2012/11/27

小倉・函館の重賞以外の口取り廃止


掲示板やTwitterでかなり反発のあった話題です。私としてもやはり残念な決定です。

個人的には、小倉、函館へ遠征はほとんどないので影響はほぼないと言えますが、かつてメガロスとショコラーデが同日の小倉に出走時に遠征したことはありますので皆無ではないです。実家が福岡でもありますし。

会報で小倉、函館の口取り写真を見てみると、確かに半数以上は会員さんはいない状態です。いても一人二人程度。ちなみに新潟と福島もほぼ同じような状況に見えました。

これならもし本当に資金ぶりが楽ではなく人出を増やせないのだとしたら、東京事務所から遠いこの2場は費用対効果を考えると仕分け対象になってしまうのでしょう。

ウインの方は今のところは従来と変わらない方針だということですが、ウインは3場開催のときは職員によるレクチャーはないときがあると聞いていますので、そのときは口取りもやっていないかもしれません(要確認)。

ラフィアンも重賞以外の小倉、函館を一斉に禁止するのではなく、例えば小倉、新潟同時開催のときに新潟に出走がなくて小倉に大挙出走っていう状況もあるかもしれないし、重賞のある日に一般レースは対応しないのもかなり不自然です。人出が足りないのは仕方ないけどもう少し柔軟性がほしいと思います。

クラブのサービスとクラブ馬の活躍は直接は関連なさそうですが、流れ的にもやはり繋がっている部分はあると思います。クラブ馬がもっと活躍すれば小倉、函館にももっと人が来るかもしれないし、またサービス低下で会員の不満が溜まって人が減ればクラブに入るお金も減りますし。

2012/11/19

ラフィアン特別募集馬のマル外2頭



コミッティドアクトレスの11   牡 黒鹿   米産   24万円  美浦・国枝栄

父Dixie Union 母Committed Actress(母父Theatrical)
Keeneland September Yearling Saleで$100,000(約800万円)

父は海外ではベルモントS勝ちのUnion Ragsを含む重賞勝ち馬をポツポツ出している。日本では17頭走って12頭勝ち上がり、率は高いが条件馬止まり。
祖母ComittedはスプリントG1のアベイドロンシャン賞連覇、スプリントCh勝ち、ジュライCで2,3着、キングズスタンドS3着などかなりの快速馬。母は未出走も、母の全姉にG1サンタアナH勝ちのPharma。他にも近親に米芝チャンプのEnglish Channelがいる。

タラスコンの11            牡 鹿     愛産   34万円  栗東・西園正都

父Holy Roman Emperor 母Tarascon(母父Tirol)
Goffs Orby Yearling Saleで€180,000(約1,900万円)

父は生殖能力に問題が出たジョージワシントンの後継として急遽2歳で引退したデインヒル産駒。今年の英1000ギニーで9馬身差で圧勝したHomecoming Queenを出した。
母は95年生まれで愛1000ギニー、モイグレアスタッドSとG1を2勝するも重賞を勝つような目立った産駒は出ていない。他に叔父に重賞勝ちのMister Monetがいる。


2頭ともなかなかの良血だし、好みのスピード血統っぽいし、厩舎もいいし、なかなかひかれます。

しかし、輸入経費もかかるし仕方ないが、一口価格が高い…。400口だったらいけるのだが。

ちなみに、ラフィアンの今年の2歳マル外4頭を見てみると、エテルネルは小倉2歳Sを勝って存在感を示したが、他では3頭が未勝利で1頭は未出走。3歳は2頭いてそれぞれ一勝(1頭は愛馬ヴォヤージ)、3歳のマル外コスモ5頭は4頭未勝利で1頭が1勝。もしエテルネルがいなかったら、かなり苦しい状態だった。

2012/11/13

最近は単勝オンリーの状態に

だいぶ前の記事で、一口ライフの馬券の買い方を書いたことがありましたが、あれから時間が経って買い方も少し変化してきました。

なるべく損をしないことを目的とするならば、控除率25%の馬連、3連単などには手を出さず、20%(正確には25%だが5%分は還元)の単勝・複勝のみに絞ることが第一です。以前は単複を同割合で勝っていました。

この単勝・複勝の組み合わせの割合はどうするかはマネージメント的にも奥が深い問題です。また、単純明快な単勝と比べれば、複勝単体の買い方も戦略の幅は広そうですが、私個人としては、複勝は自分がセレクトした一頭のみでは配当が決まらず、馬券圏内の他の2頭の人気にも左右されてしまい、計算がしにくいところがあまり好きではありません。

というわけで、最近の馬券戦術は単勝オンリーの状態となっています。オッズを見るときも一目瞭然。最高配当のWIN5も単勝の応用、やはり単勝、勝ち馬を当てること、馬主側から見ればレースに勝つことが競馬の原点であり、それのスタンスが美しいという思いを最近は強くしています。シンプルイズベストです。

私は大レースを除けば、ほとんど愛馬の出走レースしか買わない状態ですし、自信があるときは1000円、微妙なときは500円、ほとんどないときは0円(スルー)という買い方になっています。私の場合は1000円を超えて買って外れるとダメージを受けるので、どんなに自信があってもそれ以上は買わないことにしました。

2012/11/12

ウインに入会、アルディーミルの11に申し込むことに


テイエムオーカンの11への出資が不透明となり、他の馬への出資も検討し始めました。ラフィアンでは今年もマル外の特別募集馬が2頭あるそうですが、パーティーで聞いたところ、価格はやはり100口で一口20万は超えるそうです。今年は2歳マル外のエテルネルが小倉2歳S勝ちましたし、マル外は魅力あるのですが、輸入経費もかかり高くなってしまうもの。そこで目が行くのが400口のウインの方のマル外特別募集馬です。

まだ予定ですが、タタソールズ・オクトーバーセールで75,000ギニー(約975万円)で落札したChoir Mistressの11(父Pivotal)が募集馬に入るそうです。母が21歳時とかなりの高齢出産ですが、全姉にG1馬がいる良血。父Pivotalの好みのスピード血統でなかなか食指が動きます。おそらく総額2,400万くらいの募集でしょうか。

さて、ここまでが前置き…。通常、特別募集馬は会員限定ですので、まだウインの会員でない私は入会時に申し込むことができません。ですので特別募集馬に応募するには、他の馬に出資して入会しておく必要があるのですが、そうなってくると浮上してくるのが、2次募集のアルディーミルの11(父ロージズインメイ)です。

元々興味があった馬で、もしウインの2次募集でいくなら第一はこれと思っていた馬です。ちょうどパーティーでもウインでは唯一、義広社長に聞いたみていました。最近の近況にもあるように、かなりのパワーがあり坂路も楽々と登っていくようです。血統的にもダート馬の可能性もありますが、芝でも楽しみはあります。この馬はセレクションセールの上場馬で、最初はBRFで落札予定だったそうですが、義広社長がどうしてもCVFに欲しくてCVFで落札したそうです。両社長が評価して、落札価格も1050万(税抜)となかなかなので、やはり良い馬なのでしょう。確実性は高そうな印象です。

まだ特別募集の方は確定したわけではありませんが、これをきっかけにアルディーミルの11の方のためだけでもにウインの方に入会してもいいと思えるようになりました。今年はラフィアンのマイネピュールの11に続きロージズインメイ産駒の出資。この世代はロージズインメイは産駒数が少なく希少です。2頭でこの世代の代表産駒になってほしいと思います。(ちなみに申し込み数は一口です。)

現時点での申し込み数はわずか17口。ウイン2次募集で下から2番目の少なさです。何で人気がないのでしょうね。

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北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週3日(土)にメイン厩舎へ移動し、屋内運動場にてダク、キャンターを乗りながらハミ受けの練習を行い、今週5日(月)からはスクーリングも兼ねた坂路調教へ移行。現在は坂路をキャンターにて1本とパドック放牧を行っています。日ごろからテンションは割と高いですが、自分を見失うほどではありません。担当者は「馬体が大きいだけあって、パワーがあり、急坂もしっかりした脚取りで駆け上がっています。加えてスタミナもあり、いかにも距離が伸びて持ち味が生きてきそうなタイプです。まだ体を使いこなせていないところもあるので、全身を使った走りになればもっと良くなってきそうな感触があります」と話していました。

馬体重:470kg ( 2012.9.18 )
馬体高:161.4cm



ショコラーデ 3度目の骨折か…

マイネショコラーデは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。到着時より右ヒザに若干の腫れが認められ、レントゲン検査を行ったところ骨折らしきものが見つかりました。残念ですが、12月の入厩は取りやめとなります。レース中に発症したものと思われ、見舞金の対象となる可能性があり、近いうちに美浦トレセンへ移し、獣医に診てもらうことになりました。

* * *

ショコラーデは休み明けからの2戦は京都でしたが、残念ながら現地観戦には行けず。1000万下で着順は8、4着。2戦目は牝馬限定戦でしたが、内容もよくなり次こそは応援にと思った矢先の骨折(かも)の報…。まだ確定ではないだけに、それほど重度なものではなさそうですが、残念ながらしばらく休養です。早く良くなって戻ってきてくれることを祈ります。

それにしても、マイネルラヴはその遺伝力がとても強く、産駒の多くがパワー型の短距離馬になりますが、骨折などの故障しやすいという特徴も受け継いでしまっています。ラフィアンの多くのラヴ産駒もよく骨折しますし、母父ラヴのショコラーデも4歳にしてこれで3度目の骨折。2歳愛馬でショコラーデと同じ母父がマイネルラヴのハッピーも、既に2回も故障して手術を行いました。ハッピー、ショコラーデと続いて正直少し凹んでいます。これに懲りてラヴの血を引いた馬への出資をしばしの間控えるかもしれません。

2012/11/07

オータムパーティーに参加 その2

パーティでは、ラフィアン&ウインの社長の挨拶とお薦め募集馬の紹介、そして恒例の繁幸総帥のお話がありました。

ラフィアンの紘和社長のお薦めですが、基本的にはステイゴールド産駒全般を薦めて、個別にはアラームコールの11(父コンデュイット 25万)、ミメティコの11(父キングズベスト 36万)、ジャングルムーンの11(父ステイゴールド 21万)と高い馬ばかりです。これはいつものことで紘和社長にお薦めを聞くと20万以上の馬を挙げてきます。自信がある馬ほど高く値付けするという、まあ当然といえば当然のことなのですが…。

繁幸社長の話も、大体はこれまでに聞いたことのある内容でしたが、

・BRFは馬の丈夫さが特徴の一つだが、これを実現するのは大変なことで当たり前とは思わないでほしい
・最近は自家生産馬も増え、仕入れ価格も下がってきているが、牧場の強化にお金がかかるから募集価格は下げられない。
・社台に対抗するためには、種牡馬、繁殖、放牧地、施設などお金がいくらあっても足りないから。
・高い馬をドンドン買ってほしい。社台では高馬がいくらでも売れている。ラフィアンでは安馬中心に売れている。

というような感じでしたか。そういえば、夏のツアーであれほど言っていたディープインパクトについてはまったく触れず。

しかし、牧場の事情は分からなくはないのですが、会員側としても、一般的に懐事情は苦しくなる一方だし、致命的なことに補償制度はなくなるし、さらにラフィアンの場合は高馬は値段ほどの信頼性はないし、ということで、値下げなしで高馬ばかり薦められるのは、一般的な会員感覚から剥離しているのではないでしょうか。しかしながら社台では高馬がバンバン売れているのは事実なので、要は結果が伴うかどうかですけどね。

もっとも、最近は募集馬の売上が落ち、満口馬も減っているので、値下げせざるを得なくなるかもしれませんが。

2012/11/05

オータムパーティーに参加 その1

オータムパーティーに直後に引越し、ネットに繋がるのも先日でパーティーから一週間遅れの更新になってしまいました。まだまだ落ち着きませんね。

パーティ参加は昨年に続き2回目。私もお話してくださる知り合いの方が増えてきたのは嬉しいです。ありがたいことです。

今年は初のウインとの合同でしたが、大きな変化はありません。でも、そういえばツアーでもお馴染みの抽選会ですが、これまでは景品として、「出資の1割引きor優先出資券」「2割引き」「3割引き」がありました。当然割引が大きいほどの本数が少ないのですが。ツアーだと10本はあった気がする「出資の1割引きor優先出資券」ですが、なんとなくなってしまいました。満口がほとんどなくなって優先出資の意味が失われてしまったのか、それともパーティーの参加者が減っているのか。

まずは書こうか書くまいか迷ったのですが、パーティー前の記事でテイエムオーカンへの出資を考えていると書いていましたので、それについて少し触れます。まだ未確定なのですが、馬の出来はかなり良くて社長も自信はあると言っていましたが、もう少し出資は待ったほうがいいという話を聞いたので、今回のパーティーでの出資は残念ながら見送ることにしました。何事もなければ再度出資を検討するかもしれませんし、その間に他の馬に出資するかもしれません。

さて、今年は騎手や調教師の方々にも何人かお話することができました。昨年は不参加だった丹内騎手をつかまえてみましたが、シャイなのかすぐ逃げられてしまいました・・・。今年は福永騎手も参加し、会員さん達の人気の的でしたね。

調教師の先生達も色々と声をかけてみました。パティの天間師、イルソーレの上原師などなど。なかでも話して印象に残ったのはショコラーデの吉田師とコスモオオゾラの高橋義博師ですね。一会員の私ですが、とても丁寧に接していただきました。

吉田師はショコラーデの他にもクラッチ、メガロスもお世話になっていました。ショコラーデはあと1、2勝はしたい、メガロスは1勝しかできなくて本当に申し訳ありません、ようなことを。クラッチは吉田師の初勝利馬でもあり開業当初にお世話になった馬なのですが、もし当時に今の調教技術があったらもっと上まで行かせてあげられた、と言っていました。

オオゾラの高橋師にも色々とお話してもらいました。やはり菊花賞は万全の仕上がりではなかったようです。次は福島記念が目標とか。「大空と大知」というフレーズは気に入っているというようなことを言っていましたね。早くコンビが復活してほしいと。あとは師が預かる予定のオオゾラ妹、マイネシャローナの11やダボナアンビションの11のことなど聞いてきました。

続く…。