、今年はロージズ産駒の募集頭数も価格も下げざるを得なかったのはわかります。しかし、ここでいう失敗とはロージズが牧場の命運を託すことができるほどの大種牡馬ではないという意味で、ビッグレッドの数ある種牡馬としての一頭としてならあり、ということです。社長も産駒が巻き返してきたらまた種付け数を増やしたいって言っています。

今年の募集馬の09産まで牧場にはまだ多数のロージズ産駒がいて、社長曰く、それをわずか11頭まで厳選してくれました。ロージズの欠点は硬い、そして運動神経が足りない仔が多いということですが、その欠点が見られない産駒が募集馬になっているということですが。それがお買い得価格なのだから私は行かない手はないと思うのです。また募集馬でのロージズの絞り込みのために、やはりコスモの方は逆にロージズ産駒だらけになるらしいです。

スタッフの中でのロージズの評価も二分でした。「今年のロージズどうですか?」と聞いて、「ロージズもいいけど他にいい馬はたくさんいるから・・・」と言う声や、「ロージズインメイはまだわからない。良血馬達のこの価格はあまりに安すぎでは?」という声もありました。会員の間で「申込む馬決めましたか?」って話になって、私のようにロージズ中心って方はいませんでしたが。


今年もビッグレッドの種牡馬たちと直に触れ合ってきました。ロージズインメイは種牡馬の中では人懐っこい方です。
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↓は種牡馬展示時のロージズ。やっぱりこのまま終わって欲しくないですね。愛馬のマイネショコラーデをはじめ今年の2歳の産駒達には期待しています。

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2010/06/25

明後日からラフィアンツアー

土日は北海道ビッグレッドファームのラフィアンツアーに参加します。昨年が初参加で今年で2回目です。今年は前後に休みを取って明日から出発です。その間ブログの更新はできませんが、Twitterではつぶやく予定なのでよかったらそちらもチェックしてみてください。ちなみにツアーの前後は旭山動物園や小樽にいく予定です。私は馬に限らず動物全般が好きです。

昨年はツアー時、牧場には愛馬のクラッチとシェモードがいたのですが、今年は1頭もいません。ショコラーデとクラッチは現在鉾田でツアー後に戻ってくるそうです。やっぱりツアー前後は牧場も忙しいですからね。少し寂しい。

今年は現段階で、候補はいますが必ず申し込むっていう1頭は決まっていません。ツアーで馬達を実際に見てスタッフの方々から直接お話を聞いて決めたいです。

2010/06/24

ロージズインメイをちょっと考察

ロージズインメイの07産(現3歳)の1年の成績はこの世代全体では

順位 出走頭数 勝馬 勝利  芝 ダート 勝馬率  EI
13    90   24  26   17  10  0.267 0.89

以前と同じ13位のまま。2勝馬は2頭。やや芝よりの成績もダートも悪くない。が、やはり当初の期待を考えると物足りないのは間違いない。しかし2歳世代はマイネショコラーデがスタートダッシュを決めてくれたし、3歳世代よりは全体の成績が上がる気がします。世代別リーディングでベスト10には入ってほしいですね。

栗山求さん
も書いていますが、私もロージズは母系の力を素直に出すタイプの種牡馬だと思います。これは自身には特に産駒に強く伝える特徴がないということでもあり、母系に強い特徴があればそれがそのまま出やすいのだと思います。ラフィアンの募集馬は素直に母の成績が優秀だったり兄弟が走っているのを買いたいです。

今年の募集馬には関西のロージズ牡馬の2頭、ダイイチコパンの09(母父サンデーサイレンス)とダイイチシガーの09(母父トニービン)がいます。どちらもそれなりの血統馬です。ダイイチコパンには社長が「特にサンデーサイレンス産駒の繁殖牝馬とは相性が良くないようにも感じていますが」と書いていますが本当でしょうか?

中央所属の3歳世代のロージズ産駒で
母父サンデーサイレンスは 7頭いて勝馬は0頭
母父トニービンは       7頭いて勝馬は4頭

サンプル数は非常に少ないですが一応本当のようです。逆に母父トニービンはなかなか優秀です。コスモラピュタ、マイネアロマ、アドマイヤツバサ、マイネルグートの4頭、今後も勝ち星を増やせそうな馬達です。このデータだけをあてにするならダイイチシガーの方が買いになるのですが、果たして・・・。

2010/06/23

過去の800万募集馬を見てみる

今年の募集馬にコスモキララの09とコスモチェーロの09の2頭の1口8万円総額800万円の募集馬がいます。800万円というのは募集馬の中で最安値だけにやっぱりどこか訳ありなのではと疑ってしまったり。しかし過去の800万馬を見てみるとG2を2勝したレーチェルをはじめ、なかなか勝ち上がり率も高いことが分かります。過去10年の800万円馬を書き出してみました。それだけだとサンプル数が少ないので900万円馬まで広げてみてみました(一口8万も9万も出資する側からすればほとんど変わりませんよね?)。18頭中10頭が勝ちがっており、おそらく1000万円台の募集馬達と比べても遜色ない成績を上げていると思われます。今の社長に変わってからに限定しても6頭中2頭が勝ち上がりです。今年の2頭もやはり買いでしょうか。

*の馬は900万円で他は800万円です
07産
マイネピアチェ 8戦1勝 現
マイネポローニア 9戦0勝

06産
マイネゲッティン 未出走
マイネセレネ 9戦0勝

05産
マイネテオリア 15戦0勝
マイネレーツェル 27戦4勝 G2を2勝 現

04産
マイネパピヨン* 8戦0勝

02産
マイネルーシッド 31戦2勝
マイネエストレヤ* 27戦2勝
マイネデセール* 12戦2勝

01産
マイネピッコロ 2戦0勝
マイネピュール* 11戦3勝

00産
マイネジャスミン 5戦0勝
マイネアリエッタ 5戦0勝 
マイネフランシー 6戦2勝 
マイネラベンダー 18戦2勝
マイネヴィーナス  33戦1勝

99産
マイネクッキー 8戦1勝

2010/06/22

ショコラーデ次走は函館を予定

(ラフィアン近況より)
マイネショコラーデは、19日(土)阪神4Rに出走し、鮮やかな新馬勝ちをおさめました。このあとは鉾田を経由して北海道のビッグレッドファームに移動します。次走は函館のラベンダー賞から函館2歳ステークスに進む予定です。

* * *

やっぱり小倉ではなく函館の方になりましたか。
阪神新馬(6/19)→ラベンダー賞(7/24)→函館2歳S(8/8)のローテ。
特にラベンダー賞と函館2歳Sは中一週で可哀想な気もします。クラブとしては北海道のBRFで調教して直前に函館に入厩させたいのでしょう。うまく賞金加算できたら函館2歳Sの後はファンタジーS辺りまでまたBRFで調整って青写真でしょうか。確かにここで頑張ってくれれば後々ゆっくりできます。そんなに甘くはないですけどね。

最近では、これに近いローテを歩んで後に大成した馬にローレルゲレイロがいます。
函館新馬(1着)→ラベンダー賞(3着)→函館2歳(2着)→デイリー杯2歳S(2着)→朝日杯FS(2着)

ローレルゲレイロもショコと同じ初日の新馬勝ち。場所は函館ですが。一昔前とは違って最近は早く使い出しても早熟で終わらず古馬になっても活躍する馬が増えてきました。ショコもこのようになってくれれば・・・。

今週中に北海道に戻ってくるのなら、ちょうどツアーの時にショコラーデに会えるかもしれません。嬉しい誤算です。ショコラーデはレースの後で疲れていて迷惑かもしれませんが。同じ吉田厩舎の愛馬クラッチと一緒のお帰りとなりそうです。

2010/06/20

クラッチ小豆島特別は6着

(fromRaceCource)
福永騎手「競馬がうまい馬なので、何もしなくてもあの位置につけられるが、本来ならもっと前につけたほうがいい馬。今日の流れだと道中動く余裕がない。 もっとテンが遅ければ、前に行けるし、道中のペースが遅ければ途中で動けるのだが…。切れる脚はないし、今日の流れでは辛い」

* * *

パドックではかなり良いコンディションに見えるも残念ながら展開が向きませんでしたね。福永騎手はソツなく乗ってくれたと思いますが。でも勝ち馬と着差はあまりないので次また期待です。

勝ったのはクラッチと同級生のマイネルプルート!前走500万下を勝ち上がってきたばかりだったので驚きました。同じマイネルの馬、おめでとうございます。プルートはこのクラスをまだ走れるはずなのでまたクラッチとぶつかる可能性がありますね。

この日のラフィアンはショコラーデを含む4頭が勝利。久々のマイネルデイとなりました。

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ショコラーデ新馬勝ち!

もうすでにネットのあちこちで記事があがっている状態ですが、ショコラーデが08年度産の最初の新馬戦を快勝して一番星になることができました。


パドックで昨年のツアー以来1年ぶりにショコラーデを見ました。途中牧場からの写真は見ていましたがそれはまだ冬毛ボウボウのものだったので、あまりの立派な変わり様に驚きます。輝くような黒い馬体。父ロージズインメイ、母コスモヴァレンチから受け継いだ毛色です。ひいき目もありますが文句なく出走馬の中では一番良く見えていました。

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各所で記事で取り上げられ当日も一番人気だったので、レースの直後は嬉しいよりもホッとした感じです。レースを目の前で観戦していたときは心の中での応援に必死で、勝ったのは分かりましたが展開や勝ち方がよく分かってませんでした。帰って動画をじっくり見て強い勝ち方だと分かりました。これでまた夢を見ることができます。ショコラーデと関係者の方々には感謝感激です。

レース後、すぐクラブを通じての記念撮影。このために暑いなかスーツで競馬場に行っています。実はこれが初口取りになりました。クラッチなど勝ったことは何回あるのですが、競馬場に行けたときに勝ってくれたのは今回のショコラーデは初めてです。

* * *

(from RaceCource)
和田騎手「楽に追走できたし、追ってからもしっかりしていた。単なるスピード馬ではなくかなりの能力を秘めていると思う。ぜひ次も乗せてください」

(ラジオNIKKEI)
和田竜二騎手「調教で走るということはわかっていたので、新馬戦としては自信を持ってレースに臨むことができました。追ってからもよく伸びましたし、早め の抜け出しで したが、問題ありませんでした。スピードのある馬ですが、かかるところもありません。息も入れられます。将来性のある馬だと思います」

* * *

和田騎手もかなりの評価をしてくれているし、POGブログより吉田先生も距離が伸びても大丈夫と言ってくれています。次走は母と同じ小倉2歳Sを希望する人は多そうですけど、今日聞いた話しだと一度北海道に戻って函館2歳Sのプランもあるみたいです。この辺は正式に決まるのを待ちたいですね。

* * *

新馬戦でいきなりショコラーデの応援幕があります。これはぱれっとさんが作ってくれたものです。柵で見えにくいですが「バレンタインの贈り物 マイネショコラーデ」と書いてあります。今回は最近始めたtwitterを通じて知り合ったラフィアン仲間の方々と一緒に応援できたこともすごい楽しかったです。

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2010/06/19

ショコラーデいよいよ新馬戦

6/13     助 手     栗東坂    良      55.4    40.4     26.2     12.7      -      一杯に追う
6/15     助 手     栗東坂     重     64.7    46.8     29.8     14.7     -     馬ナリ余力
6/16     助 手     栗東CW     重     69.4     55.1     40.7     12.0     8     馬ナリ余力
キクノベリータ(三未勝)一杯の内を0.3秒追走0.2秒先着

(ラフィアン近況)
マイネショコラーデは、19日(土)、阪神4Rの芝1200mに和田騎手でデビューします。日曜日に坂路で単走ながらもラストを重点でしっかり追われて、ほぼ態勢が整いました。水曜日の追い切りは70−40でラストの反応を確かめる程度のものに。吉田師は「併せた馬は未勝利で勝ち負けできる馬。それに楽に先着できるのだから能力を感じる」とコメントしていました。スタートセンスもあるようで、初戦から十分に勝ち負けのチャンスがあると見ています。
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今週は様々な記事でショコラーデのことが取り上げられていました。新馬戦でこれだけ注目される馬を持ったのは初めてのことで、これだけでもショコラーデには感謝しています。

POGブログより村井助手さんの台詞。「勝ち負けよりも無事に回ってきてほしいです。無事に回ると次があるじゃないですか」 私も今はまさに村井さんと同じ心境です。

明日は仁川に行ってきます。ショコラーデとクラッチ2頭の応援です。ショコラーデとは昨年のツアーからちょうど一年ぶりの対面となります。

クラッチ小豆島特別出走前

6/13      助 手      栗東CW  良      66.8      52.0      37.4      12.5      馬ナリ余力
アンコールワット(三未勝)馬ナリの内を1.6秒追走3F併同入
6/15     助 手     栗東坂     重     59.5     43.0     28.1     13.9     馬ナリ余力
6/16     畑 端     栗東坂     重     51.9     37.3     −.0     12.3     一杯に追う

(ラフィアン近況)
マイネルクラッチは、19日(土)、阪神9Rの小豆島特別・芝1400mに出走します。「もう一度乗せて欲しい」とアピールしていた福永騎手で再度臨むことになりました。16日(水)の最終追い切りは51.9秒のタイム。テンから引っ掛かってしまいましたが、吉田師は「それでもラストを12.3秒でまとめるのだからさすが。気合いの乗りが良くなっているので期待している」と前向きに捉えています。レースに向け、けさはハッキングとプール調整だけにして体力を温存しました。前走で差されたカノヤトップレディに今度は先着したいところ。
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入厩直後の前走に比べ明らかに調子を上げてきました。さすがの坂路好タイム。

しかし、、今回は得意でない道悪に加えなかなか相手が揃っています。1600万下からの降級組、特に前走このクラスを勝って来ているのが2頭もいます。楽ではないけど勝機はあります。福永騎手の期待にも答えてほしい。

ここのところ2歳馬の時計を中心に見てますが、やっぱり古馬でも時計を出すクラッチには2歳馬なんかまだまだ相手になりません。ショコラーデとメガロスもそのうちクラッチと併せられるくらい力を付けてほしいと思ってまいます。

メガロス無事入厩

(ラフィアン近況)
マイネルメガロスは、17日(木)に真歌トレーニングパークから栗東の吉田厩舎へ移動しました。軽く咳き込んでいますが、熱もなくへばった感じもありません。きょう金曜日は、逍遥馬道の途中にある追馬場でハッキング程度の軽い運動を行い、輸送の疲れを取ることを心がけました。まずはゲート試験合格を目指して進めていきます。
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大きなトラブルはなく無事に入厩できたみたいでよかったです。ショコラーデみたいに約一ヶ月後にデビューしてほしいと思ってます。小倉か新潟どちらになるでしょうかね。それとも函館?楽しみです。

シェモードまたトラブル

(ラフィアン近況)
マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。先週追い切った後の金曜日から騎乗を再開していますが、後肢に力が入らない感触です。筋肉痛から来ているものと見ているものの原因がはっきりしません。普通に乗る分にはそれほど支障がなく、稽古を続けながら様子を見ています。そのため今週は強い負荷をかけませんでした。週末の状態を見て追い切りを再開するかの判断をしたい考え。時間が掛かりそうなら再度鉾田へ戻すことも検討しなければいけないでしょう。福島2週目のデビューは白紙へ戻すことになりました。
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・・・。ありそうなことだとは思っていましたが、やっぱりまた・・・。今までの出資馬の中でシェモードほど山あり谷ありの馬はおりません。一旦鉾田に行ってしまうと次はいつ戻ってこれるか分からないのでなんとか美浦に踏みとどまって欲しいところ。果たしていつデビューになるのだろうか。


2010/06/18

2010年度募集馬 厩舎発表&カタログ到着


昨日、厩舎が発表され大阪にもカタログが到着しました。これで候補馬を絞るどころか良さそうな馬が増えて逆に色々と迷いが生じます。基本的に関西馬出資の方向なのですが、関東馬で目に付く馬が多くて困ります。まだDVDは観ていません。毎年そうなのですがDVDで歩いている姿を見てもどこがいい のか悪いのかさっぱり分かりません。前に書いた通り一番注目していたのはコスモキララとコスモフォーチュンでしたが、ネットの反応を見ていると人気で抽選濃厚な感じです。今はもっと幅広く考えときます。いくつか思いついた馬を適当に書きました。これ以外にも気になる馬はもちろんいます。

1 アイアイサクラの09
ステゴ産駒の中では一番良く見えました。

8 エイシンヒューロンの09
「マイネルプリマスのイメージに近い」?キンカメ産駒なのにクロフネ産駒のプリマスに近いとは。同じ芦毛ではあるけれど。芝ダート両方こなせる先行タイプってことか。

15 コスモヴァレンチの09
母と二つ上のドリームバレンチノと同じ加用厩舎。一つ上のショコラーデも発表当初は加用厩舎だったけど途中で今の吉田厩舎に変更になった経緯があります。父よりもむしろ母に似ているってことですね。馬体も中距離以上というよりはマイラーというイメージです。

22 ダイイチコパンの09
「産駒は見込んでいたよりも筋肉の収縮速度が遅く、特にサンデーサイレンス産駒の繁殖牝馬とは相性が良くないように感じていますが」
もはやマイネルハイラントとか全否定ですね。ここまではっきり言われるのは悲しいものがある。昨年の募集馬の中で1,2を争うくらい美しい馬体だった全姉のロサリラとはあまり似ていないように見えます。

23 ダイイチシガーの09
この馬だけではないですが、ロージズ産駒での父の解説はどれも社長のトーンは明らかに低い。一昨年、抽選に外れたアロマとほぼ同配合。そして3頭の愛馬がお世話になっている吉田厩舎。だけど、母と兄弟は故障が多くあまり順調に行かないイメージがあります。その辺をツアーで確かめたい。

26 ノーチェリンダの09
この血統は姉のマニャーナの時に色々検討してみました。結果、よくわかりません。
姉は悲惨なくらい体が弱い馬でデビューできず亡くなってしまいましたが本馬はどうなんでしょうか。

28 ハナノメガミの09
毎年そうなんですがデジタルっ仔ってよく見えるのが多い気がします。血統的にもデジタルで本馬が一番気にはなりますが、、関東馬で厩舎未定。関西に変更にならないかな。

31 プリティコンシエロの09
唯一の関西のマックス。良さそうです。出資馬のマイネルメガロスとはあまり似ていません。

38 マイネマジックの09
「これほどの良質な馬を生産できて満足しています。」
ホントですか?だけど満足はレースを勝ってからしてほしいと思います。

46 コスモキララの09
当初から注目していた馬。馬体も社長のコメントも悪くはありません。いや、むしろいいかもしれない。厩舎未定・・・。応募前に決まってくれればいいのだけど。

48 コスモフォーチュンの09
あまり冬毛もなく顔と馬体に品を感じます。胴が詰まっているのでやっぱり短距離なんでしょうね。でもイメージが同じ父、母父のショコラーデとはまた違います。

49 ダイイチアピールの09
単純に兄弟に重賞馬が2頭もいて18万円というのにひかれます。

52 パツィエンザの09
関東で厩舎も目立たない。兄弟もさっぱり走っていない。だけどこの牝系は捨てがたい。

53 ベリーリズミックの09
コスモキララやコスコフォーチュンが人気になりそうなのでこちらも考えます。

2010/06/16

メガロス入厩へ

(ラフィアンより)
マイネルメガロスは、先週の半ばにトレーニングセール出身の2歳馬も含めた3頭併せの最終追い切りを済ませました。相変わらずの良い動き。主任は「以前よりも成長している。初戦から良い競馬になりそうな期待は持っている」と話しています。馬体重はほとんど変化がなく、2週前から1キロ減の443キロ。吉田厩舎の馬房の都合がつき、きょう15日(火)に真歌トレーニングパークを出発しました。
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当初は先週入厩の予定でしたが少し遅れて本日、北海道を発つことができました。これで愛馬4頭はみんなトレセン入り。うち3頭は栗東の吉田厩舎にいることになります。そのうち愛馬同士の併せ馬の調教の報告とかないだろうか。

ここには書いていないけど栗東に到着は17日の予定。途中でどこかで一泊。なかなか時間がかかります。以前に出資馬のマイネルデュベルが真夏に入厩にしましたが、途中の暑さにやられて重症な肺炎になってしまいました。あの時はショックを受けました。今はそこまでは暑くないし、ちょうど天気は雨ということなのでジメジメはするかもしれないけど、馬運車内の温度は下がってよいのではないでしょうか。


2010/06/14

一口ライフの馬券スタイル

一口馬主を始める前と後では、競馬のライフスタイルは大きく変わってきます。始める前は重賞戦線を中心とした馬券でした。人によってはPOGが中心でしょう。でも一口馬主を始めると、まずは愛馬が中心。それだと哀しいかな、注目するレースは多くが未勝利や500万下となってしまう。競馬場に言っても愛馬のレースが終わるとメインのレースを見ずに帰るなんてザラ。

馬券の購入スタイルも大きく変化しました。愛馬の応援ということで単複がメインに。馬連もほとんどなくなりました。3連単なんて絶対買わない。また馬券の購入機会も大幅に減少。昔は全12レース買ってた時期もありましたが、現在はほとんどが愛馬出走レースとG1レースになってしまいました。もちろん他のレースも馬券は買わないだけでチェックはしますが。ギャンブルは馬券でなく一口の出資選択がメインになったってことでしょう。

私も競馬歴それなりなので馬券の損得に関しては一通りの事は経験していると思います。そもそも、最も損をしない馬券の買い方とは何でしょうか?身も蓋もない事だけどそれは馬券を買わない事。でも、それでは遊びにならないので控除率が低い(正確には5%の給付金がある)単勝、または複勝のみを買うことです。馬連などは25%JRAに取られますが、単勝複勝は20%で済みます。

現在の私のスタイルは、単複を1:1で購入です。これが最強だと思っています。愛馬のレースでもG1レースでも同じです。あまり自信がないときは500円ずつで計1000円。少し自信があるときは1000円ずつで2000円買います。(勝つ見込みがないときは購入しません・・・)5000円、1万円買って外れるとやっぱりダメージ残ります。庶民の私の場合外れても流せるのはやはりこれくらいの金額になります。

馬券は↓のようにマークシートの両面を使って単勝と複勝を買います。
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単複をまとめて買う、いわゆる応援馬券↓はあまり好きではありません。「がんばれ!」というのがダサく見えてしまう。
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2010/06/13

ショコラーデ近況(10/06/11)







6/6     助 手      栗東CW   良     71.2     55.3    40.5    12.9      馬ナリ余力
キクノサリーレ(古オープン)馬ナリの内を2.2秒追走3F併同入
6/8     助 手      栗東坂   良     64.4     46.9     30.3     14.6    馬ナリ余力
6/9     和田竜     栗東CW     良   -  54.4     40.4     12.4     馬ナリ余力
キクノサリーレ(古オープン)末強目の内を0.2秒追走同入

マイネショコラーデは、栗東で調整中。角馬場と坂路を中心とした調教が組まれています。ロージズインメイ産駒にしては仕上がりが早く、しっかりした動きが好印象。ペースアップを開始してからも難なく対応できています。和田騎手が跨った9日(水)の追い切りは、競馬ブック提供の調教タイムにおいては半マイルから54秒のタイムになっていますが、ゴールしてからも2ハロンほど速いペースで行かせています。要するに6ハロンから加速した内容と変わらず、数字以上の負荷がかかっていたのは間違いありません。13日(日)にはびしっと追う予定。阪神開幕週の芝1200mへの出走を予定しています。


POGブログによると、水曜日はキクノサリーレ(古馬OP)とアイビーフォールド(3歳500万)との3頭合わせだったようです。吉田厩舎ではショコラーデは期待されているみたいです。

ショコラーデだけでなく、同じ栗東の早期デビュー組、マグノリアとマオも調教で和田騎手が乗っているし、3頭とも和田騎手でデビューになりそうです。この3頭は新馬戦ではぶつからないようにクラブの調整があったかもしれないですね。

この新馬戦には同じBRFのラヴ産駒コスモラミティエ、兄弟にプリンスコウベとボストンオーの2頭のOP馬がいるボストンリョウマ、セレクトセール2310万円のタフ、エイシンパンサーの妹でブリーズアップセールにて1650万のエイシンピンキーとなかなか粒が揃ってきました。こう肩書を並べて書いてみるとみんな手ごわそうだ。

クラッチ近況(10/06/11)



6/8       助手      栗東坂    良     60.9     44.6     29.4     14.8     -     馬ナリ余力
6/10     畑端     栗東坂     良     57.4     40.9     27.3     13.9     -     馬ナリ余力

マイネルクラッチは、栗東で調整中。角馬場でのハッキングや逍遥馬道で登り下りをさせるなどしてから、1日おきに坂路で15−15前後を駆け上がるメニューで乗り込まれています。きのう木曜日に坂路で追い切りを消化。吉田師は「もう少し遅い時計を指示していたが、叩かれて気持ちが前向きになっている。 思った以上に行きっぷりが良かった。でもそれだけ調子が良い証拠だと思う」と話していました。週末にフラットコースで強い負荷をかける予定にしており、そ れが来週の阪神、小豆島特別・芝1400mに向けての実質的な最終追い切りになる見込み。引き続き福永騎手に騎乗を依頼しています。


入厩したての前回と比べ調子が上がってきましたね。また福永騎手というのは頼もしい。クラッチは本当にラフィアンの中では騎手に恵まれていると思います。

シェモード近況(10/06/11)







6/9      国分優      美南P      良    68.6      53.5      39.5      12.8      8      馬ナリ余力
ダノンプリベット(三未勝)馬ナリの内同入

マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。ニューポリトラックで行った9日(水)の追い切りは5ハロ ンから68程度のタイム。相手がこちらのペースに合わせるかたちの併せ馬です。萩原師は「縦列でやるより併走した方がしっかり動ける。先週よりもピリッと した感じだった。牧場で乗ってきたのがわかる、まずまずの息遣い。福島2週目あたりには態勢が整いそう。走りの感じからはダートの中距離馬といったイメー ジ」と話していました。


まさかダートデビューになるとは。全々イメージがなかった。芝の長いところかと思っていました。やっぱりスピードがあるタイプではないのね・・・。でも、まずはどこでもよいので勝ち上がって欲しいです。福島2週目というとちょうどツアーのときですね。北海道から応援することになりそう。

2010/06/09

マイネルシェモードのこれまで

マイネルシェモード(募集名ホリノセレタの07)は父バゴの3歳馬。もうすぐ2歳の新馬戦が始まろうとしていますが残念ながらまだデビューできていません。

マイネルシェモード
牡/黒鹿毛/2007年5月28日生まれ/生産:法理牧場/2400万円(100口) 父:バゴ/母:ホリノセレタ/関東:萩原清

シェモードが募集された年はビッグレッド期待のロージズインメイ産駒が初年度で募集馬にはロージズ産駒が大量に溢れかえっていました。私もせっかくラフィアンの会員やっているのだからこのロージズ祭に乗らない手はないと思って、最初はダイイチビビットの07(現マイネアロマ)に応募したのですが人気になってしまい、残念ながら抽選で外れてしまいました。他のロージズの仔はそれほどピンとこなくて次の候補となったのがバゴでした。

バゴは外国馬ですがジャパンカップにも出走したので馴染みがありました。トニービン以降は日本で種牡馬成功していない凱旋門賞馬だけど、バゴは2歳時にマイルのG1も勝っているし、祖母、曽祖母は短距離のチャンピオン。他の凱旋門賞馬とは一味違います。父はブラッシングルーム系のナシュワン。母系はヌレエフ、ミスプロ、ヘイローと馴染みの大種牡馬が重ねられているのも魅力です。この血統と実績なら日本でも十分スピードは通用する!同じ協会の欧州系種牡馬のダンシングブレーヴやオペラハウスみたいになってもおかしくない。なんとなくそう思いました。

1次募集にはバゴ産駒が1頭、リンクシェーマの07(現マイネルカイロス)がいましたが、これが一口25万と高値とため躊躇します。どうも一つ上のアリオン(父デジタル)の調教の評判が非常によいので、それが本馬の価格にも反映されたみたいです。この理由でこの価格は出す気が起きなかったのでそのまま1次募集は見送りに。2次募集まで待つことになります。

ビッグレッドがサマーセールやオータムセールでバゴ産駒を3頭買ったことはわかったので、それが2次募集に入ることを期待しました。そしてそのうちの一頭が募集されたのがホリノセレタの07、現マイネルシェモードです。ただ価格が一口24万、総額2400万と安くはありませんでした。これはサマーセールで1520万円と最高価格で取引されたので、仕入れ値を考えればまぁ妥当な募集価格となります。母父ノーザンテースト、母母父トライバルチーフと日本で馴染みの血統。母が19歳時の仔と高齢出産ですが、兄弟は7頭が中央で勝ち上がり、3勝馬、4勝馬も3頭います。またマイネルの馬も2頭(セルバとセネター)いて、共に1勝をあげています。なかなか優秀な繁殖成績です。高齢出産、5月28日と遅生まれは正直気になりましたが、この繁殖なら少なくとも1勝はしてくれてそう、そしてバゴは2年目から産駒数が激減してしまっているので翌年以降募集馬に入る可能性は低いことから、高いけど出資に踏み切りました。もちろんマイルでも通用するスピードはあると見込んでの出資です。シェモードは人気がなくて応募数は伸びませんでした。同じバゴのカイロスは満口になったのに。最終的に19口。これはこの年の全体で下から2番目の応募数です。

所属は関東の萩原厩舎。本馬に出資してまもなく同厩舎のロジユニヴァースがラジオNIKKEI賞を快勝しクラシックの有力候補になり、後にダービーを勝つことになります。ラフィアンの厩舎のダービー厩舎はほとんどいないので、少し恵まれた気分にはなりました。

シェモードは当初は可もなく不可もなくといった感じでそれなりに順調で2歳の7月末には入厩の話がでて鉾田に入厩しました。しかし、鉾田でのゲートで立ち上がってしまい怪我をして北海道に戻ってしまいました。それがシェモードの苦難の始まり。また挫石をしたりなかなか仕上がらなかったりで年明けの1月にようやく再入厩。さあこれからと思いきや、今度はトレセン内で暴れて転倒してしまいトモに怪我をして鉾田に逆戻り。今度も皮膚病、発熱などを経験し、5月にようやくようやく再々入厩しました。

これまで牧場やラフィアンの人からシェモードに関して良い話は聞きません。セリの価格が高いだけに当初の期待は大きかったようですが。しかし、能力に関してそれほど悪い話も聞きません。これまで単に運が悪すぎただけかもしれません。現在、入厩しても前科があるだけに慎重にゆっくり調整されています。もう未勝利のリミットも迫っているのですがまだ本格的な調教はこれからです。さて、シェモードどうなるでしょうか。もちろん私はこれから動きが変わってくれると信じます。デビューは福島開催を予定。もうすぐです。

2010/06/06

園田競馬場の裏側

裏側というのは文字通りで内部事情とかではありませんw、あらかじめ。私はよく自転車でブラブラしますが、園田の猪名川沿いの土手は走りやすいサイクリングコースになっています。その土手の上から園田競馬場を裏側から展望することができます。関東圏には大井、船橋、川崎、浦和の4つの地方競馬場がありますが、関西圏には園田、姫路の二つです。姫路は大阪からかなり遠くにあり、私はまだ行ったことがありません。園田が阪神の都市圏にある唯一の地方競馬場です。大阪在住の私が自転車でもこれるように梅田からのアクセスも非常によいです。





ダートコースのみで一周1051m、直線は228m。同じ阪急沿線にある中央競馬の阪神競馬場と比べると箱庭のようなサイズです。基本平日しか開催していないので土日が休みの私はなかなか行ける機会がありません。一度だけ祭日に行われた兵庫ジュニアグランプリを見に行ったことがあります。





私の引退した愛馬も引退後2頭がこの園田競馬入りしました。共に中央競馬では掲示板にも載れない成績だったけど、ここだと1番人気で勝つこともできました。確かに中央競馬とはあらゆる面で比べ物にはならないけど、調教師や厩務員さんたちは勝つために必死だし、馬達も精一杯走ってくれるのは同じだと思います。





他の地方競馬場と同様、園田競馬の経営状況も決して芳しくないようです。ほとんどここでお金を落としていない私が言うのもなんだけど、やっぱり一番近所の競馬場、潰れて欲しくはありません。

2010/06/05

クラッチ近況(10/06/04)

マイネルクラッチは、5着だった先週のレース後も順調です。きのうはハッキングとプール、けさは坂路を駆け上がりました。調教にメリハリをつけたい考えが師にあり、あすはウォーキングのみに控える予定です。次走は阪神開幕週の小豆島特別・芝1400m。
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予定通り行けば今月29日の阪神でクラッチとショコラーデのデビュー。愛馬同日出走となります。もちろん競馬場に行くので今から少しドキドキします。

ショコラーデ近況(10/06/04)

5/28      助 手      栗東E    良      -       12.6      12.5      13.8      -      ゲートナリ
6/2      助 手      栗東坂     良     56.3     41.0     26.5     12.9     -     馬ナリ余力

マイネショコラーデは、栗東で調整中。角馬場でハッキングを行った後、逍遥馬道で20〜30分間往復して登り下りをさせて、坂路1本を駆け上がるというメニューです。厩舎を出て帰ってくるまで2時間近い時間乗っているように、日々かなりの運動量をこなしています。水曜日には坂路で流す程度の追い切りを消化。跨がった調教助手は「スピードがある」と手応えを掴んでいたようでした。週末にも軽い負荷をかけて、来週には強い負荷をかける予定。阪神開幕週の芝1200mデビューを目指します。
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世代最初の新馬戦が予定の情報は各所で見かけていましたが、公式に出ましたね。世代で最初、ツアー直前ということで、少し可哀相だけどショコラーデにはプレッシャーがかかります。他の厩舎もそうなのかもしれませんけど、吉田厩舎はこのように馬一頭一頭に時間をかけてくれるのが近況で伝わるので安心できます。クラッチもそうです。

シェモード近況(10/06/04)

マイネルシェモードは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。日曜日に坂路で15−15程度の負荷をかけ、水曜日には三浦騎手が跨がって70−40指示での追い切りを消化しました。徐々に反応が良くなってきていますが、レースを使うにはまだ状態がもうひとつといった印象です。萩原師は「まだ動きがピリッとしていない。デビューまでもう少し時間が欲しい」とコメントしていました。順調には乗り込めており、福島開催での出走が有力です。
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シェモードの良化がスローなことは過去の経験から全々想定の範囲内です。仕上がってないのに急いで使われるよりは、時間的余裕はあるとは言えないけど時間をかけてくれる方が嬉しいものです。福島の方には応援にはいけませんが、大阪の方から見守ります。

2010/06/03

3歳世代限定の種牡馬リーディングを見る


ダービーが終了したらすぐに新馬戦が始まるし、競馬は色々な面で一区切り。ここで種牡馬の現3歳世代限定のリーディングを抜き出してみました。普通のリーディングは全産駒で集計しますが、それだと長く種牡馬やっている方が古馬がいるので上にくるのは当たり前。新種牡馬との差をなくすためにも3歳限定にしました。40位まで調べました。10位ごとに見てみます。BRFの種牡馬は太字です。

順位               出走頭数 勝馬 勝数 勝馬率  EI    総賞金
 1 キングカメハメハ           143     55     77     .385     2.42    149,014.2
 2 クロフネ                   126     69     88     .548     1.78     96,476.9
 3 ゼンノロブロイ               96     32     47     .333     2.14     88,270.4
 4 マンハッタンカフェ           98     34     47     .347     2.01     84,671.0
 5 フジキセキ                 128     42     53     .328     1.38     76,287.7
 6 ネオユニヴァース           118     32     41     .271     1.50     76,250.4
 7 スペシャルウィーク          104     35     43     .337     1.46     65,426.3
 8 アグネスタキオン            83     34     45     .410     1.78     63,620.6
 9 サクラバクシンオー           92     36     47     .391     1.45     57,273.8
10 シンボリクリスエス           99     30     34     .303     1.16     49,558.5

トップ10は全部社台の種牡馬ですね。キンカメがEI、総賞金で突出した強さです。ここまで2位以下に差をつけられるなら、非サンデーを強みに長くリーディングになるかもしれません。今年の募集馬に2頭いますがやはり人気になるでしょうか。2位クロフネは大物はでなかったけど、勝ち馬率が圧倒的!これが一番感嘆します。未勝利戦が終了する前にもう一割は伸ばすのでは。クロフネは大好きなのでもっと募集馬にも入れてほしい。今年大物がいないのはたまたまでしょう。そのうちG1何個も勝つのがでますよ。ロブロイも初年度からすごいですよね。でもマンカフェも数値上ではあまり差はありません。表にはないことだけどマンカフェがすごいのは産駒の獲得賞金の上位20頭の中に社台G生産がわずか1頭しかいないことです。リーディング上位の活躍馬の半数以上は社台関係が普通なのですが。正直マンカフェ産駒はほしいです。

順位                  出走頭数 勝馬 勝数 勝馬率  EI    総賞金
11 フレンチデピュティ            65     24     30     .369     1.27     35,457.0
12 スウェプトオーヴァーボード    66     19     25     .288     1.24     35,309.1
13 ロージズインメイ           88     21     23     .239     0.87     32,954.1
14 デュランダル                  80     16     21     .200     0.95     32,676.2         
15 ジャングルポケット             65     12     15     .185     1.11     30,991.3
16 バゴ                          51     14     17     .275     1.32     28,888.3
17 King's Best                   2      2      5     1.00    33.39     28,743.9
18 タイキシャトル                 64     17     24     .266     1.00     27,568.3
19 ダンスインザダーク          119     18     19     .151     0.50     25,514.6
20 アグネスデジタル           56     14     18     .250     0.93     22,504.6

タイキシャトルがEI1.0ということで評価の基準になりますね。意外にもロージズは13位になります。この年の産駒の種付けまで12位のスウェプトは社台にいたのでロージズは非社台ではトップと言えます。しかし、数にものをいわせた面があり勝ち馬率は明らかに低いですね。2勝馬もわずか2頭ですし。最初は同じデビルズバック系のタイキシャトルに似るのではと言われたけど、タイキシャトルにも負けてしまいました。ここではひどいこと書いてますが、個人的には見限っていません。今年も出資を検討していますしね。2歳馬もがんばれ。私も3歳に産駒持ってますけど、やはりバゴは伸びてきましたね。オウケンサクラも出して種付け増えるでしょうね。また募集馬に入ったら考えたいです。3年目のデジタルは今年はイマイチ。5歳の初年度は勝ち上がり率0.476、世代別リーディングで5位になるほど活躍してます。その初年度の活躍を見て種付けされたのが、1歳となるので今年の募集馬は期待できるかもしれません。

順位                出走頭数 勝馬 勝数 勝馬率  EI    総賞金
21 キングヘイロー              72     16     17     .222     0.70     21,668.0
22 グラスワンダー              75     14     17     .187     0.67     21,571.8
23 ファルブラヴ                47     13     16     .277     1.06     21,525.2
24 ブライアンズタイム          49     15     17     .306     1.02     21,429.0
25 ストラヴィンスキー          67     11     13     .164     0.70     20,083.5
26 プリサイズエンド           48     13     14     .271     0.96     19,857.4
27 マーベラスサンデー         57     11     12     .193     0.75     18,367.8
28 サクラプレジデント          40      8     10     .200     0.82     14,122.1     
29 アドマイヤマックス        37     11     12     .297     0.87     13,835.8
30 ゴールドアリュール          46     11     12     .239     0.70     13,794.6

少し悲しいですがブライアンズタイムもこんな順位まで下がってきてしまいました。高齢で産駒数が少ないのは仕方なくても、EIも平均です。今年の募集馬にいる3頭から大物はでますかね。アドマイヤマックスが29位。産駒数が少ないからしょうがないですが。勝ち上がり率やEIは悪くはありません。そのうち大物はでると思っています。

順位               出走頭数 勝馬 勝数 勝馬率  EI    総賞金
31 タニノギムレット           53     10     11     .189     0.60     13,687.4
32 ステイゴールド            47     11     12     .234     0.67     13,620.0
33 Giant's Causeway       4      2      3     .500     7.88     13,571.5
34 オペラハウス               58      5      6     .086     0.52     12,901.0
35 ニューイングランド         19      5      6     .263     1.52     12,406.4
36 アフリート                 43     11     11     .256     0.66     12,301.3
37 フサイチコンコルド         43      8     10     .186     0.66     12,215.2      
38 ホワイトマズル              39     11     12     .282     0.72     12,070.0
39 アルカセット                76      9     10     .118     0.35     11,520.6
40 マイネルラヴ              29      8      8     .276     0.92     11,500.0

ウオッカのタニノギムレット、ドリジャのステイゴールドも大物がでない年はこんな順位になってしまいます。ニューイングランドが優秀。重賞は勝ってないけどさすがサンデーの良血馬です。アドマイヤマックスもこれくらいのEIになってもらえたら。アルカセットはあまり走りませんでした。キングマンボの活躍馬だからって何でも走るというわけではないということか。マイネルラヴは前年に重賞馬が2頭出て当歳は種付け満口になったのでまた巻き返してくれるでしょう。

2010/06/02

メガロス近況(10/06/01)

マイネルメガロスは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。トレセンでの生活を意識して調教後の管理をパ ドックから馬房へシフトしました。体も仕上ってきて、先日行ったMスフィアとの追い切りでも良い動きを披露。合わせて行ったゲート練習でも入り、駐立、 ダッシュともに問題はなく、いつでも厩舎へ送り出せるデキといえるでしょう。吉田厩舎の都合次第ですが、来週栗東への入厩が有力です。馬体重は444キ ロ。
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いよいよ入厩目前ですね。よくここまで怪我もなく順調に来てくれました。Aマックスは体が柔らかいためか故障する産駒は少なそうです。一時は馬体が小さくて少し心配だったときもありますが、ほぼ仕上がっている状態で444キロなら小さいというほどではないでしょう。もう一回り成長したら450は超えそうです。

↓は牧場での写真で、左が5月のもので右が4月のものです。わずか一月の間に随分とシャープになって驚きました。冬毛が抜けたのと腹回りも一回りすっきりしたように見えます。胴詰まりな体型はやはりマイラータイプ。












2010/06/01

2010年度募集馬 東西振り分け

募集馬の東西振り分けが発表になりましたね。厩舎はまだですが、私は年に1~2頭しか出資しないので基本的に関西馬を優先します。東西だけでもわかればかなり 絞り込めてしまいます。63頭中関西馬は20頭ですね。

今のところは価格と血統(と毛色)のみの判断です。全て関西馬です。
どちらかと言えばクラシック血統よりもマイラー血統が好みなのでここでもマイラー重視です。
実際の厩舎、パンフやツアーでまだまだ変わるでしょうね・・・。

■ 特に注目している2頭
今年はロージズ産駒が安い!ということでロージズ牝馬2頭に目をつけました。

46  コスモキララの09     ロージズインメイ  牝  8万円
3勝した母の初仔。祖母はアンバーシャダイの全妹にサンデーの血 統。母父タマモクロスも魅力。
筋の通った牝系で母が3勝をあげているのに最安値。

48 コスモフォーチュンの09   ロージズインメイ  牝 13万円
母コスモフォーチュンは北九州記念(G3)を含む5勝。母の妹にもマーメイド S(G3) 勝ちを含む6勝のコスモプラチナ。初仔。おそらく母と同じ宮厩舎。ロージズでもこの血統と価格では満口で抽選は不可避?


■ その次に注目している仔達

 1 アイアイサクラの09    ステイゴールド   牡 15万円
3勝し た母の初仔。ステゴと母父ペンタイアと追い込み馬同士でイメージピッタリ。

 8 エイシンヒューロンの09  キングカメ ハメハ  牡 18万円
3勝した快速血統の母にキングカメハメハ。芦毛のマイラータイプは惹かれる。今のところ兄弟は走っていない。

10  オルターネイティヴの09  ハーツクライ    牡 22万円
ハーツクライ×タイキシャトルは魅力感じる。マイルもこなせそ う。セレクトセールで1350万円の仕入のために少々高い。

15 コスモヴァレンチの09   ディープインパクト 牡  26万円
出資馬ショコラーデの下ということで注目。抽選は確実。自分の中では今のところ優先度は高くはなく、この馬が第一希望の人は多そうだから最初から身を引いた方がいいかも。

22 ダイイチコパンの09    ロージズインメイ  牡 14万円
23  ダイイチシガーの09    ロージズインメイ  牡 16万円
やっぱり「ダイイチ」の繁殖は期待できる。ロージズということで 牡馬なのにこの価格。

31 プリティコンシエロの09  アドマイヤマックス 牡 12万円
3勝した母の3番仔。 ミスプロ系の肌にAマックスは相性よさそう。関西牡馬で最安。

49 ダイイチアピールの09   アグネスデジタル 牝  18万円
ドリームシグナルの全妹。

53 ベリーリズミックの09   ロージズインメイ  牝 10万円
母は吉田照哉さんの元持ち馬で4勝。血統馬。兄弟はまずまず走っている。

54 ホクトスプライトの09    ダイワメ ジャー   牝 15万円
ダイワメジャーは個人的にディープより注目している。