2011/04/01

ハムバイの09ことマイネヴォヤージ 評価高い

明和の2歳牝馬にはアルナイルの他に、もう一頭の愛馬ヴォヤージがいます。ヴォヤージは外国産馬で、昨年の10月に日本に来たので、ツアーのときにはおらず私も会うのは初めてです。ですので、ヴォヤージに会うのは特に楽しみにしていました。

初対面したヴォヤージ。特徴は星や流星がまったくないこと。まったくない馬は意外と少ないですよ。ちなみに脚にも白い部分はなく全身鹿毛です。けっこう美人顔?性格は人懐っこいわけではないですが、人を怖がるわけでもありません。マイペースタイプのようです。


親睦会などで聞いていたようにヴォヤージの評判はとてもいいです。明和の2歳牝馬ではトップクラスで、よくもう一頭の評判馬であるコスモフェリシタル(サクラローレル×ガールスカウト)と併せて坂路を走っているようです。この日の坂路でも小さい身体ながらブレのないしっかりとした走りをしていました。↓は坂路調教を終えて降りてくる2頭。左がヴォヤージ、右がフェリシタル。


実はこの日はヴォヤージは当初は午後の調教予定だったのですが、私の見学のためにシフトして早めてくれました。感謝です。↓は調教後に馬具を外してもらっているヴォヤージ。この後、ウォーキングマシンでもう少し運動します。人の言うことはよく分かる賢い子のようです。


ヴォヤージはスピードもあるみたいですが、一番の長所は瞬発力だとか。おそらくマイルから中距離で追い込む馬になるのではないでしょうか。課題はやはり馬体が小さいこと。現段階で400kgをきっているようです。でも骨格的にはもっと大きくなれるっぽい。逆に言えば今でもこれだけ走れるのだから馬体が増えればもっと強くなれるはず。もっと食べて身をつけなきゃね~。


ヴォヤージですが、今のところ入厩の予定はないそうです。でも遅くする理由もないそうなので、秋頃のデビューとなるのではないでしょうか。夏のツアーでもまた会えそうですね。


まだ牧場では馬名は浸透していなくて、私やスタッフの皆さんはハムバイと呼んでいます。実は私もまだヴォヤージは慣れていません。ついついヴォヤージュと言ってしまったりします。。。

Voyageは旅や航海という意味。その名の通り、海を超えて世界のレースに出るような馬になってくれるでしょうか?デビュー前の今だからこそ夢を見ておきたいですね。

* * *

(BRFレポート)

3/8

ハムバイの09は現在、明和で調教を行っています。一度しっかりと調教を行ってから、中間2週間の休養を挟みました。調教が強くなってからピリピリしたところが出てきたので、折り合いには注意して調教を行っています。馬体は相変わらず小さいままですが、少しずつでも成長してくれれば、その分期待は膨らみます。

 

(ラフィアン近況)

3/15 火

ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。2月26日(土)から調教を再開。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。順調に乗り込まれて、先週には残り2ハロンを併せ馬で追う強い調教を行いました。しかし、この稽古が影響したのか普段の調教で掛かるように。そのため縦列の後ろで我慢することを覚えさせてきました。覚えも早く、いまは落ち着いて鞍上の指示に従っています。馬体重は405キロ。

 

3/29 火

ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。強い調教を課すようになり、飼い葉の食べ残しが見られます。そのため追い切りは週に1度のペースにしました。なお競走馬名がマイネヴォヤージで登録されています。


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