2010/09/30

メガロス もうすぐ入厩できるか?

(ラフィアン近況)
9/15 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。順調に乗り込んでいたものの、木曜日になって熱発してしまい、夕方には39度近くまで上がってしまいました。アゴの下に膿がたまって腫れたり、鼻づまりなどの症状を見せており、『ナイラ』と呼ばれる馬特有の風邪だと思われます。現在は馬房で舎飼いされていて抗生物質の投与で平熱に戻り、症状自体も落ち着いてきています。調教を再開するまでにそれほど時間は掛からない見込みで、体調が回復次第、騎乗を再開します。

9/22 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。風邪が治り、体温も平熱に安定し、坂路でキャンター1300m1本の運動を再開しました。軽い打撲があった以外、この中間は順調。様子を見ながら乗り込み量を増やしつつ、ペースも上げていきます。復習のために行った先日のゲート練習は駐立、発馬とも合格点でした。馬体重は前回の計量と同じ462キロ。

9/29 水
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。ここまで色々と頓挫してしまった分、動きは若干重めで冴えないものの、それでも縦列調教で前の馬に頼らなくてもしっかり推進できるようにはなってきました。着実に良化している感触はあります。今週からは坂路の2本目に15−15を織りまぜるなどして、徐々に負荷を強めていく予定にしています。

* * *

鞍傷、歩様の違和感がよくなってきたと思ってきた矢先の発熱・・・、さすがにこれだけトラブルが続くと呪われているのでは、とガッカリしてましたが、すぐ治ってくれました。

たまたま悪いことが続いただけなのか、それともメガロスが不運の星の下に生まれたのかはわかりません。でも牧場を出るまでは怪我一つなかった優良児だっただけに前者だと思いたいところです。



2010/09/29

シェモード 佐賀競馬へ

シェモードは残念ながら中央競馬は引退となりましたが、引退後に売却され佐賀競馬へ移籍となりました。先日の25日に佐賀で初出走し、7頭立てで7番人気で2着になったようです。初ダートで2着、慣れてくればすぐに初勝利をあげられると思います。

シェモードはこれまでも満足に仕上げられたはなかったし、またレースも覚えてないうちに2戦で引退となっていました。どれくらいのポテンシャルがあったのかは分かりませんが、急に目覚めたりすれば地方の重賞に出ても不思議はないと思っています。

もうラフィアンの馬ではないし私の出資馬ではありません。しかし、やはり気になるもので時々は成績をチェックしつつ細々と見守ることとなると思います。出資馬でなくなっても、地方でできるだけ長くたくさんレースで走って、たくさん賞金を稼げる馬になってほしいと願っています。

クラッチ 3ヶ月ぶり入厩

(ラフィアン近況より)
8/24 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間に軽い追い切りを数回行ったところ坂路入りを多少拒むように。強く促せば諦めてスタート地点へ向かうので心配は要らないでしょう。逆に良い影響もあり、走ることへの前向きさがようやく出てきました。2週前から18キロ減の516キロと体も順調に絞れてきており、このままペースを上げて仕上げていきます。蹄が薄くなって砂利道を歩くのをかなり嫌がっていたため、両前肢に蹄鉄を打って対処しています。

8/31 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1〜2本の運動をしています。仕上げの段階に入り、追い切りを開始しました。

9/14 火
マイネルクラッチは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1〜2本の運動をしています。4ハロン60秒前半での乗り込みに加 え、この中間からは週2度の追い切りを課しています。しかし思ったほど馬体が絞れず、520キロ前後で馬体重が推移しています。育成主任は「強いところを やると当然動くが、息遣いはもっと良くなってもいいはず。普段の稽古ではかなり行く気が出てきていて、制御が難しくなってきた」と話していました。

9/28 火
マイネルクラッチは、24日(金)の追い切りで53秒のタイムをマーク。欲をいえばもうワンランク上の軽さが欲しい感じもしますが、肩や臀部の筋肉が張り 出し、腹周りが引き締まり、息の戻りもずいぶん早くなりました。その後はウォーキングマシンによる運動のみ。栗東の吉田厩舎に向け、きのう27日(月)に ビッグレッドファーム明和を出発しました。

(北海道BRFレポートより)
9/9 
クラッチは、現在明和にて坂路調教されています。少し蹄を気にするようでしたので両前に蹄鉄を履かせました。調整の方はいたって順調で、抑えきれない勢いで坂路を駆け上がっていきます。いい年なんだから少しくらい気を抜くことを覚えてくれよ、とも思うのですが、これが彼の持ち味とも言えるので致し方たありません。オーバーワークにならないよう気をつけています。9月下旬に入厩の予定です。

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クラッチが3ヶ月ぶりに入厩です。ウチの2歳馬が入厩出来ない状況のなかでクラッチが順調に来てくれたのは嬉しいです。放牧で530kgまで太ったようでしたが、調教を順調にこなして程良く絞れたようです。

クラッチも現在6歳。これまで短距離のレースでほとんど先行のスタイルを貫いてきたように、北海道の坂路でも走るようです。これまで1600m以下の芝しか走ったことがなくて、年もとって少しズブくなったかもしれないし一度は1800mも試してみてはと思っていましたが、この調子ならまだまだマイルで行きそうです。



2010/09/26

パツィエンザ 馴致中

(ラフィアン近況 9/24 金)
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。オーク分場で昼夜放牧を行っており、その合間に初期馴致を進めています。大人しい性格で、腹帯締めから始まってスムーズに進んでいる1頭です。先週木曜日に鞍を付けてドライビングを行い、その後初めて背中に跨がってみました。しつけができていて暴れることもなく、人の重さを苦にせずにスタスタと歩いていたとのこと。小柄な馬ですが頼もしい限りです。スタッフは「なかなか学習能力が高そうで度胸もある」とコメントしていました。

* * *

もう坂路入りを始めている馬もいますが、パツィエンザの09は順番が少し遅れて現在馴致中みたいです。

まだ近況報告が始まって間もないですが、怪我もなく気性も素直そうなので安心感はあります。小柄で仕上がりも早そうで、順調に行ってくれれば早期デビューできそうな予感がします。

コスモキララ 坂路入り開始

(ラフィアン近況 9/24 金)
コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。馴致を終えて坂路入りを開始。昼夜放牧を行いながら軽めのキャンターで駆け上がっていました。しかし、右前肢の砂のぼりが再発したのか歩様が良かったり悪かったりを繰り返していたため、パドック放牧だけにして休ませることにしました。歩様が安定するまではこのままの管理を続けます。育成主任は「少し硬めで父の産駒という感じ。でも小柄な割にガッチリしていてバランスの良い馬体をしている」と話していました。馬体重は430キロ。

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砂のぼりというのも長引くものなのですね。同じように砂のぼりになったベリーリズミックの09も歩様が良かったり悪かったりして休んでいるみたいです。

この時期の硬めというのも調教が進むと変わったりするので、それほどは気にしません。今回は気性の強さのコメントは出ませんでした。少しは調教に慣れてスムーズになったってことでしょうか。

2010/09/11

ロージズインメイ 一年と一夏

ロージズインメイも今年で2世代目の産駒がデビュー。まだ重賞勝ち馬は出ていませんが、最近はなかなかコンスタントに勝ち星を上げるようになってきました。産駒達の傾向もだいぶ掴めてきました。

現在の総合リーディングでは32位。しかしまだ2世代しか産駒がいないので、以前のように各世代ごとのリーディングを見てみることにします。

____ 順位 出走頭数 勝馬頭数 勝利数 芝 ダート EI
3歳世代  12   91      30    35  19  16  0.96
2歳世代  6    27      3     3   3   0   1.17

3歳世代は12位。最近ではドリームバレンチノが2勝目をあげましたね。6月に調べたときは23勝で13位でしたので一つ上昇しました。これは非社台系の種牡馬の中でトップとなります。一頭でも重賞を勝つ馬が出てくれてベスト10に入れるのですけどね。勝ち星は芝とダートでほぼ半々です。これは産駒のレースの選択が広がるので、とても良い傾向です。

2歳世代は6位。優秀です。マイネショコラーデが新馬勝ちの後、ラベンダー賞と函館2歳Sで(悔しい)2着。全て1200mです。マイネジョンヌが芝1800で新馬勝ち。マイネソルシエールが新馬戦は惨敗も2戦目の鮮やかな変わり身で芝1800mで快勝。これは驚きました。マイネルゴラッソやマイネロサリラ、コスモフローラらもすぐに勝ち上がりそうです。今のところ活躍馬のほとんどはラフィアンで牝馬に勢いがありますね。勝利レースは1200と1800とで分かれています。これもまたいい傾向です。

芝ダート両方で走り、勝ち距離も偏っていません。勝ち馬の血統をよく見てみると母系の血統の特徴をそのまま引き出しているケースが多いことが分かります。マイネショコラーデはまさに典型的な例です。これは裏を返せばロージズインメイ自身には伝えるべき強い個性がないことでもあるのですが。母系を非常に重視して流行りの種牡馬や個性の強い種牡馬を避けるドイツの馬産に合いそうな種牡馬です。

私自身はこのタイプの種牡馬は悪くないとは思いますが、ビッグレッドが求めているのは強い個性がダイレクトに遺伝してほしい種牡馬ですので、ロージズインメイの種付け数が大幅に回復することは難しいでしょうね。

2次募集で私が注目しているスギノセンヒメの09は母父フォーティナイナーで兄ケイアイテンジンもダート馬なので、上のセオリー通りなら本馬もダート馬なのですがどうでしょうか。

ロージズインメイは今後のコンスタントに勝ち上がり2勝馬もそこそこ増えてくると思います。あと望まれるのは重賞戦線で活躍する大物ですね。その意味でも、ウチの愛馬ショコラーデの連続2着と骨折による戦線離脱は返す返すも残念・・・。ショコラーデには無事に復帰してほしいし、他のロージズ産駒達からも重賞で活躍する馬が出てきて欲しいところです。


2010/09/09

メガロス ペースアップ

(ラフィアン近況 9/8 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週から15−15を取り入れて2本目をハロン15〜17秒にペースアップ。ペースが遅いときのように楽に追走できるか注目していたところ、馬なりのまま無理なく前の馬についていけました。良化が確かに感じられる内容です。週末には終いを併せて追うメニューも消化できており、軌道に乗ってきました。これからさらに負荷を強めていきます。馬体重は462キロです。

* * *

先週から上昇して、今週もさらに上向いてきてくれたようです。あと2週間くらいで入厩できるでしょうか。

馬体重が先週の450㎏から12㎏増えました。運動しているなかでの増加なので成長分だといいのですけど。メガロスは標準より少し小さめの馬なので増えるのは歓迎です。

結局、夏の間はずっとトレセンでなく鉾田で過ごすことになりましたけど、今年の夏は非常に暑かったので、その時期に無理しなかったことがプラスになるかもしれないと前向きに考えています。

2010/09/06

イサベルとラクリマ、新潟2歳Sでワンツー

今日の新潟2歳Sでマイネイサベル(父テレグノシス)とマイネルラクリマ(父チーフべアハート)で決着。久々のラフィアンの馬で2歳重賞勝ちとワンツー、お見事でした。やはり今年の2歳勢はここ2年とは違い勢いがあります。

やはり重賞で活躍するような馬は、募集時に自分が出資を検討したか見直して、今後の出資にも活かさなくていけません。

価格はイサベルが13万、ラクリマが17万。やはりラフィアンは安い馬が走る、と決めつけないまでも、走る馬の出現頻度と価格の相関があまり見られないことは以前から感じています。つまり安い馬が多数いる中で敢えて高い馬に手を出すメリットは小さいと言えると思います。特に一年の出資頭数が2頭程度の私のような場合。

ラフィアンのチーフべアハート産駒は走る!ということで、ラクリマは募集時に1番人気となりました。ポイントもなく、抽選をなるべく避けたい私にとって、ラクリマは人気になりそうなことはわかっていたので、最初から出資は考えませんでした。2次募集にもチーフべアハート産駒のハニーテューズデイの09が出てきます。今回のラクリマの活躍で人気はあがりそうです。

イサベルは父テレグノシスは良さそうということで多少注目はしましたが、この年の牝馬は関西のロージズインメイにしようと決めたので、結果出資対象から消えました。イサベルに出資している方を知っていますが、その方は逆にロージズは買わないと最初から決めていたようですね。さらにその方は大阪在住だけど、出資は東西拘らないらしい、賢いです。

この2頭に共通しているのは、関東馬、母父サンデーサイレンス、1次募集馬ということでしょうか。私は大阪在住なので、関西馬優先の方針ですが、ラフィアンは2/3は関東馬。あまり関西馬ばかりに拘るのもよくないかもしれません。(今年の出資は東西1頭ずつとなりましたが)

そして母父サンデーサイレンス、やはり今は父がサンデー系でなかったら母父サンデーサイレンスの時代。社台も生産馬の9割はサンデーの血が入っていますし。私は父も母父も非主流血統の方が好みなので、できれば母父もサンデーでない方を優先してきましたが・・・。やはりサンデーは嫌わない方が利口でしょうか。

2010/09/04

2次募集馬検討 ~ その1

今年の2次募集馬は一口20万以上の馬が16頭中7頭もいて、まず全体的に高いという印象をどうしてももってしまいますが、馬の質は良さそうなのは確かです。

レースの09(一口42万 父ジャングルポケット)やマヤノメイビーの09(一口27万 父アグネスタキオン)は高いですが、クラシックでも通用しそうな血統です。特にレースの09は、母が17歳時の仔ですがなかなか魅力を感じます。しかし、私はラフィアンで社台生産馬は買わないという自分ルールがあるために、値段を抜きにしてもレースの09は買いません。

過去の経験からラフィアンの募集馬は値段に関係なく走る確率は同じだと思っているので、なるべく安い馬から選ぶことになります。

前にも取り上げたスギノセンヒメの09(20万 父ロージズインメイ)は価格は高めですが、捨てきれないでいます。母父フォーティナイナーで兄ケイアイテンジンがダート馬であるから本馬もダート馬でしょうか?社長の見立てもダート馬なら買うことはなくなると思います。基本的に芝馬優先の方針なので。私はなんとなく芝馬の予感がしていますが。

16頭の血統表と価格を見渡して、その字面のみですが新たに魅力を感じたのが、ヘイアンリリーの09(15万 父マイネルラヴ)です。兄に重賞2勝のブルーイレヴン(父サッカーボーイ)がいます。京成杯の暴走で有名な馬です。母父シンボリルドルフはマイネルハーティと同じ。今年は1次2次合わせて、そのハーティの全弟を含め4頭のラヴ産駒がいますが、本馬が一番血統的に好みです。

兄ブルーイレヴンの暴走した気性は母父シンボリルドルフから来ているものだと思いますが、本馬はさらに父が気性のきついマイネルラヴに変わってどれくらい気性がイッちゃっているか少し心配ではあります。

本馬は今年の八戸市場(75頭上場 20頭落札)で650万と2番目の高額で落札されました。ツアーで社長は、八戸市場は上場頭数が手頃なので、一頭一頭ある程度じっくり観察する時間があると自信あり気なことを言っておられましたが・・・、かつてレーツェルもこのセリに落札しましたし、その言葉も信じてみたいと思います。

本格的な検討は、カタログ見て厩舎が決まってになりますが。できれば鉾田ツアーで実物をみたいですね。でもおそらく行けないのです。。。

2010/09/02

2次募集馬ラインナップ決定

64 オールマイティの09 牡 キングカメハメハ フジキセキ 32万円
セレクションセール 2,300万

65 シャフィガの09 牡 デュランダル Woodman 13万円
セレクションセール 500万

66 スカーレットオハラの09 牡 オレハマッテルゼ ブライアンズタイム 13万円
八戸市場 510万

67 スギノセンヒメの09 牡 ロージズインメイ フォーティナイナー 20万円
セレクションセール 1,100万

68 スプラッシュクインの09 牡 シンボリクリスエス トニービン 22万円
セレクトセール 1,200万

69 ハニーテューズデイの09 牡 チーフベアハート サクラバクシンオー 15万円
サマーセール 600万

70 ハートオブマインの09 牡 スズカマンボ アフリート 14万円
サマーセール 510万

71 ブラッシンググルームの09 牡 リンカーン Broad Brush 24万円
セレクトセール 1,500万

72 ブルーフェリシアの09 牡 ホワイトマズル マーベラスサンデー 14万円
サマーセール 620万

73 ヘイアンリリーの09 牡 マイネルラヴ シンボリルドルフ 15万円
八戸市場 650万

74 マザーラドクリフの09 牡 アグネスデジタル サンデーサイレンス 16万円
セレクションセール 800万

75 レースの09 牡 ジャングルポケット Gulch 42万円
セレクトセール 3,200万

76 スターアルファの09 牝 サクラバクシンオー サンデーサイレンス 25万円
セレクトセール 1,700万

77 ボディラブの09 牝 マイネルラヴ キャロルハウス 10万円
サマーセール 200万

78 マヤノメイビーの09 牝 アグネスタキオン Miswaki 27万円
セレクションセール 1,800万

79 リキサンフラッシュの09 牝 アグネスデジタル フラッシュオブスティール 13万円
セレクションセール 400万

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2次募集は16頭、1次と合わせて79頭で昨年より若干少なめです。この夏の間に国内のセリで買われた馬達となります。公式サイトの情報に加えて、セリでの価格(税抜)とセリ時の情報へのリンクを加えて貼りつけてみました。

募集価格はおおむねセリでの落札価格に800~1,000万上乗せされたものになっています。それにしても1次募集の価格に比べると、かなり割高に感じてしまいます。

前に本ブログでも取り上げましたスギノセンヒメの09は、一口20万。1次募集のロージズインメイ産駒が皆お買い得価格で最高でも15万だったたけに、なおさら高く感じます。18万くらいまでだったらまだ買いやすく感じましたが。

今のところ、買い足すとしたら1次募集の残りの方を優先したい気持ちが強く、もし2次募集を買うにしても10万円台のものにするでしょうね。20万のスギノセンヒメも、まだ完全に諦めたわけではないですが・・・。

メガロス 軌道に乗ったか

(ラフィアン近況 9/1 水)
マイネルメガロスは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。軽めの乗り込みを継続することで徐々に動きが良くなってきました。現在は坂路2本目をハロン17秒ペースに強めていて、まだ多少気合いをつけていく必要があるものの1度勢いに乗ってしまえば、それほど無理せずに前の馬に遅れずついていっています。主任は「この1週間で着実に進歩しているのは確か。このまま乗り込んで態勢を整えていきたい」と話していました。馬体重は450キロ。

* * *

ようやく上昇気流に乗ってきました。かなり久々の前向きな近況という感じがします。この調子で早く再入厩できればいいですが。

同級生で同厩舎のショコラーデはしばらくレースに出ることができないので、秋冬の間はぜひともメガロスに頑張ってもらいたいところです。

2010/09/01

ショコラーデ 無事に手術完了

(ラフィアン近況 8/31 火)
マイネショコラーデは、コスモヴューファームで休養中。診療所に輸送して骨片の摘出を無事に済ませています。今回の手術で関節鏡を患部に入れて内部を確認したところ、剥離骨折の他、軟骨が損傷している部分も見つかりました。3ヶ月は休ませることになる見込み。いずれにしても運動制限の解除や坂路入りの開始時期は、レントゲン検査を行いながら判断していきます。

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剥離骨折の骨片摘出は無事完了したようですが、軟骨も痛めていたんですね・・・。

3ヶ月の休養。やっぱり長く感じます。予定通りなら、乗り込み再開は12月。この後さらなるトラブルがなく無事に治りますように。

↓はCVFでの写真。時期的に手術直前だと思います。左膝の所の毛が剃られているようです。レントゲンなどの検査をする際にそうする必要があったのでしょう。



パツィエンザはCVFで育成

(ラフィアン近況 8/27 金)
パツィエンザの09は、7月31日(土)にビッグレッドファーム明和からコスモヴューファームへ移動しました。オーク分場にて昼夜放牧を行っています。集団の中で大人しく青草を食んでいるのが常。自己主張もほとんどなく、どちらかといえば目立たない存在です。肩関節が柔らかそうな歩様。身体を上手に使えそうな特徴もあり、本気を出して走ったら伸びのある動きを見せるのではないかと想像しています。そろそろ馴致を開始する予定。

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パツィエンザは昨年のショコラーデと同じCVFの育成となりました。仲の良かったパールバーリーは明和なので残念ながら離れ離れになってしまいましたね・・・。CVFはもう10年近くも前に行ったことがあります。その頃は屋根付きの坂路もありませんでした。CVFはツアーにも組み込まれないのでなかなか行く機会がありません。そのうちまた訪問したいと思っていますが。

ツアーでの印象の通り、パツィエンザはコスモキララとは対照的に大人しい性格。坂路で乗り始めて、どのような動きを見せるか楽しみです。

キララ やっぱりお転婆

(ラフィアン近況 8/27 金)
コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。今月に入って馴致をスタートしました。初期段階から気難しい面を見せていましたが、徹底的に拒まれたことは一度もなく、すでに坂路でのハッキングを経験済みです。ただ、何かを気にして膠着したり、後退したりする面がちらほら。走っている最中に時折、急に頭を高くするシーンも見かけます。けさになって右前肢を気にする素振りを見せました。砂のぼりの再発かもしれません。馬体重は421キロでした。

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育成の振り分けは明和になりました。愛馬の中では3歳のシェモード(引退)と同じです。

ツアーでも見た激しい性格から、馴致は苦労すると思っていましたが予想通りでしたね。「徹底的に」拒まれてたことはないということは、普通の拒みは日常的なんでしょうねw、おもしろい記述だと思いました。でも、競走馬は大人しすぎるよりはこれくらい強い気性の方がよいですよ、おそらく。。

ツアー時の体重は392kgなので30kgほど増加。パンフレットの推定馬体重通り、470㎏にはなりそうです。