今日はヴォヤージとアルナイルが出走、天皇賞も行われる京都競馬場まで観戦に行きました。
まずは3Rのヴォヤージ。芝1200の未勝利戦に出走、9番人気。ここ2走は実力を発揮できなかっただけで、少なくとも9番人気の馬ではないと思っていましたが…。
前走で大きく減った馬体も大分回復してパドックではよく見えるも、スタートで出遅れてさらに行き脚がつかず、道中しばらく離れた最後方。1200mでこれは致命的でした。最後の伸びもそれほどでなく14着で終わっていまいました。
和田騎手「2歳時のようにかかり気味になることはなく、むしろゲートを出てからもハミをとらずに追走に苦しむようになってきました。きょうもスタートのタイミングがあわなかったにしても、二の脚がつきません。スピードに乗れず、終いの反応も物足りませんでした」
和田騎手のコメントを見ると、前走と同様にやはり走る気が足りなかったようです。1200mが合っているいない以前の問題でした。気持ちの問題はなかなか大変です。あとで確認しますと上がり3Fが33.3で最速の上がりを使っていたことが救いだったでしょうか。次の4Rのマイルの未勝利戦で1:33.1が出たように今の京都は超高速馬場。これでは前が止まらなくとも仕方ありませんでした。
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この日はオルフェーヴル出走の天皇賞ということで淀はかなりの人、夏日でスーツ姿の自分には耐え難い暑さ、さらにメインのレースまでかなりの時間があった。そして、ヴォヤージの惨敗となって気持ちも沈み、アルナイルの馬券だけ買って家に戻ることにしました。天皇賞はオルフェーヴル以外を買おうと思っていましたが結局分からずスルー。。結果的にこのときの判断は悪くないものになったのでした。
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アルナイルのレースは東京11RのスイートピーS、オークストライアルです。天皇賞の直前のレースでテレビ観戦。アルナイルはゲートを嫌がる気性の「らしさ」を見せていました。レースはスタートはいつもの通りゆっくり目で徐々に進出。コーナーでは内をついて直線では馬群を捌きながら伸びてきてそれほど差のない6着。前走に続きよい内容でしたが、馬群をさばくのがもっとスムーズにいったら、もう少し着順も上がったかなと思えます。
とりあえずOPでこの走りができているのなら3勝した母コスモキララと同じか、もしかしたらそれ以上の活躍もしてくれるかも、と期待してしまいます。
丸山騎手「ダイワズームの後ろについていきたかったのですが、聞いていた通り、二の脚がつかなくて後方からの競馬になりました。クリアなところが取れず、4コーナーでも少し待たされるかたちに。そのあたりがスムーズにいかなかったですが、直線では良く伸びていました。走る馬です。輪乗りからゲート入りの際はごねていましたが、待避所からゲート前までは落ち着いて歩けていました」
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そして、天皇賞。オルフェーヴルは惨敗。勝ったのは14番人気のビートブラック。私自身はこういう波乱の展開は大好きですけど、最近の一番人気の負けが続いて、さらにスターが惨敗だとますます競馬ファンの離れが進みそうな気がしますね。この波乱の根本的原因は、超高速馬場、日常的なスローペース症候群、ほとんどの血統がマイル・中距離化など色々あるでしょうね。
オルフェーヴルは今日の展開と騎乗では届かなかったのは仕方ないにしてもここまで負けたのはなんででしょう?体調か、中間の折り合い重視の調教で大人しくなり過ぎたのでしょうかね。
ビートブラックの母アラームコールは今はBRFで繁殖をやっていて前にマイネルラヴの牡馬が募集に上がりましたが腰フラで取り消しになったことがあります。1歳にコンデュイットの牡馬がいるので募集にはいってくるでしょうか。
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