2013/02/11

アルナイル&ヴォヤージの復帰戦結果


年末から愛馬たちが皆休養状態が続いていましたが、この週末はアルナイル、ヴォヤージが小倉で復帰戦。久々に走ってくれました。共に500万下の条件で2勝目を目指しています。


まずは、土曜日に昨年の8月4日以来の出走となるアルナイル。小回りコースを考慮しての早仕掛けで粘っての5着。馬体重がプラス22キロと大幅増ながら、なかなか良い復帰戦となったと思います。2勝目は遠くないでしょう。


丹内騎手「スタート地点から1コーナーまでの距離が短いので、皆がいいポジションを取ろうとテンのペースが早くなりがちなコース形態です。この馬の場合、テンに行く脚がなくペースが速いところで無理に出して行くと後半の粘りに影響してしまうと思いましたので前半はあの位置から。午前中の芝のレースを見ていると前が止まりませんでした。後ろでじっとしていても届かないのでペースが落ちたら上げて行こうと考えていたところ、コーナーを回ったらペースが落ちたので少しずつ押し上げていきました。中途半端な位置にいると3、4コーナーで外を回らされるというリスクを考慮し、それならばあそこで脚を使ってもコーナーをタイトに回れるほうがいいと考えて先頭へ。いい感じで直線に向きましたが、ラストで踏ん張り切れませんでした。それでも5着に良く粘ってくれたと思います。数字ほど太い感じはなく返し馬でも具合の良さが感じ取れました。久々の影響もあったかもしれませんし、次はさらに良くなるのではないでしょうか」

中村調教師「最終追いきりの動きが良く、休養明けとしては良い仕上がりで送り出せたと思います。使った上積みはあるでしょうし、権利も取れましたから同じような条件を使っていく予定です」

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翌日曜日には、同じ芝1800の小倉城特別にヴォヤージが出走。鉾田帰りで転厩初戦で2ヶ月ぶりのレースでした。

ペースが早く、上位馬にはヴォヤージと同じくらいの位置にいた馬が占めましたが、ヴォヤージは…11着。良いところがありませんでした。



丹内騎手「小倉の芝1800mはスタートしてから1コーナーまでの距離が短いのでテンのペースが速くなりがちです。おまけに開幕週で馬場が良くて、周りが速いのでテンについていけませんでした。前が止まらないと思っていたためどこかでポジションを上げたほうがいいのはわかっていましたが、中途半端に押し上げると今度は3、4コーナーで何頭分も外を回ることになってしまいます。それならコースロスなく乗ることを優先しました。道中は勝ち馬と同じ位置で、追い出してからもこの馬なりに反応してくれましたが、今日はこの馬にはタイムが速すぎたのではないでしょうか」

昇級してからの2戦とも状態が良いにもかかわらず、このクラスの流れに対応できない状況です。
今後について関係者と協議していきます。

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ヴォヤージの方に「関係者と協議」が…。残念ですが、最近のレースぶりでは仕方がない。。今週一緒に走った2頭、アルナイルは800万、ヴォヤージはマル外とはいえ2400万、ですが獲得賞金は真逆。やはり馬は難しいことを改めて。

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