2010/05/20
マイネルメガロスのこれまで
マイネルメガロス(募集名エリモプリティーの08)はこれまでの出資馬の中で一番出資するまでの過程で熱の入った馬です。初めてラフィアンのツアーに参加して実際に本馬に見て触れて、牧場スタッフに色々と聞きまくって納得して出資しました。
アドマイヤマックスの初年度の調教が評判よかったので、この年はアドマイヤマックスを持ちたいと考えて、ラインナップが発表された段階で一番に目を付けたのが本馬でした。父はサンデー系の芝のスピードタイプ、母父フォーティナイナーはミスプロ系ダートのスピードタイプで、お互いのよい所を受け継いでくれれば私の好みである「芝ダートをこなすマイラー」となります(そんな上手く行くわけないのですが)。母は未勝利で今のところ兄弟も走ってませんが、祖母は米の2歳G1馬でそこからエリモツインクルやエリモピュアの4勝馬も出ていて血統は悪くありません。そもそもフォーティナイナーは繁殖の質に制限をしているらしく、それなりの馬しか種付けできないのですが。
その後、価格と厩舎が発表となり1000万で関西の吉田厩舎となりました。価格はアドマイヤマックスでは最安です。吉田厩舎には既にクラッチがいるのでここの先生がとても良いというのは分かっています。この段階で他にも出資候補がいましたがこれで迷うことなく本馬を第一候補に決めました。
昨年ラフィアンツアーに初参加しました。牧場自体は初めてではありませんが。ツアーでは馬を実際に見て触れるし、社長や前社長、牧場スタッフの方々に直接話しを聞くことができます。ツアーで得られる情報量に比べたらパンフレットの情報は非常に薄っぺらいものだということを実感しました。まず牧場スタッフの間でアドマイヤマックス産駒の評判が非常に高いです。この時点でロージズよりも高かったです。早くもこの年の牧場の繁殖はロージズが減って代わりにアドマイヤマックスを増やすということになっています。産駒全体の傾向として、乗り始めの頃は全然たいしことなくても乗り込めば乗り込むだけ走るようになってくる。またサンデーサイレンスらしからぬ気性でとても乗りやすいということです(レース中の闘争心という面ではマイナスの可能性も)。前社長もアドマイヤマックスでダービーをとる!と言っていてロージズはどこにいったのか。ただし体が柔らかすぎて距離が持ちにくい、ダービーは配合しだいということ。もっともこの後にコンデュイットを買ってしまったので前社長のアドマイヤマックス熱はこの一年で終わってしまいそうですが。
社長にも募集馬個別の展示の後にエリモプリティーの08について色々と聞いてみました。「おそらく芝のマイラータイプ、ダート馬ではない。いい馬だけど1000万円と安いのは見栄えが良くないから。」という感じ。たしかに同じマックス牡馬のオードトワレの08(マイネルシトラス)、マイネエストレヤの08(マイネルスフィア)と比べるとゴツゴツしていてかっこよさでいうと明らかに他の二頭の方がよい。しかし見栄えで安くなって中身は問題ないのならむしろ歓迎。
パーティで合席となった岡田家三男の義広さんとも色々とお話することができました。義広さんは社長に言われて日高中のアドマイヤマックス産駒を見て回ったそうです。そしてその中で発掘して募集馬に入ったのがオードトワレの08ということでした。でもこの日の展示会のアドマイヤマックス産駒ではエリモプリティーの08が一番よく見えたと言っていました(私がそういうふうに聞いたからかもしれませんが)。義広さんも社長と同じように体型から芝のマイラーと言います。
実際に本馬を見るとやや小柄。他の会員の方が言ってたけどエリモプリティーだけど顔はプリティーじゃないなーって。確かに顔は武骨者かも。自由散策時に馬房に会いにも行きましたが、決して人懐っこくはありません。やや激しいタイプの仔でした。
迷うことなくツアー中にエリモプリティーの08を申し込みました。しばらくクラブの近況でそれほど目立つようなコメントはありません。申し込み数もマックス牡馬の中では一番少ないです。しかし会報の近況には、特に目立つところはないですがこの時期に目立たないのは怪我などのトラブルがないということで良いこと、とありました。まさにその通りだと思います。年があけて暖かくなってくると動きが目立つようになってきたと言われるように。アドマイヤマックスの評判通りの成長曲線です。コメントがよくなってきて締め切り直前に申し込みも増えたみたいですがそれでも40口くらいだったようです。
最近では非常によい動きとまで言われ6月上旬の入厩を予定しています。このまま順調にいってくれればデビューは7月初めの阪神か小倉、新潟あたりでしょうか。現3歳のマイネルとコスモのアドマイヤマックスは非常に堅実でほとんどハズレがありません(代わりに大物もまだいませんが)。メガロスもまずは07世代のマックス達に続いて勝ち上がって欲しいものです。
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