2010/05/23

マイネショコラーデのこれまで

マイネショコラーデ(募集名コスモヴァレンチの08)はマイネルメガロスとは違って、ツアー前から出資を検討していたわけではありませんでした。ツアーで評判を聞いてその後に出資することにした馬です。「牡馬みたいな馬格で、放牧中の動きも力強い。」また一つ上のドリームバレンチノがいい動きでその全妹という面もあります。馬体はツアーのときに既に2歳全体の中でも大きく、ロージズ牝馬の中では目立っていました。

ツアーでの話に加え、母コスモヴァレンチが重賞を勝っているのに1500万は明らかにお買い得な印象。しかし、この世代に数多くいるロージズ産駒の中からコスモヴァレンチを選んだ決め手は吉田厩舎です。はっきり言ってラフィアンや牧場のスタッフに吉田先生のことを聞いてもいい話しか出てきません。まだ新鋭で目立つ厩舎ではないけど出資馬マイネルクラッチの面倒見もいいし、とても良い厩舎だと思います。既に出資を決めたメガロスも同厩舎でこの世代は吉田厩舎の牡牝二頭で2歳GⅠ(出走?)を目指すのも悪くないか、と思ったわけです。

8月にコスモビューファームに移動して馴致を始めました。11月頃に本格的な調教を行うようになってからいきなり2歳馬の中で動きが目立つようになってきます。牝馬離れした馬格とパワー、体力があり坂路の勾配も苦にしない、スピード、スタミナも水準以上で瞬発力もある、などとクラブや牧場からの近況で度々目にします。強いて悪いことと言えば、テンションが上がりやすいタイプらしく折り合いが少し心配なことくらい。それから怪我、病気も一切なく絵に描いたような順調さで4月28日に北海道を出発し一旦鉾田入りをし、先日の5月20日に栗東の吉田厩舎に入厩しました。

前社長も今年のお気に入りの馬の写真を財布に入れる2歳馬に入っているみたいです(会員の方なら知っていると思いますが、財布に入った馬は走らないジンクスがあります・・・)。また、母が小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチで、この調教の進み具合もあって各POGの雑誌や本でラフィアン馬の中ではほとんど掲載されています。この評判の通りに順調に勝ち上がり、2歳S、そして翌年の桜花賞へ続く道を歩んでほしいとは願ってはいますが、、、また過去に調教の段階で良い評判の馬でも勝ち上がりさえ苦労する馬たちも過去にいくらでもいます。あまり期待してショコラーデのプレッシャーになっても可哀想なので、まずは勝ち上がって欲しいです。

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