2012/04/17

皐月賞が終わって思うこと

まずは注目のコスモオオゾラは頑張ってくれて4着と健闘。単複買って応援していたので残念ではありましたが納得のいくレースをしてくれました。

上位2頭ゴールドシップ、ワールドエースは強かったですね。オオゾラがダービーでこの2頭に逆転するには、ロジユニヴァースが勝った時のような超不良馬場に期待するほかは今のところないのかもしれません。

武豊騎乗のマイネルロブストはやはり重馬場が向かなかったのか力を出し切れなかったようでした。

■ ステイゴールド
まずはゴールドシップが社台Gではなく日高の小牧場の生産馬ということは、まあ嬉しいことではあります。BRFも負けじと頑張った欲しいものです。今回のゴールドシップも父ステイゴールド、母父メジロマックイーン。さてステイゴールドがすごいのか、それともステゴマックのニックスがすごいのか…。

さて、これで今年のラフィアンの募集馬もステイゴールド産駒が人気になるのは間違いないところでしょうね。昨年同様にウインと合わせて生産馬のほぼ全てがラインナップに入りそうな予感がします。

確かにナカヤマフェスタ、オルフェーヴルやゴールドシップのように爆発力はすごいものがありますが、極々一部のトップを除いて考えると、ステイゴールドにも馬体が小さくてダートに向かない、短距離も弱い、それらによりアベレージは高くなく特に牝馬の勝ち上がりが少ないなども欠点もあります。今年の3歳も勝ち上がり率ならロージズインメイの方が優秀です。

おそらく今年の価格の高止まりの人気になることを考えると、個人的には今のところそれほど優先して考えたい種牡馬ではありません。BRF&CVFの生産馬を見てますと、ステイゴールド産駒はコスモオオゾラの妹になるマイネシャローナの11がいますね。募集馬に入ると間違いなく人気になりそうです。昨年ギリギリまで迷ったコウエイソフィアもいます。今年は牡馬です。

■ コスモオオゾラ
しかし、オオゾラがここまでの活躍馬になるとは、名付け親になってデビューした頃までは想像だにしませんでした。もしもオオゾラがラフィアンの募集馬だったら?と考えますと、自分のいつもの出資スタイルでは残念ながらオオゾラには出資する機会はなかったことになります。

私は関西馬を優先に考えますので、唯一の産駒ならまだしも他にもロージズインメイ産駒が多数いる中だとどうしても関西馬中心となってしまいます。それに例え東西を抜きにしてもこの血統ではそれほど出資する気になったかは分かりませんし、さらに失礼ながら厩舎の成績でも減点ポイントがありました。

しかし、今回のコスモオオゾラの調整過程を見ますと他のラフィアン馬と同じように弥生賞の後はしばらくは鉾田で調整され、ほぼ10日前に厩舎に戻ってきました。それで十分な仕上がりを見せてくれたように最近の鉾田は以前と比べ大分信頼性を増しているように思えます。それは厩舎の差異が相対的に小さくなっていくことにもなります。

これらを思うと、今年の募集馬検討では従来よりも厩舎の東西とこれまでの成績に関しては多少は柔軟に考えていきたいとは思っています。

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