2011/04/30

メガロス 昇級初戦

(ラフィアン近況)

4/22 金

マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。日によってはキャンターを課さず、メリハリのあるメニューを組むのが吉田厩舎のやり方。曜日によって決められているわけではなく、調教のパターンは週によってバラバラです。師は「あしたはウッドコースで追い切りをかける予定。日曜日はたぶん曳き馬とプールだけになると思います」と週末のスケジュールを述べていました。30日(土)の京都の芝1200mに幸騎手で出走する予定です。

 

4/29 金

マイネルメガロスは、30日(土)、京都6Rの芝1200mに出走します。幸騎手が乗れなくなり、減量の国分優作騎手で臨むことになりました。坂路で行った27日(水)の追い切りは52.4秒。タイミングが合わず、他馬に突かれるかたちだった前半に気負ってしまい、テンの入りが速くなる内容です。吉田師は「調教タイムは指示よりも早くなったが、状態は自信を持っている。小倉を除外された影響もないですよ」と話していました。

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2週間前に除外になったドラセナ賞はロードカナロアの圧勝。メガロスが出走できていても勝つことはできなかったと思います。今回は平場の1200m。メガロスを含め昇級初戦が6頭。実績的にチューリップ賞で4着にきたタガノラヴキセキが人気になりそう。

昇級初戦なので大きなことは言えませんが、吉田師も仕上げに自信があるとのことですし、好勝負はしてくれると思っています。それに久しぶりの小倉ではなく関西の競馬場での出走。現地応援に行けます。楽しみです。
 

2011/04/26

WIN5に少しだけ要望

いよいよWIN5が始まりましたね。単勝好きの身としてはなかなか興味がある馬券です。でも、昨日はまだ様子見で買っていませんでしたが。

昨日は、5レース全てが4番人気以内の比較的堅い決着。払戻金は810,280円。これが単勝転がしだったら、京都10R 350円、京10R 610円、新潟11R 550円、京都11R 510円、東京11R 1080円で、544,320円となります。(馬券購入時10円未満切り捨て) 各レースごとに控除金を取られるコロガシと比べ、26万もお得なのですが。。。その幸せはあくまで当たったときの話です。

私としては、以下の二つのどちらかをJRAが実現してくれたら、と思っているのですが、、

1.WIN3
やはり5レース連続はなかなか厳しい。そこで1競馬場での特別3レースを対象にしたWIN5のライト版であるWIN3がほしい。または3場のメインのみの3レースか。この場合なら急ぎ足ですが、パドックを見てから馬券も購入できる?

2.10円単位での購入
今回、的中された人の買い方を参考にしてみると、各レースで2、3頭はセレクトして組み合わせで購入数は100を超える、すなわち万単位で購入している人が多数のようです。やはり当てるためにはこれくらいは必要でしょう。これは貧乏人には厳しい。。。もし10円単位ができるのなら、と思いませんか?10円単位ならもっと気楽にバンバンチャレンジする人が増えるとは思います。売上にするとどうなるかまでは分かりませんが。。

なぜ馬券の最低購入単位は100円で10円ではないのか。それは10円単位だと払戻金が1円単位となり、払い戻し処理が煩雑になってしまうからです。しかし、そもそもWIN5はネット販売限定なので、購入が10円単位でも処理の煩雑さは関係ないはずです。また、払戻金が最低でも10万単位となるWIN5なら、10円単位にしても払い戻しは万単位。これなら払い戻しの1円単位は切り捨てでもなんら問題と思います。

正直、10円単位の実現は難しいかなと思いますが、WIN3の方はもしかしたらそのうちできるかな、とも思っています。

2011/04/20

ヴォヤージ 成長放牧へ

(ラフィアン近況)

4/19 金

マイネヴォヤージは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。追い切りをこなしてある程度の体力が付き、ゲートダッシュの練習もかなり進んだことから、予定通りこの中間から休養へ。朝5時半から夕方まで放牧地で管理しています。主任は「体が400キロを切っていたので、1ヶ月程度はゆっくりさせるかも。この機会に少しでも体が成長してくれれば。馬自身はリラックスして元気に過ごしていますよ」と話していました。


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1月には420あった馬体重も中間の調教で400を切るまでに。長めの休養で背も伸びてふっくらしてくれればいいですね。

先日の桜花賞を姪にあたるマルセリーナが勝ったことで、少しは注目を浴びたかもしれないヴォヤージ。でも、姉妹ではなく姪と叔母なので参考程度と思うことに。元より母系よりも父テオフィロにひかれて出資した馬。ディープインパクトとはまた全く違ったタイプになるはずです。
 

3月

4月


パティ 馬体が少し成長

(ラフィアン近況)
4/19 金
マイネパティは、コスモヴューファームで調整中。坂路でキャンター800m2本の運動をしています。日々の乗り込みによって息遣いが良くなり、終いでもうひと踏ん張りできるようになりました。ペースが速くなるともたもたする傾向にあり、手応えに余裕がなくなりますが、マラソンランナーのように一定のスピードは長くキープできる方です。馬体重は2月下旬の計量から20キロ増の416キロでした。

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「マラソンランナー」とは、これはまたサラブレッドに相応しくない例えですが、まぁ気にせずに。まだ速いペースに対応できていませんが、まだまだこれから。パティに関しては。

調教を開始して数週間経っていますが、それでも馬体重が416になったのは嬉しいことです。もう一回り大きくなってくれればいいですね。

3月

4月


アルナイル 最終仕上げへ

(ラフィアン近況)

4/19 金


マイネアルナイルは、ビッグレッドファーム明和で調整中。入厩の時期は未定ですが、早めにデビューさせたいと考えています。前回からの休養の間隔は詰まっていますが、最終仕上げに入るにあたり、この中間に10日間のリフレッシュ放牧を設けました。16日(土)から再び坂路でキャンター1100m1本の運動に取りかかっています。一息入ったとはいえ、短期間だったので馬体に緩みはなく、逆に張りがあるほど。先日の計量では452キロでした。


 

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先日のBRF訪問で聞いたとおりに、アルナイルは早期入厩を目指して、最終仕上げに入るようです。今回の2歳馬の近況で多くの2歳馬が20日(水)の産地馬体検査を受ける予定と言われています。アルナイルは書かれていませんが、BRF訪問時では受けると言われていたので多分受けると思います。

3月

4月


2011/04/18

ラフィアン入会のきっかけ

ラフィアン入会のきっかけを今振り返ってみると、一つのレースだったように思える。それは1999年の皐月賞。テイエムオペラオーが勝ったレースである。ラフィアン馬はマイネルタンゴ、マイネルシアター、マイネルプラチナムの3頭が出走していた。それぞれ4,5,9着と検討した。ちなみにそれぞれ14,11,3番人気で人気とは逆の着順となっていた。勝てはしなかったが、この結果に当時の自分は、素直にすげー!と感嘆したものだ。もちろん、このレース以前にも、マイネルマックスとマイネルラヴのG1制覇の活躍も影響していることは間違いないが、この皐月賞がラフィアンへの興味を一層引き立てたレースとなった。自分の愛馬以外のラフィアン馬のレースとしては未だに一番印象に残っているレースかもしれない。

皐月賞に出走した3頭の中で、特に印象的だったのが4着に粘ったマイネルタンゴ。父はファストトパーズという昔のラフィアンらしいマイナー血統。募集価格は1600万。5月5日生まれだから端午(の節句)という名前らしい。私は皐月賞でマイネルタンゴの走りにひかれ、それから追っかけるようになった。タンゴは次のNHKマイルCでも5着となり、ダービーは連戦の疲れか距離が長いのか14着に沈んだ。しかし、この世代では唯一、春のG1の3戦をタフに走りきった。きっかけのレースが皐月賞なら、きっかけとなった一番の馬はマイネルタンゴということになるかもしれない。

タンゴはその後、七夕賞で2着するなど活躍したが残念ながら重賞制覇まではできなかった。31戦4勝で引退。引退後は静岡の方で乗馬となっているらしい。血統いい戦歴といい、いかにもラフィアンらしい活躍馬だった。

あの皐月賞から早12年。競馬界、競馬を取り巻く状況はあの時とは大分変わっている。周りが変わるからラフィアンもまた変わらなければいけない。募集馬には自家生産馬が増え、マイネルタンゴのようなマイナー血統の募集はかなり減った。寂しいことだが理解はしている。

一口馬主としての夢はG1制覇!だが、その前として出走だ。今年はショコラーデが桜花賞に出走して一つ目標を達成してくれたが、タンゴのように牡馬のクラシック戦線をタフに走り抜ける馬にもそのうち巡りあってみたいものだ。

2011/04/16

メガロス ドラセナ賞は残念、除外

(ラフィアン近況)
4/15 金
マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。予定していた小倉のドラセナ賞は残念ながら除外。30日(土)の京都の芝1200mに目標を切り替えることになりました。幸騎手が手綱を取る予定です。吉田師は「今週の追い切りは52秒台。2週間ぶりに併せ馬をしたら、ハミを噛んで(掛かって)指示よりも少しタイムが早くなってしまった。ただ、状態は良い。それだけに今週のレースを使いたかった。今後もうまく仕上げていきたい」と話していました。

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まさか38頭も登録してくるとは。。。この頭数で抽選前から覚悟はしていましたが、案の定除外。ドラセナ賞は今年初めてのレースだそうで、ぜひメガロスに栄えある初代優勝を目指してもらいたかったのですが、、仕方ないですね。

来週からは関東の競馬も復活して3場開催になるので、除外ラッシュも大分落ち着いてくるでしょうか。2週間後のレースに改めて期待します。

2011/04/12

ショコラーデ 次走は葵Sを検討

(ラフィアン近況)
4/11 月
マイネショコラーデは、10日(日)、阪神11R桜花賞に出走し、18着でした。次走については、トレセンに戻った状態を見て検討します。候補としては5月14日(土)京都の葵ステークス・芝1200mなどが考えられます。


(スポニチ記事)
和田騎手「もう少し前に行きたかったんだけど、ハミを取ってくれなかった。3コーナーあたりから脚が上がっていた。」

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まだ決まったわけではないですが、次走はやはりオークスやNHKマイルではなく、短距離のOPとなる見込みです。でも、例え桜花賞で好走して5,6着くらいになっていたとしてもこちらの選択の方が良いと思います。

和田騎手のコメントだと、第3コーナーくらいでもう走る気をなくしていたようです。これは距離が長かったとかそれ以前のことです。ショコラーデはスタートで出負けしてその後、早いペースで一気に先団に取り付いていきました。私が思うに、ここで和田騎手が抑えたために、気分を害して走る気をなくしてしまったのではないかと。こうだとすると、やはり距離は短い方が良さそうです。真相は不明ですが。。

葵Sだとすると、次のレースまで少し開きますのでその間に精神的にリフレッシュしてくれれば、と思います。同厩舎で同級生のメガロスもシンガリを経験しましたが、立ち直って先日見事に勝ち上がってくれましたし。

ショコラーデの新章にまた期待します。
 

2011/04/11

ショコラーデ 桜花賞最下位も感謝

ちょうど満開の桜と暑いくらいの晴天、まさに桜花賞に相応しい日和となりました。お花見目当て?のお客さんも押し寄せ、阪神競馬場にしてはかなりの人の数。それにしても桜は本当に綺麗です。



パドックから出てきたショコラーデは、冬毛もすっかり抜けて前回よりも明らかに良化しているように見えました。最初は入れ込み気味でしたが、周回していくうちに大分落ち着いてきました。デビュー以来初めてメンコを付けていました。いつもよりも多い観客を気にしてのことでしょうか。

レースは、前回と同じくスタートでやや出負けするも、徐々に中団に進出。そのまま折り合っているように見えました。しかし直線ではまったく伸びずにズルズルと後退。。。最下位で入選。

(fromRaceCourseより)
和田騎手「ハミを取らなくなって早々と失速。敗因はよくわからない」

吉田調教師「戻った様子を見て、次走を検討したい」

和田騎手も最後はまったく追っていなかったので、故障も心配しましたがそれはなさそうでまずは安心です。途中で走ることを諦めてしまったようで、前走の精神的ダメージがあったりしたのならやはり心配です。

何はともあれ、私にとって愛馬初のクラシック、ショコラーデにとっては人生で一度きりの桜花賞の舞台は終わりました。結果は残念なところはありますが、前走のように不利はないし、これが今日のところの実力ですので、無事に走り終えてくれて満足しています。

大目標の桜花賞は終わってもショコラーデの競走生活はまだまだ続きます。間違いなくオークスはないだろうし、今日の結果からNHKマイルも出ないで、短距離のオープン戦から仕切り直しとなるのではないでしょうか。ショコラーデなら今回の敗戦から立ち直って、またそのうち大きな舞台に出てくれると信じています。




2011/04/09

ショコラーデ いよいよ桜花賞の舞台へ

(ラフィアン近況)

4/8 金

マイネショコラーデは、10日(日)、阪神11Rの桜花賞・芝1600mに和田騎手で出走します。この中間は土曜日に坂路で追い切ったのを始め、駐立練習を行う等、順調に乗り込まれてきました。6日(水)の追い切りでは弾むような動きを見せ、直線でしっかり脚を伸ばしています。吉田師は「レースへ向けてやれるだけのことはやれたと思う。1回使って馬は良くなっているし、成長して力もつけている。やはり距離への対応が鍵になるが、個人的にはこなせると見ている。大外枠なので前に壁をつくりづらいのは気になるが、和田騎手に託したい。チャンスはあると思う」と力強くコメントしていました。
 

* * *

とうとうマイネショコラーデが桜花賞に出走します。思えば一年前のデビュー前から牧場で桜花賞に出てほしい馬と言われていたショコラーデ。骨折などトラブルもありましたがそれを乗り越えて、本当に実現させてしまうとは大したものです。

やっぱりクラシック、特に牝馬にとっての桜花賞は特別なレースだと肌で感じます。当日、ショコラーデは私たちラフィアンの会員達、クラシック初挑戦となる吉田厩舎、デビューから騎乗してくれている和田騎手、ラフィアンの社長とスタッフの方達、ショコラーデを育ててくれた牧場の方々、POGで指名してくれた人達、純粋にショコラーデのファンで応援してくれる方々、そして恐らく子供のG1勝利を心待ちにしているロージズインメイなど多くの人(馬)の想いも乗せて走ることになります。・・・とは言え、人気もないので気楽にね、ショコラーデ。ぜひ力を出し切って悔いのないレースをしてほしいと思います。

 

メガロス 中一週でドラセナ賞へ

(ラフィアン近況)

4/8 金

マイネルメガロスは、小倉競馬場から無事に栗東へ帰厩しました。きのう木曜日までは曳き運動で楽をさせて、きょう金曜日から騎乗を開始。角馬場でハッキングを主体に軽めの調教をこなしました。吉田師は「中1週でも大丈夫ですね。少し楽をさせたが、目立った疲れもないので土曜日からは坂路に入れて進めていきたい」と述べていました。16日(土)、小倉のドラセナ賞・芝1200mへの出走を予定しています。

 

* * *

メガロスはこれまで順調さを欠くことが多かったし、前走の疲れがどうかと思っていましたが、中一週で続戦しても大丈夫な見込みですね。500万下とはいえ特別戦、一度は小倉へ行って応援したいとは思っていますが。。

↓前々走の3着になったときのパドックでのメガロスです。正面から見ると、幅のあるゴロンとした体型。やっぱり短いところが合っていそうな馬体ですね。メガロス達3歳世代が募集された時、メガロスはそんなに肉が付いていなくてスマートな所があるのでマイラーだろうと言われていました。それが成長するにつれ筋肉質になり、今の体型に。このこと自体は別に良いことでも悪いことでもないのですが。やはり馬はどんどん変わっていくものです。




2011/04/07

クラッチ 次走はいつになるだろう

(ラフィアン近況)

3/25 金
2011.03.25(金)マイネルクラッチは、23日(水)に栗東からビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。今後については馬の状態と開催の情勢を見ながら改めて吉田師と相談することになっています。

3/30 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3〜4本の運動をしています。一見すると後肢の歩様がくたくたしているようですが、実際に跨がると違和感はなくキャンターに行っても軽快な動きを見せます。冬毛も抜けて馬体が綺麗になってきました。今後の情勢や同馬の状態を見ながら適宜追い切りを織りまぜていきます。馬体重は515キロ。


4/6 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m4本程度の運動をしています。深い砂に脚を取られる若駒が多い中、7歳で実力もあるこの馬は、すいすいとした走り。15−15を2本連続で課しても楽に駆け上がれます。循環器や消化器などが良くなっているのか、被毛には光沢が出てきました。馬体重は520キロ。得意の新潟あたりで使えればと考えています。

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本来ならば3/13に出走予定でしたが、震災による開催中止の影響で、鉾田へ行ってしまっているクラッチ。でも、その間に状態は良くなっているようで結果オーライとなるでしょうか。

関東の開催が中止となり、空前の除外ラッシュが続いている状況でしたが、ようやく新潟と東京の開催が決定。3場開催ができそうになってきました。除外ラッシュも少しは落ち着いて、クラッチの出走の予定も立ってくるでしょう。

2011/04/03

メガロス 初勝利!!

できれば現地観戦したいのですが、小倉へはなかなか行けず。。WINS梅田でレース観戦していました。単勝3.0倍の一番人気。一番人気だと返し馬やゲート前の輪乗りで重点的に映してもらえるのが嬉しいです。

スタートは並で、先団の後ろからレースを進めるも徐々に前に進出。4コーナーでは先頭に取り付き、そのまま押し切る危なげのない競馬でした。メガロスも頑張ってくれたり、丹内騎手もうまく乗ってくれました。

デビューから5戦目で待望の初勝利!とても嬉しいです!これでウチの3歳世代は同厩舎のショコラーデとともに2頭とも勝ち上がり。ラフィアンや吉田厩舎のスタッフの方々に感謝です。この勢いで来週のショコラーデも。。。

これまでダートやマイルも試してみましたが、やっぱり芝のスプリントが一番合っていそうです。この後は休養かもと思っていましたが続戦のようです。今日のメガロスのタイムは1:08.7で、同条件の3歳500万下の芝桜賞の勝ちタイムが1:08.5。単純に時計だけ比較したら、上のクラスでいきなり好勝負してもおかしくありません。次走も楽しみです。

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(from RaceCourseより)
丹内騎手「返し馬から良い感触。前の馬をスムーズにさばけたし、楽に上がっていけた。順当勝ちだと思います」

 

吉田師「出走を1週延ばして良かった。中1週で同じ条件(ドラセナ賞)に向かうことも考えたい。いずれにしても馬の状態を見てからですね。ありがとうございました」


2011/04/02

メガロス 5戦目 勝ち負けできるか

(ラフィアン近況)

3/25 金

マイネルメガロスは、栗東で調整中。月曜日の調教で咳が多く、全休日翌日の水曜日に追い切りを行うことがためらわれ、木曜日に追い切りました。小倉への輸送を視野に入れたものですが、70−40の割にラストの伸びがもうひとつです。疝痛、咳ともにいまのところ落ち着いていて、今週使おうと思えば使えましたが、1度権利がなくなると次出走できるのがいつになるか分からない状況です。万全を期すため出走を見合わせることに。4月2日(土)、小倉の芝1200mに丹内騎手で臨む予定です。

 

4/1 金

マイネルメガロスは、2日(土)、小倉4Rの芝1200mに丹内騎手で出走します。30日(水)の追い切りは終いの2ハロンを伸ばすもの。なかなか反応が良く、14秒から12.4秒まですっと加速する脚を見せました。「先週は疝痛で少し用心した部分があったが、今週はしっかりやれた。1週延期して良かったと思っている。がんばって欲しい」と吉田師。これといった相手が不在で今回のメンバーなら勝ち負けでしょう。
 

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体調が万全でないということで、出走が延びましたがメガロスは幸運にも優先権を持っていたので除外なしで出走することができます。震災の影響で関東での開催ができなくて空前の除外ラッシュが続くなかで出走できるのは本当にありがたいことです。


今回はメガロスの他に前走で掲示板に載っている馬が一頭のみでそれも5着のもの。メガロスは前走タイム差なしの3着。たしかに今回はチャンスです。丹内騎手は前走も騎乗していて3着の結果にとても悔しがっていました。ぜひともその無念を晴らしてもらいましょう。順当なら馬券に絡んで、最悪でも優先権は確保してくれる、、、と信じています。

ショコラーデ 桜花賞は和田騎手で

(ラフィアン近況)

4/1 金

マイネショコラーデは、栗東で調整中。なみあしやハッキングの運動で体調を整え、週明けには通常の調教メニューへ。あす2日(土)には坂路で前走後初めてとなる追い切りを課す予定になっています。前走のゲートでうるささを見せ、発走委員から「練習するように」と注意されていますが、トレセンではきちんと起立できていてまったく問題ありません。10日(日)、阪神の桜花賞・芝1600mに和田騎手で出走する予定です。

 

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レーヴディソールの骨折で競馬界に衝撃が走った今週。間違いなく全ての陣営がチャンスありと考えて、桜花賞はレーヴディソールがいるときとまったく違った展開になるのではないでしょうか。

騎手が和田騎手に戻りました。ショコラーデに3回騎乗しているし、ラフィアンの関西のエースということでやっぱり安心感があります。ショコラーデは人気のない気楽な立場。ぜひ思い切った騎乗をして大穴開けてほしいと思います。レジネッタの勝った08年のレース(5着まで12-15-5-16-2番人気で決着)にみたいにならないだろうか。。。

2011/04/01

牧場の風景

今回のBRF訪問はもちろん馬達に会いに行くことが一番の目的なのですが、その馬達のいる日高の自然の中でしばらく過ごすこともとても気持ちいいです。日頃、大阪の都市部で過ごしている私にとっては別世界です。

最初に訪れたコスモヴューファーム。海沿いの急斜面に作った牧場です。↓はマイネパティ達がいた放牧地から撮ったもの。海が見えていい景色。それにしてもこんな急斜面に放牧地を作って、馬達は昼夜放牧だと、真っ暗闇でこの斜面を移動するわけでしょ?転んで怪我したりしないか少し心配してみたり。


真歌には出資馬達はいませんが、放牧地に行くと2歳の女の子達が出迎えてくれました。みんな昨年のツアーで会ったことがある子達です。左からマイネベルヴィ(コスモエンドレスの09)、マイネブラッサム(ホクトスプライトの09)、マイネカメリア(タカラカンナの09)、マイネエミリー(マイネメリアンの09)。みんな可愛いですね。このブログでは全て取り上げることはできませんが、各牧場で出資馬でなくてもできるだけ多くの馬に会うようにしていました。


真歌の夕暮れ。この日は初めてゲストハウスに泊まることに。真歌は山奥にあり道に電灯はありません。夜道の運転は怖いので夜は引きこもっていました。。。


ゲストハウスは想像していたよりもとても綺麗で高級ペンションという感じ。キッチンも自由に使えて食事は自分で用意するところが個人的にいいですね。↓は翌朝のゲストハウスのロビー。真歌での坂路調教が一望できます。とても良い眺めです。


ゲストハウスを発って明和に移動。アルナイルとヴォヤージ以外にも、ここでも他の2歳馬達や、繁殖牝馬、とねっこ達とも会いました。放牧中の種牡馬達にもご挨拶。↓はあくびをしているマイネルラヴ。この日はとてもいい気候でしたからね。


明和の山の中腹にある2歳牝馬達がいた厩舎の風景。左に見えるのがお化け坂路で真ん中にあるのがウォーキングマシンです。本当に長い坂路です。


斜面の頂上からの風景。坂路の終点でもあります。私は歩いて下から上まで移動しましたが、なかなか大変。馬達はこの坂路を毎日登ってトレーニングしているわけですね。


今回の訪問で、東京事務所や多くの牧場スタッフの方々にお世話になりました。おかげでとても楽しく過ごすことができました。また夏のツアーで訪れる予定ですのでよろしくお願いします。

ハムバイの09ことマイネヴォヤージ 評価高い

明和の2歳牝馬にはアルナイルの他に、もう一頭の愛馬ヴォヤージがいます。ヴォヤージは外国産馬で、昨年の10月に日本に来たので、ツアーのときにはおらず私も会うのは初めてです。ですので、ヴォヤージに会うのは特に楽しみにしていました。

初対面したヴォヤージ。特徴は星や流星がまったくないこと。まったくない馬は意外と少ないですよ。ちなみに脚にも白い部分はなく全身鹿毛です。けっこう美人顔?性格は人懐っこいわけではないですが、人を怖がるわけでもありません。マイペースタイプのようです。


親睦会などで聞いていたようにヴォヤージの評判はとてもいいです。明和の2歳牝馬ではトップクラスで、よくもう一頭の評判馬であるコスモフェリシタル(サクラローレル×ガールスカウト)と併せて坂路を走っているようです。この日の坂路でも小さい身体ながらブレのないしっかりとした走りをしていました。↓は坂路調教を終えて降りてくる2頭。左がヴォヤージ、右がフェリシタル。


実はこの日はヴォヤージは当初は午後の調教予定だったのですが、私の見学のためにシフトして早めてくれました。感謝です。↓は調教後に馬具を外してもらっているヴォヤージ。この後、ウォーキングマシンでもう少し運動します。人の言うことはよく分かる賢い子のようです。


ヴォヤージはスピードもあるみたいですが、一番の長所は瞬発力だとか。おそらくマイルから中距離で追い込む馬になるのではないでしょうか。課題はやはり馬体が小さいこと。現段階で400kgをきっているようです。でも骨格的にはもっと大きくなれるっぽい。逆に言えば今でもこれだけ走れるのだから馬体が増えればもっと強くなれるはず。もっと食べて身をつけなきゃね~。


ヴォヤージですが、今のところ入厩の予定はないそうです。でも遅くする理由もないそうなので、秋頃のデビューとなるのではないでしょうか。夏のツアーでもまた会えそうですね。


まだ牧場では馬名は浸透していなくて、私やスタッフの皆さんはハムバイと呼んでいます。実は私もまだヴォヤージは慣れていません。ついついヴォヤージュと言ってしまったりします。。。

Voyageは旅や航海という意味。その名の通り、海を超えて世界のレースに出るような馬になってくれるでしょうか?デビュー前の今だからこそ夢を見ておきたいですね。

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(BRFレポート)

3/8

ハムバイの09は現在、明和で調教を行っています。一度しっかりと調教を行ってから、中間2週間の休養を挟みました。調教が強くなってからピリピリしたところが出てきたので、折り合いには注意して調教を行っています。馬体は相変わらず小さいままですが、少しずつでも成長してくれれば、その分期待は膨らみます。

 

(ラフィアン近況)

3/15 火

ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。2月26日(土)から調教を再開。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。順調に乗り込まれて、先週には残り2ハロンを併せ馬で追う強い調教を行いました。しかし、この稽古が影響したのか普段の調教で掛かるように。そのため縦列の後ろで我慢することを覚えさせてきました。覚えも早く、いまは落ち着いて鞍上の指示に従っています。馬体重は405キロ。

 

3/29 火

ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。強い調教を課すようになり、飼い葉の食べ残しが見られます。そのため追い切りは週に1度のペースにしました。なお競走馬名がマイネヴォヤージで登録されています。