2011/12/30

2011年度の振り返り

マイネルクラッチ 7歳 牡
[0, 0, 0, 0, 0, 1] 0万円
2月に一戦した後無念の引退…。長い間お疲れさまでした。

マイネルメガロス 3歳 牡
[1, 0, 1, 0, 0, 5] 630万円
春に念願の初勝利。しかし昇級後は伸び悩む…。

マイネショコラーデ 3歳 牝
[0, 1, 0, 1, 0, 4] 986万円
愛馬初のG1(クラシック)出走を果たしてくれました。勝利はあげられないまでも復活してきたし来年に大きな期待をかける一頭です。

マイネアルナイル 2歳 牝
[1, 0, 0, 1, 2, 2] 675万円
今年の愛馬最後出走で見事勝利し有終の美を飾ってくれました。来年の中距離路線で期待です。

マイネパティ 2歳 牝
[0, 0, 0, 0, 0, 3] 0万円
現状では上昇のきっかけをつかめない可哀想な仔です…。なぜか色々な方から写真を頂いたりと愛されている馬です。

マイネヴォヤージ 2歳 牝
[0, 0, 0, 1, 0, 1] 110万円
まだ2戦しかしておらず、着外の2戦目もトラブルのあった不良消化のあった一戦。早く復帰してまずは初勝利をあげてもらいたいです。


昨年末の目標だった全馬に最低一勝という目標は残念ながら届きませんでした。今年2勝、正直少し寂しい結果です。ちょっと高い目標設定だったでしょうか?

来年の具体的な目標は立てませんが、みんなできるだけ無事にたくさん走ってできれば勝って稼いでほしいと願います。来年デビュー予定の1歳馬達にももちろん大いに期待しています。


最後に2012年も楽しんで更新していきたいと思っておりますので、本ブログをよろしくお願いいたします。

私と世間の競馬離れ

今年で馬券の売り上げは14年連続で減少しているそうです。売上だけでなく、今年のかなりの豪華メンバーとなった有馬記念でも来場者は約10万人。以前は14~15万人の来場者があったことを思えば、馬券だけでなく世間の競馬離れは順調に進行中と言えます。

もっともこのことは競馬だけでなくあらゆるレジャーに関して言えることなのですが。JRAもお役所仕事ながら懸命に頑張っているように見えますが、この流れに抗うことは困難でしょうね。

世間一般に関して競馬離れが進んでいる理由…、これを断定することは難しいですが、娯楽の多様化と、皆さんが貧乏になってきて馬券にお金が回らなくなってきたということなのでしょうか?競馬そのものに関しては、確かに社台の一極集中やサンデー系への偏りなども言われていますが、それらは競馬の売上に対してはクリティカルな要因とは思えません。

さて、私自身についてですが、このようなブログも書いていますし、並の競馬ファンが馬券に費やすよりも多くのお金を一口馬主に関して使っていると思いますので、それなりの競馬ファンではあろうと自分でも思っています。

しかしながら、一口馬主以外の競馬一般に関しては最近離れてきていると感じています。例えば、この秋冬競馬に関しては自分の出資馬以外のレースで馬券を買ったのはスプリンターズSだけでした。他のG1レースはなんとなく予想はしてテレビで観戦はしますが、馬券まで買う気は起きませんでした。この原因として、一口馬主だけで競馬の楽しみに満足できているのか、一般的な競馬、(特にギャンブルとしての競馬に)興味を失いつつあるのか、またはその両方なのか自分自身でもよくわかっていない部分があります。

私がラフィアンを辞めるときはおそらく一口馬主そのものから撤退するときだと思っているのですが、もしかしたら競馬そのものにも距離をおく時になるのかもしれません。

今月のラフィアン会報の巻頭言から

今月のラフィアン会報の紘和社長による巻頭言の内容が各所で話題となりました。悪い意味で。

要約と私の所感を付け加えると、

・2011年は大変不満の残る結果でした。
→さすがに危機意識は持たれています。

・繰り返しになりますが、ここ数年の成績の低迷は「結果的に」募集馬の質に問題がありました。
→このことは社長よりもむしろ総帥の口から度々聞いていたことです。やはり親子で主張を統一するのでしょうね。

その根拠をいくつか
・クラブ所有馬の勝ち上がり率がBRFの生産馬のそれに劣ること。つまり仕入れがまずかった。
→厳選したはずのクラブ馬が厳選前の生産馬より劣るのはたしかにマズい。。。仕入れがまずかった、というのもマズいけど。

・BRFへの預託馬は比較的よく走っている。つまり育成に「大きな」問題はない。
・BRF各場と鉾田トレセンの調教はうまくいっている。チャールズやバルク、キッツの例もある。
・上位厩舎から下位厩舎への転厩馬でも活躍馬が出る。
→鉾田に関しては開設当初に比べたらだいぶ問題点は解消されてきた印象はあります。たしかに「大きな」問題はない気はしますけどね。トップの社台と比べたりしたらキリがないですが。

・騎手に関して…
→要はラフィアンの言うことを聞いてくれるお付き合いしやすい騎手達に偏重しているってことです。確かにいわゆる上位騎手ほどプライドは高く、また社台優先となるのでラフィアンの言うことは聞いてくれにくくなるでしょうね。

・それぞれについても改善はしていますが、これらは劇的に成績を押し上げる要素にはなりえません。やはり馬の選定は最優先なのです。
→わかりました。なんとか頑張ってください。


私にとっては、それぞれに関してはこれまでにもどこかで聞いたことのある主張ばかりで特に目新しさはなかったのですが、現状に不満を抱えている会員の方々には起爆剤となったようですね。多くの方は馬の選定以外にも大きな問題点はあると考えているし、馬の選定が問題ならそれの解決策も示されていないと不満を持たれたようです。あとは成績低下の謝罪の誠意が足りないとも思われたみたいです。。

馬の選定に関しては、これは「これまでの反省を生かして頑張る」しかないことは分かります。なので、こちらも「なんとか頑張ってください」としか言えません。それが信じられるなら会員を続ける、信じられないのなら辞めるだけの話で。

馬の運営に関すること、特に厩舎や騎手の選定に関しては、私は会員があれこれ言うことではないと考えています。世の中には不条理、不整合なことが山ほどありますが、競馬の世界に関しても例外ではありません。我々素人が最適と思うことが最適とは限らないのかもしれません。ある程度はラフィアンと話が通じてお付き合いしやすい厩舎や騎手に偏ることは仕方のない部分はあると思います。

社長や牧場のスタッフ、事務の方々みんなが、現状には危機感を持っているし、なんとか成績を上げたいと努力してくれていると私は知っています。誰だってもっと勝ちたいと思っているに決まっています。社台グループの大資本がさらに資本を集める一人勝ちの構造、育成・調教技術のコモディティ化の進行などなど。成績向上は決して楽な道のりではないでしょうが頑張ってほしいと思います。

私にとって一口馬主は生活がかかっているわけでもない所詮は趣味の一つ。当事者ではないある意味気楽な立場です。ですので細かいことをいちいち気にしてストレスを溜めるのもバカバカしいという思いもあります。

2011/12/25

コスモフォーチュンの10 水準レベルはクリア

コスモフォーチュンの10は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。16秒ペースで入って、ラスト400mあたりで加速するのが通常の調教パターン。中間も与えられたメニューをきちんと消化しています。姉のボヌールが先日の阪神ジュベナイルFで力のあるとこころを見せてくれました。主任は「ボヌールに比べると少し硬めですが、十分に水準レベルはクリアしています」とコメントしていました。(12月15日現在の近況)

* * *

これまでの近況で何も心配事が出ていません。自分の出資馬の中ではショコラーデもこんな感じでした。ぜひこのままトラブルもなく無事に。

一般的に「硬め」というとマイナスポイントに取られる方が多いと思いますが、私は短距離適性の馬に関してはそうは考えていません。硬めということは短距離やダートに必要に筋肉質のパワーがあるということですから。姉のボヌールが1600までこなせる馬だとしたら、この馬は1400までが適性の馬かもしれないですね。


イセノトウショウの10 喉は大丈夫そう?

イセノトウショウの10は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ノドからかすれたような音がするのは相変わらずで、中間、診療所でノドに内視鏡を入れて弁の動きを見てみました。診断は「左の弁の動きが若干遅いが、現時点では正常といえる範囲内」との診断を受けています。現在は、道中は16秒ペースで屋根がかかっているラスト400mから徐々に速度を上げるのが通常メニューです。先日はハロン15秒を切る追い切りを実施。これだけの強い負荷をかけたのは初めてだったので、まだ体が対応できないということもあると思われますが、ラストに近づくと勢いが鈍っていました。調教自体は順調に進んでいます。(12月15日現在の近況)

* * *

まずは喉について。「現時点では正常といえる範囲内」ということでこれ以上悪化しなければ問題はないし、これから成長と共に良くなってもくれるだろうと今のところ楽観的に考えるようにします。それにしてもこの馬以外にも1歳勢に喉についてコメントされている馬は何頭もいますね。どの馬も治って欲しいものですが。

15秒を切る調教を行なった馬も何頭か見受けられます。イセノトウショウも調教は進んでいるグループになっています。コスモオオゾラのように長めの距離適性の馬ならこの時期の調教でもまったく分からないものですが、スピード馬だったらこの時期には片鱗を見せているものです。イセノトウショウは後者だと思っているので、このままのペースでスピードを磨いていってほしいです。

聞いた話によるとこの馬は放牧地では、他の馬との喧嘩にかなり弱い馬らしいです。放牧地での力関係とレースとの関連はよくは分からないところですが、なんとなくは馬群に突っ込むのは苦手なタイプとかになるのでしょうか。



2011/12/20

アルナイル 待望の初勝利

アルナイル、そして私のこの世代の待望の初勝利!直前のレースでパティが惨敗していただけになお嬉しいものがありました。Twitter上でもたくさんの方々から祝福の言葉をいただきました。どうもありがとうございます。

レースも外外を回りながら徐々に進出し、直線入口で先頭に並びかけて2馬身差で押し切る強いレースでした。これなら上のクラスでもと思わせてくれました。

このレースは私の愛馬の今年最後のレースでしたが、見事有終の美を飾ることができました。来年もこの勢いのまま皆頑張ってほしいと思います。

* * *


マイネアルナイルは、18日(日)、小倉4Rに出走し、6戦目にして待望の初勝利をあげました。前半は急がせず、ペースが落ちたところで早めに上がっていったように、極力ロスのないようにした好騎乗です。次走は馬の状態次第となりますが、1月14日(土)、小倉のネモフィラ賞・芝1800mあたりが有力です。

酒井騎手「前回ほどの行き脚がつかなかったので、無理に出して大外を回るのだけは避けて中団からに。思っていた通りペースが落ち着いたのでポジションを上げて、早めに仕掛けました。前回乗ってスピードに乗るまでに少し時間が掛かるのは分かっていましたし、直線は長く脚を使ってくれました。きょうも落ち着いていて、待避所からゲートに行く際は自分からキャンターで行きたがっていたほどです。ありがとうございました」

中村師「追い切りが動いたので期待はしていました。外枠をどう克服するかだと思っていて、結果的に外、外を回ることにはなったが、強い競馬を見せてくれたと思います。厩舎に帰っての状態を見てですが、また年明けの小倉に連れてきても良いかもしれません」

パティ ブービー 次は交流競走も

この日はWINSにも行かず家でradiko観戦することに。レースは後にYoutubeで見ることはできました。可哀想なことにパティの馬体重がさらに減って380kgまでになっていました。

レースは最初はやや後ろ目から。それが徐々に後方に下がっていき、4コーナーではほぼ最後方。しかも一番大外を回ってしまうかわいそうな展開となっていました。結果は18頭中17着。展開次第ではもう少しやれてもいいとは思うのですけど。。。勝ったのはマイネルエクレウス。こちらはおめでとうございます。

次は交流重賞も視野ということですが、ダートはとてもこなせるとは思えないのでこれもまた心配です。

* * *

マイネパティは、18日(日)、中山3Rに出走し、17着でした。道中は馬群が固まってしまい、動くに動けず、直線で強引に外に持ち出しましたが、伸びきれませんでした。次走は馬の状態次第となりますが、交流競走も視野に入れます。

中谷騎手「ペースが遅く、なんとか動いていきたかったのですが、窮屈なところで進んでいけませんでした。体がない馬でもまれる競馬になってしまったのも厳しかったです」

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パティのレースは関東ばかりで未だに競馬場で現地観戦したことはないですが、今回はken777さんからパティの写真をたくさんいただきました。どうもありがとうございます。嬉しい限りです。




2011/12/17

アルナイル 小倉で6戦目 愛馬の今年最後のレース

マイネアルナイルは、18日(日)、小倉の牝馬限定・芝1800mに引き続き酒井騎手で出走します。日曜日に半マイルから流す程度に追い切って、水曜日の最終追い切りへ。単走でラストだけ強めに促して反応などを確かめました。中村師は「小倉への輸送もあるので余力を残した追い切りでしたが、具合が良さそうですね。今回も前回と同じようにレース2日前のきょう金曜日に小倉向けて出発しました。1日滞在して前走と同じように落ち着いて競馬に臨めれば良いレースを見せてくれると思います」と話していました。

* * *

アルナイルの6戦目。私の2歳馬の中では一番走ってくれています。5回の内3回目が掲示板に載っているので、牝馬限定戦となる今回はなんとかそれ以上の結果を残して欲しいところ。

今回は丹内騎手はマイネカメリアの方に乗るみたいなので、アルナイルは前走に引き続き酒井騎手となりました。

来週は愛馬の出走予定はないので、このアルナイルのレースが今年最後のレースになりそうです。勝てる可能性もあると思いますが、勝てないまでもいい年の締め方をしたいものです。


パティ 2000mに距離延長

マイネパティは、18日(日)、中山3Rの芝2000mに中谷騎手で出走します。これまで芝1400mの条件を2戦しましたが、どちらともがテンにもたついて終いでじりじり伸びる内容。そこで距離を延長することになりました。ここで上昇のきっかけをつかみたいもの。天間師は「今週の追い切りはウッドコースで70秒程度。終いの反応も息遣いも良かったですよ。馬体重は390キロくらいですが、飼い葉は食べていますからね。力は出せると思います」と話していました。

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パティの3戦目。距離を大幅に延ばすことになりました。スピードはなくはないと思うのですが、哀しいかな馬体の小ささのせいか、パティはスタートダッシュがあまり効かないのです。ゆったり行ける距離を可能性を見出してほしいところです。

鞍上は引き続き中谷騎手。自分繋がりではコスモオオゾラで頑張ってもらっている騎手ですのでパティでも期待します。

このレースはラフィアンが4頭出し。パティの他に、サムアップ、エクレウス、オリヴィアも出走。同じマイネルでも同じレースに出ればライバルの一頭ですのでパティには負けじと頑張ってほしいです。



2011/12/14

ショコラーデ 順調に痩せる

マイネショコラーデは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。腹袋がしっかりしており、牡馬のような逞しい馬体は健在。手綱を通してずっしりとした感触が伝わってくるように牝馬とは思えないパワーがあり、力強いフットワークで坂路を駆け上がっています。主任は「ロージズの仔というよりはラヴの仔のようにガツガツと行くようなところがあります。この時期の牝馬としては毛艶もいいし、このまま順調に進みそうですね」とコメントしていました。馬体重は509キロ。(12月9日現在の近況)

* * *

休養後から558→536→521→509と順調に絞れてきています。入厩まではもう一絞りといったところでしょうか。

牡馬のような馬体やラヴ産駒みたいという感想は久々に聞きました。これまではCVFで調教でしたが、それが今回は真歌に移って、真歌のスタッフの方々はショコラーデの騎乗は初めてになりますからね。なんだか新鮮です。

レース復帰は順調に行けば2月ごろでしょうか。なんとか目指せ来年のカレンチャン。

↓近況のショコラーデの画像。凛々しい容姿です。



2011/12/13

中央競馬の近未来?

ラフィアンのオータムパーティーで中村調教師が挨拶の席で述べていたことです。JRAは過去には年間4兆円の売上がありましたが、それが今では2.5兆円まで減少しています。JRAはこれまで変わらずに4兆円の競馬をしているので色々と無理が生じていました。そこでJRAはそれが2兆円まで減少するものとして今後の計画を立てているのだそうです。

主に少子高齢化の進行により日本経済自体が縮小傾向にあるなかで、競馬もかつての売上を取り戻すことはもちろん維持することもほぼ不可能です。このJRAの計画は妥当とは言えるでしょう。

来年の総額24億円の賞金減もその一環です。これは我々一口馬主に取っても影響があります。税金問題や補償制度の廃止もあるし、ますます一口馬主を続けることが楽ではなくっていきます。

そして中村師のお話で一番興味深かったのは、来年の競馬開催が(新潟を除く)地方開催の日程をそれぞれ1,2週減らしてその分、関東、関西、中京の都市部の開催の日程に回しました。JRAは将来的には地方開催は全て切り捨てる方向に行くだろうということです。

なぜ、地方開催を減らして都市部の開催に回すかというと、単純に人口の多い都市部の開催の方がかかるコストに対して、お客さんと売上が地方開催よりも見込めるということでしょう。また競馬場の維持費にも莫大なコストがかかります。馬や職員の移動もそれなりのコストがかかります。まずは来年はわずかな削減ですが、それが将来的には地方開催の取りやめまでいくだろうと言うのが中村師の意見です。

このことをもう少し具体的に想像すると、生き残る競馬場は東京、中山、中京、京都、阪神の5場。開催は年間を通して2場開催が基本となりそうです。それに合わせてレース数も大幅な削減。必要な競走馬の数も今よりもかなり減少することになります。もちろんJRA職員や厩務員などの人員削減も大幅に進むことになります。JRAの競馬も縮小する日本の経済の身の丈に合おうとしているのです。

確かに現状で3場開催が行われていても、3場の12×3=36レースを全てチェックして馬券を買っている人などほとんどいないでしょう。現実的には2場開催でもほとんどの競馬ファンは困りません。そして最近のネットの発達によって日本中どこでも馬券は買えますし、その気になればネットでレースを放映することも技術的には何の問題もありません。

これに近い出来事は今も日本のどこかの産業界でも行われていることなので、とりわけ驚くことではありません。もちろん一競馬ファンとして寂しいことこの上ありませんが、受け入れざるを得ないときが来るかもしれません。

2011/12/11

コスモフォーチュンの10 優等生っぽい

コスモフォーチュンの10は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。乗り手の評価がなかなか高い一頭です。主任は「姉よりも全体的にカチッとしていますね。緩さがなくて、背中がしっかりしている。力強く、硬くかき込む走りがいかにもブライアンズタイム産駒といった感じ。体力に不安がないし、12月に入ってから課しているゲート練習も順調にクリアできていますよ」と話していました。(12月2日現在の近況)

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まず、姉のマイネボヌール(父ロージズインメイ)は先日のマイルの未勝利戦を快勝し、本日の阪神ジュベナイルフィリーズに出走。14番人気で9着というまずまずの結果でした。スローの流れで後方から大外をまわってしまう不向きもありました。

そして本馬ですけど、今のところは優等生という評価。力強き堅いかき込みということで、スピードとパワーがありそうな感じなので、おそらくは短距離馬。ダートもこなせるのかもしれません。

そして体力があって健康上の不安が今のところ何もないというのがいいです。やっぱりまずは健康が一番なので。ぜひこのままのトーンで行って欲しいところです。


メガロス ダートで再びシンガリ負け

今日は久々にほぼ丸一日を家の中で過ごすことに。なので、レースもradikoで聴こうと思いきや、先日のアルナイルとレースと同じく小倉だと実況をやらない…。レース展開は何も分からず、先に結果だけを確認することに。

ダートということで好走は難しいのではないかと予感していましたが、まさにその通りのシンガリ負けとなってしまいました。メガロスはパワーはなくはないと思うので潜在的にダートはこなせるかもしれませんが、砂を被ると応えるというのは痛いですね。

どちらにしてもダートよりは芝の方が合っていると思いますので、私は芝に戻って欲しいのですが、今回は出遅れてしまいましたので、もう一度はダートを試したりするかもしれません。

* * *

丹内騎手「初めてのダートスタートが響いたのか、トモを滑らせて出遅れてしまいました。砂を被ると進んでいかず競馬にならなかったのですが、ダートの走り自体は悪くないと思います。きょうはこの馬の力を出し切れませんでした」

ミスランタナか、ラブアクチュアリーか

ミスランタナの10は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧を行っています。明和への到着が他馬よりも遅かったため馴致も最後の組になりました。人が背中に乗ることに抵抗はなく、跨がって場内を歩かせています。同時にサイドレーンと呼ばれるものを使って、基本的なハミの取り方を教えている段階です。骨格がしっかりしておりパワフルなイメージ。カリカリしたところがあり、ばかつくと一気に持って行かれそうな感じがしますが、今のところは素直です。(12月1日現在の近況)


* * *

ラブアクチュアリーの10は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路1本の運動をしていましたが、11月の終わりに放牧地で他馬に右ヒザを蹴られて打撲するアクシデントがあり、現在はウォーキングマシンで様子を見ています。ただ常歩を行う分には問題がないため、12月に入ってからは他の2次募集馬たちと一緒にゲートの駐立練習を始めました。坂路で乗り込まれていた頃は一生懸命に走っており、スタッフは「まだフォームが安定しておらず、左右のリズムがうまくとれていない感じです。パワーはありそうですが、ちょっと不器用な印象を受けます」と話していました。(12月2日現在の近況)

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発表された特別募集馬のラインナップと価格、特にマル外馬達はなかなかお高いこともあり、もし1歳馬でもう一頭出資するなら、2次募集馬、その中でも前々から注目していたミスランタナの10(父ブラックホーク)か、ラブアクチュアリーの10(父アルデバランⅡ)が有力となってきました。

2次募集馬は例年この時期は1次募集馬達と比べると、調教の進行が遅れているのですが、この2頭もまだ乗り始めたばかりという感じで、近況のコメントからはその素質は読み取ることはできません。まあ例えいい動きをしているとか言われていたとしてもこの時期ではどうなるか全くわからないものですが。

血統的に同じスピードタイプでも馬体のタイプは異なるこの2頭。以前はラブアクチュアリーの方を優先的に考えていましたが、社長が薦めていることもあり今ではミスランタナの方が良さそうかなと考えるようになりました。買うにしても募集の終了ギリギリまで様子を見てみたいと思います。

イセノトウショウの10 調教は進んでいる方

イセノトウショウの10は、真歌トレーニングパークに調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。与えられたメニューを順調に消化できています。キャンターのペースは屋根がついている後半に入ると15秒を切ることもあります。すでにペースが速くなっても苦にしないだけの体力をつけており、走ることに対しても前向きです。ノドからかすれたような音が聞こえることがある点が気になりますが、現時点では走りに影響はありません。スタッフは「前肢のかき込みが強く、いい馬ですよ」とコメントしていました。(12月2日現在の近況)

* * *

この時期ぐらいの1歳馬の近況から馬達の間で少し優劣が見られるようになってきます。イセノトウショウの10の今回の近況のように15秒を切ることもあるとコメントされている馬は真歌で何頭かいるのですが、平均よりは順調に進んでいる組になるようです。

ノドからかすれたような音と言われています。彼以外にも何頭の馬も喉についてはコメントされています。とはいえ、今のところは調教に支障はないようですし、成長と共に何事もなく収まってほしいところです。

やっぱりスピードタイプっぽい感じがしますので、2000m以上よりはマイル以下の方に適性がある予感がしています。ダートもこなせるかもしれません。

現在の申し込みは17口。ここ数ヶ月まったく売れていません。二次募集馬と比べると割高ですから、このまま伸びないで募集期間終了となるかもしれません。

現在、ラフィアンでは1歳馬達の馬名募集が始まっています。私も色々考えていますが、イセノトウショウの10に関してはなかなかピンとくる名前が思いつきません…。


メガロス 久々にダートに出走

マイネルメガロスは、11日(日)、小倉6R・ダート1000mに出走します。昇級後、芝での成績が伸び悩んでいるため、目先を変えてダート戦へ向かうことになりました。7日(水)には坂路で追い切られ、53.9秒をマーク。残り2ハロンから催促すると反応し、ラストまでしっかりと伸ばしました。西園調教師は「ラストは12秒台でまとめていますし、まずまずの動きでした。去年の12月にダートを使ったときは結果が出ませんでしたが、2回目で変わって欲しいですね」とコメントしていました。

* * *

この中間は私が色々と忙しいこともあってブログ更新が滞っておりました。そろそろ復活しようと思います。よろしくお願いします。

さて、メガロスが中一週に出走。ダート戦に出走です。メガロスはデビュー2戦目に一度ダート1400mに出走歴があるのですが、そのときはシンガリ負けでした。体が浮いてしまってダートに合っていないように当時は見えたのですが、今回は果たしてどうなるでしょうか。

昇級後伸び悩んでいると言っても、内2戦は休み明けなので叩いてからどうなるかを芝で見たかった思いもありますけどね。

レースは今日で今のろころ12頭立てで6番人気。最近の成績とダート好走歴がない割には人気になっています。