2011/11/26

メガロス 3ヶ月ぶりのレース

マイネルメガロスは、26日(土)、小倉12R・鞍手特別・芝1200mに丹内騎手騎乗で出走します。予定どおりに先週末から追い切りを開始。20日(日)、23日(水)と坂路で追い切られました。23日(水)はテンの1ハロンがエラー表示になっていますが、併走馬から推測すると54.5秒くらいです。西園調教師は「ラストまでしっかりと走っていたし、この馬の動きはできていました。きれいなフットワークの馬なので開幕週の馬場は向いていると思います。勝利をあげている小倉だし、いいレースを期待しています」とコメントしていました。

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アルナイルと共にメガロスも小倉での出走。残念ながら行けません・・・。3ヶ月ぶりのレース。その前は4ヶ月前。メガロスはここ半年以上で1戦しかしていませんでした。

500万下でも特別レースへの出走。やっぱり平場よりも特別レースはいいです。動きはいいみたいなのでもちろん期待です。

最近はアドマイヤマックス産駒も重賞勝ったりと活躍しているし、妹もウインの方でそこそこ売れている?みたいなので、メガロスも頑張れ。

アルナイル 丹内騎手ではなかった

マイネアルナイルは、27日(日)、小倉3Rの芝2000mに出走します。丹内騎手に先約があり、酒井学騎手でレースへ臨むことに。水曜日の追い切りに跨がってもらい感触を掴んでもらいました。日曜日にも馬場の悪い中を単走でしっかり追われており、良い状態で臨めそうです。中村師は「この中間も落ち着いていてトレセンでは膠着することはありませんでした。酒井騎手も『思っていた以上にスムーズな追い切りでした』とコメントしていたほどです。試しに2日間ほど滞在させてみるために、きょう金曜日に小倉へ移動させました。馬房で落ち着いていればレースでも大丈夫だと思います」と述べていました。

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アルナイルの休み明け2戦目。滞在競馬で落ち着きの効果は出てくれるでしょうか。普通にレース出来れば善戦はしてくれるはずと思っていますが。小倉なので観に行けないのは残念。

2週間前から、この馬のことを分かっている丹内騎手にお願いする、とか書いてあったのに先約があるとは。考えていただけで実際に頼んではいなかったってことですかね。ちなみに丹内騎手が乗るのはコスモユウチャン。


2011/11/23

ショコラーデ 真歌で調教開始

マイネショコラーデは、12日(土)、ビッグレッドファーム浦和から真歌トレーニングパークに移動。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。騎乗開始後も右前肢の球節、左前肢のヒザともすっきりした状態です。当初は落ち着いて調教に臨んでいましたが、徐々にテンションが上がってきました。前向きさが出てぐっとハミを取っており、抑えるのに苦労していますが、体調は良く、このまま順調に調整が進みそうです。馬体重は536キロで、移動後23キロ絞れました。(11月18日現在の近況)

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脚元は無事でようやく真歌で調教開始。前走の馬体重が486キロなので、随分と増減がありましたね。いくらかは成長分もあればいいのですが。

オータムパーティーでは残念ながら吉田調教師は来ていませんでした。ですが、東京スタッフの方にお話を聞くと、確かに今年は社台系の馬が増えてきてラフィアンの馬の預りは減ってはいるけど、ウインの方の馬も預かる予定だし、少なくとももうしばらくはラフィアンともお付き合いが続きそうな感じです。

全兄のドリームバレンチノが先日の準OPのみちのくSを快勝して晴れてOP馬となりました。さすがに準OPでカレンチャンの2着になったことのある馬です。ショコラーデもまずは無事にレースに復帰することですが、目標の一つとして兄に追いつき追い越せ、ですね。

2011/11/21

特別募集馬発表

今年もラフィアンの特別募集馬が発表されました。パーティでマル外4,5頭と言っていたので、それに加えてBRF産のも2頭追加募集になりましたね。7頭中4頭が関東所属予定で、残りの3頭は関西ではなく、「未定」なのだから少し困ったものです。

BRF産は以下の2頭。マイネルーシッドの方は1次で一旦取り消されたけど再募集。
76.コスモリリーの10    牡 父メジロベイリー  10万 東
79.マイネルーシッドの10 牡 父ロージズインメイ 12万 東

問題はマル外の5頭。

父Lawyer Ron 母Salty Beach アメリカ産
Keeneland September Yearling Sale $120,000
父は米のダート中距離でG1を2勝した古馬チャンピオン。近親に目立った活躍馬はなし。母は2勝。兄弟は2頭出走も未勝利。

父Tamayuz 母For Evva Silca アイルランド産
Tattersall October 2011 Yearling Sale  150,000gns(≒£157,500)
父は仏でマイルG1を2勝。母は2勝。母の兄弟にG1馬を含め重賞で活躍している馬が多数いる。

父Gold Away 母Young Majesty フランス産
ARQANA Yearling Sale August 100,000eur
父は重賞4勝もG1勝ちはなしだが、代表産駒にG1、5勝のAlexander Goldrunがいる。母は未出走。近親にはちらほら重賞勝ち馬がいる。

父Rock Hard Ten 母Elizabeth Street アメリカ産
Keeneland September Yearling Sale  $80,000
父は米でダートG1を2勝。母は2勝。3代前まで遡れば活躍馬が多数になる。落札価格が約700万円のはずなのに募集価格がやたら高くなっている。よく分からない。

82.(外)パヴロヴナの10 牝 18万円 未定
父King's Best 母Pavlovna フランス産
ARQANA Yearling Sale August 27,000eur
父King's Bestはエイシンフラッシュやコスモメドウでお馴染み。兄弟は勝ち上がっている。母の兄弟にG1勝ち馬もいる。

やはり円高といえマル外は安くはないですね。血統的には欧州産の3頭には興味を持ちます。しかし、価格的に出資を考えるとしたら82番のパヴロヴナの10のみになってしまうでしょうか。この馬は父、母父シングスピール共に日本にお馴染みなのでそこそこ売れるかもしれません。やはり補償なしで20万を超える馬は怖いものがあります。まだまだ残っている2次募集馬と合わせてゆっくり考えていきます。

2011/11/18

メガロス 2ヶ月ぶりに栗東へ入厩


マイネルメガロスは、16日(水)、栗東の西園厩舎に入厩しました。中間も鉾田で順調に追い切りを消化し、ラストは上々の伸びを見せていました。好調をキープできており、いい状態で送り出すことができました。

マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。無事に到着し、17日(木)から坂路入りを開始。17秒程度のキャンターで登坂させています。週末からペースを上げていく予定で、追い切りの様子しだいで、来週、小倉の芝1200m戦に出走する予定です。

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9/17に鉾田入りしたのでまるまる二ヶ月の滞在。今回ようやく入厩です。レースの節と厩舎の都合の両方があったと思いますが、状態がいいのに使えないというのはやっぱり困ったものです。使ってもらえないのなら転厩するというラフィアンの方針は私はありだと思いますね。そもそもメガロスは既に一度転厩しているのですが。

状態はキープしているです。近況の写真でもいい具合の筋肉の付き方で短距離馬らしい感じです。小倉なので観戦には行けませんが、次走楽しみです。


パティのパドック写真いただきました

私は大阪在住なので、関東所属のパティのレースはなかなか観に行けません。今回、ぶー子さんよりパティの先日のレースの画像をいただきました。大変ありがたいです。どうもありがとうございます。

この日のレース結果としては残念でしたが、鉾田行きではなくこのまま続戦ということですし、また巻き返しに期待したいと思います。




2011/11/13

パティ 2戦目はブービー

今回もWINS難波で観戦。結果は残念ながら17頭立ての16着でした…。

牝馬限定戦、良馬場でのレースと前走とは条件が向いたと思ったのですが、前走の7着から後退してしまいました。前走と同じようにスタートでダッシュがあまりつかず後ろからの競馬となりましたが、直線ではまったく伸びず逆に後退しました。最遅の上がりでした。

中谷騎手のコメントを見ても原因らしい原因は分かりませんね。-12㎏で388㎏となった馬体重。今回も結果に影響したかは分かりませんが、今後を考えるとやはり心配な数字です。


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中谷騎手「体は12キロ減っていましたが、数字ほど細くなっているようには感じませんでした。中団より前で競馬できれば理想でしたけれど、周りのほうが速くて前に入られてしまいました。終いも反応はしているのですが」

パーティーでの社長達

さて、パーティから早一週間ですが、未だ書こうと思っていたことを記事にできていませんでした。。。後3つほど書いていきたいと思います。最初に、ここでの社長達とは紘和社長と繁幸社長のことです。お二人のスピーチの内容については、後の記事で触れようと思います。

まずは紘和社長について。他の会員さんのブログ記事を見ていると、真面目だけど面白みがない、のようによく言われております。だけど、私は別にそれでいいと思うんですけどね。話を大きく膨らますのが得意な繁幸社長と比較され続けるのは可哀想ではありますが。ここ数年ツアーなどでスピーチを聴き続け年々しっかりしてきているように感じています。

話の内容はお父さんよりむしろ的確だと思っています。もっとも私の場合は、個人的に紘和社長に直接お聞きすることが多いので、その時の補完があるのですが。お話していて、当たり前かもしれませんが、競馬と馬についてとても詳しくてクラブの色々なことを真剣に考えている方だと思います。そして裏表のない正直な方に見えます。社長は私が短距離好きということを覚えてくれていて、それもあってミスランタナをお奨め馬に挙げてくれました。

社長の奥さんともご挨拶。夏のツアーでも少しお話したのですが、私のことを覚えていてくれたみたいです。名義的に社長になられたのですが今までとは別に何も変らないので、ということでした。お二人はとても仲が良さそうですので、是非とも力を合わせてラフィアンのために頑張ってほしいと思います。

そして、繁幸社長。総帥です。未だ健在ではありますが、最近は外見と話の内容に以前程のエネルギーを感じなくなってきました。年齢的なものもあるのでしょうが元気がありません。心配です。話の内容もネガティブなことを毎回繰り返しているせいもありますが。

ラフィアンでは5年前に親子で社長交代したとはいえ、実質は総帥の影響力は多大でした。これからは徐々に本当の世代交代が進んでいくように感じます。聞いた話によるとウインの方は総帥よりもむしろ三男の義広さんが積極的に前に出ているようです。これからはラフィアン、そしてウインの両クラブで若社長が引っ張っていくことになるのでしょう。この世代交代は必然だし、こうなっていくべきだと思います。

ラフィアンで長く会員をされている方々は繁幸社長に引かれてラフィアンを支えてきた方が多いです。紘和・義広両社長とも、その偉大なお父さんの影響が大きいなか良い面もありますが、大変なことも多いと思います。ですが、お二人とも総帥とは違う良さを持っていると思っていますし、ぜひそれを生かして両クラブで切磋琢磨して伸びていって欲しいと思います。

2011/11/12

パティ 2戦目

11/11 金
マイネパティは、13日(日)、東京1Rの牝馬限定・芝1400mに中谷騎手で出走します。水曜日に坂路1本を駆け上がった後、ウッドコースを1周するかたちで、5ハロン標識からペースを上げて70-40の追い切りを消化。気を抜かずに最後まで集中して走っており、ラスト1ハロンは13.2秒ですがまだまだ余力は残っていました。天間師は「使ってガラッと変わった感じはありませんが、入れ込むタイプではなく、余計なところで体力を使わないのは良いですね。前回は重馬場でこの馬の良さを殺ぐようなところもあったと思うので、今回は軽い良馬場でレースをしたいです」と説明していました。

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明日はパティの2戦目。新馬戦から中2週での出走となります。コース・距離は前回と同じですが、牝馬限定であること、おそらく良馬場でレースできそうなことで上昇を期待です。17頭立ての16番枠が少し気にはなりますが。

中谷騎手は先週はコスモオオゾラを好騎乗で快勝してくれましたし、パティでも期待したいです。

今回も残念ながら競馬場で観戦はできませんので、またWINSで応援することにします。

2011/11/09

パーティーで聞いたヴォヤージ

11/9 水
マイネヴォヤージは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3本の運動をしています。馬体が回復してきたので騎乗を開始しました。ハロン17~20秒ペースで登坂させています。乗り出してからも左後肢に違和感はなく、このまま順調にペースアップできそうです。主任は「宮本調教師から聞いていたとおり、自らぐいぐい行くタイプですね」とコメントしていました。馬体重は428キロ。

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パーティで宮本調教師、社長、東京事務所のRさんにヴォヤージのことを伺いました。どれも似たような感じだったのでまとめて書くと、

「前走はレース中の交突(自分の前肢と後肢をぶつけてしまうこと)が全て。あんなに負ける馬ではない。」

「本当はすごくいい馬。(現在未勝利だけど)少なくとも500万下にいる馬ではない。」

「和田騎手がすごい評価していて、エージェントに最優先に乗せて欲しいと伝えたほど。」
(おそらく初戦後の話なので、次走はどうなるかな…。)

とりあえず納得できました。また巻き返すを期待します。

パーティーで聞いたメガロス

11/9 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3本~4本の運動をしています。中間は6日(日)、1本目、2本目をハロン17秒ペースで登坂させた後に3本目を15秒ペースで駆け上がる追い切りを消化。単走で流す程度でしたが、気を抜くことなくラストまでしっかりとした脚どりでした。来週後半から再来週にかけて入厩する予定です。馬体重は485キロ。

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状態は良いのに、本当に入厩できなくて毎週同じようなコメントが並ばざるをえないメガロス。

先日のパーティで西園先生も来ていましたが、どうせメガロスに関していい話は聞けないだろうと思い、話しかけませんでした。

鉾田の調教スタッフの方々にはメガロスのこと尋ねると、
「しばらく入厩できなくて一番いい時期を逃しちゃった感じかな…。」
「(吉田厩舎で)なかなか入厩できないから転厩までしたのに、また入厩できないなんて…。」

可哀想なメガロス…。早く入厩してレースに出させてください。

ショコラーデ 休養後は真歌で調教


11/08 火
マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム浦和で休養中。引き続き、昼夜放牧で管理されています。浦和に到着後、1ヶ月が経過しましたが、右前肢の球節、左前肢のヒザとも安定した状態を維持。精神面でのリフレッシュ効果も感じられ、表情も穏やかです。スタッフは「前回、浦和に滞在していたときと同じく、どっしり落ち着いて休養馬としてはいい雰囲気ですね」とコメンントしていました。近日中に真歌トレーニングパークに移動して騎乗を始める予定です。(11月7日現在の近況)

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まずは脚元の方は良好なようなので良かったです。そして休養後の調整は、これまでのCVFではなく真歌でということに。CVFはウインの馬専用に、ラフィアン馬は明和と真歌でとはっきりと線引きがされることになりましたね。

私はとりあえずウインに入る予定はありませんので、CVFの方と疎遠になってしまうのは少し寂しいですね。よくお話してくださったスタッフの方々もいたのですが。

そういえば、パーティで社長にお聞きしましたけど、今後のラフィアンとウインの馬の振り分け方についてはまだ決まっていないようですね。BRF生産馬がラフィアン、CVF生産馬がウインのように単純にはならないらしいです。紘和・義広社長の兄弟でドラフト会議ですかね。ぜひともショコラーデの妹のコスモヴァレンチの11(父コンデュイット)はラフィアンの方は来て欲しいです。

2011/11/07

2次募集馬と特別募集

現在は2次募集馬の応募の真っ盛りなのですが、パーティでは予定通りと言いますか、マル外の特別募集を行うとの発表がありました。夏のツアーでは10頭ほどしたいと言っていましたが、5,6頭ほどを予定しているとのことです。

パーティーで社長と直接お話したときに「特別募集馬にはロケットマンのような馬はいますか?」とまず聞くと「あんなムキムキな馬はいません(笑)。」とのことで、特別募集馬は欧米でのセリで買った馬達で距離はマイル以上の馬ばかりなようです。これはこれでどんなラインナップか楽しみではありますが。

ということは、もし短距離馬に狙いを定めるのなら、特別募集馬は待たずに2次募集、または1次募集でいいということにはなります。社長に2次募集でおススメのスピード馬は?と聞きますと、ミスランタナの10(父ブラックホーク)と答えてくれました。私が注目しているラブアクチュアリーの10(父アルデバランⅡ)のことも聞いてみましたが、その馬もスピードありそうだけど、どちらかだったら現段階ではミスランタナの方だと言うことでした。

(鉾田の)牧場スタッフの方々も募集馬解説をやっていたので、お薦めのスピード馬を聞いてみますと、3人くらいの方々が揃ってトリプルタイムの10(父マイネルラヴ)という結論になりました。これはおそらく扱ったことのないブラックホークやアルデバランⅡよりも手馴れているラヴ産駒の方が信頼性が高いということなのでしょうね。

というわけで、ラブアクチュアリーの10が候補だったのですが、少々迷いが生じてきましてミスランタナ、トリプルタイムも視野に入れて、特別募集馬も一応待ってみたいと思います。

オータムパーティーを終えて

会員歴10年以上にして初参加のパーティー。他にも色々と用事を作って土日に東京の方へ行ってまいりました。帰りが新幹線の終電となってしまい、その辺はタイドなスケジュールとなってしまいましたが。

初参加などでなんとも言えませんが、やっぱり会員さんの参加人数は減っているんでしょうね。夏のツアーでのパーティの方がずっと多いし混んでいるし、料理などもほとんど並ばずに取れるし。参加者としてはその方が快適と言えば快適なのですが。

夏の牧場ツアーとは違って新しい情報を仕入れるといった面はあまりないですね。やっぱり他の会員さん方やスタッフの方、そして普段は会えない騎手、調教師の先生たちと交流できるのがメインの舞台です。

個人的には既にお知り合いの会員さんやスタッフの方々との再会、そして主にTwitterで知り合った方々との実際の面会が楽しかったでしょうか。調教師の方々はあまり馴染みの方がいなくて、お話できたのはヴォヤージの宮本先生くらい。ショコラーデの吉田先生は残念ながら今年は不参加でした。騎手も一番お世話になっていると思われる和田騎手は不参加。一番会うのも楽しみにしていた丹内騎手も昼間に新潟騎乗だったからか結局会えずじまいでした。

私もラフィアン関係で知り合いが増えてきました。しかし、それが居心地がよくなってしまうとその面子で閉じた空間を作ってしまい、新たに広がりにくくなり、また他の人も入りづらくなるもの。この辺は注意して常にフレッシュな気分でいきたいところです。

他にパーティで思うところはこの後、別途記事にする予定です。(予定では3つ)

コスモオオゾラ 初勝利

まずはパーティーの前にこの話題から。私が名付け親になったコスモオオゾラが土曜日の東京2000mのレースで3戦目にして勝ち上がりました。4着、2着と来ていて2番人気。私は東京へ向かう新幹線の中だったしレースは観ていませんが、2着に2馬身差の強い勝ち方だったようです。少し申し訳ないことにラフィアン馬2頭にも先着してしまいました。

勝ったとは言っても一口出資馬ではないし、私の2歳出資馬達がまだ勝ちあがっていない状態なのですが、素直に嬉しい勝利であることは間違いありません。

オオゾラは夏のツアーで様子聞いた時も、別に動きが目立つ馬でもなかったようだし、現にデビュー戦は13頭立ての13番人気でした。馬は実際にレースで走ってみるまで分からないものです。特に長めの距離では。

本馬はその血統構成から最初から晩成のステイヤータイプと思っていました。その見立ての通り2000mで勝利。2000mよりも2400mの方が更にいいのではないでしょうか。是非とも同じ父のコスモラピュタみたいになってほしいと思います。

ラジオNIKKEIより
1着 コスモオオゾラ(中谷騎手)
「スタート出て、いい位置につけられて、来られてもまた伸びると思っていましたし、早めに出て行きました。最後もまだ遊んでいましたし、余裕もありました。大きいところを狙える馬です」

本当に大きい所を狙える?今後は重賞にも挑戦でしょうか。

もしもコスモオオゾラがラフィアンで募集馬に入っていたら出資していたか?同じ条件(関東所属)だったら間違いなくしていないですね。関西所属で安かったら候補にははいっていたと思いますが。

2011/11/05

オータムパーティー

明日、東京の新宿でラフィアンのオータムパーティーがあり、私も出席します。会員歴は10年超えましたが、実はパーティーは初参加。他にも用事を色々作って今日東京に出発します。

パティが明日出走するかもってことでしたが、結局は来週になってしまったのは残念でした。、久々に東京競馬場に行くこともなくなってしまいました。

既にお知り合いの方とお会いするのも楽しいですし、新たな方とお知り合いになるのも楽しみです。よかったらTwitterや本ブログを使ってご遠慮なくお声を掛けてください。ブログでコメントいただけたらメールに転送されますので。

パーティーのことは帰ってきたらまたブログに書こうと思います。

胴の長い馬

胴長のスラっとした馬は、ストライドが大きく長い距離向きの体型。胴が詰まった馬はストライドが小さくなるのでピッチ走法になるので、短距離向きの体型。このことは馬体の見方の定型句のようにどこにでも書かれているようなことです。もっとも数でいえば胴が長くも短くもない普通くらいの馬が一番多いです。

しかし、もちろん例外も多々あって、胴が短いのに距離をこなせる馬、胴が長いの短距離馬もそれなりに見られます。しかし、数でいえば前者よりも後者の方が多い気がします。つまり胴が長い方が距離のレンジは広そうな印象を私は持っています。

ラフィアンの岡田総帥も「短距離馬も胴が短いよりは長い方が良い」と口にしています。このことが正しいとするならば、あらゆる距離で胴が短いよりは長い方が有利であり、日本においては胴が長い馬は短距離もいけるけど、距離が持つので地位が高い中長距離を多く走り、胴が短い馬は距離がもちにくいので仕方なく短距離を走っている、とも言えてしまいます。

もちろん、適性を決めるのは体型だけではなく、距離適性を決める要因の一番はやはり気性、あとは筋肉の付き方でしょうか。筋肉でゴツゴツした馬はパワーはありますが、同じ距離を走ってもエネルギー消費が大きいので距離が持たないみたいです。

日本のスプリンターは胴が長い馬は多くはないですが、アメリカやオーストラリアの一流スプリンターを見ると胴が長い馬が多い気がしています。もちろん筋肉はガッチリしていますが。

以上のことは私もまだ確信を持つまではいっていないので、これからもっと検証していこうと思っています。

この観点から私の出資している1歳馬を眺めてみます。まずはイセノトウショウの10。スラっとした体型をしていて、プリサイスエンド産駒なのに長い所での活躍を期待しています、とまで言われている馬です。胴はやや長いといった感じでしょうか。このまま見立ての通り中距離馬になってもいいですが、血統どうりの短距離馬に化けてもおもしろいと思います。


次にコスモフォーチュンの10。ブライアンズタイム産産駒に牝馬です。マイネルラヴ産駒の母は完全なスプリンターでした。本馬も典型的な胴が詰まった体型と言えます。気性も前向きということなので、ほぼ間違いなく短距離で活躍してくれることでしょう。


そして、二次募集で私が出資を検討している一頭のラブアクチュアリーの10。父は米のチャンピオンスプリンターであるアルデバランⅡ。母はダンスインザダーク産駒ですが、短距離で活躍しました。血統からは完全な短距離馬なのですが、本馬は典型的な胴長な体型。上記のモデルケースとしても注目したい一頭です。


2011/11/01

オルフェーヴルと凱旋門賞

オルフェーヴルの3冠達成。その強さと功績については今更ここで述べるまでもないでしょう。早々と来年の最大目標は凱旋門賞と表明しました。そして、次走はJCまたは有馬の二択でしたが、有馬記念の方に決まったようです。

この決定はとても残念です。一番の理由は今年のJCには凱旋門賞ワンツーのデインドリームとシャレータ、そしてエリ女経由で3着のスノーフェアリーまでもが顔を揃えるかもしれないということ。来年の最大目標が凱旋門賞だと言うのなら、まずはホームでその上位馬を負かしてやろうとは思わなかったのでしょうか。多少は思っていたにしても、有馬にしたということは馬の状態を考えてレース間隔を開けたいということなのでしょう。それでも、彼女たちは長距離遠征で初の日本、オルフェーヴルらの日本馬よりも遥かに大きなハンディを背負っているのです。この時点で陣営の本気度がどの程度か知れる気もしますし、それにもし本当に本気の本気なら3歳で挑戦するはずですね。

それにしても、日本人の凱旋門賞の至高主義は病的とも言えるものです。欧州と比べると日本は競馬後進国なので、欧州に対しての畏敬の念は根強く残っているのでしょうか。早くどの日本馬でもいいから凱旋門賞を勝ってこの病気を治してほしいものです。そうすれば日本馬の挑戦ももっと他のレースにも分散するようになるでしょう。

凱旋門賞馬のJC出走も勝った馬はいませんし多くが悲惨な成績です。凱旋門賞馬の産駒が日本で走ってもイマイチなことが多いです。むしろダート向きの傾向が強いとも言えます。それくらいJCなどの日本の中距離G1と凱旋門賞は勝つために求められるものが違います。ですので、例え日本馬が凱旋門賞を勝ってもその種牡馬価値は取ったリスクに対して大きくは上がらないか、あまり変わらないかもしれません。

今から言うのもなんですが、オルフェーヴルが来年、今年のヒルノダムールとナカヤマフェスタのように秋に欧州に渡って凱旋門賞に挑戦してもおそらく勝てないだろうと思います。

凱旋門賞はここ10年で3歳馬が8勝。20年で15勝とはっきりと斤量差で3歳有利。さらに長い歴史の中で欧州調教馬以外勝ったことがありません。ディープインパクトの金子オーナーは凱旋門賞後に「凱旋門賞は3歳のスターをつくる舞台と認識した」と言っていたことは印象的です。エルコンドルパサーのように春から海を渡って欧州調教馬となればまた違いますが、古馬の斤量と欧州外からの挑戦と言う2つの壁を同時に崩すのは容易ではありません。クラブ馬であるオルフェーヴルにそんな長期間の遠征はできないでしょうし。さらにオルフェーヴルの場合は、かなりの実績を引っさげての参戦となるので、ディープインパクトの時のように地元馬にかなりマークされる立場になるでしょう。このことは思いの外大きいと思います。

ディープインパクトもオルフェーヴルも本当に凱旋門賞を勝ちたいのなら3歳で挑戦すべきなのですが、二頭とも伝統的な3冠馬の称号の方を優先しました。日本国内の競馬はそれなりに盛り上がりますし、このこと自体は否定すべきことではありません。もしオルフェーヴルが皐月賞か日本ダービーのどちらかが2着に負けていたら、3冠に囚われることなく3歳で凱旋門賞に挑戦した可能性が僅かながらあったかもしれません。昨年に3歳で挑戦したヴィクトワールピサもダービーが2着だからこそできたのだと思います。もしダービーを勝って2冠馬になっていたら菊花賞は出ざるを得なかったでしょう。

私は日本の芝チャンピオンは凱旋門賞よりももっとBCクラシックの方に挑戦してもいいと思います、ドバイWCのように。(古馬混合戦で)どのレースが世界一?と言うのは非常に難しい問いですが、私は敢えて答えるならBCクラシックだと思います。アメリカだからダートのレース、とは言えその勝ち馬、好走馬達は種牡馬として、凱旋門賞馬よりもずっと日本の芝のスピードに適応しているように見えます。今年のドバイWCのようにオールウェザーで行われるなら尚更です。