2011/02/26

メガロス 残念、除外

 (ラフィアン近況)
2/18 金
マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。おおむね順調ですが、16日(水)の追い切りが指示よりも遅いタイム。これはテンが速いと判断した鞍上が、終いをセーブしたためです。これは残された時間で取り戻せるものであり、吉田師は「あす、あさってにウッドコースで速いところをやる予定。そこで不足分をカバーしたい」と話していました。26日(土)か27日(日)の小倉、芝1200mへの出走を予定しています。

2/25 金
マイネルメガロスは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。今週は大野騎手に、土日の小倉の1200m戦、両方をあけてもらって、確率の高い方に投票することにしましたが、5頭中3頭出走できる抽選で除外されました。吉田調教師は「坂路のタイムは目立たないが、動きはいい。跨がった乗り役が『併せ馬で抜け出すとフワッとする』といっていたので、どこかでブリンカーを試すかもしれない」と語っていました。3月6日、小倉の芝1200mに出走する予定です。

* * *

実はメガロスの応援のために九州で他の用事も作って小倉遠征を計画していたのですが、除外になってしまいました...。小倉競馬場も行ったことがなかったので楽しみにしていたのですが。他の用事は取り消せないので明日福岡には行きますが。来週出走できても2週連続遠征はできないので、、残念!

2011/02/24

種付け料50万円以下の種牡馬達

馬産地はもう種付けシーズンでしょうか。今の日本経済の落ち込みは馬券の売上にもダイレクトに影響し、馬の値段、すなわち種付け料にも及んでいるようです。数年前に比べてだいぶ安くなっている印象です。社台スタリオンステーションですら、一部の人気種牡馬を除いて軒並み値下げしているようです。

今年の種付け料一覧画像はこちら

例えばサクラバクシンオーやフレンチデピュティが200万。随分お買い得といえる値段になりました。ファルブラヴも50万まで下がればかなり食指が動きます。

100万以下でもかなり良い種牡馬はいると思うのですが、数が多くなりすぎるので、私が50万以下で付けたいと思う馬をピックアップ。

アサクサデンエン    50万

アドマイヤオーラ    50万

アドマイヤコジーン   50万

カンパニー        50万

ファルブラヴ       50万

フサイチリシャール   50万

ローエングリン      50万

エアジハード       50万
ローレルゲレイロ    50万

オンファイア       30万

サイレントディール   30万

ショウナンカンプ    30万

スーパーホーネット  30万

スクワートルスクワート 30万

ソングオブウインド   30万

テレグノシス      30万

ニューイングランド   30万

ブラックホーク     30万

サニングデール    20万

ダイタクリーヴァ    20万

フサイチホウオー   20万

スピードワールド    10万

G1を勝っていなくても母系が良ければ種牡馬として十分魅力的。例えばアドマイヤオーラとか、タキオン×ビワハイジでブエナビスタの兄。G1は勝っていなくても弥生賞と京都記念のG2を勝ちダービーでも3着。これで50万はかなりお買い得と思えるのです。他にもローエングリンやフサイチホウオーもそうですね。

種牡馬はやっぱりスピード第一優先。あと2歳から活躍する早熟馬も種牡馬として有利です。ダートのみはマイナスですが、芝ダート両方こなすスピードとパワーを兼備する馬はプラスです。

短距離の繁殖には中距離の種馬を、中長距離の繁殖には短距離の種馬を付けます。父と母の距離適性を足して2で割るとマイルになるのが目安です。基本マイラーを目指しますが、それでも誤差でスプリンターや中長距離馬も出てくるはずです。

売れる馬を作るのなら流行りの値のはる種馬を使わないと不利になりますけど、オーナーブリーダーなら100万以下の種馬でも十分走る馬は作れると思います。

やっぱりゲームではなく、現実で一山当てて自分で馬産をやってみたいですねー。夢です。


2011/02/23

ショコラーデ CVFを出発

(ラフィアン近況)
2/22 火
マイネショコラーデは、坂路の3本目も楽に駆け上がれるだけの体力があります。動きもかなり良く、満足のいくレベルまで仕上がりました。馬体重は490キロ台ですが、長距離輸送で減る分があり、成長分も認められるだけに問題ないでしょう。栗東の吉田厩舎に向け、きのう21日(月)にコスモヴューファームを出発しました。

* * *

とうとうショコラーデが北海道を発ちました。今頃(火曜の夜10時前)はもう栗東に無事ついてぐっすり休んでいるでしょうか。

仕上がりも良いようで、順調に仕上げてくれたスタッフの方々に感謝です。函館2歳Sのときの馬体重は466㎏ですので、480㎏ぐらいまで成長分があれば面白いと思います。

先日の準OPの山城Sで兄ドリームバレンチノは2着。OPに上がるのも時間の問題でしょう。ショコラーデも兄同様の成長力があれば桜花賞路線も楽しみです。

2011/02/22

距離の価値観

クラシックディスタンスと言われる2400m。なぜ日本ダービー、その模範の本場のダービーが2400mになったかというと、昔は数多くあった3000~4000m辺りの長距離戦と短距離戦とのちょうど中間の距離であったことが主な理由らしい。つまり昔はスピードとスタミナがバランス良く求められるのが2400mあたりの距離であったわけだ。

ダービーのみならず、欧州の最高峰のレースであるキングジョージと凱旋門賞も2400mであるし、この2400m至高主義は欧州、そして日本でも長らく続いてきたが、恐らく競馬の世界地図でダートの小回り競馬が主流のアメリカが大きな割合を占めてきたことによって変わってきた。より早熟性とスピードが求められようになった。アメリカの最高峰のケンタッキーダービー、BCクラシックは2000mだし、比較的最近に新設されたドバイWCや香港国際レース、シンガポールなどで一番賞金の高いレースは皆2000mの距離である。

ここ10年で欧州のチャンピオンはダービー馬でもキングジョージや凱旋門賞をスキップして、愛チャンピオンSや英インターナショナル、そしてBCクラシックの2000mを目指すことが珍しくなくなった。理由はもちろん2400mの実績だけでなく、2000mでも通用するスピードを示すことで種牡馬価値があがるからである。数年前に凱旋門賞の賞金が大幅に引き上げられ、芝のレースでは世界一になったにも関わらずこの流れは変わらないようである。

つまり、競馬のスピード化が進み3000m辺りの従来の長距離戦の価値が下がった。それで代わって長距離戦となった2400mと短距離の中間の2000mがスピードとスタミナが両方求められるチャンピオンディスタンスとなったわけだ。

日本でも随分前に、秋の天皇賞も3200mから2000mになり、短距離路線も整備された。しかし欧州よりも2400m至高主義はおそらく強い。最高峰のレースはダービー、ジャパンカップ、有馬記念であるし、これらのレースを勝った馬が年度代表馬でも大きくプッシュされる。秋天の2000mの地位は高いが短距離は低い。マイラーでもよく年度代表馬に選ばれる欧州とは違い、日本で短距離馬で年度代表馬となったのはタイキシャトルしかいない。

また、欧州ではセントレジャーを始め長距離戦の没落が著しいが、日本も多少は没落したとはいえ、菊花賞や春天はそれなりの地位があるように思える。これは欧州がファンよりも生産者の競馬であるのに対し、日本は生産よりもファンの位置に近い競馬だからかもしれない。生産界でのステイヤーは壊滅したけど、長距離戦を好むファンはまだまだ多い。

欧州は年度代表馬でも分かるように、スプリンターやマイラーも2000~2400mも中距離馬とほぼ変わらぬ地位を占めるが、日本では牡馬だったら、まず皐月賞やダービーのクラシック路線、主に2000m前後の路線を目指す。そこで通用しなかった馬がマイル路線に行く。マイルでも長い馬がスプリント路線に流れる。これはマイルCSが秋天の敗者復活戦のような状況になっていることからもわかる。2000~2400mが最重要視されているというよりは、短距離戦が軽視されすぎている印象である。これはいまや日本の血統を先導している社台がサンデーを始め中距離を重視していることが大きい。我らがビッグレッドも言わずもがな最大目標は2400mのダービーである。

余談になるが、自分がもし中小牧場の経営者だったら、社台の得意カテゴリには決して挑まない。牡馬クラシックは捨てる。そして社台が力を入れていない1200~1600mに絞って強い馬を作る戦略を取りたい。マイネルラヴやアグネスデジタルは頼もしい種牡馬だ。もしラフィアンがこのように方針転換したら私はもちろんついていくが、あり得ないだろう。

2000mがチャンピオンディスタンスとなったのが今現在。そして時は流れて歴史は恐らく繰り返すと考える。経済の世界地図ではアジアの時代と言われているが、お金のあるところに馬も集まる。競馬でもアジアが占める地位が大きくなっている。香港やシンガポール、そして中国本土でももうすぐ競馬が解禁となるそうだ。香港やシンガポールの競馬では、その多くがオーストラリアの生産馬が占めている。そのオーストラリア、そして香港、シンガポールは短距離中心の競馬である。今や香港のスプリンターは世界トップクラス。日本馬は香港スプリントではボコボコにされ、スプリンターズSでは向こうの二流馬に遅れをとる。中国本土も恐らくは香港と似たようなレース体系になるのではないだろうか。

つまり、アジアを中心にスプリント戦の重要性は高まり、さらに競馬界のスピード化が進む。そうなるとかつての長距離路線が辿ったように、今度は2400mの価値も相対的に下がり、2000mでも長距離となる時代が来るかもしれない。そうなるとどうなるか?今度チャンピオンディスタンスとなるのは1200mと2000mの中間であるマイル戦となるかもしれない。安田記念が古馬の最高峰となる時代が来るかもしれない。

しかし、日本は制度改革を始め、何事にも対応が遅い。また別に周りの国に合わせる必要はないのではと我を貫く声も多いだろうし、少なくとも近い未来はないだろう。いつまでダービーの2400m至高主義を貫いていくのか注目したい。

2011/02/21

補償制度に代わるのはポイント制

これも昨日の親睦会で聞いた話。

昨年、ラフィアンだけでなく一口クラブ全体で補償制度がなくなることが決まりました。それで私も補償制度がなくなるなら募集価格を補償のために上乗せされていた分を下げれば基本的に問題は解決。しかし、そうするとクラブは会員が繋ぎ止めることが難しくなることを以前の記事で書きました。

そこで、今ラフィアンだけでなくほとんどのクラブが代替案として考えているのはポイント制だということ。これまでもポイント制という言葉は聞いたことがありましたが、意味がよく分かっていませんでした。この度説明を聞いて納得しました・・・。

ポイント制とは、馬を買った金額に比例してポイントが手に入り、そのポイントも馬の購入に使うことができるシステムです。これがなぜ従来の馬が勝てなかったときのための補償制度の代わりになるのかよく分からなかったのですが、これは会員のためというよりも、クラブ側が補償制度の代わりに会員をクラブに繋ぎ止めるためのシステムなのです。。。

補償の上乗せ分を募集価格から下げてしまっては会員はいつでも身軽に脱会することはできる。そうはさせないために値下げ分をお金ではなく馬でしか使えないポイントで還元する。以前は馬が勝てば補償は出ませんでしたが、今度は馬が勝とうが負けようがポイントは貯まるので基本的にやめるきっかけができない。こうきたか~。

ラフィアン親睦会へ参加

昨日ですが、クラッチの大敗後、気を取り直してラフィアンの親睦会のために京都へ向かいます。

さてさて、定員は15人とのことでしたがこの日は東京事務所のAさんを含めて11人が参加。なんと会報で馬恋募を書いておられる河村さんも参加。親睦会に初参加の方も多かったですね。

みんなが競馬好き、そしてラフィアン好きな方ばかりなので話は盛り上がります。5時半から始まり二次会も含め10時半過ぎまであっという間に時間が過ぎてしましました。

自分のラフィアンの親睦会への参加はこれで3度目。その度に多くの情報も得られるし、普段のネット越しや競馬場に行くだけでは決して分からないラフィアンの内情や、競馬界の裏側も見えてきます。例えば騎手の起用のことなど会員から色々言われていることはあるけど、それらに対するクラブの考え方、そしてその取り組みの過程はよく分かりました。なにはともあれ、基本的にラフィアンは会員のことをよく考えていることは伝わってきました。

あと、これはツアーでもあるのですが、近況のコメントでは表われない愛馬に対する正直な評価を聞いて、少しガッカリしてしまうことも・・・。

今回の親睦会でもまた新たな人々と知り合い、ラフィアン仲間の輪を拡げることができました。これから関西の親睦会をもっと増やすことを検討しているそうです。ぜひまた参加したいですね。

クラッチ 12着

クラッチの出走する1000万下は最終12R。早めに京都競馬場に到着し、東西メインレースを観戦。京都メインは準OPの山城S。ショコラーデの兄のドリームバレンチノが出走してたので応援。結果は惜しくも2着。東京はG3のダイヤモンドS。なんとコスモメドウとコスモへレノスのワンツー!共にラフィアン馬ではないけどビッグレッド繋がりの馬の好走にクラッチも続いてほしかったが。。。

結果は16頭立ての12着。いつもの通り抜群のスタートから好位の競馬でクラッチのレースはできたようにみえたが・・・。結果論だけど、馬体重が+14㎏でまだお腹の辺りが冬毛がボウボウだったので、調教は動いてもまだ万全ではなかったのだろうか。

でもこの日は11番人気。それで12着。前走は5着だし人気なさすぎと自分では思っていたけど、やっぱり自分よりも世間一般の平均の方が客観的な評価をしてれるな~。

さて、このレースの後に京都でラフィアンの親睦会。クラッチの話を聞くとダートも検討しているとのことです。

(from RaceCourceより)
丹内騎手「ゲートセンスが良く、何もしなくてもすっと出る。2頭が主張してきたので競うのは避けてあの位置から。脚質を考えて早めに動くつもりだったが、こちらの手が動いているのに前の2頭は馬なりだった。ラストまで頑張っていると思う」



2011/02/19

クラッチ 今年の初出走

(ラフィアン近況)

2/18 金
マイネルクラッチは、19日(土)、京都12Rの芝1400mに丹内騎手で出走します。先週水曜日にしっかり追い切って負荷をかけていることもあり、週末と水曜日は微調整程度に終い重点で負荷をかけました。吉田師は「鉾田で十分に乗り込まれてきたのが分かる仕上がり。追い切りも満足いく内容だったし、息の入りもすごく良い。一息入れた効果がありそう」と述べていました。ハナにこだわらず、前々でうまく流れに乗って粘り込んで欲しいものです。

* * *

クラッチももう7歳になりました。しかしクラッチの世代は優秀でラフィアンの同期はクラッチを含め12頭がまだまだ頑張っています。クラッチも今回が38戦目。

クラッチの状態もいいみたいだし、出走馬を見ると特に抜けた馬がいないので、今回は複勝圏も期待できると思っています。もちろんできれば勝利も。。。

明日は淀でクラッチの応援の後に、ラフィアンの親睦会に参加する予定です。なんとか明るい気持ちで出れるといいですが。

2011/02/16

ハムバイの09 出資確定

(ラフィアン近況)

2/15 火

ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。先週中に15−15を消化。本格的なスピードを出したのが初めてだったためか、思っていたほど反応できませんでしたが、現時点でこれだけ動ければむしろ上々です。主任は「水準以上のレベルにある。小柄だが、乗り味が良い」と評価していました。馬体重は406キロです。

* * *

ちょうど本日が特別募集馬の前期締切りで抽選になることなく、めでたく本馬に出資が確定しました。現在のところ21口です。ちなみに牡馬のエイミービーダンシングの09の方が人気があって42口売れています。

初めての15-15を課して思ったほどの反応がなかったということで無難にまとめられた感じの近況ですが、その中にもクラブの期待の大きさが伺えます。もちろん私も期待しています。これから馬体も動きも成長していってくれるはずです。
 

パツィエンザ 徐々によくなる

(ラフィアン近況)
2/15 火
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。坂路でキャンター800m2本の運動後、夕方までの放牧を行っています。トラックコースで後ろ扉だけ閉めて駐立させる練習に加え、週1〜2回15−15程度の追い切りを課しているところ。まずまずしっかりした動きを見せていて、徐々にスタミナが付いてきたように思えます。素直な性格は変わらず、テンションも上がりません。396キロと小柄な馬体で腹周りをすっきり見せています。


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いつの間にやら15-15までの追い切りをこなしているパツィエンザ。週1-2回の15-15はこの時期のCVFの標準メニューのようです。無事について行けていて何よりです。

ただ馬体重が400を切るまで減ってしまったのが気がかり。一月前の計測は418㎏なので20㎏以上も落ちました。次の放牧で一息入れたときに、また大きくなってくれればいいのですが。。。

↓でも馬体はとてもバランスが良く見えますね。


コスモキララ 気性が成長

(ラフィアン近況)

2/15 火

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間も馬装の際にスタッフが時間を割いてやさしく接しており、その効果で耳を触っても、すんなり頭絡やハミを着けられるようになりました。人間を信頼できるようになったのでしょう。気持ちが安定しだしたので、様子を見て併せ馬での追い切り等も行いたいと思います。馬体重は451キロ。

* * *

先月の近況では、馬装の際に嫌がって暴れるとのことでしたが、スタッフの努力の賜物で見事改善!どうもありがとうございます。この人との信頼関係が走りにも生かされるといいですね。

もうだいぶ前に砂のぼりを起こして以来、怪我もなく本当に順調。ぜひこのまま怪我をせずデビューまで。


 

2011/02/15

Valentine's Day

 今日はバレンタイン。マイネショコラーデの誕生日でもあります。

会員の方々だけでなく、一般の競馬ファンの中にもショコラーデ(ドイツ語でチョコレート)の名前の由来を知ってくれている人がたくさんいるみたいなので、嬉しく思っています。

ショコラーデには多くの人に愛される馬になってほしいです。



2011/02/13

ショコラーデ まるで別馬

↓先月

↓今月


あらゆる面で別馬!1ヶ月でのここまでの変化はなかなかお目にかかれないでしょう。

なんでも、もう来週には入厩予定だとか。レースから1ヶ月も前でラフィアンにしては珍しいこと。それだけクラブも厩舎も気合が入っているのでしょうか。

ショコラーデが入厩すれば愛馬3頭が吉田厩舎に勢揃いですよ。

メガロス 次戦は小倉を予定

(ラフィアン近況)

2/11 金

マイネルメガロスは、この中間に宇治田原優駿ステーブルでしっかり乗り込まれました。土曜日と火曜日に坂路でラスト2ハロンを15−15で伸ばす追い切りを課し、9日(水)の検疫で栗東トレセンへ移動しています。木曜日から坂路で乗り込まれており、きょう金曜日は4ハロン60.4秒で軽く脚を伸ばす程度の負荷をかけています。26日(土)か27日(日)の小倉、芝1200mが目標。吉田師は「入厩時から軽く咳をしているのが多少気になるが、いまのところは調教に支障はない。来週からしっかり追い切っていく」と述べていました。


* * *

クラッチに続いてメガロスも帰厩しました。次走は小倉を予定。これまでの3戦で一番成績のよかった芝1200mに戻しての参戦です。巻き返しなるでしょうか。

私はまだ小倉競馬場へは行ったことがないので、里帰りの用事と重ねて小倉遠征を計画中です。そういえば、今日の小倉開催は雪のために途中で中止になりましたね。メガロスの出走の時は大丈夫でしょうか。。。
 

クラッチ 急遽京都に参戦

(ラフィアン近況)

1/26 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m4〜5本の運動をしています。この中間にも2回ほど15−15の追い切りを織りまぜながら乗り込まれていて、徐々に体がしっかりしてきました。今週からはさらに強い負荷をかけて仕上げていく予定。吉田師とは来週の検疫で入厩することで打ち合わせています。馬体重は523キロ。

2/2 水
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m4〜5本の運動をしています。週明け早々の追い切りでしっかりした動きを披露。以前は疲れによってダクの感触がくたくたしていましたが、そういったところが解消している現在はシャキッとしています。馬体重は1週前から3キロ増の526キロでした。今週末の入厩を予定しています。

2/8 火
マイネルクラッチは、5日(土)、栗東の吉田直弘厩舎に入厩しました。無事に到着し、なみ脚中心のトレーニンングを行っています。

2/11 金
マイネルクラッチは、栗東で調整中。坂路や逍遥馬道でのなみ脚中心のトレーニングを行っています。坂路で55秒台を想定していた今週の追い切りは、52.9秒と予想以上に早い時計になりました。吉田師は「ラスト2ハロンを強めに追うように指示し、その通りの内容。全体のタイムが出たのはテンの入りが早くなった分はあるけれど、状態の良さも大きいと思う」とジャッジしています。この動きを受けて来週、19日(土)、京都の芝1400mに向かうことに。今週末に予定しているウッドコースでの追い切りは、降雪の様子を見ながらメニューを組んでいきます。

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鉾田で年を越し、順調に調整されていたクラッチ。入厩したばかりでレースは早くとも再来週かと思っていたら、坂路の動きがよかったので来週の京都に出走予定!クラッチは今年で7歳ですがまだまだ元気みたいですね。今年も昨年と同じく、目指せ年間10戦!できれば1勝!です。

その日はちょうどラフィアンの京都親睦会と重なりました。関西は関東と比べ会員数がかなり少ないらしくて、親睦会もあまりなく1年ぶりです。今年もでようかなー。

2011/02/11

どうなんだろうコンデュイット

コンデュイットがビッグレッドで種牡馬入りしてまだ1年と少し。既に初年度産駒も何頭か誕生し、昨日は種馬場展示会でお披露目されました。

その仔達が募集馬に入るのは来年でデビューはさらにその1年後。まだまだ先の話です。しかし恐らくロージズインメイの時のように募集馬の4分の1か3分の1は占めそうなコンデュイット産駒。ラフィアン会員として決して無関心では済まされない種牡馬です。

コンデュイットが競走馬として相当強かったのは分かりますが、それが日本で種牡馬として良いかどうかは残念ながら別の話・・・、要検討です。懸念点はコンデュイットが勝っている重賞競走5勝、うちG1が4勝の全てが2400m以上だというところです。欧州馬の場合はマイル以下の実績がある馬のほうが種牡馬としては確実性が高いです。これまで日本にもイギリスダービー馬やキングジョージ馬、凱旋門賞馬が導入されましたが日本のスピード馬場に対応できず思うような成績を残せなかったのがほとんど。ダンシングブレーヴやバゴは凱旋門賞馬ですがマイルG1も勝っているので日本に合いました。長距離のみの実績で成功したのはトニービンと、、あとはアベレージは高くないですがオペラハウスくらい?逆に言えば、短距離G1も勝ってスピードも示している強い馬は向こうもなかなか手放さないので、日本にはあまり入ってきませんね。社台が昨年に導入したハービンジャーもやはり実績は2400mのみの馬です。

2400m専門の馬は以前は中距離馬と言っていましたけど、今ではもはや長距離馬の方が適切でしょうね。その長距離馬も大きくスタミナ型と瞬発力型に分けられると思います。スタミナ型は日本ではメジロマックイーンやビワハヤヒデやタップダンスシチーのようにロングスパートで押し切る馬。シンボリクリスエスもこのタイプかもしれない。競走馬としては力でねじ伏せるといったイメージでかっこいいのですが、このタイプは種牡馬としては成功していませんね。逆に瞬発力型はスペシャルウィークやマンハッタンカフェのようにやっぱりサンデー産駒に特徴的。サンデー産駒には及ばないけどメジロブライトもこっちのタイプかもしれない。長距離の実績しかなくても種牡馬としていいのは後者のタイプ。

コンデュイットは長距離馬でしたが、その瞬発力は定評があったみたいです。だからこそビッグレッドも導入することにしたのですが。さて、ここで気になってしまうのが同じ思想で過去にビッグレッドに導入されたペンタイアとムタファーウエクのこと。両者とも長距離の実績しかありませんでしたが、その並外れた瞬発力が評価されて導入されていました。この2頭をどう見るか、、人によって意見が分かれそうですが、私は大成功とまでは言えないけれど、まずまずの堅実な種牡馬だったと思います。ムタファーウエクは繁殖に恵まれないなかで頑張りました。

コンデュイットも低く見積もっても先輩2頭以上の種牡馬のポテンシャルはあると思います。繁殖は2頭より上ですから産駒成績は堅実以上のものは残すのではないでしょうか。トニービンの域は分からないけど少なくともバゴレベルのポテンシャルはあってほしいと思います。でも、種付け料はバゴの方が遙かに安いのでバゴレベルでは困るのですね。

コンデュイット産駒の募集馬は来年。ロージズインメイの時のようにラフィアン恒例のお祭りになります。せっかく産駒がたくさん募集馬に入るのだから楽しまなきゃ損。抗うのはもったいない。少なくとも1頭は買いたいとは思っています。

↓は昨年の夏のツアー時のコンデュイット。孤高というか、こちらが近づいてもまったくの無関心。非常にマイペースな馬でした。





2011/02/09

ショコラーデ 復帰戦はフィリーズレビューが目標

(ラフィアン近況)
2/8 金

マイネショコラーデは、コスモヴューファームで調整中。坂路でキャンター800m2〜3本の運動をしています。中間に行った1本目の追い切りはフケの影響でスピードが上がっていかないような感じでしたが、その数日後に課した2本目は上々の動き。場内で一番攻め駆けするムジョウに先行し、粘って同時入線に持ち込みました。まだ重さが残っているとはいえ、ここにきてぐんと上昇しています。3月中旬のフィリーズレビューが目標。2月中の入厩を予定しています。


* * *

ようやく骨折が治って12月下旬に乗り込み始めてからは、トントン拍子に調教が進んでいるショコラーデ。ラフィアンのサイトでもCVFでの坂路調教の動画がアップされて、ショコラーデが勢い良く坂路を登っていました。そして、とうとう入厩の予定も出ました!とても嬉しいです。復帰戦の予定は3/13のフィリーズレビュー。時期的にも距離的にもここがベストというか、これしかないですよね。

何度も書いているのですが、再びトラブルが起こることなく無事に復帰戦、そして本番に出走できますように・・・。

2011/02/05

マイネルスマイル×マイネポラリス

 数日前の栗山求師の記事をそのままなぞることになりそうですが、ご容赦ください。とても感動したもので・・・。

ラフィアンの会員さんが引退した愛馬、マイネルスマイルマイネポラリスを引きとって、牧場に預託して、毎年この2頭を交配。そして生産した馬を地方競馬で走らせているお話です。

この馬主さんはこの2頭の仔しか持ち馬はいないようです。まさにリアルダビスタ、いやある意味それ以上のドラマですね。ちなみにマイネルスマイルはマイネポラリスにしか種付けされたことがないようですが、マイネポラリスはマイネルスマイルの前に2頭違う父の子供を産んでいます。

マイネポラリス(牝 1992 ダイナオリンピア)

|--ピーチヨークン(牡 2000 マイネルスマイル)

|--ニコニコヨークン(牡 2002 マイネルスマイル)

|--ウキウキヨークン(牡 2003 マイネルスマイル)

|--ワクワクヨークン(牡 2004 マイネルスマイル)

|--ドキドキヨークン(牡 2005 マイネルスマイル)

|--プニプニヨークン(牡 2007 マイネルスマイル)

|--スベスベヨークン(牡 2008 マイネルスマイル)

|--????ヨークン(牡 2009 マイネルスマイル)

子供たちは地方でそれなりに勝ち星をあげています。私もお金があったらこの方のように愛馬を引きとって、預託して自家生産をしてみたいのですが。。。夢ですね。

種牡馬ですが、残念ながら私のこれまでの出資馬の中で種牡馬にしたいとまで思う馬はまだいませんね。マイネルクラッチは凱旋門賞2着のナカヤマフェスタの兄なのですが。。。G3くらいを勝っていたらぜひプライベート種牡馬にしたいところ。

私は種牡馬はG1は勝たなくてもOP級だったら血統次第で活躍できると思っています。自分の出資馬以外のマイネルの馬だったら、マイネルスケルツィマイネルチャールズマイネルシュピールくらいの血統と実績があって、かつ種牡馬になるあてがないのならば、ぜひ引きとって自家生産の種牡馬にしたいところです。・・・、以上ほとんど妄想でした。
 

メガロス 宇治田原で調整中

 (ラフィアン近況)
1/28 金

マイネルメガロスは、前走後も馬体や脚元に異状は見られませんが、芝のマイル以下(どこを使うかは未定)は出走に6節前後の節が必要です。すぐに出走できる状況になく、いったんトレセンを離れることになり、きょう28日(金)に京都の宇治田原優駿ステーブルへ移動しました。2、3週間の滞在になる見込みです。

 

2/4 金

マイネルメガロスは、京都の宇治田原優駿ステーブルで調整中。31日(月)に乗り込みを開始しました。現在は600mのトラックコースをキャンターで4周した後、870mの坂路をハッキングで駆け上がっています。あす5日(土)には終いだけ15秒まで加速する調教を課す予定。9日(水)に栗東の吉田厩舎に入厩する予定です。


* * *
 

前走後にまた栗東トレセンの外で調整することになったメガロス。ラフィアンで美浦の馬だったら鉾田行きなのですが、メガロスは短期でそこまで行くのは面倒なので、前回の東近江のアカデミーに続いて外部の施設を使っています。ラフィアンの馬ではあまり聞かないですね。

来週には早くも帰厩する予定。次回のレースは1200~1400くらいになるでしょうか。