2011/09/19

デビュー前の評価

今年の2歳世代で一番馬と言われているマイネルエクレウスが新馬戦の6着(11頭立て)に続き、本日の2戦目は5着(8頭立て)。出資馬でなくてもラフィアンの一会員としては残念な成績です。まだ、これから変わり身を見せて何勝かする可能性はありますが、少なくともクラシック云々を言える馬ではないようです。

それにしても、真歌では古馬の重賞馬達と互角の動きを見せて、札幌に入厩してからもかなりの時計を出しただけに、なぜこうなったのだろうと腑に落ちないところはあります。よく言われるように、馬は実際に走ってみるまでは分からない、ということでしょう。

昨年の牧場の一番馬はプレイでした。プレイは落札価格1億4500万が目立っていますが、弥生賞2着、NHKマイルC5着など、それなりの恥ずかしくない成績を残していると思います。かつてのマイネルラヴやマイネルスケルツィのように、牧場の一番馬が重賞を制覇するケースももちろんあります。

今更書くことでもないのかもしれませんが、私が10年以上会員をやって見てきたデビュー前の牧場での評価と実際の成績との関連を大まかにまとめると

・評価の高い馬でも実際にレース走るとは限らない。ただ、短距離でOPクラスになるような馬はまず評価は高い。
・評価が並でも活躍馬は出るし、もちろん凡馬もでる。つまりどっちに転んでもおかしくない。
・評価が低い馬は、そのままレースでもダメな場合が多い。ただし2400m以上で活躍するステイヤータイプの場合もたまにある。

要は、評価が高いに越したことはないという当たり前の結論です。年末の募集締切時点で評価の高い馬がそのまま世代トップクラスの活躍をするわけではないですが、少なくともハズレを引く可能性は低くなることは間違いありません。

そもそも2歳戦が始まる直前に選馬を行うPOGがゲームとして成り立つのだから、2歳1月末の募集締切り時点では、なおさら分からなくて当然ですね。なので、私のスタンスとしては、どうせ良くも悪くも走ってみるまで分からないのだから、募集開始時にほとんどの場合買っちゃっています。

キャロットとかは2歳の入厩直前まで馬を買えまして、できるだけ様子を見てリスクを減らすのも立派な作戦です。少なくとも脚元が弱くてデビューもままならないような馬を引く確率はぐっと減ります。ラフィアンの場合は、多くの場合、無事にデビューはしてくれますので、その点の心配は他のクラブよりずっと少ないです。それにラフィアンの締切りは1月末なので、上にも書いたようにその時点ではまだまだ能力はわかりません。同じ出資するなら、最初の募集馬発表から目をつけて、ツアーで集中的に見て、それですぐに出資した方が走ってくれた時の喜びが増す気がします。自分の直感が当たったということで。また逆に様子を見て遅く出資した馬が走らなかったときは、精神的ダメージが早期出資の場合よりも大きくなるように思えます。

2 件のコメント:

  1. ツマブキ ハルマ2011/09/19 23:10:00

    後出しじゃんけんで負ける感じの居心地の悪さとでも言いますか…。自分自身の選馬に責任を取るという意味でも、1次募集の前期で1頭購入しました。

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  2. 後出しジャンケンで負けるとは言い当て妙ですね。
    マル外特別募集だと募集は年明けで調教も進んでますが、気分的に後出しにならないから好きですね。

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