2013/01/11

コンデュイットとアイルハヴアナザー

現在の社長やスタッフの評価の中心はステイゴールドになっているっぽく、デビュー前にもかかわらず、コンデュイット産駒はその影に隠れる形となっていて少しかわいそうである。

コンデュイット産駒の調教具合から、総体的に中距離以上で良さそうということである。コンデュイットが勝ったレースの距離を見れば当たり前と言えば当たり前なのだが。

私は11年度産は結局はコンデュイット産駒に出資せずとなった。今年募集の2世代目も数多く入ってくると思うが、マイル以下重視のスタンスなので優先度は下がってくる。それでも、例えばコスモヴァレンチのように何を付けてもスピード馬に出そうなタイプは考えますが。コスモヴァレンチの12(牝)は、今年のようにラフィアンで2500万だときついので、安くするかウインで募集してほしいところ。

今春が初種付けとなり募集馬に入るのは2年後なので本格検討はまだまだ先ですが、アイルハヴアナザーことアナザーさんの方は、

記事によると繁幸総帥が言うには、
・ 芝馬の体型なのにこれだけダートで走るのだから化物
・ 血統は違うがサンデーサイレンスに似ている
・ もし3冠を取っていたら絶対に買えなかった
という評価だった。

実際は、こちらの記事によると、もし3冠馬になっていても評価額は変わらなかっただろうと、アメリカ生産界でかなり辛口。アメリカからは300万ドルの評価で、結局はBRFから1000万ドルで買われたが、これでも2冠馬にしてはかなり低評価。この原因として、近親に活躍馬がいないことと、主流血統で構成されているので、種付けしづらいことがあるらしい。日本での初年度の種付け料は320万になった。コンデュイットが初年度300万だったので妥当なのか。

アメリカ馬としては距離が長めの血統構成でトレンドから外れるということなので、日本で言うとテイエムオペラオーやメイショウサムソンのイメージに近いかもしれない。血統評価の低いアメリカ2冠馬が日本に来たので、確かにその部分のみはサンデーサイレンスと重なるかもしれないが、やはりサンデーサイレンスとはだいぶ違う。芝かダートかは分からないが血統からは中距離以上がよさそうだ。

また、上記の記事から
「レダム氏は日本でならアメリカより良質の牝馬が集まり、成功のチャンスが大きいと確信し、ビッグレッドファームへの売却を決めたという。また、もし日本で理想どおりの種牡馬生活が送れなかった場合は買い戻し、カリフォルニアで繁殖生活を続けるつもりであると付け加えている。そして、アイルハヴアナザーを日本に売却する決定を下さねばならなかったことは驚きと悲しみだったと締めくくっている。」

BRFの繁殖でレダム氏の期待に応えられるかはわからない。氏を失望させてすぐに買い戻されるようなことのないようには祈ります。

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