2013/05/20
今年のロージズインメイ産駒
アルナイルの勝利で気分をよくしたところで、今年のロージズインメイ産駒の募集馬を検討してみます。
今年は今のところリーディング21位で、昨年の16位から落ちていますが、これは現3歳の世代の産駒数が少ないことが原因の一つです。今年の2歳はさらに少ないので、残念ながらこれから来年にかけて下がることはやむを得ない状況です。
ですが、現1歳、今年の募集馬の世代からはコスモオオゾラやドリームバレンチノの活躍で種付け数がV次回復した世代です。2次募集でもセリで買った産駒がはいってくるかもしれません。
ラフィアンは牡馬2頭。
コスモボヤージュの12 母父ピルサドスキー 牡 11万 谷藤弘美
マイネディアマンテの12 母父マヤノトップガン 牡 14万 BRF
マイネディアマンテはお馴染みの繁殖。父アドマイヤマックス産駒のマイネルアダマスは2勝してますし、父ステイゴールドのマイネルジェイドはあと一息で勝ち上がりそうなところです。ロージズインメイ産駒の本馬も堅実に走りそうなイメージです。
問題はコスモヴォヤージュの12の方で、なんと言っても母父のピルサドスキーが目につきます。母コスモヴォヤージュは未勝利で兄姉3頭も中央での勝ちはありません。ですが、叔父に重賞勝ちのケイアイガードがいたり、近親に種牡馬アレミロードがいたりと血統は悪いものではありません。そのピルサドスキーが気になる点を除いては…。
それなりに期待されていたと思うピルサドスキーですが、初年度の2歳戦勝ち上がりが0頭だったことは有名です。その後数年で盛り返してきましたが、IEなどの数字はやはり良くないです。ピルサドスキー自身がスタミナタイプの晩成だったことが原因でしょう。
しかし、ラムタラなどもそうですが、スタミナタイプの種牡馬は父としてはイマイチでも母父に入ると活きることがよくあるもので、ピルサドスキーの母父としての成績は父のものと比べてだいぶ良いものとなっています。
ロージズインメイは母系の特徴をそのまま出しやすいので、スピード不足の懸念は残りますが、コスモヴォヤージの12も悪くない配合なのではと思えてきます。なんといっても価格が安いですし。本馬も十分に検討の価値ありとみました。
ウインの方は牝馬一頭です。
コスモダンスナイトの12 母父ダンスインザダーク 牝 3.75万(100口換算で15万) CVF
ラフィアン牡馬と比べ、牝馬でこの価格は少し高い印象ですが、その分出来が良いのかもしれません。母と同じく芝中距離で活躍することになると思います。
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