2013/06/28

明日からツアー

明日からラフィアン・ウインのツアーです。

まずは2歳馬の近況から

マイネルファラオン
牧場だよりによると、喉は手術後、改善はしているがまだ音はするらしいです。うーん。。

ウインカレント
坂路の併せで、ウインフルブルームに大きく遅れる。芝かダートかは分からないが、これは長距離タイプと思いこむしかないかもしれません。馬体はとても良いらしい。

ウインゴスペル
「上昇している感じ」のように、いつも曖昧な近況が続いています。まだ少し時間がかかりますか。

ウインレーベン
7月上旬の予定が、急遽本日、函館競馬場に入厩。牧場の期待度も高そうです。ツアーで会えなくなったのは残念ですが。

そして、マイネショコラーデは日曜日の登別特別で8ヶ月ぶりの復帰戦。昨年もちょうどツアーのときに走って4着でした。今年はレースの時間がバスで移動のときになりそうで、テレビで見れないかもしれません。久々のレースとなりますが期待です。

ツアーは2日目にウインのCVFコースとラフィアンの真歌コースに分かれますが、CVFの方に行こうと思っています。ファラオンに会えないのは残念ですが。。CVFでウイン2歳馬3頭の初めて会う予定でしたが、レーベンが急遽入厩してしまったので、カレントとゴスペルに会ってきます。

ウインの方は既に一頭申し込みして確定していますが、実際に見て他の候補も絞り込んでこようと思います。ラフィアンの方もすぐに買うことはないですが、しっかり見てきます。

それでは、帰ってきたらまた色々と記事に書こうと思います。

2013/06/25

マターラミツルの12が募集中止

馬体の状態が思わしくないということです。

申し込み用紙に書いて投函して、自信を込めて記事に書いた翌日にまぁ…。

ツアーで代わりの馬を探してきます。

ついでに募集中止の具体的な理由も聞いてきます。

ウインマーレライと丹内騎手の話題

今月の会報で、ウインの義広社長が、期待のウインマーレライに丹内騎手を乗せることについて、
・ゲート試験や人の嫌がる癖馬でも真剣に取り組み非常に貢献してくれている。そういう人間にはチャンスがあるべき。
・一流はチャンスをものにし続けたから信用を勝ち取り一流の立場にいる。彼には「この馬に人生を賭けろ」と伝えた。
・会員からすれば「個人所有の馬でやってくれ」と思うかもしれないが、良い馬はクラブに最優先しているのも事実。
という清々しいほどハッキリ言った内容でした。


「人生を賭けろ」とはかなり重い言葉です。もしチャンスを逃したときはどうなってしまうのでしょうね。

ウチの馬は丹内騎手で昨年のマイネルイルソーレの新馬戦など3勝しているし、相性は悪くはないので、私としては、もしマーレライを持っていても今回のことはそれほど気にならなかったと思います。ラフィアンでもよくある出来事ですし。

最近のすぐ一流騎手や外人騎手に乗り替わってしまい若手軽視のビジネスライクな風潮との対比で、先日のマイネルホウオウが大知騎手でNHKがマイルCを勝った時は、ビッグレッドが大知騎手をチャンスを与えてきて育ててきたことを「昔ながらの義理と情」のような美談として多く取り上げられていました。

社台グループがビジネスライクの急先鋒で、昔ながらの個人馬主さんも減少中ですし、会員からお金を預かるクラブですが、ビッグレッドグループが社台とは違ったやり方で、若手にチャンスを与えていくのは、個人的には面白いことだと思います。その代わりその騎手がクラブの言うことを色々聞いてくれるのはギブアンドテイクということですが。

しかし、出資者からしてみれば、特に今回のマーレライのような馬はめったに出会えない大物かもしれないのだから、一戦一戦可能な限り上位騎手に乗ってもらって勝利の可能性を高めてほしいという言い分もよく分かりますので、皆が納得することはない難しい問題だとは思います。

結局は会員がラフィアン・ウインで続けていくのなら、良いか悪いかは置いといてこういうクラブだということを受け入れるしかないわけです。

2013/06/24

ウイン募集馬2頭に申し込み

ウインはラフィアンと違って先着順なので、ツアーで実馬を見る前ですが、本日2頭分書いて投函しました。ツアー前後に満口になることはまずないとは思うのですが、念のために。

この2頭は動画もじっくり見てかなり気に入ったので、ツアーで実際見た後でも覆らないだろうと思います。

レインボークイーンの12(父デュランダル)と、

マターラミツルの12(父ショウナンカンプ)です。

ツアーで実際に見てきて、また詳しく記事に書こうと思います。

2013/06/23

募集馬雑記

今日の宝塚記念はとても良いレースでした。ラフィアン・ウインに限らず、一口業界全体でステイゴールドとディープインパクトの人気は続きそうですね。

今週はウインイルソーレが2戦目で勝ちあがり、マイネグラティアが新馬勝ちしたように、好調が続きます。今年の申し込みは伸びるかもしれません。

* * *

さて、募集馬検討の方ですが、まずラフィアン、以前書いた内容と重複しますが、、

あまり話題になってなさそうなところでは、アドマイヤムーンの2頭、スリーピングインシアトルの12と、牝馬のフィールドボニータは好きな血統構成で、馬体も良いと思っています。前者は高く、後者は50口なので手が出ないのが残念…。ウインだったら両方ほしいですが。

マツリダゴッホ産駒は一番ほしいのはマンバラの12か、これも50口…。ゴッホ産駒はウインも含めて小さいのが多いですね。

ステイゴールドも全般的に良い馬が多いと思います。ステゴは全体的にウインよりもよく見えます。安めのところでは、サウスヴィグラスの2頭もなかなかいい。あとはシルクファビラスの12(父ケイムホーム)、マイネビクトリアの12(父ソングオブウインド)あたり。

* * *

今年は、予算の関係上、ウインの方を重点的に検討しています。

ウインの方で、ツアー前ですが出資をほぼ確定した馬が2頭います。先着順とはいえすぐ満口になることはないとは思いますが、一応もう投函してしまおうかと考えています。出資が確定したら、また記事にします。

2013/06/22

ウイン2歳馬達 馬体良くなってきた

ラフィアン・ウインの2歳馬達が続々と入厩、デビューしているなか、ウチはまだ入厩なしなので少し寂しく感じています。ですが、レーベンは来月上旬に入厩予定でカレント、ゴスペルも馬体が着実に良くなってきているので、そんなに遠くないと思います。

入厩してない代わりに、3頭ともツアー中に会えますので、公開調教で走る姿を見るのが楽しみです。

■ ウインカレント
「まだ体が重たい。暖かくなってくれば良くなってきそう」とよく言われていましたが、絞れてアバラが薄っすら見えてきました。坂路で良い動きを見せるようなタイプではないと思います。馬体は良い物があるので期待しています。


■ ウインゴスペル
冬毛もだいぶ抜けて、懸念点だったトモもだいぶ厚みが感じられるようになってきました。それでも、まだ冬毛が残っています。これが完全に抜けたら入厩間近だと思います。最近、サクラゴスペル、ドリームゴスペルと活躍していますので、ウインゴスペルもちなんで頑張ってほしいです。


■ ウインレーベン
当初は6月下旬に入厩予定でしたが、馬体が減ったせいか延びて7月上旬予定となりました。19日に第二回産地馬体検査を受検したそうです。馬体は仕上がって、だいぶよく見えます。ウチのウイン初出走馬として期待です。

      

2013/06/19

ウインの募集馬検討を進める

ウインの方も募集馬の体高・体重が発表され、動画を見て検討を進めました。気になる馬全部は買えないので、もっと絞りこまねばなりません。


レインボークイーンの12
画像でも動画でもよく見えた馬。抜群のスピード馬になると思う。少し高めだが買いたい。

プラチナウィンクの12
バランスがとても良い。ラフィアンの同父コスモエンドレス、マイネアルデュールほどマッチョではないが、ゴッホ産駒の走る傾向はまだ分からないので、これくらいの筋肉が調度良い可能性もある。一年前のウインマーレライに馬体が近いという観点では、今年の募集馬の中ではこの馬が一番かもしれない。
(6/20記 やっぱりあまり似てないかも…)

コウエイソフィアの12
この血統は、2年前に全姉のマイネヴァイザーとマイネハッピーの2択でハッピーを選んだ思い出がある。本馬は均整のとれて品があり良いと思う。この馬は特に厩舎の影響でかなり人気になるっぽい。気性の問題もあるし様子したいのだが、人気になって急いで出資するまではどうか迷いどころ。

ハリウッドローズの12
ユーキャンドゥイットの12
キンシャサノキセキ産駒の2頭。現時点ではハリウッドローズの方がバランスが取れてよく見える。5/22で一番の遅生まれだし、今後もっとよく見える可能性もある。ユーキャンドゥイットは冬毛で分かりにくいところがあり、まだ結論は出せない。

コスモダンスナイトの12
配合も馬体も良い馬だと思う。ただカタログにも書いてあるように、兄マイネルアクロスはデビュー時422kgだし、一つ上のウインバレリーナは現時点で400kgに届かなくて苦労している。本馬は現時点で体高149、馬体重390と標準サイズはあり、カタログにも、今年の仔は違うとあるが、まだ分からない。人気になるタイプでないと思うし今のところ様子見してみたいと思う。

マターラミツルの12
血統も面白いし、その血統に合った馬体に見える。たぶん様子見して大丈夫。

ポンテディリアルトの12
バランスが良い馬体で、ウインのコンデュイット産駒の牡馬では一番よく見えたが、コンデュイット産駒はまだ分からないの様子見。

コスモフォーチュンの12
動画を見ると、画像の時よりもよく見えた。しかし、高いので買えない。

コスモヴァレンチの12
全姉のマイネヴァリエンテとまた違って見える。良いかもしれないが、牝馬でこの価格は高いので今のところは買わない予定。

メジロシャープの12
800万の募集価格で意外にも画像も動画もよく見えた。が、母の繁殖成績があまりに悪いので買わない予定。

2013/06/17

アルナイル 5着

アルナイルが勝利後の降級で再び500万下(阪神 芝2200m)に出走。一年ぶり以上に関西圏でレースをするということで、久々に競馬場へ行ってきました。

良馬場発表でしたが、土砂降りの中でのレース。その影響はあったかどうかは分かりません。テンの行きっぷりが良くないアルナイルにしては、珍しい先行策。直線入口は先行集団でしたが、抜きつ抜かれつの5着。中井騎手はとても上手に乗ってくれると思います。

私は3着には入ってくれると思っていましたが、結果は2,1,4,3,5番人気の順で5着。いつもながら皆さんの方が馬の実力をよくわかってらっしゃる。

勝ち馬との差はそれほどないし近々また勝てそうな気はしています。レース後の勝馬の記念撮影時もすごい雨で、その時は傘はさせずにズブ濡れにならねばならないので、この日は勝たなくてよかったと思い込むことに…。

* * *

中村調教師「のめって走りのバランスを崩していたところがあり、道悪の影響があったのはないでしょうか。直線で思っていたほど伸びきれませんでしたが、勝ち馬からは離されていないですからね。馬体がちょうど良い具合にふっくらしていますし、道中の行きっぷりからも状態は良かったと見ています。トレセンに戻ってからも問題がなければ続戦しましょう。中京の牝馬限定戦を考えています」

今後は7月6日(土)中京の牝馬限定・芝2000mを目指して状態を整えていく、とのことでした。


2013/06/15

ラフィアン募集馬 カタログを見て

ラフィアンの方は頭数多いので、まだ全馬をじっくり見れていません。なので、100口の牡馬からパッと目についた馬を挙げてみます。

高い馬だと、マイネヌーヴェルの12(父ハーツクライ)、ハトシェプストの12(父ネオユニヴァース)、そして血統で気に入っていたスリーピングインシアトルの12(父アドマイヤムーン)が目につきました。だけど、これらは高くて手が出ないかな…。

2歳戦でスタートダッシュ決めたマツリダゴッホ産駒、やっぱりトモの発達が良い馬が多いです。コスモエンドレスの12、マイネアルデュールの12など。だけどダート馬かもしれないし、そこらの判断は難しい。

安馬では、11万のコスモボヤージュの12(父ロージズインメイ)が意外に良いと思えます。ただ、馬体が小さいのは引っかかります。まったく人気はないだろうし、様子見したい。

手が届きそうな馬の中では、シルクファビュラスの12(父ケイムホーム)が良いスピード馬になりそうです。

ダート血統だから多分買いませんが、サウスヴィグラスの2頭、ドラマチックローズの12、マルハチプリーの12、カネヒキリ産駒のリンガスマドンナの12などは堅実で確実性は高そうです。

マイネエストレヤの12はコンデュイット産駒らしくないすごい筋肉だけど、このような父の特徴と大きく異なる馬は判断に難しいです。それにだいぶ小さいのか。

買えないけど、ディープ産のマイネトゥインクルの12はウインのコスモフォーチュンよりもよく見えます。もしも買えるならこちらで。

セトアンゼラの12、マルカフルートの12などステゴ産駒もバランス良く目に付く馬が多いです。

ウイン募集馬 カタログを見て

ラフィアン、ウインで実物はまだですが、オンラインでカタログが公開されました。まずは、頭数の少ないウインの方から。

■ 牡馬
垢抜けて、一番良く見えたのがレインボークイーンの12(父デュランダル)。字面だけのときに2000万と高額なのであまり考えてなかったけど、画像を見て欲しくなってきました。

安めの中ではマターラミツルの12(父ショウナンカンプ)。サクラバクシンオー系らしい期待通りの馬体でした。リサイトアチャームの12(父バゴ)はトモは大きいが胴詰まりと極端な体型。書いてある通り堅実タイプだと思います。様子見したい一頭。

あと、血統見て考えていた中ではプラチナウィンクの12(父マツリダゴッホ)、ゴッホ牡馬は皆、筋肉が発達していますね。キンシャサノキセキ産駒ではハリウッドローズの12の方がよく見えました。

ステイゴールドの中では一番高いけどチャンネルワンの12がいいでしょうか。コンデュイットの中ではポンテディリアルトの12。

目玉の一頭のコスモフォーチュンの12(父ディープインパクト)は馬体が貧弱に見えるのですが、ディープだから今のところはこれでもOKなのかな。

■ 牝馬
コウエイソフィアの12(父ステイゴールド)が均整が取れて良いと思いました。当初は考えてなかったけど候補にいれようと思います。次に、血統面から考えていたコスモダンスナイトの12(父ロージズインメイ)、イクスキューズの12(父マツリダゴッホ)も候補に。安めの中でメジロシャープの12(父リンカーン)が意外と良いかもしれません。

まだ動画が出てないのでそれを見て、ツアーで実馬見て絞っていきます。

カタログの義広社長のコメントはだいぶ特徴が出てきましたね。サマーアクトレスの12のコメント。将来、坂路調教を始めた頃に「この馬動きますよ」とスタッフが言う姿が目に浮かびます、などは面白いです。

2013/06/13

1/100口と1/400口

1/100口と1/400口、一応はラフィアンとウインを念頭に置いてはいますが、ここではその口数の形式のみの違いを主観的に書きます。

基本的には、その馬の所有割合が増えるほどに本物の馬主感覚に近づいていくことでしょう。勝った時の喜びも、負けたときの悔しさ、怪我した時の悲しみも、所有割合が大きいほど大きくなります。私の場合は所有割合にほぼ比例して、それらの感情も大きくなる気がします。

1/100口と1/400口でその感覚はだいぶ違います。1/100口ですと切れ端でも馬主感覚に近いものは感じます。1/400口でもなくはないですが、POGの延長上のような感覚になります。

1/100口でも1/400口でもブログに書いていく場合は、ほぼ同じような頻度・文量で、そして同じような期待を込めて記事を書いていっています。ここらでは差が出ていません。

しかし、以前に1/400口を持った経験からも、競馬場へ応援に行ったり、口取りを申し込んだりする段階になると、1/100口と比べそのモチベーションは下がります。口取りも、口数が多いとその分申し込みも多く抽選になった場合外れる可能性も上がるので面倒くささも出てきます。

楽しみを大きくするためには所有割合を大きくするのに越したことはないのですが、特に経済的な理由のためになかなか難しいものです。私の場合も所帯持ちとなって使えるお金が減ってきたせいもありますが、度々書いてますように、補償制度がなくなって一口馬主の環境が大きく変わったために多数口へのシフトをある程度は進めなくてはならないかと思っています。この趣味を長く続けるために。

従来は出資馬が未出走や未勝利で終わった場合は、(獲得賞金分は差し引いて)出資金の半分以上は補償として戻ってきたのですが、代わりのポイント制度で買った時にポイントがわずかに入っても到底その代わりにはなりません。私の場合はマイネハッピーの未出走引退でそれを実感し、現2歳もマイネルファラオンも、ノド鳴りの手術をしたのですが、もしも手術がうまくいかなくて能力を出しきれないまま終わってしまわないかとても心配です。その辛さも含め一口ライフなのですが、資金の回りも重要です。

補償制度がなくなった代わりは、自分でリスク分散をして、最悪の場合のダメージを小さくするのが一つの方法です。つまりこれまで1/100口で一頭だったのを1/400口で違う4頭に分けてリスク分散していくことはこの趣味を続けるためにやむを得ないと感じています。

ネガティブな理由での多数口への移行のことばかり書きましたが、同じ金額で複数の馬に出資し、小分けだけど楽しみが多様になるメリットはもちろんあります。それは十分満喫したいと思います。

2013/06/12

募集馬の厩舎発表

昨日、ラフィアンで募集馬の予定厩舎と体高・体重が、ウインで予定厩舎が出ました。ラフィアンの体高・体重は例年はツアー後でしたが早まりました。

予定厩舎に関しては、ほぼ想定の範囲内ですね。ウインのコウエイソフィアの大久保龍志厩舎が少しサプライズでしたが。

成績の良い上位厩舎は高い馬が多く、安めの馬から当てようと思ったら、細かいところは気にしてたらきりがないので、よほど成績が悪い厩舎でなければ、OKとする方針です。成績上位の厩舎は、なかなか入厩できず放置されることも多く、上位なら上位なりの問題もありますし。

一口馬主にとって、クラブにとって良い厩舎は表面的な数字や情報だけで判断するのは難しいので、ツアーのときなどに色々聞くのが一番です。

おそらく今週末にはオンラインカタログがくると思うので、本格的な検討はそれからですが、ラフィアンの方は15万以下の牡馬を中心に見ていこうと思っています。

ウインの方は、皆さんの検討を見ていると、コスモフォーチュン、コスモヴァレンチ、コスモプラチナ、コウエイソフィア、チャンネルワンと、高めの良血馬が人気になっています。

私もそうですが、キンシャサノキセキ2頭に目をつけている人もよく見かけます。

私は、今のところウインの方もラフィアンの方も安めの馬中心で探すつもりです。

2013/06/09

狭間の週

今週は、ウチの馬の出走はないし、2歳馬達の近況もないし、まだ募集馬のパンフレットも届かないし、G1レースもないしで、色々と狭間の週でした。

ですが、新馬戦が始まって2週目で、土曜日にマイネルギャルソン(父マツリダゴッホ)が勝ち、日曜日にマイネルフロスト(父ブラックタイド)と、話題のウインマーレライ(父マツリダゴッホ)のワンツーとなり、特にマツリダゴッホ産駒の活躍が目立ちました。グループとしては幸先の良い2歳戦のスタートですね。

この3頭の中では、ギャルソンは1次募集馬の検討の際に、最終5頭の中に残ってた馬なので、少し後悔の念があります。当時は堅実タイプだけど大物ではないという評価をしたのですが、今回のレースを見ると上でも十分やれそうですね。

日曜日に勝ったフロストはもちろん、斜行しまくりのレースで2着だったマーレライも強い内容。この2頭は募集時はあまり検討しなかったです。

マツリダゴッホ産駒は今日の2頭の他にも続いてきますし、今年の募集馬でも人気あがりそうです。私もじっくり見てみます。

クラブの2歳馬の活躍を目のあたりにすると、ウチの2歳馬4頭いてまだ入厩馬がいない状況に少し焦りが。まだまだ慌てる時期でないのはわかってはいるのですけどね。

2013/06/07

オルフェーヴルとロードカナロア

完璧な馬体かどうかは断言できませんが、前回、理想的馬体の見本として使っていると書いたオルフェーヴル(中距離代表)とロードカナロア(短距離代表)。どちらも歴史的名馬なのはまちがいありません。(オルフェーヴルをサンプルとすることはこのブログから影響を受けました)

それぞれ、サンデーとロードの募集時カタログから画像を拝借。

オルフェーヴル(オリエンタルアートの08)

ロードカナロア(レディブラッサムの08)

共通として言えるのは、やはりバランスの良さ。1歳は成長の過程であり、馬体のバランスは一旦は崩れやすいものですが、大成するにはこの時期でも馬体のバランスの良さは非常に重要です。

両者の違いは、ロードカナロアの方がオルフェーヴルと比べ、トモ、肩、首などの各パーツの比率が一回り大きいこと。このあたりが距離適性の一番の差になっていると思います。

一般的に胴長は長距離向き、胴が詰まった馬は短距離向きと言われていますが、これは当てはまらないことも多いように感じています。

大人になれば、どの馬も胴が伸びてくるのですが、1歳時から胴が長い馬は全体のバランスが崩れやすくなってきて確実性に欠けやすい。また胴が詰まった馬は比較的堅実な反面、大物にはなりにくいと感じています。この2頭のように、胴伸びは長すぎず短すぎずの標準的なものが一番いいのではと思います。

もちろん走る馬体のパターンはこの2頭だけではありませんし、これらの馬体にそっくりだったとしても走らないこともあります。ですが、似ている馬を選んでいけば、走る馬を当てる近道の一つなのは間違いないと思います。

そういえば、今年社台TCで募集される1億8000万のオルフェーヴルの全弟、オリエンタルアートの12は、オルフェーヴルよりもさらに垢抜けてよく見えますね。ほとんどの人が一目で良いと思える馬でしょう。

2013/06/02

馬の見方を勉強しはじめて分かったこと

馬の見方、すなわち走る馬とはどういうものか、ということですが、最近真面目に勉強を始めました。

これまでは、血統で大体目星をつけ、ツアーで社長やスタッフの評判を聞いて選別していくことが多かったです。にわかの自分が多少眼を鍛えたところで、毎日馬を見ている人達には敵うわけはないので、素直にその評価にしたがった方がいいだろうという考えもありました。

一口馬主を始めて10年以上やって、さすがに初めの頃よりは良い馬について漠然とわかるようになった気はしていますが、良い馬を当てる確率をあげるためには自分でもっと勉強することが不可欠だとは思っていました。そしてその方がもっと一口を楽しめるだろうということで。

具体的には

1.本やネットから馬の見方の基本を知る。主に馬の各パーツの見方について。これはこれまでも取り組んでいたことですが、ここどまりでした。

2.理想の馬体として、走った馬の1歳時の馬体をひたすら眺める。今回は中距離馬としてオルフェーヴル、短距離馬としてロードカナロアを選んだ。とにかくひたすらこの2頭の1歳時の馬体を眺める。

3.過去の募集カタログの馬体を自分で採点して、その後実際の成績と照らし合わせフィードバックしていく。練習はG1馬を多く輩出している社台・サンデーの過去カタログで行なった。ラフィアンだと成績を多く知ってしまっているということもある。

4.多く眺めていると基準がブレてしまいがちなので、頻繁に2.に戻る。


そして、数年分の数百頭を見てみてわかったこと。すごく当たり前なことばかりですが改めて書いてみます。

・理想馬体(オルフェーヴル、ロードカナロア)に近いほど走る確率が高い。離れるほど走らない確率が高い。理想馬体はバランスが非常にいい。走らない馬はバランスが悪い馬が多い。

・馬体に父の影響が強く出る。父に似た産駒は走りやすい。良い馬体でも父と違ったタイプだと走る確率が下がる。例えばアグネスタキオンやシンボリクリスエスは比較的分かりやすい。フレンチデピュティはよく分からない。

・血統ごとに走る馬の特徴が変わってくる。理想馬体との比較は頭に置きつつも、父ごとに基準の微修正が必要。

・牡馬と牝馬の理想馬体はやはり違う。上記2頭では牝馬と真性の短距離馬(適性距離が1000~1200)はカバーできていなかった。(少なくともロードカナロアの1歳時は真性の短距離馬ではない)

・良血ほど馬体が良くなくても走る確率は上がる。

・理想馬体に近い馬を見つけることは慣れてくれば難しくない。しかし、そういう馬の多くは価格が高い。お手軽価格の中で理想馬体から多少離れた馬体の中から走る可能性を確率高く見出すことは難しい。それは主に、バランスは多少悪くてもトモは立派か、逆にトモは物足りなくてもバランスは良いか、の場合である。

・芦毛と青鹿毛は馬体が見づらい。


とりあえずは、今年のカタログ到着までしばらく練習を続けて、今年の選馬に活かしていきたいと思います。