2013/06/13

1/100口と1/400口

1/100口と1/400口、一応はラフィアンとウインを念頭に置いてはいますが、ここではその口数の形式のみの違いを主観的に書きます。

基本的には、その馬の所有割合が増えるほどに本物の馬主感覚に近づいていくことでしょう。勝った時の喜びも、負けたときの悔しさ、怪我した時の悲しみも、所有割合が大きいほど大きくなります。私の場合は所有割合にほぼ比例して、それらの感情も大きくなる気がします。

1/100口と1/400口でその感覚はだいぶ違います。1/100口ですと切れ端でも馬主感覚に近いものは感じます。1/400口でもなくはないですが、POGの延長上のような感覚になります。

1/100口でも1/400口でもブログに書いていく場合は、ほぼ同じような頻度・文量で、そして同じような期待を込めて記事を書いていっています。ここらでは差が出ていません。

しかし、以前に1/400口を持った経験からも、競馬場へ応援に行ったり、口取りを申し込んだりする段階になると、1/100口と比べそのモチベーションは下がります。口取りも、口数が多いとその分申し込みも多く抽選になった場合外れる可能性も上がるので面倒くささも出てきます。

楽しみを大きくするためには所有割合を大きくするのに越したことはないのですが、特に経済的な理由のためになかなか難しいものです。私の場合も所帯持ちとなって使えるお金が減ってきたせいもありますが、度々書いてますように、補償制度がなくなって一口馬主の環境が大きく変わったために多数口へのシフトをある程度は進めなくてはならないかと思っています。この趣味を長く続けるために。

従来は出資馬が未出走や未勝利で終わった場合は、(獲得賞金分は差し引いて)出資金の半分以上は補償として戻ってきたのですが、代わりのポイント制度で買った時にポイントがわずかに入っても到底その代わりにはなりません。私の場合はマイネハッピーの未出走引退でそれを実感し、現2歳もマイネルファラオンも、ノド鳴りの手術をしたのですが、もしも手術がうまくいかなくて能力を出しきれないまま終わってしまわないかとても心配です。その辛さも含め一口ライフなのですが、資金の回りも重要です。

補償制度がなくなった代わりは、自分でリスク分散をして、最悪の場合のダメージを小さくするのが一つの方法です。つまりこれまで1/100口で一頭だったのを1/400口で違う4頭に分けてリスク分散していくことはこの趣味を続けるためにやむを得ないと感じています。

ネガティブな理由での多数口への移行のことばかり書きましたが、同じ金額で複数の馬に出資し、小分けだけど楽しみが多様になるメリットはもちろんあります。それは十分満喫したいと思います。

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