2012/05/23

厩舎の東西について

マイネルメガロスは、西園調教師、清水美波調教師と協議した結果、より多くの出走機会を確保できる可能性が高い美浦の清水美波厩舎へ転厩することになりました。きょう23日(水)に栗東トレセンから美浦トレセンへ移動し、新たな環境で調整をしていきます。

* * *

今日の近況報告によると、メガロスが出走機会を求めて美浦の清水厩舎へと転厩に。メガロスは以前も同じ理由で吉田厩舎から西園厩舎に転厩になっており今回が2回目、前回は栗東から栗東への移動でしたが。

出走機会を求めての転厩は馬の少ない格下厩舎への移動となるのが一般的です。ラフィアンは元々から西よりも東の厩舎の付き合いが多いだけに、西から東への転厩はよくあることです。

ウチの場合はメガロスだけでなく、ヴォヤージも体調が悪いわけでもないので、節を貯めるためや厩舎の都合でレースが終わるたびに栗東と鉾田の移動を繰り返している状態です。これなら東に移ってもより出走できる状態を求めるのは私も賛成です。

前述のようにラフィアン(BRFグループ)は付き合いのある厩舎は美浦が多く、栗東の厩舎からでもレース間がある場合は美浦近郊の鉾田への移動が頻繁にあります。鉾田ができてからはラフィアンの調教システムは鉾田の占める割合が徐々に大きくなり、ますます美浦への比重が高まっているように思います。最近の活躍馬を見るとラクリマ、イサベル、ロブスト、そしてオオゾラなど美浦所属が多数となっています。

また、これはラフィアンに限らず社台グループに言えることですが、調教システムにおける外厩(ラフィアンの場合は鉾田)の占める割合が大きくなるほど、必然的にトレセンの厩舎の占める役割は小さくなっています。ラフィアンの方針を理解してくれる厩舎とお付き合いをし、騎手選定もクラブ本位で行なっているわけですから。選馬の際に厩舎を考慮する割合も昔ほどは大きくなくてもよいのかもしれません。このことは今年のコスモオオゾラの活躍で特に思いました。

私も大阪在住なので、レース観戦のために以前はまずは関西馬を中心に選馬していましたが、最近のこの状況ではあまり関西に拘るのは得策ではないように思います。まずは馬本位で選び、どちらか迷った時に関西の方を選ぶくらいがよいのかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿