2011/03/31

コスモキララの09ことマイネアルナイル 早期入厩予定

初日のCVF訪問の後、真歌のゲストハウスで宿泊。翌日、アルナイルとヴォヤージに会って調教を見学するために、早朝に明和に向かいました。

明和には、一部でお化け坂路と呼ばれている長い坂路があり、坂下の厩舎には2歳牡馬達、中腹の厩舎に2歳牝馬達が集まっています。アルナイルもそこにいます。

昨年のツアー以来の再会。黒い馬体に大きな額の星。一目で分かりました。臆病で人を怖がるところは相変わらずな感じ。でも、1歳のときと比べたらだいぶマシになったかな。


これから馬具を付けて調教開始です。アルナイルのいいところは一生懸命に走るところと言っていました。レースでもキツくても諦めないで最後まで走ってくれる競走馬になってくれるのでは、と。これはとても大事なことですね。ちなみに、ここではアルナイルと書いてますが、まだ馬名は浸透していなくて、まだみんなキララと呼んでいました。


一度、坂下に降りてから坂路を2頭併せて登って行きました。坂路を登っていく写真は撮っていないですが、聞いたとおり一生懸命走っているようでした。タマモクロス産駒のお母さんのコスモキララよりはロージズインメイ産駒らしいそうです。また、適正距離はマイルよりは長めということです。


坂路の後は、また2頭でキャンターに近いペースで走りました。折り合いをつける練習みたいですね。


気性の課題はありますが、今のところ順調にきているアルナイル。明和の早期デビュー組の一頭で5月中の函館入厩を目標にしているそうです!これはとても楽しみ。もし予定通りに行けば、ツアーの時はもう牧場にいないことになります。今回会っておいてよかったと思います。

* * *

(BRFレポート)

3/9

コスモキララの09は現在、明和にて普通放牧を行って、休養しています。坂路調教を行っていましたが、少し疲れが出てきたので、リフレッシュ放牧させることになりました。現在は、他の馬と一緒にリラックスしながら遊んでいます。この放牧でもう少し精神的に成長してもらいたいです。今後もしばらく放牧を続けて行きます。

 

(ラフィアン近況)

3/15 火

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。1月から継続して乗り込み、すでに追い切りも何本か済ませています。いったん乗り込みを切り上げることになり、リフレッシュの目的で放牧に切り替えました。休養前の計量では456キロ。主任は「坂路調教中はとくにかく一生懸命な姿が目立っていた。疲れていてもがんばって走る。存分にゆっくりさせたい」と話していました。

 

3/29 火

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。この中間に休養を切り上げて調教を再開しました。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。順調に乗り込まれ、つい先日から強い調教も織りまぜるように。なお競走馬名がマイネアルナイルで登録されています。
 

2011/03/30

名付け親になりました コスモオオゾラ

今年のコスモの2歳馬は馬名をTwitterで募集することとなり、私も応募。結果的にビッグレッドのご配慮で応募者全員が申し込んだうちのどれかを採用されることになりました。

今回の募集は、ラフィアンとは違い命名する馬は指定できず、名前のみを応募する形式。どの馬に名付けるかはビッグレッドが決めました。しかし、その方が両親からの連想など変に束縛されずに発想することができて、応募された馬名を見ていると、皆さんなかなかいい名前を考えられているようでした。

私はラフィアンではあまり採用されない日本語の馬名ばかりで何通か出してみました。そして採用されたのは「大空」。コスモオオゾラとなりました。そして馬は、母マイネシャローナの牡馬。父は私の好きなロージズインメイです。3歳の姉にマイネシェリー(父スペシャルウィーク)がいます。

今回の訪問でも、ぜひコスモオオゾラにも会っておきたいと思っていました。会うことはできましたが、私が着いたときには厩舎内にいて、周りにあまり人がおらず動きなどの詳しい話を聞く機会は残念ながら得られませんでした。

当ブログでも以前書いたように、父ロージズインメイは母系の特徴がそのまま出やすい傾向があります。母マイネシャローナは距離2000m以上で好成績を残していて、2400も走った長距離タイプっぽいです。オオゾラもこれに近いタイプになるように思います。私としてはコスモラピュタのイメージです。その名の通り大空のようにスケールの大きい馬になってくれるでしょうか?ラフィアンの出資馬とは違いますが、応援していきたいと思います。

↓私が出会ったコスモオオゾラ。ちょうどご飯を食べている時で、あまり構わないでくれって感じでご機嫌ナナメ。ごめんね。。。



↓2枚はビッグレッドからもらったオオゾラの画像です。




やっぱり可愛い パツィエンザの09ことマイネパティ

北海道初日のCVF訪問では、当歳馬の見学の他に、パツィエンザの09改め、マイネパティと昨年のツアー以来の再会。放牧中で他の牝馬2頭と一緒にいました。

久々に出会ったパティ。ほとんど草のない放牧地を走りまわったり寝転んだりしているせいでしょう、3頭ともみんな泥まみれでした。元気な証拠でしょう。


カメラを取り出すとビビって退く馬もいる中で、この子は興味津々で撮影中もガンガン近づいてきます。ご覧のとおりドアップ。


近況にもあるように、まだ馬体が小さいのが悩みの種。おなじ馬体が小さい仲間のダイイチアピールの09(マイネマキアージュ)と仲がよいのか大体一緒にいます。でも、パティの方がなにかと先行でマキアージュは後についてくる感じ。もう一頭の牝馬(名は分からず)はこの2頭に押されてオドオドしていた感じ。。。近況にもあるようにパティは牝馬の中でボスなのかな。↓仲良く泥んこ顔で並んでいる2頭。左がパティ。右がマキアージュ。


↓こうして正面から見ると、やっぱり馬体が少し寂しく映る。この放牧中に少しでも成長してほしいね。


とにかく人間が大好きといった感じのパティ。放牧地でひたすら私の後を追っかけてきます。立ち止まると遊んでよ~という感じで、擦り寄ってきたり、ズボンや靴をかじったりしてきます。


何かと仕草が可愛いマイネパティ。牧場スタッフの人もこの子はとても癒し系と言っています。実はお母さんにそっくりだそうです。

この子は元々ツアーで実際に出会って、その可愛さゆえに出資した面が大きい馬でした。もちろん競馬で走ることも大事ですが、今回改めてパティの可愛さを確認。この子に出資してよかったなあと思えました。今回の訪問で会えてよかったです。

肝心の調教の方は、調教スタッフにパティの状況を聞くと、いい動きをするようになってきたみたい。でも話のトーンから、やっぱり良くも悪くも平均レベルってところでしょうか。

具体的には聞いていないのですが、まだ身がついていないし少なくとも早期デビューはなさそう。またツアーの時に会えるかもしれないね。

* * *

(BRFレポート)
3/7
パツィエンザの09は順調にCVFでの調教メニューを消化して、休養放牧に入りました。一月強の乗り込みでだいぶしっかりとした動きになってきたので、ここで一旦リフレッシュ。今は4頭で広い放牧地をのびのびと過ごしています。ほかの馬を噛み付きにいったりと気の強いところをみせつつ、みんなで泥んこになって遊んだりしています。この休養でもう一回り成長してほしいところです。

(ラフィアン近況)
3/15 火
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。本場で日中のみの放牧をしています。ダイイチアピールの09と同様、こちらの馬体も細身です。一般的には耐寒性が強い動物といわれますが、さすがに零下まで冷え込めば馬もストレスに感じるでしょう。他馬に比べて皮下脂肪が少ない分、直に寒さを感じているようにも思えますが、馬自身は元気に過ごしています。体温も一定。枯れた状態ですが、好みの草を探してあちこち歩き回っています。

3/29 火
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。普通放牧で管理しています。小柄な馬なので他馬よりも休養期間を長く設け、成長を促しているところ。休養に入れて1ヶ月以上経過していることもあり、今週からの調教再開も考えています。競走馬名がマイネパティで登録されました。

2011/03/29

コスモヴューファームのとねっこ達

この時期に牧場に行きたかった理由の一つに生まれたばかりのとねっこ(当歳馬)達を見学したかったというのがあります。CVFでも多くのとねっこ達がいました。出資した馬だけでなく、将来の募集馬であるとねっこ達も間近で見学させてもらえるのがラフィアンの良いところ!

ある放牧地を訪問。コスモヴァレンチ、コスモプラチナ、マイネヌーヴェルなど多くの重賞馬の母がいました。ここの子供達のほとんど(全部?)はコンデュイット産駒となっています。この日はとても気候がよいためか多くの子供達が寝転んで日向ぼっこしていました。


子供たちも既にある程度性格が決まっているようです。近づくとすぐに逃げる臆病な仔、まったく動じない仔、逆に興味を持ってどんどん近寄ってくる仔など様々です。↓は額の星が特徴的なベリーリズミック。


今回、一番注目していたのが出資馬であるマイネショコラーデの妹。コスモヴァレンチの11、2/24生まれ。お父さんはもちろんコンデュイット。この年の牧場の重賞馬の繁殖は全てコンデュイットのようです。↓がその仔。近づいても目をちょっと開けてチラッと見るだけでまたお眠り。とても可愛いです。


↓コスモヴァレンチ親子。コスモヴァレンチを目の前で見たのは初めて。マイネルラヴ産駒だからキツイ性格かと思っていたけど、非常におっとりした性格。やっぱりショコラーデもお母さんに似たのかな?


コスモプラチナの親子。コスモプラチナの父はステイゴールド。この仔はまだ人に慣れていない感じでした。この仔も募集馬に入ったら人気になりそうですね。私と一緒に成長記録のためか産駒の写真を撮っていたスタッフに色々お話を聞かせてもらいました。ここのお母さん達は実は仲がよくないみたいですね。そういえば他所の仔が近づいてくるとすぐに追い払うお母さんも。。。


人に慣れていて、興味津々とこちらに近づいてくるということで印象に残っているのがマイネヌーヴェル(右側)。こちらに遊んでよ~という感じで噛み噛みしてくるくらい。この仔は大物になるかも?ベリーリズミック(左)と仲良く遊んでいます。


今はこんなあどけなくて可愛い子供達も、一年ちょっとの後に募集馬に入る頃にも、もう人間よりも背が高くなって見違えるように大きくなっているのです。それでは来年のツアーでまた会おうね。

ショコラーデ 桜花賞出走できそう

(ラフィアン近況)

3/25 金

マイネショコラーデは、栗東で調整中。レースでは4コーナーでかなりの不利を受けており、競馬になりませんでした。内枠が徒になってしまった印象です。幸い外傷を負うなどのダメージはなく、阪神競馬場から元気に帰厩しました。現在は角馬場でハッキングを行った後、逍遥馬道で20〜30分間往復して登り下りをさせています。次走は4月10日(日)の桜花賞を目指しています。

 

* * *

 

ショコラーデは賞金が微妙なラインで除外も覚悟はしていたのですが、昨日、桜花賞の登録馬が発表されて、優先順位で18頭中17番目と何とか出走できそうです!

 

前走は不利があったとはいえ結果だけみれば惨敗。本番もおそらく16,17番人気くらいでは?しかし、出走が実現すれば有力馬ではなくても愛馬の初のG1,そしてクラシック出走となります。一口馬主としての夢の一つが叶います。素直に嬉しいことです。

 

先日の牧場訪問で、コスモヴューのショコラーデを調教したスタッフの方は、2歳時のときと比べて動きがとても良くなっていたと言っていて、それだけにレースの不利は残念がっていました。最近の兄コスモヴァレンチの活躍を見てもショコラーデも単なる早熟馬とは思いません。スムーズにレースできればG1の舞台でも好勝負してもおかしくないはずです。

 

幸い前走のダメージもないようで順調に調教できているよう。あと2週間、特に無事にいってほしいです。騎手は誰になるでしょうか?




2011/03/25

明日からビッグレッドファーム訪問

明日明後日と北海道のビッグレッドファーム各場を訪問することになりました。ツアーは昨年一昨年と参加しているのですが、それ以外での訪問はおよそ10年ぶり。ラフィアンに入会したての頃でしたね。ツアーではコスモヴューファームには行かないし、また産まれたばかりのとねっこをゆっくり見たりすることもできません。今回はツアーではスケジュールの関係でなかなか見れない部分を中心に見てこようと思います。ゲストハウスに泊まるのも初体験。楽しみです。

また、昨年のツアー時では、ショコラーデとメガロスは既に入厩していたのでツアーで会うことができませんでした。今年の2歳馬3頭が早期入厩するかどうかはまだ分かりませんが、もしそうなったときのためにも今のうちに会っておきたいと思いました。

まだまだ大変な状況の東北関東を飛行機で超えて北海道に行くことに少し申し訳なさもありますが、日本経済を停滞しないことも大事なので予定通り行くことにします。

帰ってきましたら牧場で撮った写真や、スタッフの方々に聞けた話をブログに書いていきたいと思います。

2011/03/22

ショコラーデ ほろ苦い復帰戦に

前走の函館2歳Sから7ヶ月。とても楽しみにしていたショコラーデの復帰戦フィリーズレビュー。天気予報では雨でしたが、午後にはほとんど晴れて過ごしやすい競馬日和となりました。馬場も稍重止まり。

レースではスタートで行き脚がそれほどつかず中団から。内々を通って徐々に進出する展開に。ところが4コーナーで、人馬とも立ち上がるような致命的な不利。かなりブレーキがかかってしまいました。これで走る気をなくしたのか直線でも全く伸びずに12着に。。。

はっきり言ってひどい騎乗、とても可哀想な復帰戦となってしまいました。このレースは一応は桜花賞のトライアルなのですが、試走にもならなかったのが残念です。

また、結果論となりますが、パドックでのショコラーデは一頭だけお腹の所が冬毛がモフモフとしていて、冬場に使っていた馬との違いを感じました。最初の行き脚がよくなかったのも今回はまだ万全の出来ではなかったかもしれません。

次は予定通り桜花賞でしょうか。今は今回の体験が今後のレースに悪影響を及ぼさないか心配しています。

* * *

(fromRaceCourceより)
蛯名騎手「内々のいいポジションで折り合って上手に走っていたが、4コーナーで外から押し込められて立ち上がる不利。あれがなければ少なくとも前の集団にはついて行けていたはず」

 

吉田調教師「ゲートで立ち上がって注意を受けた。戻った様子を見て、次を検討したい」






2011/03/21

ショコラーデ いよいよフィリーズレビュー

(ラフィアン近況)

3/11 金 (震災前)

マイネショコラーデは、13日(日)、阪神11Rのフィリーズレビュー・芝1400mに和田騎手で出走します。この中間も稽古ではかなり行きたがっていた様子。追い切りでは馬の少ない時間帯にウッドコースに入れ、単走で行ったために折り合っていましたが、周りに馬が多いとエキサイトしやすいようです。吉田師は「和田騎手に跨がってもらうことも考えたが、オーバーワークになってしまうリスクを避け、今回は慣れている助手に跨がらせた。肉体的にはできているので大丈夫。あとは精神面。うまく折り合って能力を出せれば差のない競馬ができるのだが」と述べていました。

 

3/18 金 (震災後)

マイネショコラーデは、21日(月)の阪神11Rのフィリーズレビュー・芝1400mに出走します。開催の中止で1週遅れの競馬に。名古屋大賞典に向かうワンダーアキュートの騎乗で和田騎手が不在になり、代わりに蛯名騎手が手綱を取ることになりました。ハロン11秒前後のペースでさえも引っ掛かるだけのスピードがあるだけに、やはりポイントは折り合いでしょう。

 

* * *

 

ショコラーデは元々が調整期間の短さが懸念の一つだったので、レースが一週延びたことは他の馬よりも有利に働いたと思います。

 

和田騎手に先約があったために蛯名騎手に乗り替わりに。蛯名騎手はもちろん一流騎手ですが、和田騎手がデビューから3戦全てに乗っていて癖などを分かっていたと思うので、この乗り替わりがどうでるか分かりません。そして一番枠、蛯名騎手はどのように乗ってくれるでしょうか。やっぱり思い切って先行するでしょうか。

 

明日は雨ということです。私は道悪と距離はあまり心配していません。ショコラーデはパワーがあるし、距離はマイルは分かりませんが内回りの1400なら問題ないと思っています。

昨日の同じ阪神のファルコンS(G3 1200m)でショコラーデ対戦組のロビンフットとマジカルポケットが勝ち馬とそれほど差のない4,5着。この結果をどうみるか意見は分かれそうですが、私はこの比較からショコラーデは少なくとも牝馬限定戦なら上位争いはできると思いました。

 

そして今日の小倉の準OP、薩摩Sで兄のドリームバレンチノが1番人気に応え快勝。4勝目を挙げました。ショコラーデもこの勢いに続きたいところです。

 

前日のオッズでショコラーデは11番人気、単勝24.2倍となっています。やはり休み明けが嫌われているのでしょう。最近の実績馬相手に大きなことは言えませんが、ショコラーデも素質なら負けていないと信じています。好勝負してくれると思っています。

 

メガロス 今週出走予定も来週に

(ラフィアン近況)

3/11 金 (震災前)

マイネルメガロスは、小倉競馬場からトレセンに戻り、現在は曳き運動とプール調整を行っています。あしたからハッキングを行い、あさってには坂路入りを再開する予定。次走は20日(日)、小倉の芝1200m。

 

3/18 金 (震災後)

マイネルメガロスは、栗東で調整中。20日(日)の小倉、芝1200mに出走する予定でしたが、きょう18日(金)の調教後に軽い疝痛があり、大事を取って出走を取り消すことに。症状自体はすぐに治まっていて、あすから通常メニューで進めます。幸い優先権利は消滅せず、26日(土)か27日(日)の小倉、芝1200mへ向かいます。吉田師からは「状態が良かったので、もし今週勝てなくても権利を取っての連闘も考えていたほど。来週に向けてしっかり態勢を整えます」とのコメントが入っています。

 

* * *

 

クラッチ、ショコラーデだけでなく、メガロスも今週の予定が来週に延びてしまいました。

先週、開催中止と、今月の中山開催の中止の影響で、ほぼ全てのレースで登録ラッシュ、除外ラッシュです。でもメガロスは優先権を持っていたので、抽選なしで出走可能。とても幸運です。

状態はとても良いみたいで来週が楽しみです。やっぱり1200mが合っていそうですね。
 

クラッチ 出走が延び鉾田へ

(ラフィアン近況)

3/11 金 (震災前)
マイネルクラッチは、13日(日)、阪神9Rの丹波特別・芝1600mに酒井騎手で出走します。今回は11頭立て。先行しそうな馬が何頭かいますが、それほど脚を使わずに前々で流れに乗れそうなメンバーです。吉田師は「まだ冬毛は残っているが、体調は良さそう。馬体重は前走と同じくらい。今週の追い切りは馬場状態が悪い中、最後までしっかり走っていた。V字回復というか、そこまで急に上昇しているわけじゃないが、前回に比べればいくらか良くなっている感じ」と述べていました


3/18 金 (震災後)
マイネルクラッチは、栗東で調整中。震災のため先週の開催がなくなり、再来週以降の競馬番組が正式に決まっていないため、目標レースを決められない状況です。今週、芝1800mですが須磨特別に65頭もの登録、除外が31頭ありました。現状ではさらに節をためないと出走できません。次走予定が立たず今週の追い切りは体を緩めないように行っていましたが、木曜日の出馬状況を見て1度ビッグレッドファーム鉾田に出すことになりました。近日中にも出発する予定にしています。

* * *

今回の地震で、多くの競走馬が出走レースの変更を余儀なくされましたが、クラッチもその一頭。本来なら先週出走予定でしたが、出走の目処がつかなくなってしまいました。。。致し方ありません。

クラッチはまだ冬毛が残っていたり、状態はまだ万全ではなかったようなので少し間を空けて調整するのもいいかもしれません。

2011/03/15

2歳馬の馬名決定

待ちに待った2歳馬の馬名が発表されました。ウチの2歳牝馬の3人娘は2頭が決定。バムバイの09はマル外なので手続きが国産とは異なるためにもう少し時間がかかるようです。

コスモキララの09 → マイネアルナイル (つる座のα星)

キララ(星空がキラキラ)ということで、天文関係からの名付けになったのだと思いましたが、調べているとアルナイルはアラビア語で「輝くもの」という意味だそうで、こちらの方がキララとダイレクトに結びつきますね。意味的にはなかなか気に入りました。まだアルナイルは言いにくい感じがしますが、そのうち慣れるでしょう。愛称は「アルナ」かな?

パツィエンザの09 → マイネパティ (人名)

母の名前の語感からの連想でしょうか。綴りは現段階では分からないけど、Patti、またはPattyかな。人名なので意味はないですが、可愛くて親しみやすい名前だと思います。みんなからもすぐ憶えられそうです。

私もそれぞれに2通ずつ応募していたのですが、残念ながら不採用。。。でも、他の方が付けてくれたこれらの名前も良さそうです。まだバムバイの09は未決定なので、採用される可能性は残ってはいますが、、、3年連続の採用は何だか難しそうな予感がしてきました。

2011/03/14

大震災と競馬

金曜の昼に起きた大地震。マグニチュードも9.0と修正され、まさに日本史上最悪の大災害となってしまいました。テレビで津波で街が流される映像などを見るたびに胸が痛みます。今は少しでも多くの方々の命が助かるよう、そして一日も早い復興を願っています。

今日は本来ならショコラーデが出走予定だったフィリーズレビュー。楽しみにしていたのですが、こんな状況なので、今週の競馬が土日共に中止となってしまったのはやむを得ないところです。美浦、そしてラフィアンでは北海道と鉾田の馬達や人達も無事なのは不幸中の幸いです。鉾田は停電が起こっていたようですが今晩復旧したようです。

あとは、ラフィアンのサイトのサーバーがなんと仙台にあったようなので、未だにダウンしたままです。(テレフォンサービスを使えば分かるのですが)愛馬達も近況も分からないので、ウチのサイトも更新は延期します。

競馬を含め、あらゆる経済活動が通常状態で行うように努めることも、巡り巡って震災地の復興に繋がるはずです。日本中の人が心から競馬を楽しむ。この今まで当たり前と思えていた日常に早く戻れることを祈っています。

2011/03/11

マイネルラヴ 今年は狙い目?

マイネルラヴは私がラフィアンに入る前から好きな競争馬でもありましたし、私がラフィアンに入って初めて牧場に行って、初めて種牡馬として接した馬もマイネルラヴでした。それはもう10年近く前の春のことでちょうど初年度産駒が誕生し始めていた頃の話です。

彼が私の上着を掴んで引っ張ってくるので綱引きで遊んだのですが、その前に触れていた1歳や2歳馬達とのパワーの違いに素直に関心したものです。BRFブログによると人を襲うこともあるみたいですね。私の時は機嫌がよかったのでしょうか。

その訪問時に産まれたばかりのとっておきのラヴ産駒を見せてもらいました。母は凱旋門賞2着のマジックナイト、後のマイネルデュナトスです。そして、その時の出会いからかデュナトスに出資することにもなります。今のところ私の最初で最後のラヴ産駒の愛馬です。残念ながら馬体が大きすぎて脚元に不安を抱え大成することはできませんでしたが。

ラヴの初年度産駒(02年産)はデュナトスを含めラフィアンでもそれなりの数が募集馬に入ります。初年度産駒は大活躍して、ニュージーランドトロフィーを勝ったマイネルハーティーを始めマイネルでも多く勝ち上がり、マイネショコラーデの母で小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチ、北九州記念勝ちのコスモフォーチュンも出ました。

その後も産駒は短距離で堅実に活躍し、そして06年産のゲットフルマークスとダブルウェッジが重賞勝ちし、その直後の08年のラヴの種付けは過去最高の175頭を記録しました(生産頭数は120、血統登録は109)。

ビッグレッドではここ数年はラヴの種付けをほとんどしていません。10年産の現1歳世代ではわずか1頭(ティーボールの10)のみ。その理由を総帥に尋ねると「ダービーを取りたいから。ラヴは距離がもたない。」とのこと。社長も「自家生産は減ったけど、種付け数は大きく増えたので外からいい産駒を買ってくる。」だとか。

今年募集の1歳は、前述のラヴ種付け数が過去最高を記録した世代。量が増えれば必然と質も上がるもの。ロージズインメイとコンデュイットの狭間で目玉種牡馬のいない今年の募集馬。久々にマイネルラヴにも注目しています。ただし、社長が外からラヴ産駒を買ってきてくれていれば話となりますが。。。ちなみにこの翌年の種付けは85頭まで減少。。ラヴもなんとかまた大物を出したいところでしょう。
_______

2011.3.18 記
現段階では、BRFは当歳時のセリや庭先でラヴ産駒は買っていなくて、牧場にいる1歳は上記のティーボールだけみたいです。買うなら今年のセレクションセールやサマーセールの1歳ということでしょう。ラヴ産駒の狙い目は今年の2時募集になりそうですね。



2011/03/10

メガロス 逞しくなったかな

日曜日のレースでメガロスが3着になり、翌日のBRFのブログで紹介してもらいました。そこでのメガロスの画像が印象的だったので、画像を少しご拝借。

私の現在Twitterのアイコンで使っている画像は、実はメガロスの1歳時のものです。夏のツアーのときにBRFで撮りました。なんだか可愛くて気にっています。2枚とも正面からのものなので並べてみました。

左の1歳時はなんとなくあどけなさのある幼顔。そして右側はおそらく入厩前の2歳時かな?随分と大人っぽくなっています。身体の幅も大きく増して、なかなか男前になりましたね。成長期の一年で見違えました。でも、額の特徴的な星はまったく変わりません。

メガロス、特に焦ってはいないけど、やっぱり早く勝ち上がっておくれ。



2011/03/07

メガロス 3着 惜しい

レースは見ることができていないのですが、好位2番手を進み早め抜けだすも、最後に2頭に交わされるという展開だったのでしょうか。タイム差なしの3着、惜しかったです。でもメガロスも丹内騎手も頑張ってくれました。

ブリンカーの効果があったのかもしれませんが、現状では1200が合っているのでしょうね。権利が取れたので次は除外なしで行けます。近いうちに勝ち上がってほしいです。

それにしても、うちの現役愛馬達(みんな吉田厩舎)、クラッチ、ショコラーデ、そしてメガロスは揃って適正距離がマイル以下で、逃げに近い先行馬タイプ。みんなスピード馬。特に狙って出資したわけではないのですが好きなタイプではあります。

(fromRaceCourseより)
丹内騎手「迫力のある馬っぷり。返し馬の感触から良い感じだった。4コーナーで気を抜いてふわっとしたが、肩ステッキを入れたらハミを取り直してくれた。もうひとふんばりだったのだが…。結果を出せなかったのが残念。悔しい」

2011/03/06

メガロス 4戦目 ブリンカーを試す

(ラフィアン近況)
3/4 金
マイネルメガロスは、6日(日)、小倉4Rの芝1200mに丹内騎手で出走します。追い切りでふわっとしがちだったことから、水曜日の追い切りでブリンカーを試してみました。馬場が悪かったうえ出走を視野に無理をしなかったこともあってラスト1ハロンの時計は目立ちませんが、ゴールをしてからも気を抜かずにしっかり走っていたとのこと。レースで装着することになりました。吉田師は「追い切りの動きは良い。メンバーもそれほど強くはないし、新馬の条件に戻って何とか巻き返したい」と話していました。

* * *

残念ながら、現地観戦どころか用事があって映像もライブで見られない明日。。。確かにマイルよりは1200の方が良さそうだし、前走よりもメンバー的にも楽です。ブリンカーの効果にも期待して前走11着からの巻き返ですね。

ショコラーデ フィリーズレビューは和田騎手

(BRFレポート)

2/7

ショコラーデは現在CVFにて順調に調教を行っています。現在は坂路2本をメインに週1~2回ほど3本を取り入れて調整しています。先月に比べて馬体も引き締まり、毛ヅヤも良好で体調の良さがうかがえます。併走でのスポード調教もこなし、徐々に仕上がってきました。追い切りを消化しても落ち着いて調教をこなせているので、レースに行ってもムキにならず走ってくれれば、距離延長にも対応できると思います。

 

(ラフィアン近況)

2/25 金

マイネショコラーデは、23日(水)、栗東の吉田厩舎に入厩しました。熱発等のアクシデントもなく、無事に到着。翌日はなみ脚中心の調整で、25日(金)には坂路を登坂させました。吉田調教師は「もうひと絞りできそうな体つき。坂路では行きっぷりが良くて抑えるのが難しいくらい。週末に坂路で追い切る予定」と語っています。3月13日、阪神のフィリーズレビューが目標です。

 

3/4 金

マイネショコラーデは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。前へ前へという気持ちが強く、行き出すとかなりの勢いです。2歳時よりもパワーアップしているから余計、抑えるのが大変。吉田師は「引っ掛かってしまう点は課題だが、動きはかなり良い。2日(水)の追い切りは余力を残したもの。あすはウッドコースに入って6ハロンからタイムを出す予定」と話していました。13日(日)のフィリーズレビュー・芝1400mに和田騎手で出走する予定です。

 

* * *

本日のチューリップ賞はレーヴディソールが圧勝。そして本賞金1000万以下の馬が2,3着で、ショコラーデは現在、桜花賞出走はボーダーライン上です。なんとかフィリーズレビューで権利を取って欲しいところです。それにしても、例え桜花賞に出走できたとしてもレーヴディソールにような怪物を相手にしなくてはいけないとは。。。あと、このレースの5着はショコラーデの新馬戦で2着だったビッグスマイルが2着と差のない5着でした。

現在は吉田厩舎ですこぶる順調に調整中。本当なら次走はトライアルなので少し余裕残しの仕上げの方が桜花賞を睨むのなら良いかもしれませんが、出走できなくては元も子もないのできっちり仕上げて出てくるでしょう。

パワーアップしてて行きっぷりが良いのは頼もしいけど、ショコラーデはこの性格からしてやはりスプリントの方が合っているのでしょう。でも1600はともかく今回は1400なのでこなしてくれると思います。これまでの3戦に騎乗している和田騎手なので、ショコラーデの掛かりぐせも把握しているはず。うまくなだめて乗ってくれると思います。

クラッチ 巻き返せるか

(ラフィアン近況)

2/25 金
マイネルクラッチは、京都競馬場からトレセンに戻り、23日(水)に宇治田原優駿ステーブルに移動しました。きょうから坂路とトラックコースでの乗り込みを開始しています。現在、吉田厩舎が混雑した状況。次走については検討中です。
3/4 金
マイネルクラッチは、2日(水)に宇治田原優駿ステーブルから栗東の吉田厩舎へ移動しました。さっそく木曜日から馬場入りを開始しており、きょう金曜日には坂路で追い切りを消化。4ハロン54.5秒をマークしました。ラップはエラーでしたが、終い重点でラストは一杯に追っています。吉田師は「モニターで見ていてラストは13秒前後だと思う。順調ですよ」とコメント。13日(日)、阪神の丹波特別・芝1600mに出走を予定しています。和田騎手には先約があり、幸騎手が騎乗停止中ということで酒井騎手に声をかけています。

* * *

ラフィアンも関東は鉾田オンリーですが、栗東所属馬なら短期の調整のために外部のトレーニング施設を使うようになってきましたね。クラッチも一週間ほど移動。

クラッチが入厩したことで、現在吉田厩舎にショコラーデ、メガロスとともに愛馬3頭が揃っています。メガロスは明日出走で、ショコラーデとクラッチは来週の日曜日に出走予定。特別レースに同日2頭出走は初めてのこと。しかも地元の阪神競馬場。幸せな感じです。クラッチの巻き返しに期待します。

2011/03/02

ダーレーの戦略的種牡馬 コマンズ

かつては海外で走った種牡馬がメインでしたが、アドマイヤムーンやディープスカイなど日本の馬も導入しより多彩で魅力的なラインナップを提供しているダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックス

出資馬であるパツィエンザの09の父ザールも私の注目の種牡馬ですが、今回取り上げてみたいのはコマンズです。豪州からのシャトル種牡馬で昨年もオーストラリアから日本にやってきています。今年も再来日して2年のシーズンとなります。

以下抜粋
「コマンズは、父Danehill、母Cotehele House(母父My Swanee)という血統で、全兄に豪チャンピオンホースDanewinが、おじにG1競走10勝馬Octagonalがいる良血馬。本馬は、STCミサイルS(豪G3)など通算15戦4勝(重賞1勝)という成績をあげ、種牡馬としては2010年にエレウォンやスキルドが新たにG1馬として加わり、通算でG1馬6頭を輩出している。今年も既に10頭のステークスウィナー(ステークス勝馬頭数は豪州1位)を輩出し、豪州種牡馬リーディング第3位に躍進している。」

このコマンズですが、今年の種付け料も昨年と同様に500万円とかなり高額に設定されています。これはキングカメハメハ、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェらと同額。400万のネオユニヴァースやダイワメジャーよりも上です。ダーレー・ジャパン内でも最高額の種牡馬です。

父デインヒルということでオーストラリアで大人気種牡馬で実績も十分ということはわかりますが、あくまでも短距離種牡馬。日本ではあまり人気になりそうにありません。しかしこれはオーストラリアで高額な手前、日本でも表向きは安くできないということで、実は値引きの裏料金があるという噂ですが。。。

昨年は64頭に種付けをし、うち58頭がダーレーの繁殖だということで外部の種付けは少数です。今年も50頭以上の種付けを予定しているとのこと。ここであれ?と思うのは外部の少なさではなく、ダーレーの種付け数。現1歳のダーレーの生産馬を見てみると全90頭で半数以上は同ファームの種牡馬ですが、アグネスタキオンなど外部の種牡馬も積極的に取り入れバランスの良いラインナップに見えます。それを自家繁殖の半数以上にコマンズをつける大幅な方針転換です。

これの意味するところはなんでしょう。明らかに日本の中距離のクラシックを狙うつもりではなさそうです。恐らくサンデー系をはじめ中距離重視の社台グループに正面から立ち向かうのではなく、逆に手薄な分野である短距離路線で勢力を伸ばそうとしているのでしょうか?だとしたら賢明な作戦だと思います。真意は分かりませんが興味深いです。

ところでコマンズの兄はチャンピオンになった競走馬ですが、コマンズ自身はG3を一つ勝ったのみで競走馬としては大成したとまでは言えません。それでもこんな大種牡馬になっています。フェアリーキングのように海外ではよく聞く話ですが、日本ではまず聞きませんね。そういう意味でディープの全弟オンファイア(G3で3着)は注目していますね。

コスモキララ なかなか良さそう

(BRFレポート)

2/8

コスモキララの09は現在、明和にて坂路調教を行っています。休養明け当初は、やんちゃな面を見せていましたが、今は人の言う事をだいぶ聞いてくれるようになりました。精神的に少し成長したのかと感じます。坂路では、低いフォームでなかなか良い走りをしていて、いい感じに仕上がって行きます。今後もしばらくは、坂路調教を進めてゆきます。

 

(ラフィアン近況)

3/1 火

コスモキララの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。馬装に関しては、多少気を配ってあげる程度で手が掛からなくなりました。週1〜2度強い調教を織りまぜていて、たまたまMホコモモラのリードホースになった際は4ハロン59秒をマーク。その後も60秒前後を計時していて、まずまずの動きを見せています。時々臆病な性格が出ることがあるので慣れて克服して欲しいものです。

* * *

今回は、満口でない2歳馬が募集締切り前に、前倒しで近況更新となったので、満口だったコスモキララはウチの他の2歳馬2頭より遅れての更新となりました。ついでに全馬前倒しでもいいような気もするのですが。

パツィエンザとハムバイが小さい馬体で少し心配しているなかで、キララはその点は安心です。気性の方もだいぶ改善されてきたみたいでよかったです。坂路での動きもなかなか良さそうな感じ。楽しみです。


2011/03/01

ハムバイ 乗り味がいい

(BRFレポート)

2/8

ハムバイの09は現在、明和にて順調に調教を行っています。体重は400キロそこそこの薄手の馬体ですが、しっかりとした背中の感触で非力な感じはありません。女の子らしく少し繊細な面はありますが、調教のペースが上がってもしっかりと飼い葉を食べることができているので、調教が実になってこれからどんどん良くなってきそうな手応えを持っています。

 

(ラフィアン近況)

2/25 金

ハムバイの09は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。順調に乗り込まれてきたこともあり、先週から普通放牧で軽く一息入れています。2週間前後の休養を予定しているので、早ければ今週末、来週にも調教を始められるでしょう。リラックスできているようで馬体重が413キロにまで回復しました。背中の感触がとても良く、小柄ながら坂路で良い動きを見せていた馬です。エルフィンSを勝って桜花賞へ名乗りを挙げたマルセリーナは姪にあたり、同馬も日本の速い馬場に適性があると見ています。

* * *

本日が09世代の募集の締切でした。特別募集馬の2頭はエイミービーダンシングの09の方は満口になり、本馬はおそらく24口売れたようです。随分と人気で差がでましたね。やはり最近の同じ父系のコスモファントムの活躍、牝馬なのに牡馬より高い価格面、近況での動きの良さがエイミービーダンシングの09を後押ししたのでしょう。

先日のラフィアン親睦会で、「特別募集馬の2頭はとても良い」という評判を聞きました。社長も自信をもっているらしいですが・・・。会報の馬恋募にちょうどハムバイの09のことが取り上げられていました。社長曰く「全身が使える馬ですね。柔軟性があるので、みんな『乗り味がいい』って言ってくれます。切れ味のあるタイプと見てますけど。」とあります。

また、この2頭はとても対照的とも言われています。エイミービーダンシングの09の方はガンガン行くスピードタイプ。ハムバイの09はマイルより長い方が良い中距離タイプでしょうか。ぜひ今の評判通りに順調に成長していってほしいところです。馬体がどこまで大きくなってくれるかですね。
 

パツィエンザ 変わらず平均的に

(BRFレポート)
2/8 
パツィエンザの09はCVF本場にで1月後半から調教を再開しました。再開時の体重は414キロでしたが、見た目は重苦しい感じです。坂路2本の調教に加え、ゲート練習も行い、今のところ問題なく進入、停止、通過しています。調教中は基本大人しく手のかからない彼女ですが、嫌いな馬が近づくとお尻を向けて蹴ろうとしたり気の強さを出します。これが負けん気の強さにつながってくれればと期待しています。

(ラフィアン近況)
2/25 金
パツィエンザの09は、コスモヴューファームに滞在中。同馬も他の牝馬たち同様に1月下旬から乗り込んできたことで、このタイミングで完全休養させることに。中間のゲート練習では前後の扉を閉めての駐立まで終わりました。稽古でも平均的には動けているのですが、主任は「バランスの良い馬体。もう少し切れが出て動きにメリハリが付けば」と望んでいます。馬体重は396キロ。23日(水)から普通放牧を行っています。

* * *

パツィエンザは相変わらず良くも悪くも目立たず順調なようです。ここまで怪我なく順調に、しかも気性が良いことは喜ぶべきことですが、動きに関しては少し物足りなく感じます。

先日、TwitterでCVFのYさんにパツィエンザのことを聞いてみると、
「パツェンザ09も素直な性格で、手の掛からないいい子ですよ
乗り込みも進んだので、放牧させてあげようと考えています。」

とのことです。やはり今のところ動きは目立たない仔のようです。

やはり馬体の小ささは気になりますので、今回の放牧で少しでも馬体重が増えて成長してほしいところです。